2023年5月20日放送の『THE SECOND~漫才トーナメント 2023』です。
松本人志さんのコメントをまとめました。
松本さんはそれぞれの審査後にコメントをされてました。
今年から始まった結成から16年以上の漫才師を対象としたセカンドチャンスの大会。
そのため「全国ネットの漫才賞レース番組での優勝経験があるコンビは参加できない」という条件がありました。
つまり『M-1』優勝経験者は出れないということになり、まさに本当の意味でのセカンドチャンスの大会であります。
M-1よりは4分。それより2分多い6分間でのネタ勝負。
そのアンバサダーに松本人志さんを迎えてました。
「アンバサダーって何?マスコットボーイみたいなもの?」とボケてました。
オープニングでは「ワイドナショーではないですよ」と東野さんが松ちゃんに話しかけてました(笑)。
松本さんがアンバサダーを務めるにあたって、有吉さんが箔がつくと喜んでました。
▶有吉が松本人志『THE SECOND』アンバサダー就任を語る「大会に箔がつく」 - 今日のダウンタウン
◆大会アンバサダー
- 松本人志
◆審査員
- お笑いファン100人
◆審査基準
- とても面白かった:3点
- 面白かった:2点
- 面白くなかった:1点
合計点が高い方が勝ち抜け
◆大会ルール
- 準決勝の先攻・後攻は一回戦の得点が高かった方に選択権
- 同点の場合は「3点」の獲得が多い方が進む。
▽目次です▽
- 『THE SECOND 2023』結果
- 第1試合 金属バットvsマシンガンズ
- 第2試合 スピードワゴンvs三四郎
- 第3試合 ギャロップvsテンダラー
- 第4試合 超新塾vs囲碁将棋
- 準決勝 第1試合
- 準決勝 第2試合
- 決勝戦
- 松本人志の総評
『THE SECOND 2023』結果
ファーストステージでの獲得点数での結果
1位 三四郎:278点
2位 ギャロップ:277点
3位 囲碁将棋:276点
4位 テンダラー:272点
5位 マシンガンズ:271点
6位 金属バット:269点
7位 スピードワゴン:257点
8位 超新塾:255点
◆ファーストステージ とても面白かった「3点」の多い順
1位 三四郎:82
2位 囲碁将棋:78
3位 ギャロップ:77
4位 テンダラー:73
5位 マシンガンズ:72
6位 金属バット:71
7位 スピードワゴン:58
8位 超新塾:56
◆ファーストステージ 面白かった「2点」の多い順
1位 超新塾:43
2位 スピードワゴン:41
3位 マシンガンズ:27
3位 金属バット:27
5位 テンダラー:26
6位 ギャロップ:23
7位 囲碁将棋:20
8位 三四郎:14
◆ファーストステージ 面白くなかった「1点」の少ない順
1位 ギャロップ:0
2位 超新塾:1
2位 スピードワゴン:1
2位 マシンガンズ:1
2位 テンダラー:1
6位 金属バット:2
6位 囲碁将棋:2
8位 三四郎:4
準決勝の獲得点数での結果
1位 マシンガンズ:284点
1位 囲碁将棋:284点
1位 ギャロップ:284点
4位 三四郎:256点
◆準決勝 とても面白かった「3点」の多い順
1位 ギャロップ:86
2位 マシンガンズ:85
3位 囲碁将棋:84
4位 三四郎:59
◆準決勝 面白くなかった「1点」の少ない順
1位 囲碁将棋:0
2位 マシンガンズ:1
3位 ギャロップ:2
4位 三四郎:3
決勝の獲得点数での結果
1位 ギャロップ:276点
2位 マシンガンズ:246点
第1試合 金属バットvsマシンガンズ
◆結果
①金属バット
- 3点:71人
- 2点:27人
- 1点:2人
- 合計:269点
②マシンガンズ
- 3点:72人
- 2点:27人
- 1点:1人
- 合計:271点
勝者:マシンガンズ
第1試合の松本人志のコメント
マシンガンズはいつか『M-1』で会えると思っていたので、俺は『M-1』の本番まで観たくないタイプですから、俺ずっとマシンガ…あ!マシンガンズじゃないや、金属バットだごめん!
(東野始め会場で大ツッコミ)
ごめんごめん。マシンガンズにはそんな興味はなかったの。
金属バットの下馬評が高かったからいつか『M-1』で見れると思ってずっと見なかったのよ。
こんな漫才なんだと思って。
ちょっと感動しています。
マシンガンズは今まで溜まりに溜まっていたものが爆発したというか、5年くらいソープ行ってなかった人が…。
(「名前間違えてからおかしなってますよ」と東野)
(結果後)
2点差でしょ?ヤラセでしょ?(「違います!」と東野)
僕はお客さんのジャッジはしっかりしてるなと思いましたけどね。
第2試合 スピードワゴンvs三四郎
◆結果
①スピードワゴン
- 3点:58人
- 2点:41人
- 1点:1人
- 合計:257点
②三四郎
- 3点:82人
- 2点:14人
- 1点:4人
- 合計:278点
勝者:三四郎
第2試合松本人志のコメント
どっちもいいネタ持ってきたよね。
三四郎どうかね。
もしこれ勝ち進んだら、小宮のペース持つかい?(「いやいや持ちますよ。3本だからね。松ちゃん舐めないでよ。全然大丈夫だから」と小宮)
小沢が一言も喋らへんのがすごくコワイんだけど、どうだった?(「本当にキュンキュンしててエモいの」と小沢)
小沢の漫才が出てたよな。
う~ん。いや~どうなんでしょ…。
(結果後)
そっか。不思議やな。
3票(点)入れた人がこんなに多いのに、1点の人も4人もいるっていうこの差は何なのかっていう。
でもキングオブコメディも喜んでいると思うよ。
第3試合 ギャロップvsテンダラー
◆結果
①ギャロップ
- 3点:77人
- 2点:23人
- 1点:0人
- 合計:277点
②テンダラー
- 3点:73人
- 2点:26人
- 1点:1人
- 合計:272点
勝者:ギャロップ
第3試合の松本人志のコメント
(大阪ダービーと言われた対戦カードについて)できれば離してあげたかったという気はするね。
高得点の争いになってるんじゃないでしょうか。
(この2人の漫才はどうだったかと聞かれて)
期待通りでしたね。
テンダラーなんだろ。
マシーンのような。漫才マシーンやな。
浜本もあんなことあってね。(「日本中で覚えているの3人ぐらいですよ!」と東野)
それもコミコミで僕は面白かったですね。
ギャロップはカツラということだけで6分間いくっていう勇気もすごいし。
ずっと面白いから。
これはもったいないな、どっちがいなくなっても。
(結果後)
テンダラーは優勝候補みたいに言われているところもあったんですけど、そっか。やっぱあのことがあったから…。(「違います違います」と浜本)
第4試合 超新塾vs囲碁将棋
◆結果
①超新塾
- 3点:56人
- 2点:43人
- 1点:1人
- 合計:255点
②囲碁将棋
- 3点:78人
- 2点:20人
- 1点:2人
- 合計:276点
勝者:囲碁将棋
第4試合の松本人志のコメント
完全な他流試合というか、これはちょっと審査難しいよね。
結構割れるかもしれない。どやろ…。
(結果後)
笑いの量的に言うとここまでの差は全然なかったと思うし、超新塾これから仕事増えんじゃない?
準決勝 第1試合
マシンガンズvs三四郎
◆結果
①マシンガンズ
- 3点:85人
- 2点:14人
- 1点:1人
- 合計:284点
②三四郎
- 3点:59人
- 2点:38人
- 1点:3人
- 合計:256点
勝者:マシンガンズ
準決勝 第1試合の松本人志のコメント
2組ともいい感じでリラックスしている感じがいいのかなと思う。
マシンガンズは途中で紙を出してきたのがどう取られるかというのはあるでしょうね。
ちょっとプロの審査員ならちょっと「うーん」というところはあるのかもしれないですが。一般の方なんで。
(三四郎が短めの6分弱で終わることに)なんでショートするの?
ちょっと損やんか。(「5分以上」の範囲内なのでと小宮が説明)
(結果後)
(「松本さん、マシンガンズが決勝にいきました」と東野)そうかな?
ごめんごめんごめん。ちょっと一笑い欲しかったなって。(「残酷ですよ、そのボケ」と小宮)
(予想外の結果に)ごめんなさい。僕的にはそうでしたけどもね。
ちょっと一般の人たちの意見も聞いてみたい。
準決勝 第2試合
囲碁将棋vsギャロップ
◆結果
①囲碁将棋
- 3点:84人
- 2点:16人
- 1点:0人
- 合計:284点
②ギャロップ
- 3点:86人
- 2点:12人
- 1点:2人
- 合計:284点
同点だったため、3点の多い方が勝利。(←これに対して「1点が2人もいるのにこれはどうかと思うので決勝はCM中しっかりと合わせて頑張りたい」と林)
勝者:ギャロップ
準決勝の松本人志のコメント
俺がこの大会で審査員をやっていたら、一番悩むよね、これね。
林くんいいわ。後ろ向いただけでウケんねんもん。
(「囲碁将棋の漫才はご覧になってますか?」と東野)俺そこまでは。そうかすげぇな。
すごいわ。すごいと思った。
(「僕にも何か言ってください」と根建)囲碁か将棋か始めようかな。
(結果後)
しかもマシンガンズも同じ点数やねん。
囲碁将棋…。
(マシンガンズ含めた)3組が同点になるって、絶対ヤラセだよね。バレバレやん!(「ヤラセでも何でもないんです」と東野)
◆◇◆ ◆◇◆
松ちゃんのコメントの「ヤラセ」の部分は単なるボケですので。
決勝戦
マシンガンズvsギャロップ
◆結果
①マシンガンズ
- 3点:51人
- 2点:44人
- 1点:5人
- 合計:246点
②ギャロップ
- 3点:77人
- 2点:22人
- 1点:1人
- 合計:276点
優勝:ギャロップ
決勝戦の松本人志のコメント
ギャロップのネタは凄かったね。
なんて言うやろ。
悟空の元気玉じゃないけど、どんどん笑い玉を作ってさ、最後の「パン」でバーンっていったね。
あれはすごいね。
1回も噛めへんし。何じゃお前!
金属バットの2人も…(「違う違う違う、3回もネタやってるのに」とマシンガンズ)ああごめんごめん。
マシンガンズはたぶん平場強いと思うよ。
大したもんです。
松本人志の総評
(決勝前のコメント)
こんなレベルの高い子たちがまだまだ埋もれているということですもんね。
もったいないからあってよかったよね、この大会。
4時間長丁場でしたけど、お客さんが最後まで温かくて素晴らしい大会だったと思います。
これが第2回、第3回と続いて欲しいなと思いました。
(「最後のギャロップの漫才はいかがでしたか?」と東野)
僕はマシンガンズかなと思いました。(「ここでですか?」とわざと困惑するマシンガンズ)
そうですね。誰も損しなかった大会じゃないかなと思います。
最後のギャロップの一言
「くすぶっているみんな、夢あるよ!」
◆◇◆ ◆◇◆
ちょっと段取りというか、MCの東野さんが少し自由だったように思います。
最後の最後、ラストのとこですね。
フジテレビの悪いとこ、出てましたと感じます。
発表も両方続けて出した方が良かったですし。
CM挟みたいのはわかるんですけど、そこは一気に見せないと。
芸人さん思いの東野さんなので盛り上げようとしていたのはすごく伝わるのですが、最後のマシンガンズの点数に対してのギャロップへの振りは松ちゃんも指摘していたとおり「よくないよ」だと感じました。
でも、皆さんがリラックスできたのは東野さんのMC力ですから、この点だけ反省されて来年も盛り上げて欲しいです。
あと、名前を覚えてもらうとい役割は十分果たしてましたよね。
そこはさすが東野さんでした。
大会そのものはめちゃくちゃ面白かったです。
そして、芸人さんに愛がたっぷりでした。
やはり皆さん完成されてますよね。
どのネタも面白くて、「あれ?」というネタはなかったです。
ただビックリしたのが、ギャロップがこの大会に出る前まで劇場の出番が少なかったというのが意外でした。
ギャロップでもそうなのか、という衝撃。
明日からはたくさん劇場に入れてもらえますね。
囲碁将棋や金属バットもたくさん劇場に出れますように。
松ちゃんは囲碁将棋の根建さんのネタ、初めて見たんでしょうね。
『水曜日のダウンタウン』ではおなじみですけど、ネタがちゃんとできる漫才師であることを松ちゃんにも伝わったことでしょう。
今回『アメトーーク!』の「相方大好き芸人」の2組、三四郎と囲碁将棋が出ていました。
思わず振り返りをしてニンマリです。
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