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アメトーーク「賞レース2本目やっちまった芸人」さや香・新山の見せ算愛が爆発 ロッチ中岡がずっと後悔していること

2024年3月21日の『アメトーーク!』です。
今回のテーマは前回に続いて「賞レース2本目やっちまった芸人」の後半です。

 

ぶっちゃけさや香は自分の意志でM-1終わらそうとやりたいネタをやるために、決戦にあがるようのネタを1年間頑張って作ってきたのでちょっと視点は違うのですが、それをどのように新山さんがプレゼンするのかが楽しみでした。

 

あとその他のあるあるとかエピソードも楽しみでした。


◆賞レース2本目やっちまった芸人

  • チョコレートプラネット(長田庄平、松尾駿)
  • 笑い飯(西田幸治、哲夫)
  • ロッチ(コカドケンタロウ、中岡創一)
  • さや香(新山、石井)

 

◆ゲスト

  • 三村マサカズ(さまぁ~ず)
  • 塙宣之(ナイツ)


▽目次です▽

 

「見せ算」のさや香のやっちまったM-1

  1. さや香の賞レースはM-1
  2. 2022年:準優勝⇒決勝は「667点」で1位通過。
  3. 2023年:優勝候補⇒前年準優勝のためガチガチの優勝候補と言われた。
  4. 出順は3番目。
  5. 決勝のネタは「ブラジル人留学生 エンゾ(ホームステイ)」
  6. ネタそのものの出来はよかったが反応があまり良くなかった。⇒最初の「引っ越そうと思っている」の部分で、M-1ではこのネタ史上1番ウケなかった。空気が重かった⇒新山が力入れた時に笑いが来たため、笑いを逃さないようにギアを入れた⇒石井も気合入れすぎて目をひん剥いてしまったほど。⇒「ギア入れてよかった、一気に空気が変わった」と塙。
  7. 決勝ファーストステージの得点は「659点」⇒全員93点以上の高得点だったが、松本だけが89点。さや香の中での基準点は660点。この点数であれば決戦にいけると思える点数。
  8. 新山は松本が低い点数を出したのを見て、「これは(次のネタの)フリになる」と思った。⇒2本目で全然違うことをやるので「松本さんええフリ作ってくれましたね」と思っていた。⇒見せ算には自信を持っていた!⇒「幅の見せどころやな」と西田も理解。⇒「松本さん、2本目幅ですよ~」と新山。
  9. 上位3組に残り決戦へ⇒「やっと見せ算出来る」
  10. 見せ算をちょっとやってみせる⇒「なんでここでもこんな空気感なるんですか?現場ココなのよ、事故現場!」と新山⇒M-1の会場とアメトーークの収録場所は一緒。
  11. 見せ算は「説明」というネタ。
  12. 見せ算はNGKでもやるネタ。⇒適当に観てウケるネタ。
  13. 決戦の出順もトリを選んだ⇒「僕はやっぱり見せ算を信じてるんですよ」と新山。⇒本当に好きだから最後に持ってきたい。「おもろいと確信しているんです、なんと言われようと!」と続ける新山。
  14. 令和ロマンとヤーレンズはボケ数が多く、テンポもよかった。⇒「見せ算ちゃうっぽい」と気づいた。
  15. 2023年のM-1は間が待てない空気だった。⇒カベポスターのようなゆっくりなタイプも不利だった。
  16. さや香なりのいつもの見せ算の笑いの起こるグラフを作成⇒ちゃんとウケていたことを説明⇒M-1には全く当てはまらず。
  17. 「スポンサーついてるのかなと思うくらい。会計ソフトのスポンサーとか」と不思議に思う塙。⇒石井は親戚から「あのネタって誰かにやらされたの?」と言われた。
  18. 石井はこのネタをやっているとウケていく新山の背中が大きく見える。⇒M-1では小さくなっていった。⇒それは石井の魂が抜けて遠くからみていたからと新山。⇒新山自身も魂抜けそうになりそうだったが踏ん張った。
  19. 新山はもはやテレビを見ている誰かに「見せ算届け」と思ってやり切った。会場の目の前のお客さんはもう知らん。テレビの向こうの誰かへ届け!
  20. ゼロ笑いの男性がいた⇒「そうなったら心が折れへん?」と長田⇒「負けたらアカンと思って。ヘコたれへんと思って」と新山⇒すごいメンタルだと感心する長田。
  21. ファーストステージで98点をつけた山田邦子が頭を抱えていた。
  22. 最後は結果がわかっているので、令和ロマンとヤーレンズのどっちかなと思っていた。「どっちかなとドキドキした」優勝がないと確信。
  23. 逆に誰かがさや香に入れたらどうしようとは思った。「炎上させてしまう」⇒塙は他事務所だが吉本の審査員が入れたら「忖度した」と炎上しそうと審査員の心配をするほど冷静だった。
  24. 最後に山田邦子が「さや香の最後のネタ、全然良くなかった!」と言ってくれたので救われた⇒最後はさや香と山田邦子のトリオ漫才になっていた。

 

 

 

見せ算ありきだった2023年

  1. 見せ算は2023年1月からやると決めていた。
  2. 2017年にもM-1決勝出ているが悔しかったしムカついた⇒その悔しさをバネに2022年に再び決勝へ。⇒ウエストランドに負けて優勝は出来なかったが、準優勝といういい結果が出た。⇒悔しいやムカつくという気持ちはなくなった。
  3. そこで思いついたのが「見せ算」⇒昔からあったネタ。
  4. 2023年は2022年の「免許返納」のようなネタと1本と「見せ算」⇒幅を見せたかった。⇒「魔の幅」
  5. 見せ算をやるために1本仕上げた⇒それがエンゾくん。
  6. M-1アナザーストーリーで石井が「2本目は俺も汗かきたかった」と言っていたことに納得がいかない新山⇒一緒に落ちていってくれているのかと思っていたら、落ちたのは自分だけ。
  7. 石井はアナザーストーリーでいろいろインタビューされる中の1つの発言と弁明⇒「僕も全然後悔はないです。やりきったし」と石井は言った。⇒でも見せ算であまりにもウケていない状況が続くとすごく寒かった。体がキンキンに冷えたことのたとえ。
  8. 新山は「1月から決めていた」と言っていたが、実は石井は何も聞いていないM-1行く時も見せ算で行くからと一言も言われていない。
  9. 石井が知ったのはテレビの『やすとものいたって真剣です』の笑い飯・哲夫と新山のトーク⇒この時に新山が宣言していた。その部分はピー音が入り、テロップでも隠されていた⇒「何やこれ?」と思ったという石井⇒周りから聞いていた、見せ算を最近かけだしているから「これや」と石井が推測し合わせにいった。
  10. さや香は相談は元々せず⇒賞レース前にやるネタをかけていくのでそれに合わせていく。
  11. さや香の今後の展望は見せ算をどう進化させるか?
  12. M-1で見せ算をやった後、Xでいろんな見せ算を考え人が結構いた。⇒見せ算の可能性を再確認。
  13. みんな見せ算を知っているので導入部分もいらない⇒「見せ算2」が見えてきた。⇒「1が大成功して2やねん」とツッコむ長田。

 

賞レース2本目やっちまった4組の共通点

  1. 決勝進出3回以上で優勝候補
  2. 1本目のネタ順が良い
  3. 決勝1stステージが1位通過
  4. 2本目のネタ順が最後
  5. 最後に初出場コンビにまくられる:チョコプラ⇒ハナコ、ロッチ⇒コロチキ、笑い飯⇒パンクブーブー、さや香⇒令和ロマン
  6. 結果(単独)2位でもない
  7. ネタの幅を見せたがる

 

今だから言いたいこと

  1. 2本目なぜあのネタをやったとよく言われる⇒「ネタは絶対に悪くない!」と長田。
  2. よくわざとウケ狙いをしに行ったとも言われるがそんなわけない⇒優勝より伝説を狙うワケない。
  3. 長田は小道具をいっぱい出すネタだったので、小道具を出したかっただけと言われる⇒そんなワケない。
  4. 見せ算も好きでやっているのに、新山が1人で売れたいからやってると言われた⇒1本目のネタのようなボケツッコミ変えていくようなのもいいのでは?⇒「もう見せ算2出来てきてます?」と嬉しそうな新山。⇒アイデア出しじゃないとツッコまれる。
  5. チョコプラは2本目のネタは今でも面白いと思っている⇒「申し訳ないがあの時のお客さんが悪かった」⇒劇場でもう1回やってみたら同じようにスベった。
  6. 笑い飯はM-1でやったネタはやらない主義⇒やって欲しいとオファーがきたときだけやる。⇒「スポーツ(チンポジ)はやってない」と西田。⇒今回のアメトーークで2009年ぶりにチンポジネタをやった。「あらためておもろいネタだと思った」と哲夫。
  7. さや香はM-1後、1回だけ見せ算をやった⇒みんな知っているため客もノリノリだった⇒一方で見せ算を許さないという客もいる。
  8. キングオブコントの事前番組で、これまでのKOCで印象に残ったネタを芸人が言うという企画があった⇒1位か2位で「試着室」がオンエアされた。⇒松本は「ボクサーのネタ」と言った⇒事前番組で丸々放送された。⇒結果同じようにスベっていた。
  9. コカドはキックボクシングをやっていた時期にさまぁ~ずとロケがあった⇒車にグローブを積んでいたら、「もうダメだよ、これやっちゃ」とさまぁ~ずに言われた。
  10. 中岡はKOCの打ち上げで、審査員側の打ち上げに呼ばれた⇒そこでネタの説教をされ泣いてしまった⇒三村はその中岡の姿をSNSにあげた。
  11. ロッチが2本目のネタ中の時に、優勝を確信されたコロチキのマネージャーに仕事のオファーの電話が殺到。
  12. ナダルのVTRが流れる⇒ロッチの時に優勝したのがコロチキ⇒今コントを全然やっていない⇒「あの年はコロチキが優勝したのではなく、ロッチが失敗しただけ」と中岡。⇒「コロチキの優勝を剥奪してください!」⇒ロッチに優勝をくれではなく、「コロチキの優勝がなし!」
  13. KOCは2本用意しないといけない⇒前年のネタと組み合わせることができれば優勝出来たはず。⇒チョコプラの「意識高い系の棟梁」のネタがボツになれば違うネタができる⇒インテルをオチにしているので、そこがダメになれば変えられる⇒インテルがOK⇒結果「棟梁」
  14. さや香は「3位だったら(仮)」という仕事もなくなった⇒「3位ならあり、見せ算ならなしと書いてあったのかな?」と新山。
  15. 見せ算を1度やめてみたら?⇒「足し算でいこう」⇒新山が足し算でやってみせる⇒「新山式の塾を作っちゃえば?」と塙⇒「なんで僕、塾の経営者になってるんです?」と新山。
  16. M-1で本当に足し算やろうかと新山⇒1本目と2本目は同じようなネタがいいから1本目「足し算」なら2本目「引き算」でと哲夫⇒「それで勝ちあがれます?」と石井⇒「その場合、幅があった方がいいから割り算にします」と新山。

 

 

 

今後やっちまうかもしれない後輩たちへ

  • 長田「他の人に見てもらおう」⇒幅は見せたいのはわかっているが、その幅の加減がわからない。⇒客観的に複数人に見てもらう。⇒話を聞いて分析。
  • 新山「スーパーマラドーナ武智は当たる!」⇒武智から17回くらい見せ算を止めたと言われていた。⇒「見せ算で絶対ウケます」と言い切っていた新山。⇒「武智は当たります!」と悟った新山。
  • 中岡「ネタを作ってる人に意見するな」⇒ロッチの2本目のネタは意見が割れた⇒それが中岡の一番の後悔。
  • さや香の場合は芯が通って落ちてるのでロッチよりはマシ。納得いって負けている⇒中岡は作っている人に意見した上、マネージャーの意見を取り入れてマネージャーが髪の毛を切る⇒エラいことをしてしまったという後悔が大きい。
  • 中岡の2本目のネタで意見が割れた話をジュニアにした時も「考えられへん!せいじはネタのことは一言も言うてこうへん!」と言われた⇒それ聞いた瞬間、中岡は泣いた。
  • コカドのネタで負けていたら納得いったのに、折衷案で負けてしまったことが今でもすごく後悔しているという中岡。⇒これが一番つらい!⇒「響くなぁ」と石井。「確かに」と長田。
  • さらに「コカドくんは一言も責めてこない。それも辛い!」と中岡。
  • 意見が割れた時はネタ作っている方の意見に譲るでいいのでは、とコカド。⇒「いや、意見しない方がいい!」と中岡。
  • 逆を言えば、「ネタを作っている方が主張しろってことです」と続ける中岡⇒全員ビックリ!「怖っ!」⇒「俺への文句やった」とコカド。
  • 西田「初出場で優勝した方が絶対にいい」⇒一発で決める気がないと絶対に無理。⇒何回もやると絶対に幅を見せたくなる。
  • 哲夫「2本目以降にやっちまった芸人よりマシ」2本目ちゃんとやって優勝されたが、それ以降にやっちまった人もそこそこいる。
  • 2006年のM-1王者:チュートリアルは徳井が納税おこたる
  • 2004年のM-1王者:アンタッチャブルは柴田が10年ほどテレビに出られず
  • 2008年のM-1王者:NON STYLEは井上が当て逃げ事故を起こす⇒ネタの幅の方がマシという哲夫の持論。「車の幅よりネタの幅」
  • ロッチのボクサーネタはもうしないが、グローブを捨てられない⇒すでに呪物とスタジオでイジられる⇒新山がそのグローブで見せ算をやれと言われ、グローブはめて見せ算披露。


◆◇◆ ◆◇◆

 

呪物のグローブはめて見せ算をした新山さん(笑)。
M-1の優勝は二度とないということになるのでしょうか?


めちゃくちゃ面白かったです。
新山さんの見せ算への思いは過去のインタビューや映像でもわかっていましたが、あらためて一般の人にも知られるいい機会だったと思います。
石井さんの気持ちもちゃんと伝わりましたし、悪いさや香が一切なく、よくあるコンビの雰囲気に昇華させてましたしよかったと思います。

 

中岡さんのネタを作っている人の意見というところは、中岡さんがずっとトラウマになっていることなのでしょうね。
ずっと引っ掛かっていた部分というか。
それを責めなかったというコカドさんも優しい。
基本的に意見をちょうだいと言われたのであれば言えばいいと思いますが、ネタを作っている方が主導権になるのはしょうがないと思います。
そのネタで勝負したいという思いが強いのはネタを作っている方でしょうから。
そこの折り合いはコンビによって変わるにせよ、そこは大きいと思います。
あとはいろんな人の意見を聞くということも大事でしょうね。

 

今回も笑い飯の2人がしっかりと落としてました。
優勝も大事ですけど、人としても大事だよ、ということですよね。
何も言わなくてもと思うかもしれませんが今回言うことに意義があったと思います。

 

ちなみにさや香は見せ算への愛がいろいろ仕事に結びついているようで何よりです(笑)。
愛を貫くことも大事ということかな。


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