2023年12月7日放送の『プレバト才能ランキング』は「俳句・消しゴムはんこ」の査定でした。
俳句では幼い頃から芸能界で活躍するタレントさんが集結。
消しゴムにも登場していた村山輝星さんが両方で大暴れの回でした。
輝星さんはずっと少年だと思っていましたが、女の子と知ってビックリでしたけど、今やキュートな感じに移行中ですね。
中性的な魅力もあり、才能も豊かで素晴らしいです。
ジュニアさんは今は俳句に集中のようで、なかなか消しゴムはんこに登場してくれないのが残念です。
水彩画を見る限り、今のところ永世名人はアート系にはないみたいなので、名人10段になって欲しいのですが。
俳句の査定ランキング
◆俳句のお題:「お弁当」
◆査定される人
- 村山輝星
- 住田萌乃
- 鈴木梨央
- 小林星蘭
- 尾上右近
永世名人 千原ジュニア
特待生5級 こがけん
◆俳句の先生 夏井いつき先生
最下位5位(才能なし)「小林星蘭」20点
浅漬と
三歩先では
米硬き
(ロケで出るお弁当はご飯は固まっている。浅漬けと米は夫婦のように相性が良い。三歩先を歩くお米、三歩後ろを歩く浅漬け、という句)
◆夏井先生の添削後
浅漬けや
弁当の飯
ひえびえと
浅漬けや
冷たきものに
飯と妻
◆夏井先生の添削
これはなんかやろうとしてコケた。
表のご飯が冷たいと、裏の夫婦に分けてみる。
4位(凡人)「住田萌乃」65点
パプリカを
子ども包丁
冬の朝
(朝起きて、お弁当を作ってくれるお母さんのお手伝い。子ども包丁でパプリカを切っているのをお母さんが隣で見ている、という句)
◆夏井先生の添削後
冬の朝
パプリカを切る
おてつだい
◆夏井先生の添削
なんでわざわざ「パプリカ?」持ってきたのかなと謎でしたが、なるほど!
野菜果物は収穫時期が季語。
「パプリカ」は収穫時期が長く、歳時記には載っていない方が多い。
「パプリカ」で始まると、季語「冬の朝」が急に出てくる感じがする。
3位(凡人)「尾上右近」67点
顔見せや
贔屓出る前
幕の内
(1年に1度顔見せ興行という冬の時期の興行がある。いろんな役者さんが出る。贔屓の役者さんが出る前に幕の内弁当を食べて腹ごしらえしておく、という句)
◆夏井先生の添削後
顔見世や
贔屓待つ間の
幕の内
◆夏井先生の添削
惜しいのは「出る前」。説明的。
お客さん側のワクワク感を少し足すと、あっという間に才能アリになる。
ほんの小さなことだがとてももったいない。
2位(才能アリ)「鈴木梨央」70点
弁当の
輪ゴムで鉄砲
冬の空
(小学校の社会科見学で公園でお弁当を配られて、食べた後に輪ゴムで鉄砲をして遊んでいた、という句)
◆夏井先生の添削後
弁当の
輪ゴム鉄砲
冬の空
弁当の
輪ゴム鉄砲
冬うらら
◆夏井先生の添削
読んだ瞬間に書きたいこと、伝えたいことがちゃんと伝わる。
そこは大いに褒めたい。
1つだけ惜しいのは、「で」。
真ん中は極力7音にする。
もっと上を目指すなら、ワイワイ感を出す。
「冬の空」ではなく、「冬うらら」がいい。
1位(才能アリ)「村山輝星」72点
席替えは
窓側
蜜柑お裾分け
(1学期に1回ある席替えで、冬が窓側の席が暖かくて当たり席。席替えで窓側になって、周りのお友達に「これからよろしくお願いします」と意味でお弁当に入っていたみかんを一房ずつお裾分け、という句)
◆夏井先生の添削後
添削なし
◆夏井先生の添削
実体験が何より。
「席替えは窓側」で窓側をゲットしたとわかる。
「蜜柑」で冬。
冬の窓際はお日様が当たる席。
夏だったら窓際は嫌。
句またがりにも挑戦している。
相当よく勉強して俳句を練ってきたと思う。
お見事!
◆順位まとめ◆
1位(才能アリ)「村山輝星」72点
2位(才能アリ)「鈴木梨央」70点
3位(凡人)「尾上右近」67点
4位(凡人)「住田萌乃」65点
最下位5位(才能なし)「小林星蘭」20点
名人・特待生昇格試験
特待生5級「こがけん」1ランク昇格⇒【特待生4級】
白息や
弁当運ぶ
吊足場
(お笑いの仕事がない時、弁当配達のアルバイトをやっていた。マンションやビルの工事現場で、何回も往復。吊足場で緊迫感、という句)
◆夏井先生の添削後
添削なし
◆昇格試験のポイント
「白息~吊足場へのカメラワーク」の是非←どんな人の息が伝わっている
これは型をしっかり学んで、それをやってきたという手堅い句。
「白息」で口元のアップから出発。
「弁当運ぶ」で1つではなくいくつか運んでいる。
「吊足場」の「吊」が見事。
高所の作業現場にたくさんの弁当を運んでいく。
必要なことだけ書かれて、いらない言葉が一切ない見事な一句!
永世名人 千原ジュニアのお手本
◆50句までの現在の状況:28句(残り22句)
セット裏
鯛焼を選る
ホシとデカ
(バラエティー番組の隣でドラマを撮っている役者さんが刑事役と犯人役が一緒にキャッキャ言いながら、差し入れを選んでいる、という句)
◆夏井先生の添削後
添削なし
◆掲載の判定⇒掲載決定!
【掲載決定の理由】語順の勝利
「セット裏」から始めるのがすべてで大事な判断。
あとの言葉にリアリティーが増す。
動詞で迷う。「選る」がよかった。
「ホシとデカ」で役者さんかなと思う。
もう軽やかなもんですね、ジュニアさん。
◆50句までの現在の状況:29句(残り21句)
【2023年】
- 3月の成績:0勝1敗(ボツ:3/23)
- 4月の成績:0勝1敗(ボツ:4/23)
- 5月の成績:0勝1敗(ボツ:5/18)
- 6月の成績:1勝0敗(掲載:6/1)
- 7月の成績:1勝1敗(掲載:7/6、ボツ:7/20)
- 8月の成績:2勝0敗(掲載:8/17、8/24)
- 10月の成績:1勝0敗(掲載:10/19)
- 12月の成績:1勝0敗(掲載:12/7)
消しゴムはんこの才能査定ランキング
◆査定される人
- 尾上右近
- 村山輝星
- 鈴木梨央
- 横澤夏子
特待生3級 田中要次
◆消しゴムはんこの先生:田口奈津子先生
◆採点ポイント 30点満点
- 彫り方:10点
- 押し方:10点
- デザイン:10点
最下位4位(才能なし)「横澤夏子」10点
◆作品タイトル「新潟の信号」
テーマ:新潟の信号機
生まれたばかりの娘へ。
◆採点ポイント
彫り方:4点
押し方:4点
デザイン:2点
合計:10点
◆田口先生のお手本ありました。
◆田口先生の評価
- ×:ここから汲み取ることができるのが雪の赤信号だけ。情報が少ない。「進んじゃダメ」ということ?(新潟の信号機と伝える)もう少し信号機を小さくして、風景や人物を足すべき。
3位(凡人)「鈴木梨央」20点
◆作品タイトル「彩り豊かなクリスマスキャンドル」
テーマ:クリスマス
吉田羊へ。
◆採点ポイント
彫り方:8点
押し方:8点
デザイン:4点
合計:20点
◆田口先生のお手本ありました。
◆田口先生の評価
- 〇:クリスマスの作品。ツリーの上から下にかけて影が濃くなっている。細かいどころをこだわっている。
- ×:(ロウソクを指して)おばけみたいになっているのが主役?クリスマスツリーが主役の作品になっている。はんこ同士が重なっていないため、同じ空間にあるように感じない。面白みがない。
2位(才能アリ)「尾上右近」26点
◆作品タイトル「勝鬨」
テーマ:大石内蔵助
佐々木蔵之介へ。
◆採点ポイント
彫り方:9点
押し方:10点
デザイン:7点
合計:26点
◆田口先生のお手本ありました。
◆田口先生の評価
- 〇:表情がすごく真剣で緊張感が伝わる。押し方がすごく綺麗。ムラがない。
- ×:敵を討ちに行くシーンなのであれば、それが伝わるといい。
1位(才能アリ)「村山輝星」30点⇒特待生昇格!
◆作品タイトル「七転び八起き」
テーマ:群馬県高崎市のだるま市
おじいちゃん&おばあちゃんへ。
◆採点ポイント
彫り方:10点
押し方:10点
デザイン:10点
合計:30点
◆お手本なし
◆田口先生の評価
迫力があって元気が出る作品。
同じはんこを使っているが、単調に見えない押し方で素晴らしい!
細部まで非常に綺麗。
いつまでも見てられる作品。
この方は特待生でいいと思います。
(13歳の村山輝星と知り)えー、大人の方が作ったんだと思いました。もうちょっと頑張ってください、大人の方!
◆順位まとめ◆
1位(才能アリ)「村山輝星」30点⇒特待生昇格!
2位(才能アリ)「尾上右近」26点
3位(凡人)「鈴木梨央」20点
最下位4位(才能なし)「横澤夏子」10点
名人・特待生昇格試験
特待生3級「田中要次」1ランク昇格!⇒【特待生2級】
◆作品タイトル「Merry Chiristmas」
品川徹さんへ。
◆田口先生のお手本ありました。
◆田口先生の評価
【査定理由】
楽しそうな猫ちゃん。
クリスマスで浮かれている感じがすごく表現できている。
見ていた飽きない。
猫の模様が細かい。
どこを見ても驚くことだらけで素晴らしい。
▽他のプレバトもどうぞ▽
①『プレバト!!』6月8日「俳句・消しゴムはんこ」千原ジュニアがまたもや消しゴムはんこで発想力勝負!俳句では解釈違いもあり - 今日も暇です。
②『プレバト!!』10月12日「秋の水彩画コンクール2023&大漁旗」光宗薫がついに三連覇!もはや負け知らず 大漁旗は山下リオ - 今日も暇です。