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『プレバト!!』6月8日「俳句・消しゴムはんこ」千原ジュニアがまたもや消しゴムはんこで発想力勝負!俳句では解釈違いもあり

2023年6月8日放送の『プレバト才能ランキング』は「俳句・消しゴムはんこ」の査定でした。

 

ジュニアさんの消しゴムはんこが凄かったです!
俳句では夏井先生も唖然とする説明があったりしましたが、梅沢さんがすごいことをやってました。

 

毎回見ているからこそ、皆さんの努力の跡がすごく見れます。

 

俳句の査定ランキング

 

◆俳句のお題:「初夏」

 

◆査定される人

  • 山西惇
  • 紺野まひる
  • 橋本良亮(A.B.C-Z)
  • イワクラ(蛙亭)

特別永世名人 梅沢富美男

永世名人 藤本敏史(FUJIWARA)

名人7段 中田喜子


◆俳句の先生 夏井いつき先生

 

 

 

最下位4位(才能なし)「イワクラ(蛙亭)」45点

夏の昼
 ペンギンの様に
    手を引かれ

(小さい子どもが親に水族館に連れてきてもらって、父と子がペンギンのよう。それをお母さんが「ペンギンのようだね」と言っている句)


◆夏井先生の添削後

ペンギンのごと
   手を引かれ
     吾子の夏


◆夏井先生の添削

誰のことかわからない。
中七「ペンギンの様に」が8音。中七は極力7音にする。定石。
(添削後)夏という季節がこの親子をずっと包む

 

3位(才能なし)「橋本良亮(A.B.C-Z)」47点

夏日影
 水槽の下
  掻い潜る
 
(太陽が光って水槽がキラキラ。光から逃げて水槽の中へ潜る、という句)


◆夏井先生の添削後

巨大水槽
 潜れば夏の
  ひかり降る


◆夏井先生の添削

兼題写真を見てる人と見ていない人で違いが出てくる。そこのミスがあった。
季語「夏日影」で野外を思う。
「水槽」は金魚などの小さな水槽を思い浮かべる。
「掻い潜る」でこの人は水槽の中にいるの?
着地がわからなくなる。

 

2位(才能アリ)「紺野まひる」70点

夏空や
 石鯛掲ぐ
  父の遺影

(水族館は潮の香りがする。亡き父が毎週末魚釣りに行っていた。実家の遺影にも大きな石鯛を釣った写真が飾ってある。父を思い出すのが水族館、という句)


◆夏井先生の添削後

石鯛を
 掲げる遺影
    夏の空


◆夏井先生の添削

結構難しいことに挑戦している。
季語「夏空」は実体のある季語。
「石鯛」も季語だが、写真の石鯛なので季語としての力は弱くなる。
2つの季語を入れて強弱をつける。
下五を5音で収めるのがこの句の場合は気持ちがいい。
父のをあえて言わずに想像させる。

 

1位(才能アリ)「山西惇」72点

熱帯魚
 アクリル越しの
  オーディション

(子どもを連れて水族館に行くと、南の海を再現した水槽があり、好きな魚の名前を聞いてくる。それが熱帯魚のオーディションみたい、という句)


◆夏井先生の添削後

添削なし


◆夏井先生の添削

え?そういう句だったの?
私はフジモンさんと同じに読んだ。
会議室の水槽の前でオーディションをしているのかと思った。
俳句は文字面だけなので結果オーライというしかない。
作者の話を聞かなければよかったと思う。
季語「熱帯魚」で水槽の中とわかる。
アクリルという水槽の中でオーディションを受けている。
熱帯魚になって自分が品定めされている。
熱帯魚の句としては非常にオリジナリティーのある取り合わせを持ってきたと信じて選んだ。
何も聞かなかったことにします!
直すこともないし、いい句。

 


◆順位まとめ◆

1位(才能アリ)「山西惇」72点
2位(才能アリ)「紺野まひる」70点
3位(才能なし)「橋本良亮(A.B.C-Z)」47点
最下位4位(才能なし)「イワクラ(蛙亭)」45点

 

 

 

名人・特待生昇格試験

名人7段「中田喜子」現状維持

鯱戯け
 尾ひれかみかみ
       南風

(シャチがプールの水面にそっと顔を出して、プールサイドの他のシャチの尾ひれでいたずらをする、という句)


◆夏井先生の添削後

南風や
 シャチの尾ひれを
    噛むシャチも


◆昇格試験のポイント

上五「鯱戯け」を擬人化した効果の是非←誤読を招く表現


「鯱」はシャチホコとも読める。
シャチホコと言えば名古屋城。
全部読んで、「鯱」がシャチだとわかる。
この句は季語「南風」からいく。

 

永世名人 フジモンのお手本

◆50句までの現在の状況:23句(残り27句)

ゴンドウ鳴く
   水族館を
    出て白夜

(水族館のショーでイルカは有名だが、大きめのゴウドウクジラのショーを見て帰ろうかとなった時にに、遠くからゴンドウの鳴き声が聞こえてきた。水族館を出ると夜だけどまだ明るかった、という句)


◆夏井先生の添削後

添削なし


◆掲載の判定⇒掲載決定!

【掲載決定の理由】確かな時間表現が出来ている


季語「白夜」で場所がわかる。
着地がうまい。
目の前でゴンドウクジラが鳴いている水族館だと思う。
その水族館を出て、今白夜の中に立っている。
俳句で時間をたった17音で表現するのは難しい。
それをサラっとやっていて、なおかつ季語「白夜」を主役に立てている。
確かな力がないと時間表現はできない。

 

◆50句までの現在の状況:24句(残り26句)

【2023年】

  • 6月の成績:1勝0敗(掲載:6/8)

 

特別永世名人 梅沢富美男の締めのお手本

夏のほか
 ペンギンの飛ぶ
      大水槽

(季語は「夏のほか」。水族館に子どもと連れて行った時、他の子どもがペンギンは鳥なの?魚なの?とお母さんに聞いていた。水族館でペンギンは飛ぶように泳いでいる、という句)


◆夏井先生の添削後

添削なし


◆「締め」に相応しいか判定⇒お見事!

【相応しいの理由】よくこの季語にチャレンジした!


季語「夏のほか」は涼しの季語の傍題。
この季語を知らず、1年前の勉強会で初めて知った。
俳句40数年やっていて、まだ知らない季語があるんだ、と去年勉強したばかりの季語。
それをおっちゃんが知っていることに驚いた。
この季語に挑戦した句をいくつか見たが、見事に使いこなしているのはこれが初めて見ました。
おっちゃんこう見えてコツコツ勉強してるんだなと感心した。
チャレンジを褒めたい一句。

 

 

 

消しゴムはんこの才能査定ランキング

◆査定される人

  • 山口もえ
  • 那須川天心
  • 村上佳菜子
  • 箭内夢菜

名人6段 千原ジュニア


◆消しゴムはんこの先生:田口奈津子先生


◆採点ポイント 30点満点

  • 彫り方:10点
  • 押し方:10点
  • デザイン:10点

 

最下位4位(才能なし)「五関晃一(A.B.C-Z)」15点

◆作品タイトル「雨ニモマケズ」
橋本良亮へ


◆採点ポイント 

  • 彫り方:7点
  • 押し方:3点
  • デザイン:5点
  • 合計:15点


◆田口先生のお手本ありました。


◆田口先生の評価

花らしくない。
グラデーションにすればいいと思っているのが引っ掛かる。
アサガオは群生する花ではないので遠近感はいらない。

 

3位(凡人)「村上佳菜子」22点

◆作品タイトル「すいかウマー!なつキター!」
宮古島のおっちゃんたちへ


◆採点ポイント 

  • 彫り方:8点
  • 押し方:7点
  • デザイン:7点
  • 合計:22点


◆田口先生のお手本ありました。


◆田口先生の評価

  • 〇:こんなにインパクトあるのは初めてかもしれない。ハガキを切り割く斜めの線が大胆な切り取り、大胆な構図で元気いっぱいなのが伝わる。
  • ×:イラストに動きがない。スイカはみずみずしい方がおいしく見える。インクの乗りが甘く、カサカサして見える。

 

2位(凡人)「高橋真麻」23点

◆作品タイトル「娘とお花を見ながら散歩」
3歳の娘へ

 

◆採点ポイント 

  • 彫り方:8点
  • 押し方:8点
  • デザイン:7点
  • 合計:23点


◆田口先生のお手本ありました。


◆田口先生の評価

  • 〇:カラフルで賑やか。小さいはんこの角度をちょっとずつ変えるのは難しい作業。愛情を込めて作業している。
  • ×:インクが付かないところがあって、ガタガタしてもったいない。

 

1位(才能アリ)「中野周平(蛙亭)」29点

◆作品タイトル「願い届かず?てるてる坊主」
甥っ子へ


◆採点ポイント 

  • 彫り方:9点
  • 押し方:10点
  • デザイン:10点
  • 合計:29点

 

◆お手本なし


◆田口先生の評価

(一目見て)うわ~綺麗!
てるてる坊主はリアル。布のしわも見事。
ガラス1枚隔てた微妙な遠近を出そうとしたのが面白くて素晴らしい。
蛙も窓の向こうの世界にいて、意図的にちょっと薄めの色にしている。
じっくり見て「蛙いるじゃん」となるのがニクイって感じ。

 


◆順位まとめ◆

1位(才能アリ)「中野周平(蛙亭)」29点
2位(凡人)「高橋真麻」23点
3位(凡人)「村上佳菜子」22点
最下位4位(才能なし)「五関晃一(A.B.C-Z)」15点

 

名人・特待生昇格試験

名人8段「千原ジュニア」1ランク昇格!⇒【名人9段】

◆作品タイトル「小峠くん」
バイきんぐ小峠英二へ(6月6日が誕生日なので)

 


◆田口先生のお手本ありました。


◆田口先生の評価

【査定理由】信じられない


(一目見て)え?(田口先生固まる)
卵に押そうとはなかなか思わない。
顔を輪郭を卵で表現しようとしているのが面白い。
技術がすごい!
ハンコは平面のため、球体には1点しか当たらないので無理。
卵に押したくなった。


◆小峠にプレゼント⇒「誕生日を覚えていただけてるのが嬉しいです」と卵をパクッ!


◆◇◆ ◆◇◆


素晴らしかった!
ジュニアさんのインスタ見るとわかりますが、すごくないですか?

 

ジュニアさんはやっていないことに挑戦したいということで今回は卵に押しました。
この発想力!
さすがジュニアさん!

 

俳句もすごいし、絵も上手ですし、アイデアも豊富。
でもその影にはたくさんの努力があるんですよね。
尊敬しかない!

 

名人10段まであと1つ!
ドキドキします。
2つの査定で永世名人になった人いませんからね!
ジュニアさんが達成できたら初!

 

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