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『プレバト!!』5月9日「俳句・消しゴムはんこ」佐野岳が消しゴムはんこ&内藤剛志が俳句で特待生!ジュニアが9回連続掲載決定で最速更新

2024年5月9日放送の『プレバト才能ランキング』は「俳句・消しゴムはんこ」の査定でした。

 

今回はアート系の消しゴムはんこだけではなく、俳句でも特待生が出ました。
しかも俳句の内藤剛志さんは2回の才能アリでの昇格ですからすごいです。
ジュニアさんも絶好調でした。

 

俳句の査定ランキング


◆俳句のお題:「文房具」

 

◆査定される人

  • 内藤剛志
  • 山本里菜
  • 雲丹うに(Mirror,Mirror)
  • 河野純喜(JO1)
  • ゆりやんレトリィバァ

特別永世名人 梅沢富美男

永世名人 千原ジュニア

 

◆俳句の先生 夏井いつき先生

 

 

 

最下位5位(才能なし)「ゆりやんレトリィバァ」5点

消しゴムが
 白き水面に
  ボウフラを
 
(消しゴムを何回も使うと消しカスがたくさん出る。それがたくさん積もるとボウフラのように見える、という句)


◆夏井先生の添削後

消しかすは
 ボウフラみたい
    子どもの日


消しかすは
 ボウフラみたい
      夏休み


◆夏井先生の添削

久しぶりに腹立たしい俳句。
白き水面はなんで白い?
そこからわからない。
消しゴムを水面に浮いているボウフラに投げて攻撃したのかと思った。
あなたの言おうとしていることは伝わらない。
俳句としても日本語としても腹立たしい!

 

4位(凡人)「河野純喜(JO1)」50点

薫風や
 隣の君と
  教科書を
 
(学生時代の片思いの君が隣の席になった。君が教科書を忘れてしまった。夏の始まりにひと夏の恋もかんじさせてくれる、という句)


◆夏井先生の添削後

教科書を
 忘れた君と
    風薫る


◆夏井先生の添削

基本型を勉強している。
何が悪いのか。
内容が本当に普通。
教科書を忘れて隣の子と一緒に見る、かなりの確率でみんなが1回は書く。
どっちが忘れたのかを明確に書くだけでも想像がリアルになる。

 

3位(凡人)「雲丹うに(Mirror,Mirror)」55点

天王山
 黒ずむ袖に
    薄暑光
 
(勉強をしすぎると鉛筆の黒鉛で黒くなる。夏は受験の天王山。夏にたくさん勉強している成果の袖に薄暑光に差し込んでわかる、という句)


◆夏井先生の添削後

鉛筆に
 黒ずむ袖や
    晩夏光 


◆夏井先生の添削

「黒ずむ袖に」の描写がいい。
「天王山」が一番問題。
描写ではなく受験の説明の言葉になっている。
俳句は説明ではなく描写。
何によって黒ずんでいるのかを描写する。
これを作った人はちょっと勉強すればなんとかなりそう。

 

2位(才能アリ)「内藤剛志」70点⇒特待生昇格!

虹の下
 クレヨンの箱
    踊り出す

(小学3年生でスケッチの授業。雨上がりで虹が出た。どの色で描こう?テンションMAXになっている、という句)


◆夏井先生の添削後

添削なし


◆夏井先生の添削

こんな可愛い句も作るんですね。
「踊り出す」の擬人化は下手すると失敗する。
擬人化はとても難しい。
悪目立ちして映像がリアルじゃなくなる。
季語を邪魔することもある。
「虹」「クレヨン」「箱」によって「踊り出す」の擬人化が嫌味にならずに溶け込んでいる。
これだけできるのあれば特待生でいい。
ダメなら落とすだけ。

 

1位(才能アリ)「山本里菜」71点

迎え梅雨
 紙端に滲む
   友の文字

(梅雨の時期に雨が降っていて、友達に借りたノートを入れていた。雨でに文字が滲んでしまった、という句)


◆夏井先生の添削後

迎え梅雨
 借りたノートに
     滲む文字


◆夏井先生の添削

基本形きっちりお勉強してます。
季語「迎え梅雨」を「滲む」で補強している。
滲んでいるのが友達の文字と映像がアップになっている。
特待生を目指すなら「紙端」の具体的な情報を入れるとより映像がはっきりする。
手紙かと思ったら借りたノート。
それを書いた方がいい。

 


◆順位まとめ◆

1位(才能アリ)「山本里菜」71点
2位(才能アリ)「内藤剛志」70点⇒特待生昇格!
3位(凡人)「雲丹うに(Mirror,Mirror)」55点
4位(凡人)「河野純喜(JO1)」50点
最下位5位(才能なし)「ゆりやんレトリィバァ」5点


◆◇◆ ◆◇◆


ゆりあん(笑)。
ある意味最高でした。
「私は俳句だと思いました」も含めて最高でした。
個人的にはかまいたち山内さん以来の芸人さんの句での衝撃でした。


内藤さん凄いですよね。
2回で特待生に上がれるというのはなかなかの逸材ということなのでしょう。
浜ちゃんとの掛け合いも楽しみなのでこれからも出てほしいです。

 

 

 

永世名人 千原ジュニアのお手本

◆50句までの現在の状況:35句(残り15句)

密やかに
 鉛筆登る
  てんと虫

(小学生の時に机にてんとう虫がいて、授業聞いてるフリしてる。てんとう虫が鉛筆を登っている、という句)


◆夏井先生の添削後

添削なし


◆掲載の判定⇒掲載決定!

【掲載決定の理由】『密やかに』が成功している


「密やかに」という言葉を使うのは勇気がいる。
よく判断した。
ふと飛んできたてんとう虫を見つめている。
ただそれだけの映像だが、「密やかに」が詩を作り出す。
ジュニアさんは小さな場面を捉えるのが本当に上手。

 

◆50句までの現在の状況:36句(残り14句)

【2023年】

  • 3月の成績:0勝1敗(ボツ:3/23)
  • 4月の成績:0勝1敗(ボツ:4/23)
  • 5月の成績:0勝1敗(ボツ:5/18)
  • 6月の成績:1勝0敗(掲載:6/1)
  • 7月の成績:1勝1敗(掲載:7/6、ボツ:7/20)
  • 8月の成績:2勝0敗(掲載:8/17、8/24)
  • 10月の成績:1勝0敗(掲載:10/19)
  • 12月の成績:2勝0敗(掲載:12/7、12/21)

【2024年】

  • 1月の成績:1勝0敗(掲載:1/18)
  • 2月の成績:1勝0敗(掲載:2/29)
  • 「春光戦2024」の2句追加
  • 4月の成績:1勝0敗(掲載:4/25)
  • 5月の成績:1勝0敗(掲載:5/9)


◆◇◆ ◆◇◆


ジュニアさんがついに単独で最速の特別永世名人になりそうですね。
さすがに言葉を操るジュニアさんらしいです。
9回連続って凄すぎ。
もはや俳句マスターでもいい気がするくらい。
早く句集が出ますように。
この調子でいけば年内発売されそうですよね。
この間のタイトル戦のように句集に掲載させてもらえるという措置があるのであれば十分狙えそうです。

 

特別永世名人 梅沢富美男の締めのお手本

初夏の
 光のインク
   硝子ペン

(初めてガラスペンを見た。なんと美しいものか。先がくるくる回ってる。溝の中にインクがスッと入ってくる。それがとても楽しい、という句)


◆夏井先生の添削後

初夏の
 ひかりのインク
     硝子ペン

 

◆「締め」に相応しくない⇒ガッカリ!

【相応しくないの理由】また未完成のまま提出しました?


とても綺麗な句。
「初夏」「光」「インク」「硝子ペン」と透明感のある美しい言葉を並べてきている。
とてもいいのに、最後の推敲を完璧にやってこそ私は「特別永世名人」だと思う。
一番気になったのは表記の問題。
「光」はひらがなで書くべき。
「インク」を立てた方が得なので、ひらがなにする方がいい。
俳句は表記も含めての表現。

 

 

 

消しゴムはんこの才能査定ランキング

◆査定される人

  • 佐野岳
  • アリアナさくら
  • 金城碧海(JO1)
  • レッツゴーよしまさ

特待生2級 田中要次


◆消しゴムはんこの先生:田口奈津子先生


◆採点ポイント 30点満点

  • 彫り方:10点
  • 押し方:10点
  • デザイン:10点

 

最下位4位(才能なし)「金城碧海(JO1)」11点

◆作品タイトル「姪っ子と甥っ子に贈る 鯉のぼり」


◆採点ポイント 

  • 彫り方:3点
  • 押し方:5点
  • デザイン:3点
  • 合計:11点


◆田口先生のお手本ありました。


◆田口先生の評価

  • ×:一番の原因は赤の鯉のぼり。後ろ向きに階段を上っていくので意味をわからなくしている。

 

3位(才能なし)「アリアナさくら」14点

◆作品タイトル「幸せ」
お母さんへ


◆採点ポイント 

  • 彫り方:5点
  • 押し方:3点
  • デザイン:6点
  • 合計:14点


◆田口先生のお手本ありました。


◆田口先生の評価

  • ×:空のグラデーションのそれぞれのいアロが単独に見える。グラデーションにはなっていない。

 

2位(凡人)「レッツゴーよしまさ」19点

◆作品タイトル「継続」
志村けんへ

 

◆採点ポイント 

  • 彫り方:7点
  • 押し方:7点
  • デザイン:5点
  • 合計:19点


◆田口先生のお手本ありました。


◆田口先生の評価

  • ×:なんかいますね。覗いてます。覗いている方が「笑」なのでお笑いの方?誰なのかわからない。

 

1位(才能アリ)「佐野岳」30点⇒特待生昇格!

◆作品タイトル「カエルのFIRST TAKE」
弟の子どもへ


◆採点ポイント 

  • 彫り方:10点
  • 押し方:10点
  • デザイン:10点
  • 合計:30点

 

◆お手本なし


◆田口先生の評価

才能ありあり。
カエルが合唱している感じ、音を表現しているのはすごく面白い。
響いている。
音が揺れて見える。
この配色でそう感じた。
非常に線が細く彫れている。
彫り方が素晴らしい。
この方は特待生でいいと思います。


◆順位まとめ◆

1位(才能アリ)「佐野岳」30点⇒特待生昇格!
2位(凡人)「レッツゴーよしまさ」19点
3位(才能なし)「アリアナさくら」14点
最下位4位(才能なし)「金城碧海(JO1)」11点

 

名人・特待生昇格試験

特待生2級「田中要次」1ランク昇格!⇒【特待生1級】

◆作品タイトル「猫にコ…イのぼり」
猫と鯉のぼり


◆お手本なし


◆田口先生の評価

風を感じる作品。
すごいです。
鯉のぼりの形がうねっている。
風になびいている感じが出ていて動きを感じる。
デザインは厚みがあり、遠近感が感じられる作品。
彫り方も素晴らしい。
レベルアップしていて素晴らしい。


◆◇◆ ◆◇◆


田中要次さんの猫ちゃんシリーズは微笑ましいですね。
いつもカワイイ感じがいいです。

 

佐野さんのカエルもよかった。
特待生になられたということですのでますます楽しみ。

 

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