『相棒18』第17話「いびつな真珠の女」の感想です。
いや~、めちゃくちゃ面白かったです!
『相棒18』で1番好きかもしれません。
前回初登場ながら、衝撃だった遠峰小夜子が再びです!
▶『相棒17』第6話「ブラックパールの女」遠峰小夜子にゾクゾクするけど杉下右京は騙せない! - 今日も暇です。
予告の時から遠峰小夜子が再び出演するのもワクワクしてましたし、キッチンカーの新崎芽依さんも登場してましたので、一体どんな展開になるんだろうと思ってました。
想像以上に面白くて、目が釘付けでした。
監督は権野元さん、脚本は山本むつみさんでした。
▽目次です▽
遠峰小夜子の回は裏切らない!
前回もかなりミステリアスで狡猾で、かつ怖さを持ち合わせた不思議な魅力のある遠峰小夜子。
南井が登場するのかわかりませんけど、現段階ではあのエンディングを信じるとすれば、今後の相棒シリーズで1番楽しみな敵になったのが、遠峰小夜子です。
前回より冠城さんがかなり遠峰小夜子に心をコントロールされそうな雰囲気を見せてましたけど、そこを上手についた展開となっています。
遠峰の嗅覚恐るべし!
咄嗟に手玉に取れる男性を見極める能力がピカイチなんでしょう。
自分の敵になりそうな危険察知能力も完璧!
右京さんを排除してますから。
1時間があっという間の怒涛の展開でした。
相棒らしさが詰まっていて大満足!
キッチンカーの新崎芽依と連城弁護士の再登場
前回冠城さんに助けてもらったキッチンカーの新崎芽依さん。
冠城さんの淡い恋心のウッキウキな感じのオープニングからは想像できないとんでもない事件に巻き込まれてました。
そして、曲者の弁護士といえば、連城弁護士。
遠峰との協力者なのかどうか。
非常に匂わせたラストでしたけど、単なる弁護士なのか。
それとも全く別の協力者なのか。
次の展開が楽しみすぎて、次回のシーズンまで待てません!(笑)
きっと今シーズンの遠峰の回はこれで終わりでしょうから、また来年でしょうか。
冠城さんにも春が来るといいんですけどね。
なにせ相棒の未婚率高すぎです。
芽依さんのラストは切なかったので、いつか彼女にも本当の笑顔が戻って欲しいです。
右京vs遠峰小夜子 対決再び
狡猾な遠峰小夜子は右京の天才ぶりを察知しています。
自分の最大の敵であることもわかっています。
だからこそ右京さんを避けるわけですが、自分の駒として使えるのは冠城さん。
冠城さんであれば、自分の魅力で落とせる自信もあるかのように見えるところが、遠峰小夜子の恐ろしいところです。
冠城さんの様子がおかしいのもすぐに察するのは、右京さん。
別な角度から事件を追って、諸悪の根源に辿りつけるのも、右京さん。
遠峰の洗脳にすっかり溺れてしまう冠城さんの目を覚まさせるのは、もちろん右京さん。
前半は相棒の冠城さん中心で物語が進みますけど、事件の真相となると右京さんの出番です。
ここからの謎解きも見事でした!
冠城さんを手玉に取り利用している遠峰小夜子の企みを暴く右京さん。
さすが天才右京!
そして右京さんは、遠峰小夜子の心の闇にも近づいています。
現段階ではその真の闇は暴かれてませんけど、右京さんなら絶対暴いてくれるでしょう。
早く見たい!
でも、遠峰との対決は続いて欲しい!
そんなジレンマが生じます(笑)。
しかし、「きらきら星」まで関係していたとは。
原曲があるのは知ってましたけど、内容は全然知りませんでした。
右京さんとは違って上っ面だけの知識(笑)。
事件そのものも猟奇的だった
ここ最近の『相棒』の事件の中でも、結構エグい場面が多かったです。
発端となる現場で、まず指なし死体が登場。
こういうの苦手なので「オエッ」って感じでした。
次に、平川の自殺の場面も直前まででカットが切り替わるものの、その時のイッちゃってる表情が怖かったです。
夢に出そうw
さらに、割と死体を見ても平然としている右京さんですけど、さすがに冷凍の指には顔をしかめていました。
当然私も画面の前に手を出しておそるおそる見ました。
結果、ギョエーーーって感じでしたけど。
こういう感じなので芽依さんが無事確保出来たときは、心底ホッとしました。
ただ階段の上の扉が閉まって閉じ込められるんじゃないかと、密かにドキドキしていたのは内緒です(笑)。
次回の右京vs遠峰小夜子が楽しみすぎる
上記でも言いましたけど、とにかく最近の『相棒』の中で群を抜いて面白い展開なので、本当に楽しみです。
冠城さんはまた遠峰に操られそうではありますけど、どうなんでしょうか。
危険だというよりも、今度は大丈夫って思っちゃって、近づいて大やけど…みたいになりそうな気がします。
右京さんとの心理戦、頭脳戦がとにかく面白いので、期待して待っていたいですね。
いつか右京さんにボッコボコにされるのかな?
遠峰小夜子の正体に壮大なストーリーはなくてもいいと思ってます。
このキャラは右京さんの天才ぶりを堪能させてくれるだけでも十分な役目を持っているからです。
もちろん興味深いバックボーンがあっても面白いですけど、意外と小さなことにこだわって、恨みを晴らしているという身勝手な感じもしています。
右京さんの言葉で「誰かの大切なものを破壊すること」というのがあるので、これが遠峰を突き動かしているのでしょう。
今回も西田尚美さんが魅力的でした。
本当に素敵な女優さんです。
遠峰小夜子の独特な雰囲気は、西田さんあってのもの。
冠城さん同様に引き込まれていきます。その演技が素晴らしかった。
青木くんが一瞬ですけど、ブーブー文句言いながらもしっかり突き止めてましたね。
伊丹さんと芹沢さんは目の前であんなことになってしまって気の毒でした。
次回はヒロコママですね。
こちらも楽しみです。
▽初回の遠峰小夜子の記事もどうぞ▽
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