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『相棒19』第4話「藪の外」怨憎会苦なんて初めて知ったが右京さんの名推理で大団円!

『相棒19』第4話「藪の外」の感想です。

 

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今回はこてまりさんがメインという感じの予告を見ていたので、どんな感じになるのか楽しみにしていました。
派手な事件ではありませんでしたけど、面白かったです。


監督は杉山泰一さん、脚本は児玉頼子さんでした。


▽目次です▽

 

少しご都合主義っぽさは感じるけどよかったと思う

発端がこてまりさんに「怨憎会苦」から救うように頼まれるというところから事件が明らかになっていきます。
「怨憎会苦」って初めて聞きましたけど、右京さんはさすがご存知。
仏教用語で恨み憎む相手にも会わなければならない苦しみ、とのこと。

 

すでにそういう相手がいるという叶笑さん。
15年前に暴漢に襲われそうになった叶笑さんこと、棚橋智美さん。
いやぁ、大事に至らなくてよかったです。いや本当に。

 

殺された久我山の犯人としてあげるのがその叶笑さんになっちゃうんですけど、もちろん右京さんは真相にたどり着きます。


会社の社長となった吉岡さんと久我山と繋がり、そこに至るには田崎の存在、そして真犯人へ。
流れもわかりやすかったですし、興味深く見れました。
犯人の目星はつくもものの、今回はドラマがあったのでそちらも同時進行になっており、それがあったためか不満はなかったです。

 

ラストはハッピーエンド。
ちょっとご都合っぽさはありますけど、よかったと思います。
たまにはいいんですよ。

 

こてまりさんと出雲さんのキャラクターが確立してきたかも

こてまりさんは願いをこめて叶笑を名付けましたけど、いつも飄々としていてしたたかなイメージが強いですが、「叶笑は私の娘のような存在」とおっしゃってましたけど、本当にそうなのでしょう。
意外と情の深い方なのかもしれません。

 

出雲さんがギャーギャーうるさい系から、伊丹&芹沢さんに馴染んでいて、しっかり捜査に加わっていることに好印象です。
突っかかりもせず、でも自分の意見も言う感じは嫌いじゃないです。
しかも青木くんとの会話も軽妙で楽しかったですし、笑顔がキュート!
この雰囲気であれば、好きになっていきそうなので一安心。

 

演じている篠原さんも1話と2話で相当印象が悪かったので、受け入れられるかドキドキされていたでしょうけど、前回よりちょっと前進し、今回からはいい感じに変換されているので、ホッとしたのではないでしょうか。
捜一トリオになっていく過程が楽しみです。 

 

今回の相棒

ところでかんざしを発見するのは右京さん。
これ鑑識が見落としたということですよね。
益子さんが出てなかったので見つけられなかったのでしょうか。
ここはちと残念な箇所。

 

あと、拗らせ青木くんは能力あるんだから、もう少しトゲが取れたらいいんですけどね。
拗らせから完全に嫌なヤツに昇格しているのがなんとも…。
もうちょっとなんとかしてあげて欲しいもの。

 

相棒コンビもよかった!
「お茶してから帰ります」と冠城さんが言うと、右京さんが「任せませす」というくだり好きだなぁ。
お互いが認め合っている感が出てました。
その後の伊丹さん&芹沢さんコンビに詰め寄られた際も、右京さんとのアイキャッチをするところもツボ。

 

ラストで叶笑さんと吉岡さんの関係の話を右京さん、冠城さん、こてまりさんでするのも面白かったです。
後味もよかった回でした。

 

次回は黒崎さんが再登場!
楽しみです。

 

▽前回の相棒もどうぞ▽

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