今日も暇です。

テレビやドラマの感想などなど。。。

『相棒19』第5話「天上の棲家」黒崎検事が記者で再登場!右京さんの捜査2課時代からの因縁を解決

『相棒19』第5話「天上の棲家」の感想です。

 

f:id:nukonyan131:20191010024209j:plain

 

前回の予告で黒崎元検事が登場することがわかってましたので、それが楽しみな回でした。
割と大きな事件でしたし、右京さんの因縁の事件という関連性もありました。

 

監督は権野元さん、脚本は斉藤陽子さんでした。

 

▽目次です▽

 

黒崎元検事再登場!おかえりなさい

どんな話になるのかわかりませんでしたが、まずは黒崎元検事が再登場するというだけで楽しみでした。
初回は『相棒16』ですね。
右京さんと冠城さんとの絆が芽生えた回。

 

しかし、東京地検の検事から右京さんに味方をしてしまったがために地方へ左遷…。
その後、なぜか記者となって再登場です。
右京さん曰く、「法の正義より事実としての正義」とのこと。
さすが右京さん、上手いこと言いますね!

 

ネットニュースで記者になっているというのを読んで、もしかしたら芦名さんが演じていた風間楓子の代わりなのかなとも思ったり。
芦名さんの出番はもう1話予定していたというのを目にしていたので、もしかしたらこの回だったのかもしれません。
スクープを取り上げるなんてまさに楓子らしいですから。

 

そう考えると切なくて悲しくなっちゃいますけど、そこは別と考えて、今後の黒崎さんの活躍を楽しみにしたいと思います。

 

 

 

ストーリーは楽しめた

今回は収賄疑惑が絡んだ政治家絡みということで大きな事件でした。
ですが、破綻もなかったですし、筋がちゃんとしていたので、最後まで楽しめました。
あっさりしている感は否めませんけど、流れはちゃんとしていたのでよかったと思います。

 

最初に殺人が起きないので途中で誰かが殺されるのはわかってましたが、それが政治家の白河達也衆議院議員。
殺されるのは白河と意外性はありませんでしたが、自殺と疑われるも殺人としてしっかり犯人をあげる右京さん。

 


告発者Xも秘書が怪しいと思っていたら、その通りでした。
ただしそれを操っていたのは大奥様の貴代。
もちろん右京さんはしっかり推理していくわけです。

 

右京さんでも苦汁をなめた事件は過去にもあるわけで、その引っ掛かりがあった事件の1つが24年前の白河衆議院議員の自殺。
右京さんが2課の頃の事件でした。

 

だからこそ、冒頭で冠城さんが嫌がらせの捜査ということで文句を言っていましたけど、右京さんが「君の不満はわかりますが、僕には僕の思いがある」というのがこれなんですね。
24年の月日を経て、しっかりと解決に導いた右京さんでした。

 

白河家はどうなっていくんでしょうね。
意外と実の娘さんが逞しい感じでしたので、上手に乗り切っていくのかもしれません。
半分は大奥様の血が引き継がれているわけですから。
息子の大樹くんがいい子に育って、素晴らしい政治家になれれば、真の意味での白河家の呪縛も解けるのかも。
ただそこに固執するようでは、やはり呪縛ですね。
右京さんが「呪縛」と言う意味は深いのでしょう。さすが右京さん!

 

冨士眞奈美さんが上手かったです。
こういう女優さんを大事にして欲しいですね。
そういうところは『相棒』には期待したいです。

 

相棒コンビの感情の高ぶりが怖い(笑)

今シーズンって、相棒ファミリーの皆さんはなんかカッカカッカと感情的にですよね。
今回は冠城さんと右京さんの番。
冠城さんにせよ、右京さんにせよ、飄々と追い詰める形の方が実は好きです。

 

感情的になるのは、弱い者の味方の時限定の方がいいんですよね。
右京さんの本当の怒りが手に取るように伝わるのが、共感持てますし。

 

ラストで激高までとは言いませんけど、感情が高ぶって叱りつけるのはちょっと右京さんらしくないというか。
静かな怒りと言葉のナイフを突き刺すだけで、十分右京さんなら迫力がありますから。

 

まぁあんな大奥様では一族の未来はないでしょうけど。

 

あと気になったのが、青木くんへの態度でしょうか。
嫌味で憎たらしいのは青木くんですけど、それを胸倉を掴む勢いで叱るのも右京さんらしくないなぁ。
嫌味で打ち負かして欲しかったです。

 

 

今回の相棒

出雲刑事がすっかり馴染んだ感じになっていていい感じです。
最初のあの負けん気が強くて、ガーガーうるさい感じだと勘弁して欲しいと思いましたけど、前回と今回は高評価。
特に、ラストで貴代の手を取って優しく誘導してあげる姿は、女性らしい気配りも見れてホッとしました。

 

今期の相棒は血気盛ん風なので、みんなが強気で疲れちゃうんですよね。
ようやく落ち着いてよかったですけど。
花の里の幸子さんは貴重な癒しだったと痛感。
ホッとできる場がないんです。
常に緊張感が漂うのがなんとも(笑)。
新鮮ですけどね。

 

青木くんも拗れ具合が加速してしまっていて、出てくるとウザさ満載!
前はもう少し可愛げがあったから、冠城さんとのやり取りも面白かったですけど。
だから右京さんもイラっとするのかも(笑)。

 

あとテレ朝のドラマだからなのかはわかりませんけど、某総理へチクリとしたのかなと思ったり…(笑)。 


▽前回の相棒もどうぞ▽ 

『相棒19』第4話「藪の外」怨憎会苦なんて初めて知ったが右京さんの名推理で大団円! - 今日も暇です。