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『激レアさんを連れてきた。』2018年6月25日 まとめ 大仏見富士 フランス外国人部隊を経験

2018年2018年6月25日放送の『激レアさんを連れてきた。』です。
ただムッキムキになりたいという薄い理由でフランス外国人部隊に入っちゃったという、オオフミさん(大仏見富士さん)です。

 

今回もまた興味深い方が登場です。


元自衛隊員で、フランス外国人部隊に入ったというオオフミさんです。
オオフミさん、著書も出ている方なので、わかる方には馴染みのある方かもしれません。


◆ゲスト:関根勤さん、池田美優さん

 

▽目次です▽

 

オープニング:弘中綾香アナのMステ話


弘中 最近嬉しいことがあって、私ミュージックステーションに出ているんですけど、出演してくださるアーティストさんに、この番組観てるよって言われることがすごく増えて…。
若林 へぇ~。あっそう。弘中ちゃんが(Mステで)大人しく座ってるの、面白くてしょうがないよ。
弘中 (笑)きっとビックリして…。
若林 全然キャラ違うよね。
弘中 (笑)


若林 タモリさん観てるのかな?
弘中 タモリさんにお伝えしたことがあるんですけど、ちょっと知らないみたいな。
若林 えーー。
弘中 でも若林さんのことは面白いヤツだっておっしゃっているんで、いつも。
若林 普通に嬉しいな、おい!
弘中 ねー。
若林 それはデカイよ!
弘中 ホントにホントに。


本日もほっこりコンビは絶好調でした。
Mステ全然見ないからこの話はピンときませんけど、弘中アナ見たいかも。

 

オオフミさんが所属していたフランス外国人部隊とは?

登場したオオフミさんは、ちょっと強面の方でした。
一見寡黙な印象です。


ところがこのオオフミさん、体を鍛えたいという薄い理由だけで、フラッと入隊してしまった人らしいのです。
フラッとというのは盛ってる感アリアリですけど(笑)、面白そう。


特殊な訓練を受ける外国人部隊のイメージしかないのですが、ここでフランス外国人部隊についての簡単な説明がありました。

  • 1831年に創設
  • 有事の際には前線で戦う世界最強の部隊
  • フランス軍には、海軍・陸軍・空軍があり、外国人部隊は陸軍に属している
  • 約130の国と地域 8000人以上の外国人隊員をメインに構成される部隊
  • いかなる環境にも適用できる頑丈な体が求められている
  • 訓練は過酷
  • 厳しい訓練を乗り越え任期を終えると、フランス国籍が与えられる栄誉ある部隊


なるほど。
どうしてフランス人じゃないのに、外国人部隊なんて存在するのかと昔疑問に思ってましたけど、フランス国籍が貰えるんですね。

 

キッカケは小学生時代、スタローンに憧れた

オオフミさんは小さい頃から映画が好きでした。
80年代に人気のあった映画俳優がシルベスター・スタローン、アーノルド・シュワルツェネッガーでした。
映画で、このムキムキな人たちが力で全てを解決していく様を見て、すごく憧れていたそうです。


オオフミさんのこの憧れは大人になるまで続いてました。
22歳の時、「ムッキムキになれて、お金をもらえる職業はないのか」と思いました。


そこで辿り着いたのが、自衛隊です。
細マッチョになるために、オオフミさんは本当に自衛隊へ入隊し、2年間在籍しました。


その2年後24歳の時です。
同僚が外国人部隊のビラを取り寄せていて、それをオオフミさんが目にしました。


そこでオオフミさんは思いました。
「フランスに行けば、ガチのムチになれる!」


ここでスタジオで疑問です。
自衛隊も訓練が激しいわけですから、ムキムキになれるのでは?


オオフミさんによると、自衛隊は持久力を求められるため、マラソンランナー体型になってしまうんだとか。
細くて筋肉質な体型でしょう。


オオフミさんの求める肉体は、あくまでもスタローンでした。


その1週間後にフランスのマルセイユへ向かい、外国人部隊の入隊申し込みをしました!
素晴らしい行動力です!!

 

なぜこんなことに…コードネームは…サダコ

入隊すると、コードネームが与えられるそうです。
オオフミさんのコードネームは、「サダコ」でした。


サダコ?
なんで??


外国人部隊には募集事務官がいて、その方は退役軍人なんだそうです。
その事務官が、「今日からお前は偽名で呼ばれる。俺の大学の先生が日本人でこの名前がお前にはピッタリだ!」と言って、サダコに決まりました。
事務官の日本人の知識がその大学の先生しかなかったため、女性の名前とは関係なく付けられました。


サダコこと、オオフミさんは晴れて入団テストをクリアし、外国人部隊に入隊します。

 

オオフミさんのフランス外国人部隊生活

地獄の新人訓練

外国人部隊の新人訓練は4ヵ月でした。


かなり過酷な訓練スケジュールらしく、ある1日のスケジュールが紹介されました。

04:30 起床
    筋トレ
06:30 朝食
    訓練
12:00 昼食
    筋トレ
14:00 語学や銃器の勉強
18:00 夕食・シャワー
    筋トレ
22:00 就寝


起床は軍曹の号令で起きるそうです。
よく映画や漫画に鬼軍曹って出てきますが、本当に軍曹なんですね。


筋トレは、腕立て、腹筋、背筋をやるのですが、何回というのではなく動けなくなるまでやり続けるそうです。
大型犬3匹に追いかけられて逃げ回るという訓練もあったとか。
休む暇はない訓練内容でした。

  • 朝食:クラッカー2枚と、グラス3分の1のワイン
  • 昼食:ソーセージに煮豆

食事中は誰か1人でも音を立てたら、全員食事が没収されるという厳しさでした。


午前中の訓練は、ゴラム軍曹という鬼軍曹が全力ダッシュで、極寒の山を走ります。
それも目的なくずっとダッシュのエンドレスラン!
雪の道のないところなので、はぐれたらどこに行くのか全くわからなくなるルートでした。


訓練は、軍曹の号令で開始と終了が決まったそうで、終わりの合図があるまでエンドレスで訓練を続けなければなりませんでした。


シャワーは極寒でも冷水で1分しか浴びることが出来ないルールでした。
極寒、冷水、1分…過酷すぎて、寒気が(笑)。


オオフミさんはただムキムキになりたかっただけなのに、なぜこの状況で訓練出来ていたのかというと、訓練についていくので必死なのと、過酷すぎて考えることがマヒしていたんだそうです。


オオフミさんは、過酷で極限の訓練中に休める秘策を編み出しました。
それは、横になっていて、軍曹が来たら腹筋をするというものでした。


そんなオオフミさんは、ゴラム軍曹と相部屋になってしまいます。
ゴラム軍曹はtATu(タトゥー)の大ファンで、「All the Things She Said」をエンドレスで聞いていたそうです。
懐かしい。

極限生活に耐える魔法の言葉「俺は命令を聞くだけの犬だ」

オオフミさんは、だんだんと外国人部隊生活に後悔するようになりました。
ムキムキになるために、なんでここまでするのだろうか、と。


でも、オオフミさんは自己暗示をかけて踏ん張りました。
「俺は命令を聞くだけの犬だ」


朝起きたら、俺は犬だ、と思って訓練に挑み続けました。

新たな鬼軍曹の登場!池好きのヴィンセント軍曹

一緒の舞台のニコラスさんという同僚が、ワインを盗み飲みして、それをヴィンセント軍曹に知られてしまいました。
大激怒したヴィンセント軍曹は、「池の水を全部バケツで出せ!」と命令します。


テレビ東京より先に、池の水ぜんぶ抜く企画をやった、と弘中アナが解説。
ちょっと面白い(笑)。
でも、実際には相当過酷なことです。


ヴィンセント軍曹は夜中に隊員を起こし、池までのダッシュを命じたり、かなりむちゃくちゃな鬼軍曹だった模様。

 

サダコ怒りの逆襲!

ある日、ヘルメットを被って集合する際、オオフミさんは頭が大きくてヘルメットが被れませんでした。
それを見たヴィンセント軍曹は、「お前の頭、スイカみたいだな」と繰り返し言いました。
オオフミさんは日ごろの鬱憤が溜まって、この軍曹、ぶん殴ってやろうか、と思います。


ですが、さすがに上官である軍曹に殴りかかるわけにはいきません。
オオフミさんは考えます。


「そうだ!軍曹の唇を奪ってやる!!」


唇を突き出すオオフミさんに対して、ヴィンセント軍曹はバカにされていると気づきます。
そして、エンドレスでローキックをされました。

 

最終訓練は、不眠の3日間ウォーキング

訓練も1ヵ月が経ち、山での最終訓練が待ち受けてました。
それが、3日間寝ないで、山をウォーキングし続ける、というものです。


30㎏の荷物を背負ったまま、寝ないでずっと歩き続けます。


実際には1時間に1回は休憩があるそうですが、その休憩時間は10分以内とのこと。
1日に240分はある計算です。


あまりに過酷すぎて、気絶した隊員もいたそうです。


この後、3ヵ月の基地での訓練が待ってました。
オオフミさんは、「自分は犬」と言い聞かせながら、新人訓練を無事終えることができました。

 

地獄の訓練で、オオフミさんの肉体はガリガリに変化

シンプルに細い人になってしまいました。
体重も、75㎏から67㎏まで減ってしまってました。


ムッキムキに憧れていたのに、まさかのガッリガリ。
訓練は厳しかったのですが、食べ物がきちんと与えてもらえなかったので、痩せてしまったんだとか。

 

巨大鍋でグツグツ!アフリカ鍋

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フランス外国人部隊に入って、8ヵ月が経過しました。
そこで、ついにオオフミさんに出動命令が下されました。
行先は、アフリカのコートジボワールです。


当時、フランスの植民地であるコートジボワールで大統領選挙があり、治安維持のために派遣されたんだとか。
ところが、名簿にオオフミさんの名前がなかったのです。
そのため派遣期間の1ヵ月、基地で兵士たちのご飯作りの手伝いをしていました。


1ヵ月ひたすら巨大な鍋で煮豆を作り続けてたのです。
ここで、特に体を動かすこともなかったため、体重が67㎏から80㎏まで増えてしまいました。
まさかのぽっちゃり体型に(笑)。

 

奇跡の大脱走

フランス外国人部隊に入って10カ月が経ちました。
ムキムキになりたかったのに、まさかの体重増加でぽっちゃりになってしまったオオフミさん。


そこで、オオフミさんは気づきます。


「ムッキムキになるのって、日本のジムでも出来るんじゃない?」


そう思っても、フランス外国人部隊の任期は、5年です。
しかも軍隊なので、そう簡単には辞められません。


そこで、脱走を企てます。
失敗したら、反省房に入れられてしまうので、絶対に逃げ切りたいです。


オオフミさんによると、脱走に一番大事なことは脱走するタイミングでした。
そこで、給料日直後に大脱走をしようと思いました。
事前に警備の巡回ルートも確認済みです。


オオフミさんは、巡回ルートの穴をついて、荷物を外に出しました。
そして、白昼堂々と正門から出ていきます。
「買い物に行ってきます」と守衛に告げて。


門を1歩出た瞬間に、門番が「待て」と呼び止めました。
逃げたらヤバイことになると思い、オオフミさんは覚悟を決めて振り返ります。


すると門番はこう言いました。
「シャツがシワだらけだから、アイロンかけろよ」


オオフミさんはそのままパリの日本大使館に駆け込んで、無事に帰国することが出来たのです!

 

現在のオオフミさん

現在オオフミさんは、Webサービスの仕事をされてらっしゃるそうです。
指先しか動かさない職業で、事務にも行っておらず、今や中肉中背のおじさんと化しました。
そして、オオフミさんはしみじみ思います。


人生は、中肉中背が1番楽しいんだ、と。


結婚をし、娘さんを授かり、今が一番幸せだからこその言葉です。

 


ラベリングは「春日・西村・オオフミの人」(激レアさん No.47)でした。

 

 

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