2020年4月26日放送の『激レアさんを連れてきた。』を見ました。
総勢172人の激レアさんの振り返りの回です。
題して「激レアof激レアさん」
コロナの影響でストックがなくなったのかはわかりませんけど、今回総集編でした。
スタジオトークだけはありましたし、若林さんと弘中アナの感想は新しかったです。
▽目次です▽
- オープニングトーク 若林はテレワーク芸人!?
- 加村一馬さん(激レアさん No.5)
- カズマさんの家では13歳の時
- 愛犬シロが大活躍!
- 20歳で出会った老夫婦のおかげで社会に触れる
- 40歳で人間生活アップデート
- 兄と奇跡の再会!
- 現代人に戻るキッカケは逮捕!
オープニングトーク 若林はテレワーク芸人!?
弘中 こういうご時世ですので、我々も距離を保ってお伝えしたいと思います。
若林 それはわかるんですけど、間にクマが挟んでいるのは初めてですけど。
弘中 お昼の番組でも若林さんはテレワークされていて。
若林 (ヒルナンデスで)やりましたよ、初めてでしたけど。前後で2m空けなきゃいけないんで、あそこに絶対いなきゃいけなんですよ。MCの南原さんの表情がどういう感じかが肝なんですよ。喜んでくれているのか。
弘中 確かに!
若林 それなのに、奥に置いてあるタブレットのサイズがミニだったんですよ。
弘中 (笑)。見られないんですね。
若林 そう。なんでミニにしたんだよって思って。全然南原さんが笑っているのかがわからなくって。
弘中 いやいやでも、話題になってましたよ。インターネットではテレワーク芸人って話題になってました。
若林 テレワーク芸人ってなんかやだな(笑)。どっちかって言うとスタジオ芸人って言われた方が嬉しいけど。弘中ちゃんはまだテレワークは出てない?
弘中 出てないです。
若林 出てない。
弘中 情報番組、報道番組やってないので。
若林 (笑)。堂々と言わないでよ。1個ぐらいやっててもいいけどね、弘中ちゃんも。
弘中 1個もやってない(笑)。
加村一馬さん(激レアさん No.5)
- 「激レアさん No.5」の「13歳で家を飛び出したら、そのまま飛び出しっぱなしで43年間野生で暮らした人」(2017年10月16日放送)
- 若林のイチオシの「激レアof激レアさん」。壮絶だったと記憶している。
- 中1で家でをして43年間、野山で1人で生き抜いた最強のオジサン。
- 凄すぎてテレビでドラマ化された。
- 2003年に56歳で発見された。
- 住みかは栃木県足尾鉱山の洞穴。
カズマさんの家では13歳の時
- 常に家を出たいと思っていたカズマさん。家でのキッカケはあんころ餅をつまみ食いして説教されたから。
- 8人家族で、貧しくてご飯を食べさせてもらえなかった。それでついあんころ餅をつまみ食い。餅つきの杵で叩かれた。
- これで家出をしたカズマ少年。持ち物は干し芋、醤油、塩、ナイフ、ナタ、砥石、マッチ、スコップ、学生カバン。学生服を着ていた。
- 群馬県出身のカズマ少年は、隣の栃木県足尾銅山に徒歩で向かった。線路を伝って向かった。5日後に到着。(←当時の話)
- 翌日カズマさんを心配して追いかけてきたのは愛犬のシロ。家族はなし。
- 岩山に穴を見つけ、そこに住み着いたというカズマさんとシロ。
- 当時足尾銅山には誰もいなかった。戦争の影響で資源がなくなったため。
- カズマさんには愛犬シロがいたため、怖くはなかったという。
- 洞窟には木の枝で作った扉があり、獣の侵入を防ぐために火を絶やさないようにしていた。
- 寝床は丸太と檜の枝、枯れ葉で作り、トイレは外に穴を掘っていた。トイレットペーパーは葉っぱ。
- 1ヵ月経つと空腹に気がつく。それまでは干し芋でお腹を満たしていた。
- 山の中で食べられそうなものにチャレンジしていく。
- その中でも最高のメニューが焼きカタツムリ。醤油をかけて食べると最高!味はトウモロコシ。
- カタツムリを食べることには抵抗がなかった。それぐらい空腹だった。
- その後、ヘビ、カエル、ネズミ、コウモリ、マムシ、キノコ、山菜などを食べた。この中で1番美味しいのはマムシ!
- カズマさんがどうしても食べられなかったのはタヌキ。可愛くて食えない。
- この頃には学ランはなくなり裸で生活。
- カズマさんは家に帰りたいとは全く思わなかったという。
- その後イノシシを生け捕りするまで狩猟技術が向上!
- 穴を掘り、尖らせた木の枝をたくさん刺して、そこにイノシシをおびき出して捕獲していた。
- イノシシは食べるだけではなく、皮が着るものになった。
◆◇◆ ◆◇◆
人って必死になればサバイバルで生き残れるんですね。
非常に逞しいと思いました。
それとご家族は全く心配されてなかったのでしょうか。
愛犬シロが大活躍!
- 【シロの活躍①】カズマ少年が高熱で意識を失った。
- シロが川の水で濡らした布を加えて来てくれた!
- それは当初発熱した時に、自分で布を水で濡らして頭に乗せていた。それをシロが見ていた覚えていたのだという。
- 【シロの活躍②】また別の時に高熱を出したカズマ少年。夢で50歳くらいのオジサンに「こっちにおいで」と手招きをされた。
- 行っちゃいけないと思うが、体が言うことをきかない状態に陥る。あと1歩でオジサンの元にたどり着くとなった時、強烈な痛みを覚え目が覚めた。なんとシロが耳を噛んで起こしてくれた。
- 【シロの活躍③】2~3日何も食べ物がないという状況の日がたびたびあった。もう動けないとなった時、シロがウサギを咥えて現れた。タヌキは目が可愛くて食べれなかったが、ウサギは食べていた。
- 愛犬シロとは突然別れが来てしまった。膝に乗ったシロがある日硬くなっていたという。
- カズマさんは洞窟にいるとシロを思い出してしまうため、洞窟生活からの卒業を決める。
- それは家出をしてから3年のことだった。
◆◇◆ ◆◇◆
カズマさん、シロの話では泣いてました。
今でもシロのことが大事なんですね。
20歳で出会った老夫婦のおかげで社会に触れる
- 次も住みかも別の洞穴。
- 16歳でクマと死闘をするカズマさん。2回あり、1度はクマに捕まりそうになったが、クマの腕をナダで斬って難を逃れたとのこと。
- 20歳の時、家出後に初めて人と接することになった。
- それは山で食べ物を探している時に、老夫婦と出会った。当時のカズマさんは髪も髭も伸び放題の見た目は不審者。
- 老夫婦は「戦争はもう終わったんだよ」とカズマさんに声をかける。1966年の話。
- 老夫婦はカズマさんを自宅に招き、数年ぶりにお風呂と布団を堪能。カズマさんは嬉しくて眠れなかった。
- 老夫婦との出会いで、遅れていた社会生活を取り戻す。
- カズマさんは家が貧しかったため、お金を持ったことがなかった。この老夫婦と出会い、お手伝いの対価として100円札をお小遣いとしてもらった。
- そして初めての買い物で購入したのは「バナナ」。
- しばらく老夫婦と暮らしていたが、近所では「あの男は誰?」と噂されるようになり、老夫婦に迷惑をかけられないということで、山に帰ることを決意。
- カズマさんは自分が食べるために取っていた山菜が売れるということに気がついた。道路に並べておくと、山菜が爆売れした。さながら、山菜売り業界の革命児のようだった。
- これまでのサバイバル生活に、稼いだお金で食料を買うということがプラスされる。
- これが20年続く。場所は群馬→新潟→福島→山梨と場所を転々とした。
40歳で人間生活アップデート
- 40歳の頃になると、ケモノを捕獲するのが大変になってきた。
- 家出してから27年が経っているため、今更家には戻れない。
- どうやって生きていこうと考えるカズマさん。釣りをやっていないことに気がつく。
- 山から川へ生活の場所を変える。川のほとりで野宿生活。
- 川には釣り人がいるため、お友達ができる。
- そして街に出て様々な体験をする。
- 東京へ行って都会に驚く。
- スト〇ップ劇場で女性の裸を初めてみた。気持ちと興奮が抑えられなくなり、女の子を連れ出して触れてしまったらしい。ものすごく怒られたというカズマさん。ボコッボコにされた。腕も折った。
- 女性を見たいんだったらここで働けと言われ、2ヵ月くらい照明係をした。
兄と奇跡の再会!
- 道を歩いてた時に女性に水をかけられ、女性宅にあがったカズマさん。
- その後女性の陰謀(?)であれよあれよと男女の関係になった。これが初めてだったというカズマさん。
- 翌日女性から逃げるように家を飛び出すと女性が追っかけてきた。それを振り切ろうと工事現場に駆け込む。
- そこで男性に声を掛けられる。「お前弟に似てるな」
- なんと実の兄との再会だった!
- 兄も反発して家を出ており、弟カズマさんを案じていたそう。
- その後兄とは別れたカズマさん。
現代人に戻るキッカケは逮捕!
- 56歳の時。家でをして43年。カズマさんの身元が判明する。
- なんとカズマさんが逮捕されたのだった。
- 2003年9月。喉が渇いたカズマさんはある工場の自動販売機になけなしの小銭を入れると、自動販売機が反応しなかった。そこで近くにあった鉄の棒で開けようとしたところを警備員に見つかってしまった。
- 犯罪だったため、執行猶予付きの有罪判決を受け反省。
- 警察に逮捕されたことでカズマさんの身元が判明したのだという。
- そして、43年ぶりに家族と再会した。
- カズマさんは地元に戻った時に、知らないオバサンが話しかけてくるなと思ったら、みんな同級生だった。
- 再会出来て嬉しかったというカズマさん。
- その後本「洞窟オジさん」という本を出版。NHKでドラマ化もされた。
- 現在は群馬県にある障碍者支援施設の職員として働いている。
- 住まいは敷地内にあり、4畳半のワンルーム。
- カズマさんの一番驚いた家電は電子レンジ!
- 好きな芸能人は尾野真千子。
- 昔と今とでは、今の暮らしの方がいい。
- 2020年の最新情報は、73歳でクマと遭遇したカズマさんは初めて逃げたとのこと!
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ラベリングは「縄文人カズマ」(激レアさん No.5)でした。
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若林さんは「尾野真千子のファンカズマ」と迷ったと言ってましたけど、縄文人カズマで正解!
本当に面白かったです。
いろんな激レアさんがいる中で、若林さんが「激レアof激レアさん」に選ぶわけです。
いつまでもお元気でいて欲しいですね。
ところで、再会した時はご両親は健在だったのかなぁ。
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