2021年8月2日放送の『激レアさんを連れてきた。』を見ました。
今回の激レアさんは「ニシキヘビを捕まえるべくして捕まえた人、シラワさん(白輪剛史さん)」です。
タイトルがめちゃくちゃシンプルですが、登場された瞬間に「知ってる!」となりました。
今年5月に神奈川県で大騒動となったニシキヘビを捕まえた方です。
ノブコブ吉村さんも知っていると言ってましたが、若林さんはピンときてませんでした。
◆ゲスト
- 西野七瀬
- 吉村崇 (平成ノブシコブシ)
▽目次です▽
- ニュースを賑わせたヒーロー・シラワさん
- 爬虫類界の神童現る
- 爬虫類の個人売買を開始
- シラワさん天職の動物商に
- 爬虫類動物園を開始
- 爬虫類の体験コーナー
- 体感型動物園iZooにリニューアル
- 大蛇から日本を救った男
ニュースを賑わせたヒーロー・シラワさん
- ニシキヘビ脱走後、スペシャリストとして登場していたのがシラワさん。←「ヒーローじゃないですか」と若林。
- 男前すぎるニシキヘビ捕獲劇でニュースをにぎわせたシラワさん。
- 捕獲ツイートは6.8万のいいねがついた。
- 事件は5月にアニメニシキヘビがアパートから脱走。体長約3.5m、直径約10cm。
- いつ襲われてもおかしくない状況に、近隣住民は怯えて毎日を過ごしていた。
- 当時、神奈川県警はのべ260人を動員して捜索。⇒2週間経過しても手がかりなし⇒15日後、捜索は打ち切りに。
- その後、シラワさんがヘビの居場所を突き止め、事件を解決に導いた。
- シラワさん曰く、アミメニシキヘビは性格が悪い。
- 毒はないが、噛みついて巻きついて窒息死させる。⇒本気で巻きつかれた時には、成人男性でもほどくのは1人では無理!
- 西野さんはヘビが好き。動画も見ている。⇒首に巻きつかれるのも平気⇒バラエティでは怖がらないので、スタッフには喜ばれない。
- シラワさんの人生は爬虫類漬け!
爬虫類界の神童現る
- シラワさんの幼少期⇒ペット:トカゲ。親から犬や猫はダメと言われていた。
- 仕方なく机の引き出しで飼っていた。他にもヤモリやヘビなどを隠して飼っていた。
- シラワさんは犬が怖い。ヘビは捕まえられるが、犬は捕まえられない。
- みんなは公園で遊ぶところ、シラワさんは裏山でトカゲ遊びをしていた。
- 野球もソフトボールも一切せず、いまだにルールを知らず。
- 通学路にトカゲがいっぱいいる秘密の場所があった。シラワさんだけの場所。⇒毎日行って観察して数を数えて捕まえる。⇒80匹ほどいて、すべて確保!
- トカゲのいなくなった秘密の場所では、1ヵ月ほどでアブラムシが出てきてテントウ虫でいっぱいになった。⇒生態系が崩れた瞬間だった。
- 生態系がおかしくなったことに気づき、20匹のトカゲだけを手元に置いて、60匹は元の秘密の場所へ戻した。
- 手元に残ったトカゲはお気に入り。←「裏山オーディションをしたのね」と若林。
- 学校のロッカーにもヘビとサソリを隠しており、怒られた。
- 1度国語の時間の時にロッカーからヘビが逃げるを目撃し、こっそりヘビを捕まえてロッカーに戻した。
- ずっと爬虫類が好きで、そのまま大人になったというシラワさん。
- シラワさんはクワガタやカブトムシは大嫌い。「何もしないイケメンだからってチヤホヤされるでしょ?」
- 何もしないヘビやトカゲが嫌われていて可哀想だったというシラワさん。
爬虫類の個人売買を開始
- ただ集めて飼うだけではなく、さらにディープな世界へと進む。
- それはシラワさんが中学・高校の時に利用した「売ります・買います広告」だった。⇒雑誌や新聞の広告欄に個人情報を掲載し、連絡を取り合う個人売買が流行っていた。当時は許可や資格がなくても自由に売買ができた。
- 「この人はヘビ」「この人はトカゲ」という風にノートに書き出していた。⇒ダイレクトメールのノートが完成。
- シラワさんは自分が捕獲したトカゲの譲渡を持ちかけた⇒トカゲが爆売れ!
- シラワさんはトカゲを捕獲して増やして売っていた。
- 中学・高校の学生では最初全然信用してもらえないため、相手が持っていなさそうな種類を持ちかけて売りまくった。⇒自分のお小遣い稼ぎをした。
- 中学の時は、稼いだお金は爬虫類に費やし、フルーチェを毎日買って食べていた。
- 高校を卒業する頃には、爬虫類の知識は最強で、ふ化も飼育も最強!
シラワさん天職の動物商に
- 高校卒業後、シラワさんは爬虫類を扱う動物商に就職。天職!
- 持前の知識と飼育能力で動物商として頭角を現す。
- シラワさんは動物園の飼育係も考えて、面接に行った。⇒服装自由と書かれていたので普通の恰好で行ったら、みんなスーツを着用。「気持ち悪っ」と思って、そのまま面接せず帰った。
- この頃、常時400種類の爬虫類がいた。一個体健康状態を把握しながら飼っていた。⇒まさに凄腕の動物商!
爬虫類動物園を開始
- シラワさんは海外からのお客さんをアテンドしていた。⇒場所は伊豆半島のカメに特化した珍しい水族館。
- お客さんはゾウガメを気に入るが、水族館の展示なので売ってはもらえない。
- そこでシラワさんが気の利いた返しをする。「いっそこの水族館ごと買ってみては?」⇒まさかのOK!⇒オーナーも売ってもいいとのこと。
- だがお客さんは水族館購入をドタキャン!
- 話し合いの結果、シラワさんが水族館を買い取ることになった。全然買う気はなかったが、3日間のタイムリミットがあったので決断をしたというシラワさん。
- 動物商は顧客に売るまでは、きちんと飼育をしないといけない。しかも商品なのでより丁寧に扱っている。
- 購入した水族館を個人の趣味全開の動物園に魔改造!
- カメしかいない水族館だったのを、爬虫類だけにしようと考えた⇒地味なので、園内に200種類、3000匹の爬虫類を大量に投入することに。
- 爬虫類一本で行こうと決定!⇒自分が見てみたいものを連れてくれば、マニアはついてくると思ったシラワさん。
- カメ、ヘビ、トカゲ、ワニ、毒のある爬虫類など。
- 動物商の時は、小さくて可愛い爬虫類が多めだったが、動物園ではシラワさんが本当に欲しかったヤバいやつを多めに飼育。
- 珍しい爬虫類:ガラパゴスゾウガメ、アカドクハキコブラ、ヒロオビフィジーイグアナ、メキシコドクトカゲなど。
- シラワさんのうんちく:ドクトカゲは、アメリカドクトカゲとメキシコドクトカゲの2種類がいる。メキシコドクトカゲの繁殖はシラワさんが初めて成功!
爬虫類の体験コーナー
- 動物園でよくある動物とのふれあいも、もちろん爬虫類。ヘビやワニと触れ合う。
- シラワさんはギリギリを狙いたい。
- 本当の夢は園内にニシキヘビを放し飼いし、お客さんが丸太だと思ったらヘビだった、というのをやりたい。⇒スタッフから止められて出来ない。
- アルダブラゾウガメに乗れる。世界最大級のリクガメで、体重は200kgを超えることもある。130頭いる。
- 当時のシラワさんはバラエティ番組の罰ゲームに引っ張りだこだった。⇒爬虫類が絡む番組はほとんどシラワさんが行っている。
- 若林も12~3年前にシラワさんのお世話になっている。トカゲと触れ合った。
- テレビ局とのコネを使い、テーマパークのテーマ曲をヒャダインに直依頼。
- キャッチーなテーマソングをゲット!⇒ヒャダインは15秒のCMを40分で制作。目の前で作ってくれたという。
体感型動物園iZooにリニューアル
- 爬虫類好きではない普通のお客さんも殺到!
- 前年比約6倍の12万人を集客。⇒即黒字化!
- 怖いという先入観を違った体験、切り口が口コミで広がって、一気にお客さんが増えた。
- iZooの成功後、日本最大級のカエル専門施設KawaZooを作る。帰ると河津町をかけてネーミング。
- さらに猿園もオープン。波勝崎モンキーベイ。
- 飼育員養成専門学校、アニマルキーパーズカレッジも開校。
- すべて伊豆半島に作っており、シラワ王国になっていた。
大蛇から日本を救った男
- 爬虫類といえばiZooのシラワ園長。爬虫類で困ったら相談。
- 警察からの依頼:違法な爬虫類飼育の疑いがある家への家宅捜索など専門性が高い事件に同行。
- 一般人からの依頼:逃げてしまったペットの爬虫類の捜索や家の中にヘビが侵入して困っているなど。
- 「2021年、ニワにい(2021)るかもニシキヘビ」で覚えようと弘中アナ。
- アミメニシキヘビはライオンなどと同等の獰猛な動物と一緒。
- 2021年5月6日にアミメニシキヘビが脱走⇒飼い主はすぐに警察へ連絡⇒シラワさんはネットで事件を知る。
- 失踪2日目。飼い主からシラワさんへ救援相談が入る。警察から専門性の高い人に相談した方がいいということで、連絡がいった。
- シラワさんが現場で捜索をすると、飼い主はやはり室内にはいないと告げられる。⇒警察は300m圏内を捜索。
- 15日経っても見つからず。警察は捜査を打ち切り。
- この事件で周辺住民が怯えていた。⇒シラワさんは爬虫類が大好きでこの仕事をやっているので、死体でもいいから見つけないといけないと思う。
- シラワさんは今までの叡智を生かして仮説を立て、立証していく。
- 推理①:この2週間気温が低かった(17~22℃)⇒ヘビの活動適温は28℃なので絶対外では活動しないはず。
- 推理②:ヘビが外に出るならベランダの手すりをつたうはずだが、手すりには埃が付着したまま。⇒ヘビは下には降りていない!
- 推理③:ヘビは建物の中にいる!
- 内部まで見るには最悪アパートの壁を壊さないといけないため、アパートの大家さんに許可を求める。⇒ヘビを探すために壁を壊したら保険が効かないということで拒否。
- シラワさんはそこで「掛かった費用は僕が全部持ちます!」と大家さんに啖呵を切る。
- この時シラワさんは、部屋の中か外に出てそのまま上に行ったと考えていた。
- 点検口の中を覗くと、ヘビがいた!
- シラワさん曰く、一旦外に出たヘビが屋根の隙間から屋根裏に入っていった。
- 警察の他に消防署やたくさんの人が捜索をしてくれたおかげで、外には絶対にいないと確信が持てたのは大きい、とシラワさん。「だから中だという説が強まった!」
- シラワさんの知識と経験だからこそ、捕獲できることに成功!
◆◇◆ ◆◇◆
ラベリングは「伊豆を丸呑みしたトノサマガエル」(激レアさん No.253)でした。
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シラワさんの歴史が知れて面白かったです。
何でも追及すると一流の人になれる可能性を秘めているわけですね。
シラワさんの爬虫類愛が素敵でしたね。
悪者にされたくない、という気持ちが愛に溢れてました。
そういえば、飼い主の方はどうされているんでしょうね。
確か全ての爬虫類は手放したんですよね。
ものすごく一生懸命捜索して取材にも応じてましたし、シラワさんと変わらないほどの愛情を持っていましたが、とんでもないことになってしまったのは否めません。
いつかヘビに会いたくなったり、ふれあいたくなったら、シラワさんところのiZooへ行って楽しむといいと思います。
近隣住民の皆さんも本当にホッとしたことでしょう。
2週間も怯えていたわけですから。
3.5mのヘビは普通に怖いですよ。
今回の激レアさんでも、獰猛な動物と一緒と言ってましたからね。
みんな無事でよかったです。
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