2019年10月5日放送の『激レアさんを連れてきた。』を観ました。
今回の激レアさんは「アクションの本場・香港へ渡ってどんなアクションも全て「無問題(もうまんたい)」と答えていたら、奇跡的にアジアの大スターになっちゃった人、オオシマさん(大島由加里さん・シンシア・ラスターさん)」です。
オープニングで、「ミステリーの女王&アクションの女王、2人の激レア女王が出会っちゃったよSP」と題してました。
オオシマさんの回では、山村紅葉さんもゲストとして残っていただいていてました。
また、オオシマさんはシンシア・ラスターさんという芸名でも活躍されています。
1本目の山村紅葉さんの『激レアさん』はこちらです。
▶激レアさん 10月5日 山村紅葉 母・山村美紗からトリックのスパルタ!さすがミステリーの女王 - 今日も暇です。
◆ゲスト
- 山村紅葉さん
- 池田美優さん
- 関根勤さん
▽目次です▽
- オオシマさんは香港映画で大活躍!
- オオシマさんの経歴
- 『超電子バイオマン』ちょい役の悪役だったはずなのにまさかのメイン悪役に!
- 香港映画のオーディションで奇跡の合格!
- 広東語がさっぱりわからないが無問題!
- NGがなんと50回も!
- またもやちょい役から大抜擢の逆転劇!
- なんとジャッキー・チェンから誘われ香港でアクションスターに!
- ハリウッド進出!?オリバー・ストーン監督直々に出演オファー
オオシマさんは香港映画で大活躍!
- 50本以上の香港映画で主演を務めた。
- 女版ブルース・リーとして活躍し、「女ドラゴン」と呼ばれた。
番組ではオオシマさんの『上海エクスプレス』という映画のワンシーンが出ました。
うわー!すごーーい!!
本当にカッコイイ!
女版ブルース・リーというよりも、女版ジャンキー。チェンって感じです。すごくアクションもスピーディーですし、キレもスゴイ。
女性でこのアクションは凄すぎます。
凄まじい身体能力でした。惚れ惚れする~。
関根さんがゲストだったので、関根さんの胸は高鳴ったでしょうね(笑)。
オオシマさんの経歴
- 地元は福岡。東京の体育大学へ進学。
- 夢は体育の先生になることだった。
- 中学時代:器械体操で福岡市ナンバー1。
- 高校時代:空手の全国大会で優勝。
- ある時ジャッキー・チェンの映画を観ただけで、アクションスターを目指すことに!香港に行くしかないと決意!
- 観た映画は『ヤングマスター師弟出馬』。これで体操を使いながら蹴る。宙返りしながら蹴る。これが出来るのは私しかいない!
- お母様からは猛反対される。
- しかし、オオシマさんはお母様に隠れてアクションスターを目指すことにした。
オオシマさんの話では、友人に誘われてジャッキーの映画を観に行ったそうで、その瞬間「私の仕事はコレだ!」と思ったそうです。
ビックリですけど、案外キッカケってそういうものなのかもしれません。
その時のお友達に感謝ですね。
『超電子バイオマン』ちょい役の悪役だったはずなのにまさかのメイン悪役に!
- お母様に隠れてアクションスターを目指していたが、ついにバレる時が来た。
- 戦隊ヒーロードラマへの出演が決まったから。
- 悪役のちょい役で、ヒーローがメインだったから大丈夫だと思っていたオオシマさん。
- 出演したのは1984年の『超電子バイオマン』。なんと顔丸出しの悪役だった。
- しかもちょい役のはずだったのに、出番はどんどん増えていった。最終話まで登場。
- お母様にバレて福岡に連れて帰られそうになったところを、学校の先生のために必要だと思いアルバイトをしたとごまかした。
- オオシマさんの名前はこれで少し知られるようになった。
お母様に連れ戻されなくてよかったですね。
そうなっていたら、また全然違う人生だったのか、あるいは説得して同じ道だったのか。
オオシマさんの意志は強そうだから、説得して同じ道な気がします。
『超電子バイオマン』のオオシマさんはファラキャットという悪役名でした。
香港映画のオーディションで奇跡の合格!
- 香港スター50人が出演する超大作香港映画のオーディションがあった。
- この映画はサモ・ハン・キンポー監督の『冒険活劇 上海エクスプレス』だった。
- 日本人のちょい役のオーディションだった。選ばれるのは男女1名ずつ。
- 香港でのアクションスターを夢見ていたオオシマさんは「これだ!これしかない!」と決意。
- このオーディションには、有名な女優、超有名なアイドルなどが受けることになっていた。
- 映画に呼びたい女優リストというのがあり、オオシマユカリは1番最後にあった。それを見てしまったというオオシマさん。
- オオシマさんは秘策を考えた。それは熱い想いを綴った懇願の手紙。アクションスターになるために生まれた、夢を叶えたいと書いた。
- その熱意が伝わったのか、オーディションに合格したオオシマさん。香港映画デビューとなった。
熱意って伝わるんですね。
でもオオシマさんの場合は、ちゃんとアクションスターになるための下地がちゃんとありました。
器械体操と空手という武器。
そして類まれな運動神経。
これが備わっていたからこそ、夢の扉を開けることが出来たんですね。
でも素晴らしい!
広東語がさっぱりわからないが無問題!
- 香港映画で活躍していくオオシマさんだが、試練もあった。
- 広東語がわからなかった。アクションだけに集中していたため、英語くらい通じると勝手に思っていて、知っていた言葉「無問題(もうまんたい)」を繰り返していた。
- オオシマさんに好都合だったのが、当時の香港映画は吹き替えだったため、口パクでよかったこと。映画の出演者には全員声優がついた。
- これは中国でも広東語や北京語と言葉が違ったため、当時は吹き替えを採用していた。
- アクションさえしっかりしていれば、セリフは日本語で雰囲気だけ合わせてOKが出た。
そうなんですよねー。
昔の香港映画って吹替なんですよね。
ビックリしたことがあります。ジャッキーの声ってあの声じゃないんだって。
時代もあり、本当に運がよかったですね。
NGがなんと50回も!
- 香港映画では、アクション監督、監督、照明、カメラとスタッフがいるが、全員がアクション好きでなんらかの達人だった。
- そのため1つのアクションで、それぞれがNGを出してくるため、50回も撮り直したこともある。
- いいアクションが撮りたいというその一心なので、当時の香港映画は妥協がなかった。
- NG連発の弊害も。相手に蹴りを入れすぎて、その方の奥歯が折れたこともある。
50回はしんどい!
関根さんが「だから当時の香港映画はクオリティが高かった」と言ってましたけど、その拘りが良いものになるんですね。
でもこんな感じで予算って大丈夫だったのかな?
またもやちょい役から大抜擢の逆転劇!
- 西城秀樹さん主演の『天使行動』のこと。当時西城さんは香港で大人気だった。
- その映画のちょい役で出演をすることになったオオシマさんは、1週間の撮影という話だった。
- 役は麻薬組織の殺し屋。
- 1週間と聞いていたのに、気づけば3ヵ月も撮影していた。
- オオシマさんの役は、自分の組織のボスを殺し、敵の悪役は全員死んでしまい、オオシマさんがまさかのラスボス状態になった!
- ストーリーは現場でどんどん変わっていく。
- これでアクションが出来る日本人女性がいると広まっていく。
西城さん、お亡くなりなったのが思い出されて、ちょっとしんみりしちゃいました。
世代ではないですけど、歌が上手な人のイメージでした。
アクションスターとして香港映画に出られていたんですね。
なんか真田広之さんのイメージしかない。
なんとジャッキー・チェンから誘われ香港でアクションスターに!
- そして、なんとオオシマさんは、ジャンキー・チェンの目に留まり、弟子入りをする。ジャッキーの事務所に所属することになった。
- これまでのオオシマさんは香港と日本を行ったり来たりの生活だったが、香港で本格的に活躍することになった。
- キッカケはジャッキーの映画の監督の作品に出たこと。
- それがありジャッキーと会うことになった。そこでジャッキーから「オオシマは香港俳優になった方がいいよ」と言われた。
- アクションスターの仲間入りに!
- 朝6時から翌朝8時まで、4本撮りという超多忙のスケジュールを10年続けた。
- その甲斐あって、香港でも認められ「女ドラゴン」と呼ばれるようになった。
これは奇跡のような話ですね。
ジャッキー・チェンの映画を見てアクションスターを目指し、ジャッキー・チェンに認めてもらって弟子入りですからね。
こんなことってあるんですね。
でも、オオシマさんの熱意と努力があってこそ。
才能が備わっていたからこそ、夢を叶えられたんだと思います。
ハリウッド進出!?オリバー・ストーン監督直々に出演オファー
- オオシマさんが33歳の時。
- ハリウッドの映画監督オリバー・ストーンから直々に出演依頼を受ける。
- ジャッキー・チェンもまだハリウッド本格進出前だった。
- しかし、オオシマさんの答えは「NO」。まさかの出演拒否だった。
- 理由は、ようやく広東語にも慣れたのに、また一から英語をやるのがイヤだったから。
- 出演拒否されたオリバー・ストーンは「My name is オリバー・ストーン」と自身の名前をアピールしたそう。
- ジャンキーの事務所でもなんで出ないんだ、と言われたとのこと。
- ハリウッド行きに「NO」としたのは、今でも後悔していない。
- 理由は、そこでアメリカへ行っても、主演を取れたとは思わないから。アジアでずっとやっていくだろうし、今でもその思いは変わらない。
- 「女ドラゴン」として27年間走り続けた。
- 現在は地元福岡で先生となり、当初の夢を叶えた。
- また、次世代のアクションスターを育ててもいる。「次の誰かに繋いでいきたい!」
◆◇◆ ◆◇◆
ラベリングは「オリバー・ストーンだけ無問題(もうまんたい)じゃない人」(激レアさん No.118)でした。
すごく1本筋が通った方でしたね。
ご自身の信念にブレがないというか。
体育の先生になりたいという夢に戻るところも、まるでドラマや映画みたいです。
「次の誰かに繋いでいきたい!」を言っているところも素晴らしいなぁと感じました。
ぜひこの夢も叶えて欲しいです。
とても面白かったですし、話に引き込まれました。
前半の山村紅葉さんの『激レアさん』です
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