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耳の穴 元プラス・マイナス兼光が語る「大解散」の本音と真相を語る LINE1通で解散

 

2024年4月17日放送の『耳の穴かっぽじって聞け!』を見ました。
今回のテーマは「解散した芸人の本音」です。

 

登場するのは元プラス・マイナスの兼近さんです。

 

先週の耳の穴はガッカリすぎて記録すら残しませんでした。
元文春記者が語るというのであれば、松ちゃんのことだとばかり思いましたから。
幸い久保田さんも井口さんも「それじゃないだろ!」と視聴者を代弁してくれたことが救いでしたが…。

 

さて今回は残念な先週の予告でとても楽しみにしてました。

 

最初相席食堂風になってました(笑)。


▽目次です▽

 

兼光タカシの語る大解散の真相

  1. 元プラス・マイナス
  2. 「大解散しました」「21年組んでいたコンビがいきなり解散になりました」と兼光。
  3. 21年やっててこんなコンビの解散ある?
  4. いきなり首をスパンと切られた感じ。
  5. 今回の解散で励ましと心配の声が今までで一番来た。
  6. 最初は「相方大丈夫か?」が多かった⇒「兼光大丈夫か、じゃないの?」と兼光。
  7. 兼光が本音を言うのは今回が初めて。
  8. 「あなたたちも解散あり得ますよ!」と語る兼光。
  9. 「久保田さんも仕事くれてありがとうございます!」と久保田のモノマネをする兼光。

 

 

 

兼光タカシからの手紙「解散した芸人からのお願い」

◆兼光タカシの手紙「解散した芸人からのお願い」全文

 

晴天の霹靂だった。


突如プラス・マイマスが終わった。


相方が吉本興業との契約を解消になったのだ。
それと同時にプラス・マイマスも解散になった。


「兼光ごめん
ありがとうでした
吉本、芸人辞めます
お疲れ様でした。」


という相方の投稿を目にした。


『はっ?聞いてへんて』
けどまぁまぁどうせまた思いつきで言ってんねやろと思っていたが
しばらくして
「ごめんな、
やめるわ
今までありがとう
がんばって」
というラインが相方からきた。


ラインで返信ところではない。
すぐに電話をかけたが出なかった。


でもSNSは続けて投稿している。
「プラス・マイマスも解散です」と投稿している。


いやいやいや
ちょっと待てよ、
また電話をかけてもでない。


あのラインが彼との最後の連絡だった。


んな一方的で身勝手なことある?
21年コンビを組んでてライン1通で終わりって、、


寝耳に水だった。
寝耳に水どころか寝耳に硫酸ぐらいだ。


会社の偉いさんから電話がかかってきた。
「岩橋さん契約解除となりました。」


相方が散々会社に迷惑をかけてきたので、もう「分かりました」というしかなかった。


次はマネージャーからの電話で
「岩橋さんの吉本契約解消を明日発表するのですが、プラス・マイマスさんも解散なのでしょうか?」と聞かれた。


唯一相方と連絡が取れていたのがマネージャーだった。


契約解除は確定だけど、解散は確定ではないかもしれない。


『聞いてみてくれへん?』
とマネージャーに頼み、電話を切った。


するとすぐにマネージャーから電話がかかってきた。


岩橋さんは『解散で』と言ってます。


じゃ、じゃあ解散で、、、
あまりにも呆気なさすぎる。


プラス・マイマスが可哀想過ぎる。
兼光が可哀想過ぎる。


怒りと悲しみと切なさと悔しさが入り混じった『何でなん、、』という言葉を口にしていた。


それと同時に肩の荷がおりたのも事実だった。


もうダメ出しもないし、ネタ合わせもない。
コンビのことを考えなくてもいい。
「21年間よくやってきたよ。お疲れさん」と自分に言ってあげたい。


少し楽になったという感情も束の間、これから先どうしよう、、


殆どの収入源が漫才で、漫才以外のロケやテレビもほぼコンビで活動してきた。
仕事はどうなるんだ?
一気に不安が押し寄せてきた。


案の定、次の日の仕事、劇場11ステージは全部無くなった。
それどころかその先の仕事も一旦全部無くなった。


残ったのは1年2ヵ月前に買った家のローンだけだ。
残り34年
79歳までお金どうしたらええねん。


更には解散して1週間後に2年4ヵ月待った車がきた。
火の車が納車された。


まだある。
もうすぐ赤ちゃんが生まれる。


妻は安定期に入ったが僕は不安定期に入った。
こんなに重なることある?


しかしそんな不安をよそに解散した次の日から、続々と仕事が入ってきた。


皆んな本当に優しい。
周りに恵まれてるなとつくづく感じた。


ピンでの仕事を始めて数日がたった。


何て気が楽なんだろうか。
何て楽しいのだろうか。
良いも悪いも全て自分。


特段プラス・マイマスでの仕事が嫌だったわけではないが。
今までやったことのない仕事をしたり、1人での新鮮さもある。


SNSでは芸人やファンの人やそうでない人、色んな人が好き勝手言う。


絶対に解散させないだとか、兼光も吉本やめて2人でフリーになればとか、吉本に謝ってまたプラス・マイマスの漫才見せて下さいだとか。


良かれと思って、プラス・マイマスの事を思って言ってくれてるのだろうけど、僕からしたら『ふざけんな!』だ。


振り回されすぎだし、無責任にも程がある。


こんな身勝手な終わり方は絶対納得いかないし許せない。


解散させまいと思っていた人もこの事を言うと皆んな我に返ったように、『そらそうよな、オレやったらブチ切れてるわ』と口を揃えて言う。


僕はもう切り替えて前に進んでいる。
生きていかなければならないのだ。


大切な家族を守らなければならないのだ。


これからの兼光タカシに期待して下さい!

 

兼光タカシの本音への久保田と井口の感想

  1. 久保田:分厚い聖書を短くして読んだような、人間の命の大切さみたいなもの。
  2. 井口:後半の漫才続けて、兼光さんやめてとか良かれと思って言ってるのかもしれないけど、それを兼光に言うことなのかを考えて欲しい。
  3. 岩橋は破天荒で兼光はちゃんとしているから大丈夫じゃない!⇒大丈夫な人なんていない!
  4. 岩橋がXでポストをするともてはやす人がいて焚きつけられてヒーロー感が出てくる。一方でこういう影(兼光)もあると思わないと。
  5. 赤ちゃんがお腹の中にいる⇒「父ちゃん頑張れ」と新しい生命が言っているような気もする。⇒頑張って欲しい。
  6. 久保田は兼光が久保田のモノマネをするたびに1回やるごとに1.5円の計算はしている。⇒「今回の件で、それはローンに充ててください!」
  7. 「火の車が納車されました」はえげつないパンチライン。
  8. 兼光はXを見てLINE1通で終わるしんどさがある。
  9. 久保田は岩橋が解散の時に紙1通で終わりとツイートしていたが、相方が仲良くて世話になったのにLINE1通を指摘。⇒「お前それぐらいのことしとるやん!」
  10. 辞める時に一言も話をしなかったことが久保田は驚く。⇒井口も最低限話はして欲しかった。
  11. 井口の考えた大解散⇒相方から一方的に告げられたり、SNS上で言われる。
  12. 久保田は連絡も出ないんだったら家まで行ってボコボコに殴る。⇒久保田は一方的な解散は許せない!⇒「呼吸合わせて今まで板の上でやってきたのにここ無視かよ!」
  13. ボケの人間が下向いて「もうええわ」と言わないといけないのが納得いかない久保田。
  14. 井口の本音はコンビで積み上げてきた漫才ができなくなるのは悲しい。


◆◇◆ ◆◇◆


めちゃくちゃ見入っちゃいました。
思っていたとおりかな。
どんなに温厚な人でもご自身に抱えているものがあれば「ああそうですか」とはならないと思います。

 

岩橋さんも辛かったのでしょうけど、久保田さんや井口さんの言うように最低限話し合いはすべきだったと思います。
お互いがそれぞれの道を歩めるように。

 

2023年度はいろんな解散がありましたけど、個人的に1番ショックだったのは和牛、ついでハイツ友の会でした。
でもそれぞれ解散をした流れについてはちゃんと話し合ったのでよかったと思っています。
まさかプラス・マイマスが本当に全く話し合いもせず、言葉を交わすこともなく解散になったということが驚きでした。

 

井口さんも昨日相方の河本さんがタクシーの運転手さんと取っ組み合いになったということがネットニュースになってましたが、お酒はほどほどにとちゃんと話した方がいいと思います。
太田光代社長が酒は止めると誓ったと話してましたけど、井口さんからもきつく言っておいた方がいいです。
今回は大事になりませんでしたが、相手が弱かったら河本さんがボコボコにしていた可能性だってあります。
お酒は怖いですよね。
普通に飲む分には楽しいのですが。

 

いろいろ考えさせられる回でした。

 

次週は兼光さんとの直接通話の内容が聞けますね。

 

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