2024年4月10日放送の『耳の穴かっぽじって聞け!』を見ました。
今回のテーマは「若手芸人の普段は言えない本音」です。
各事務所にアンケートを実施して本音を聞いていくという回でした。
いろんな若手の本音が聞けました。
▽目次です▽
青色1号カミムラの本音
太田プロ所属。10年目。
◆カミムラの本音
コント師がテレビで活躍する未来が見えません。
今のテレビ業界は完全に漫才師ばかりが活躍できるようになってしまっていると感じます。
その要因は2つあって、まず1つはキングオブコントがM-1の勢いに押されているから。
もう1つはなぜかコント師は、大人しくていい子ちゃんが多いという印象を持たれてしまっているからだと思います。
コント師がバラエティ向きじゃない、いい子ちゃんという印象を業界につけたのはキングオブコント決勝常連の方々です。
賞レースの平場でもボケず、久保田さんや井口さんにコントを馬鹿にされても言い返そうとせず、職人ズラしていることが本当に信じられません。
次の世代の僕たちがキングオブコントで優勝する前に、「コント師はテレビ向きじゃない」という印象をどうにかしたいです。
とにかくもうコントのことを悪く言わないでください!
今お二人が言ったら、世の中はそう思っちゃうから!
カミムラへの久保田と井口の感想
- 久保田:すごい当り屋やんか。
- 井口:青色1号と一緒にライブしているがスカしている。テレビ向きと思われたいなら平場でスカすな。⇒「これ僕が言っちゃったんですよね」と白状する井口。⇒「コントなんかするな」⇒「それはアカンやろ」と久保田。
- 1人が女装して恋愛コントはウケるがそれは劇薬。⇒目先の笑いを取ろうとするな!⇒みんな変なことになっていっちゃった。
- コントで活躍している人はいっぱいいる⇒バナナマン。
- チョコプラ、シソンヌはキングオブコントで行った時よりもじわじわ出てる。
- 結局は人が面白いかどうか。⇒コント師がどうかは関係ない!⇒自分の中身が次第!
- 世界観が強いコント師は疑いの目で見てしまうというのはあると久保田。
- ネタを作品という人は苦手という井口。
- ちゃんと面白くて残っていく人はそんなことない!
- 文章のような名前の単独ライブも許せないと井口。⇒マネージャーに伝える時どんな顔で言うのだろう?
- 久保田の提案:インディアンスの単独ライブのポスターを並べて欲しい。むちゃくちゃ面白い。⇒バカポスターGP!
久保田と井口のコント話
- 久保田はずっとオーディションはコントで落ちていた。⇒漫才に変えた。
- 久保田が漫才に変えた理由は営業で道具を持っていくのがしんどい。
- 吉本の場合は漫才の方が営業が入りやすい。⇒道具運びも全部スタッフがしないといけない。
- もう中学生はあの道具を持って山手線に乗っている。
- コントは事前に小道具があるからネタを決めないといけない。⇒前日にネタのことを相方に連絡なんかしたくないと井口。⇒久保田も同意。
- 久保田は大阪でコントをやっていた時に、全部台本を出してと言われるのがストレスだった。
- 久保田はお化けコントで事前に録音して本人は一切出ず、録音を流したことがある⇒とろサーモンは袖で座っていただけ。⇒スベったから以降はやらず⇒ウケていたら営業に行かなくてもいい。
◆◇◆ ◆◇◆
ちょっと前であればコント師は地味なイメージもあったでしょうけど、今やそんなこともないでしょう。
井口さんが言っていたようにバナナマン、チョコプラはスゴイ人気ですし、パンサーやジャンポケだってテレビ出まくっていますよね。
また単独ライブで楽しくやりたいというコント師もおり、それで食べて行けるようになったことが大きいと思います。
しかもバナナマン、チョコプラ、パンサー、ジャンポケなんてKOCを優勝していないです。
だからといって優勝したらダメかといえば、かまいたち、ハナコが活躍してますし、空気階段だって活躍中。
たまたま目にしていないだけのような。
久保田さんはコント師をバカにしたことはないですよね。
本人も言ってましたが。
漫才コンビだってテレビ出れない人は多数いるので隣の芝生は青いということなのかなとも思いました。
チルダーリー トビーの本音
グレープカンパニー所属。2年目。
◆トビーの本音
順位を付けられてばかりでしんどいです。
出演するライブはバトルライブがほとんどで、その度に近い世代の芸人とネタを競い合って、お客さんの投票で順位が決まる仕組み。
もちろんそこで勝てばしんどくないのかもしれませんし、絶対に勝てる強いネタを量産すべきなのもわかります。
ですが、顔がいい男性芸人に票が傾いている時もあって、不平等を感じる時もあります。
明らかに彼らがスベっていて、私たちのネタがウケた時にも負けてしまいます。
もちろんおきゃさくんを呼べる芸人になるのも大切なのはわかりますが、ネタバトルライブと言っているのだから、嫌でも順位をつけるなら平等にして欲しいです。
「1人でも多くの人を笑顔にしたい」という思いから芸人になったので、正直、順位とかは気にしたくないのですが、毎日のようにバトルして票数という数字が出てしまうので、どうしても気になってしまいます。
賞レースやバトルライブに出ないようにすればいいとも考えましたが、やっぱりネタで笑ってもらいたいし、私たちのことを知って欲しい気持ちもあるのでなかなか難しいです。
こんな考えの私は芸人として通用しないのでしょうか?
全芸人の中から勝ち抜いてM-1チャンピオンになられたお二人に、賞レースやバトルで勝ち抜くことの意味を教えていただきたいです。
トビーへの久保田と井口の感想
- 久保田:「戦ってください、バトルライブで!」⇒井口も正直それしかないと同意。
- 小学校などで運動会とかで順位をつけなくなった。⇒競争社会なんだから、そのためにも順位づけは必要。⇒これは人間の縮図。
- 「人間社会は常に競争なんだから逃げるな!」と久保田。
- 人気者に票が入るのは、井口と久保田さんなんてそれとずっと戦ってきている。
- 面白い人が勝てないお笑いなんて本当にない!⇒面白い人が勝つ!
- 年を重ねると20代で男前だった人は誰も残っていないと久保田。
- ワーキャーの人はそのまま進むから40過ぎたら進まなくなると井口。
- 見た目が良い芸人が勝てるのは若い時だけ!
- 芸人は義務教育じゃないから強いヤツが生き残っていくしかない。⇒このビジュアルの2人が言っているんだから一番説得力ある。
- 1つを貫いたやつには勝てない。⇒最後に勝つのはこれ。
- M-1優勝で久保田は燃え尽きた。⇒井口も久保田も戦闘民族。⇒優勝しても戦いたいという気持ちになってしまう。
- 令和ロマンが今年もM-1出たいといって、M-1出たいから仕事を押さえてたりしてるんじゃないかと言われている⇒井口は「全部テレビ出た上で勝ってやるよ!」と思ってしまう。
- このままいけばいろんな壁がくるから免疫をつけておくこと。
◆◇◆ ◆◇◆
世の中は競争ですからね。
人気者になるにもいろんな道がありますけど、お笑いで認知度をあげるには賞レースに勝つのが大事でしょう。
あれだけの芸人がいるのでそこから見つけてもらうには1つの道になります。
戦わないで笑わせたいならYouTubeを頑張るしかないでしょう。
これも飽和状態ですから見つけてもらって、ファンがついて、食べて行けるようになるには至難の業。
久保田さんと井口さんが言っていたとおり、いろんな壁を乗り越えていくしかないのだと思います。
女性芸人だとビジュアルが良すぎて変なファンがついて解散となってしまったハイツもありますし、いろいろ大変でしょうけどそれも壁の1つなのだと思います。
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