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『プレバト!!』まとめ 2018年6月21日 「俳句・水彩画」 梅沢と二階堂、鉄板の面白さ

2018年6月21日放送の『プレバト才能ランキング』で、「俳句・水彩画」の査定でした。 

 

◆俳句のお題:あじさいとバス停


◆査定される人

安東弘樹さん、森公美子さん、田中要次さん、二階堂高嗣さん(Kis-My-Ft2)、吉本実憂さん

 

名人8段 梅沢富美男さん
名人4段 村上健志さん(フルーツポンチ)

 


◆俳句の先生 夏井いつき先生

 

俳句の査定ランキング

最下位5位(才能なし)「安東弘樹」5点

夏を告ぐ
 紫隠して
   雪の下

(矢印に注目をして雪国だとわかった。夏を告げる紫陽花は綺麗な花を咲かせるが、雪の季節の間は隠して、その季節になったら雪の下から一気に開花してみんなを楽しませる、という句)

 


◆夏井先生の添削後

夏告ぐる
 紫咲かせたる
      大地

 


◆夏井先生の添削

1つ1つの意味はよくわかるが、全体を読んだら意味が分からない。
夏と雪では、雪がいらない。
紫が花であることを伝えないといけない。

 


◆余談

5点は史上最低点タイ:岩永徹也さん、NON STYLE井上さん、佐藤二朗さん
安藤さんは4人目です。

 

4位(凡人)「二階堂高嗣」55点

白南風(しらはえ)や
 袖連ねるや
    故郷へ

(空に注目した。白南風は梅雨が終わるころに吹く南風で、梅雨が終わった後に家族全員でお墓参りに行ったことを詠んだ句)

 


◆夏井先生の添削後

白南風や
 祖母の故郷へ
     袖連ね

 

◆夏井先生の添削

「袖連ねる」は一種の慣用句。詩の言葉としては鮮度が落ちる。
使い方を考えなければならない。
季語を強調して、中七のトーンを弱めればいい。
特殊な読み以外のルビは自分で打たなくていい。

 

◆ここがポイント!

慣用句には注意

 


◆余談

(二階堂さん紹介の後)

浜田 お前山ほど来てるな
豊崎アナ そうなんです。過去最多の14回挑戦されるんですけど
浜田 14回やっててまだ特待生にもなってないの?もうええちゃう、諦めた方が。
二階堂 いや、諦めない!
浜田 あいつに任せたらええんちゃう。
二階堂 (千賀の肖像画を差して)あれ、なんですか?
浜田 タイトル戦を獲った人の肖像画です。千賀獲ってますから。
二階堂 千賀がトロフィーをリハーサル場所に持って来たんですよ。「獲った!」って。そんなの見たくないって言ってやりましたよ。


浜田 (笑)お前も早く上がっていくようにせんとアカンよ。
二階堂 頑張ります!自信ありますから。
浜田 5回才能ナシ獲ってるやん。
二階堂 はい。あんまり言わないでください。


(順位発表後)

浜田 お前いつになったら、上に上がんねん!
二階堂 上がってますから!
浜田 上がってないやん!
二階堂 才能ナシでした!!
浜田 (爆笑)
二階堂 今までは!

 

3位(凡人)「田中要次」60点

田んぼ海 
 四葩(よひら)の島に
   バス港

(バス旅をやっていて田舎へ行くと海のように水田が広がっている。紫陽花が島に見えて、バス停は港という空間を描きたいと思った句)


◆夏井先生の添削後

田んぼは海
 紫陽花は島
   バスは船

 

◆夏井先生の添削

チャレンジ精神は認めたい。
「田んぼ海」は寸詰まりで、乱暴。
字余りになってもいいから、「田んぼは」がいい。
四葩(よひら)よりもストレートに紫陽花の方がいい。
発想は面白い。


◆ここがポイント!

意図に添った比喩

 

2位(才能アリ)「森公美子」70点

雪国の
 青き紫陽花
  バスを待つ

 (バス停の上にある↓は、ここが道端とわかるようにしていて、雪国にしか矢印はない。雪国に咲く紫陽花がバスを待っている
という句)


◆夏井先生の添削後

紫陽花は
 雪国の青
  バスを待つ


◆夏井先生の添削

雪国のあの矢印に気づいたことが素晴らしい。
「雪国」「青」「紫陽花」と選んだ言葉が1つの世界を作っている。
語順がもったいない。

 

◆ここがポイント!

どの言葉から始めるか

 

1位(才能アリ)「吉本実憂」72点

夕立晴れ
二時間待ちの
  帰郷シーン

(梅雨の時期になると雨待ちで、撮影が止まる事がある。雨が止んでやっと撮影が出来るという句)


◆夏井先生の添削後

なし!


◆夏井先生の添削

綺麗に作っている。
それぞれの言葉が邪魔せず、1つの世界を作っている。
自分の体験から句を作ると、必要な事だけが分かる。

 

◆順位まとめ

1位(才能アリ)「吉本実憂」72点
2位(才能アリ)「森公美子」70点
3位(凡人)「田中要次」60点
4位(凡人)「二階堂高嗣」55点
最下位5位(才能なし)「安東弘樹」5点

 

 

特待生昇格試験 

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名人4段「村上健志」現状維持

林道の
 朽ちし廃バス
     額の花

(たまに林や森に朽ちて錆びれたバスがある時がある。額紫陽花という種類の紫陽花が咲いている。それが寂しげでもあり美しくもあり。紫陽花は枯れていく花なので、廃バスとの取り合わせがいい、という句)

 

◆夏井先生の添削後

林道に廃バス
    錆色に
     紫陽花


◆昇格試験のポイント
中七「朽ちし」←まだ情報が足せる!

あの写真から奥の林の中に廃バスが置き去りにされているのではないか、と映像として想像出来るのは、名人。
錆色を生かすべき。

 

名人8段「梅沢富美男」現状維持

曇天に
 俯く北の
  濃紫陽花

 (矢印で北国とわかった。北国と書かなくても・・・)うまく説明出来ず。


◆夏井先生の添削後

北国の曇天
   俯く
   濃紫陽花


◆昇格試験のポイント
中七「北」←言葉選びが甘い


◆余談

前回8段に下がり、東国原さんが9段になったことで、卑屈全開かつ嫌味な感じがあって、最高に面白かったです。
浜ちゃんとのやり取りも絶好調、なっちゃん先生との口バトルも絶好調でした。
浜ちゃんに「お前あとでド突くからな」「あとで眼鏡割るからな」と言われる梅沢さんは、やっぱりプレバトの顔(悪役スター)です。

 

夏井先生の師匠、黒田杏子先生から「梅沢富美男さんはプロ!」と褒められたと豪語してましたが、夏井先生に軽くあしらわれていたのもツボりました。

 

水彩画の査定ランキング

◆査定される人
森公美子さん、田中要次さん、安東弘樹さん、二階堂高嗣さん(Kis-My-Ft2)、

 

特待生4級 鈴木砂羽さん

 

◆水彩画の先生 野村重存先生

 

4位(才能ナシ)「二階堂高嗣」9点

◆作品タイトル「はじまりの場所」
恵比寿ガーデンプレイスを題材。


◆野村先生の評価
赤い台形しか目に入らない。

 

◆野村先生のお手本ありました。


◆余談
順位発表までのビッグマウスぶりが最高で、いい振りになってました。
あの絵で1位を信じている、と言い切るのが面白いです。
絵を見た瞬間、吹き出しました。
最高です!

 

3位(凡人)「安東弘樹」21点

◆作品タイトル「長い間、お世話になりました。」
TBS本社社屋を題材。


◆野村先生の評価
ヘリポートが上手く描けていない。

 

◆野村先生のお手本ありました。

 

2位(才能アリ)「田中要次」26点

◆作品タイトル「ダイヤモンド・スカイツリー」
スカイツリーを題材。


◆野村先生の評価
細かくて正確な描写している。
自然は規則的に描かない。


◆野村先生のお手本ありました。

 

1位(才能アリ)「森公美子」28点

◆作品タイトル「都会のオアシス」
緑の中に佇む洋館を題材。


◆野村先生の評価
色の濃淡で描いた遠近感がいい。

 

特待生昇格試験 

特待生4級「鈴木砂羽」1ランク昇格⇒・特待生3級

◆作品タイトル「希望の橋」
葛西なぎさ橋を題材。


◆野村先生の評価
遠近法の基本が出来ていて、自然な水を
シンプルな構図を見事に描き切っている。
「こういう人出しちゃダメだよ」と野村先生。


(エンディングで)

鈴木 芸術はハートっていうか、やっぱり心模様っていうか…。
浜田 お前もあとでド突くわ!
鈴木 (笑)

 

 

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