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『プレバト!!』まとめ 2018年6月14日 「俳句・和紙ちぎり絵」 千賀と中田名人に昇段!?

2018年6月14日放送の『プレバト才能ランキング』では、「俳句・和紙ちぎり絵」の査定でした。

 


俳句では名人を狙っている中田喜子さんと、キスマイの千賀健永さんが登場です。
名人昇格出来るのでしょうか。
また、新しく「和紙ちぎり絵」が査定に登場です!

 

 
◆俳句のお題:雨の路面


◆査定される人
片岡鶴太郎さん、藤真利子さん、別所哲也さん、柳ゆり菜さん、横澤夏子さん

 
特待生1級 中田喜子さん
特待生1級 千賀健永さん(Kis-My-Ft2)


◆俳句の先生 夏井いつき先生

 

俳句の査定ランキング

最下位5位(才能なし)「柳ゆり菜」30点

五月雨や
 見慣れた帰路が
     別世界

(雨で風景が全然違う世界に見えるというのと、別世界というのでそれが美しく見れるか、憂鬱に見えるかは読み手に託そう、想像を膨らませようと思って詠んだ句)

 

◆夏井先生の添削後

五月雨や
 見慣れぬものの
    ように帰路

 

◆夏井先生の添削

諸悪の根源は「別世界」。
こんな安易なやり方で伝えたと思っていることがアウト。
見慣れた帰路も、作り手には見慣れているかもしれないが、読んだ人には何の映像か掴みどころがない。

 

4位(凡人)「藤真利子」55点

赤信号
 驟雨にまぎれ
     奪ふ唇

(赤信号になって傘がなくて、そこで立ち止まったこれから恋が始まりそうな2人が、雨の力を借りて男性が初めて女性にキスをするという句)


◆夏井先生の添削後

唇を
 奪ふ驟雨の
    赤信号


◆夏井先生の添削

驟雨(しゅうう)という季語がいい。
「まぎれ」というのが説明になっていて映像ではないということと、下五が字余りなのがもったいない。

 

◆ここがポイント!

説明をしない

 

3位(凡人)「片岡鶴太郎」65点

雨の夕
 麻布育ちか
     雨蛙

(麻布に住んでいて小さな公園がある。雨降りの時に雨蛙が跳んだの見て、都会にも雨蛙がいるんだ。「君、麻布育ち?」と思った。上を「あ」で揃えた句)


◆夏井先生の添削後

夕ぐれの
 雨の麻布の
     雨蛙

 

「や」の切れ字を使った場合

夕ぐれ
 雨の麻布の
     雨蛙


夕ぐれの
 雨麻布の
     雨蛙


夕ぐれの
 雨の麻布
     雨蛙


◆夏井先生の添削

「あ」の韻の踏み方がいい。俳句は韻文なので、口に出した時に楽しくなる。
「育ちか」という感想を言うのではなく、句を詠んだ人に残す方がいい。
「や」という切れ字でカットをどこで切れるかというのがとても大事。


◆ここがポイント!

切れ字「や」で意図を鮮明に

 

2位(才能アリ)「横澤夏子」70点

傘閉じて
 路面に沈む
   梅雨夕焼

(梅雨夕焼という季語を見つけた。梅雨時の夕焼けは綺麗で、傘を閉じると路面に水たまりがいっぱいあって、そこに映り沈んでいく梅雨夕焼を詠んだ句)

 

◆夏井先生の添削後

外つ国や
 路面に沈む
   梅雨夕焼

 


◆夏井先生の添削
「沈む」を使ったことが凡人から脱した。
もったいないのが上五。
ここを変えるともっとロマンチックになる。

 
◆ここがポイント!

「傘閉じて」と言わなくても伝わる

 

1位(才能アリ)「別所哲也」73点

追憶や
つま先濡らす
   走り梅雨

(大学時代に俳優になろうかどうしようか考えていたことを思い出し、その時靴先が雨でグズグズしたなというのが出てきて、自分に勢いをつけるために走った。未来に向かおうと思って走ったことと写真の光景を重ねて詠んだ句)


◆夏井先生の添削後

添削なし

 

 

◆夏井先生の添削

結構難しい型に挑戦した句。
上五に季語ではない名詞と、季語込みの12音のバランスが難しい。
それが上手く出来ている。


◆ここがポイント!

言葉のバランスを保つ 

 

◆順位まとめ

1位(才能アリ)「別所哲也」73点
2位(才能アリ)「横澤夏子」70点
3位(凡人)「片岡鶴太郎」65点
4位(凡人)「藤真利子」55点
最下位5位(才能なし)「柳ゆり菜」30点

 

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特待生昇格試験 

特待生1級「中田喜子」現状維持

白線や
 蟾(ひき)へばりつく
        雨後の夜


(雨上がりの夜、車線にヒキガエルがジッと動かないという句)


◆夏井先生の添削後

白線や
 蟾みじろがぬ
    雨後の夜


◆昇格試験のポイント
「へばりつく」の是非←詰めが甘い


へばりつくがよくない。
これはぴったりくっつくとか、べったり張りつくの意味なので、「白壁」だったら、へばりつくでよかった。
「白線」は平面で水平なところなので、車で轢かれたのかと読む人もいる。

 

特待生1級「千賀健永」現状維持

出水深し
 街路をのぼる
     青き魚

(大雨が降って川の水が溢れ出てしまった。ちょっと握った茶色い水に青い魚が出てきて街路を泳いでいる。青き魚はサバのことを詠んでいる句)


◆夏井先生の添削後

大出水の
 街路濁水
  跳ねる鰡(ぼら)

 

◆昇格試験のポイント
「青き魚」の是非←中途半端の極み


「青き魚」とくるとこれは幻想の世界。
話を聞くとかなり現実を描こうとしている。
幻想を描きたいのか、現実を描きたいのか、ぐちゃぐちゃになっているため、中途半端なものになって表れる。
サバは、魚類として無理があります。
サバは沖を回遊している海の魚。 

 

和紙ちぎり絵の才能査定ランキング

◆査定される人
片岡鶴太郎さん、藤真利子さん、別所哲也さん、千原ジュニアさん、しずちゃん(南海キャンディーズ)

 

◆和紙ちぎり絵の先生 辻井華洲先生

 

最下位5位(才能なし)「別所哲也」

◆作品タイトル「蛍の涼やかな夜」


蛍が光っているように見えないというのが最大の減点。
使う和紙を工夫すれば、簡単に光を表現出来る。
厚さの違う和紙を重ねて光を表現。

 


4位(凡人)「片岡鶴太郎」

◆作品タイトル「びわ5つの物語」


先生との違いはびわの立体感。
和紙の選び方ひとつで簡単に立体感を出せる。
題材に合った和紙選びが重要。


◆和紙ちぎり絵のポイント

和紙の風合いを吟味する

 

3位(凡人)「千原ジュニア」24点

◆作品タイトル「夏の思い出」


金魚の和紙が濃淡の少ない場所を使ったため、重苦しくなった。
1枚の和紙でも使う部分で、与える印象が大きく変わる。
パーツごとに使う場所を吟味することが重要。


◆和紙ちぎり絵のポイント

和紙の使う部分を吟味する

 

2位(才能アリ)「しずちゃん」28点

◆作品タイトル「もうすぐ夏だなぁ」


先生から細かく丁寧とのこと。
とてもセンスがある。

 

1位(才能アリ)「藤真利子」29点

◆作品タイトル「赤い宝石」

 

先生大絶賛!
さくらんぼの実の立体感の出し方がいい。
和紙ちぎり絵では、ハサミではなく手でちぎるのが基本のため、たくさんの毛羽が出てしまうが、毛羽の処理がいい。

 


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