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『プレバト!!』まとめ 2018年7月12日 「俳句・盛り付け」梅沢ほぼ10段!土屋太鳳は!?

2018年7月12日放送の『プレバト才能ランキング』では、「俳句・盛り付け」の査定でした。
俳句では名人9段に返り咲いた梅沢さんが初の10段を狙います!

◆俳句のお題:夏の食堂


◆査定される人
土屋太鳳さん、登坂淳一さん、紺野美沙子さん、北山宏光さん(Kis-My-Ft2)、神田愛花さん


特待生9段 梅沢富美男さん
特待生4段 村上健志さん(フルーツポンチ)


◆俳句の先生 夏井いつき先生

 
◆オープニング

豊崎アナ 実はですね、土屋太鳳さんは浜田さんの息子さんと幼馴染でいらっしゃいまして…。
浜田 ああ、そうですそうです。
土屋 (頷く)
(周り驚愕)
豊崎 幼稚園、小学校とずっと同級生なんですね。
浜田 (土屋を指して)これがこんな時に(小さい子をジェスチャー)
北山 じゃあ、顔見知りなんですか?
土屋 そうですね。
北山 怖かったでしょう、マジで!
浜田 なんでやねん!(笑)
土屋 そんな…。営業妨害になっちゃうかなって思っちゃうんですけど、いつも本当に優しいお父さんで…
浜田 (遮って)いらんこと言わんでええ!(タバコを吸って肩で風を切りながら)ずっとこうやって幼稚園来てたから、俺…。
北山 悪い、怖いなぁ(笑)。


浜ちゃんの営業妨害という土屋太鳳さんがキュートでした♪

 

俳句の査定ランキング 

最下位5位(才能なし)「登坂淳一」35点

侍と
 同時に狙う
     冷奴

(食堂に侍姿のドラマの役者さんたちがいて、その人と最後の一つの冷奴に同時に手が伸びて、、「あっ」って目があって譲った、という句)

 

◆夏井先生の添削後

侍役の
 男に譲る
    冷奴

 

◆夏井先生の添削

1コマ漫画のようなギャグを狙って作るというのがあるが、至って真面目に作っていたのがわかったが、本人が思うほど面白くない。
侍役であることをわからせなければならない。

 

4位(才能なし)「北山宏光」37点

夏終わる
 球児の涙
  箸止まる

(定食屋でテレビがあって、ちょうど甲子園の決勝と負けたチームが泣いてると。その結果を見ながら思わず箸を止めてしまう、という句)


◆夏井先生の添削後

箸止めて
 見入る球児の
    夏よ嗚呼


◆夏井先生の添削

着地を間違えたという句。流れで「箸止まる」でキョトンとしてしまう。順番が違う。最後「夏終わる」でもいいが、感嘆詞「嗚呼」だとより思い入れが表れる。


◆ここがポイント!

感嘆詞「嗚呼」


◆余談

オープニングでの紹介時

豊崎 実は俳句のコーナーに15回以上出ていただいて、未だに特待生になっていない方が2人いらっしゃるんですけども、Kis-My-Ft2の北山さん(15回)と二階堂さん(15回)なんです。
北山 もう二階堂と一緒は嫌だよ。
浜田 お前ら回数的にはもう上に行っておかなアカン人間やから。
北山 いよいよマズイッス、本当に。逃げ場ないし。
浜田 ほんまやで。北山前回どうやったっけ?
豊崎 「才能アリ1位」を6回も獲得されてまして、前回も「才能アリ1位」でしたから。
浜田 前回も1位?
北山 安定感全然無いのよ。


4位発表時

浜田 北山宏光!
北山 うわー!(のけ反る)
浜田 北山ちゃ~ん!
北山 もう何やってんの!
浜田 北山ちゃ~ん!行っちゃえ、行っちゃえよー!
北山 スッゲー、嬉しそうな顔してんじゃないですか!(苦笑)
浜田 な? だから激しいやろ。上行ったり下行ったり
北山 本当安定しない。


北山さん、特待生を期待されつつも、乱降下が激しくてみている方は面白いです。
なんだかんだ、浜ちゃんと仲良さげにツッコミ、ツッコまれが見れるのもキスマイの北山さんと二階堂さんです。
特待生上がって欲しいけど、今も十分美味しいのが北山さん。
先生にもいじられてますし(笑)。
何でも出来るイメージですけど、俳句だけはなかなか難しいんですね。

 

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3位(凡人)「神田愛花」55点

時価価格
 さらりと流す
     扇風機

(食堂ではなくなってしまったが、高級なカウンターの居酒屋さんみたいなことろで、お魚とかがよく時価価格って書いてあって、普段だと高いから「ちょっと頼めないな」と怖いんですが、ちょっとお酒も飲んで扇風機の風に当たっているとそんな怖さも全部風に流して頼んじゃえ、という句)


◆夏井先生の添削後

時価なんぞ平気
    さらりと
      扇風機


◆夏井先生の添削

時価というのはその時の商品の価格のことなので、価格はいらない。扇風機とあれば、流すもいらない。


◆余談

バナナマンの日村さんと結婚した元NHKアナウンサーの神田愛花さん。
浜ちゃん「日村のどこがええの?」とボソッと言って笑わせてました。

 

2位(凡人)「紺野美沙子」65点

すっぴんの
 食堂デート
     冷奴
(夫と結婚前に南武線の駅前食堂でよくデートをしていた。イタリアンとかフレンチとか気取った感じではなく、すっぴんで普段着でその気楽さがいいな、という句)

 

◆夏井先生の添削後

駅前食堂
 すっぴんデート
       冷奴


◆夏井先生の添削

リズムがいい。素材が愉快。「すっぴんの食堂」って何と思うので、駅前食堂を生かす。名詞を並べただけなのに、状況や場面が見えてくる。


◆ここがポイント!

ズームインする語順

 

1位(才能アリ)「土屋太鳳」70点

決戦の
 熱冷めやらぬ
      氷水
(今「チアダン」という部活をテーマにしたドラマを撮影していて、自分自身も部活をやっていたという経験を含めて大会とか試合の後で、夏の食堂に行ったという気持ちを詠んだ句)

 

◆夏井先生の添削後

逆転の
 熱冷めやらぬ
      氷水


◆夏井先生の添削

句としてありがちの光景ではあるが、素直に自分が表現したい場面を描けている。氷水という季語が生で読み手の体の中に入ってくるような感じもある。決戦でもいいが、どういう勝敗の結果だったかも入れることが出来る。「敗戦」「惜敗」「辛勝」「逆転」など。2文字4音でいろんなことがやれるのが俳句。

 

◆順位まとめ

1位(才能アリ)「土屋太鳳」70点
2位(凡人)「紺野美沙子」65点
3位(凡人)「神田愛花」55点
4位(才能なし)「北山宏光」37点
最下位5位(才能なし)「登坂淳一」35点

 

特待生昇格試験

名人4段「村上健志」1ランク昇格⇒【名人5段】

給茶機の
 上の軋めく
    扇風機

(食堂にある給茶機と、食堂にある扇風機は上にあることが多い。給茶機の上に扇風機が乗っていて、それが軋めいているので古い感じというそれだけの映像。食堂の古くて汚いけど居心地いいなという空気まで見えてくる。そういう夏の1ページの句)


◆夏井先生の添削後

添削なし


◆昇格試験のポイント
「の上の」←視線の誘導が見事!

お題の写真を見ていない人に、そのままありありと再生させるというのも俳句の作り方の1つ。これをやるためには、的確な描写力を持っていないと出来ない。この句を読んだ人の脳には、ほぼ全員同じ映像が再生されるという名人の技。

名人9段「梅沢富美男」現状維持

原子炉と
 共に溽暑に
    眠る町

(「溽暑」というのは猛暑という季語で、公演に行った時に私と同じ福島の方がいらっしゃって、猛暑でも自分の生まれ故郷がそのまま残っちゃって、「そこに帰れないんだな」と思ったら、この句がポンと出てきた。)


◆夏井先生の添削後

原子炉と
 溽暑に眠る
    町の黙


◆昇格試験のポイント
「と共に」←ほぼ10段

めちゃくちゃ褒めたい。溽暑をよく選んだ。「静かな怒り」が伝わる。最後に街が出てくる。もうこれ、ほぼ10段!「と」があれば「共に」はいらない。「に」の間に挟まれた、せっかくの溽暑という季語が損をする。

 

◆余談

本日のキーワードは「ほぼ10段!」
梅沢さん惜しかったですけど、いい句でした。
今日の梅沢さんの指摘は絶好調でしたので、これが維持出来れば「ホンモノの10段」になれる日も近いかもしれません。
なっちゃん先生とのやり取りも最高でした。
浜ちゃんが最後に「説明聞いてる時、案外素直や」とフォローしてました。

 

料理の盛り付け査定ランキング

◆査定される人
神田愛花さん、登坂淳一さん、紺野美沙子さん、北山宏光さん(Kis-My-Ft2)、

特待生2級 杉本彩さん

◆盛り付けの先生 土井善晴先生

最下位4位(才能なし)「北山宏光」

◆夏のフルーツ盛り合わせ
TOKIO松岡へのおもてなし


◆土井先生の評価
フルーツでシャンパンをかけること前提にしたのであれば、かけるってことで勝負しないとダメ。フルーツポンチとしては中途半端。
食べることを想像し、盛り付ける。

3位(才能なし)「神田愛花」

◆アボカドサラダ

 

◆土井先生の評価
誰がやっても最低限このようには盛れる。アボカドの魅力が感じられない。アドカドより周りの食材が目立ってしまった。


◆ここがポイント!
サラダは主役を決める 

2位(才能なし)「登坂淳一」

◆そうめん


◆土井先生の評価

そうめんは麺の中でも伸びにくい性質のため、水を張って清涼感を出す。

 

1位(才能アリ)「紺野美沙子」

◆刺身の三種盛り
姉夫婦を自宅に招く


◆土井先生の評価

紫蘇を巻き付けたイカをカット、きゅうりの花、すだち、紫蘇の花を飾って清涼感を出している。夏のあしらいで季節感を際立たせている。

 

順位まとめ
1位(才能アリ)「紺野美沙子」
2位(才能なし)「登坂淳一」
3位(才能なし)「神田愛花」
最下位4位(才能なし)「北山宏光」

 

特待生昇格試験

特待生2級 「杉本彩」1ランク昇格⇒【特待生1級】

◆ビーフカツサンド
外国の方を招いて


◆土井先生の評価
変化をつけた切り方が見事!ビーフカツサンドの2種類の切り方で変化をつけたことと、外国人の方をもてなすのにトマトの配置がいいと絶賛。余白を上手くいかして、カツサンドを日本文化に上手に取り込んでいる。

 

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