今日も暇です。

テレビやドラマの感想などなど。。。

『激レアさんを連れてきた。』2018年7月16日 まとめ 古賀義章 インド版巨人の星を制作

2018年7月16日放送の『激レアさんを連れてきた。』です。
インドで巨人の星のアニメを作り、大ヒットさせたという、コガさん(古賀義章さん)です。

 
今回は面白すぎて笑いっぱなしでした。


編集者(講談社)で、インド好きが高じてしまい、ついにはインドでアニメ制作をして、それを大ヒットさせちゃったというユニークなんだけど凄い人、それがコガさんです!

 


◆ゲスト:福士蒼汰さん、中嶋朋子さん


◆星飛雄馬の声:若井おさむさん


▽目次です▽ 

 

若林正恭と弘中綾香アナのオープニング

弘中 7月16日は「海の日」ということなんですけど、海にまつわる思い出ありますか?
若林 (笑)急に…。なんか話すことなくなってきたんだね。
弘中 そうなんですよ!半年以上経ってますから、ネタ切れもいいところ。
若林 ネタ切れも(笑)。なんか聞くことないのか、俺に!

(ゲスト紹介)

若林 弘中ちゃんの好きなイケメンのゲストです。
弘中 はい!ありがとうございます!
若林 やる気が全然違いますからね。イケメンが来た時は。
弘中 (照れ笑いして、福士さんに向かって)あまちゃんの時から好きでしたぁ。


本日も若林さんと弘中アナのコンビは絶好調でした。
若林さんに全く興味がない弘中アナが面白すぎます(笑)。

 

インド版巨人の星は野球ではなく、クリケット

白髪の男性が登場しました。
この方がコガさんです。
ネットで調べてみると、1964年生まれだとか。


弘中アナの説明はこうでした。

インドと巨人の星が好きすぎて、執念でインド版巨人の星を作り、ヒットさせちゃった人


「インドで巨人の星?」と若林さんも驚かれてましたけど、本当に「?」です。
ただリメイクしただけではなさそうなのですし、日本だからこそヒットできた「巨人の星」をどうインド風味にしたのか、興味が湧きます。


巨人の星は、1968年~1979年にわたり、3シリーズに分かれて放送された人気野球アニメです。
最高視聴率は異例の36.7%


一方で、コガさんが作ったインド版巨人の星は『SURAJ THE RISING STAR』というタイトルです。
主人公はスーラジ、父はシャーム、姉はシャンティという名前で、家庭環境は「巨人の星」と同じ。


でも、大きく違うのが、野球ではなく、クリケットだということ!


イギリス発祥のスポーツ、クリケット。
サッカーに次いで世界の競技人口が第2位といわれる人気スポーツです。
クリケットは、インドで超人気で熱いスポーツなんだそうです。


ちなみに、インドの人気のクリケット選手の年収は、10億円超え!(驚)
代表的な選手は打者(バッツマン)のサチン・テンドルカール選手。


スタジオでは、サチン選手の名前が出てもキョトンとしてましたが、コガさんの説明では、絶頂期の長嶋茂雄さん、王貞治さん、松井秀喜さんを足した選手とのことです。
そんな選手います?(笑)

 

インドとの出会い

1980年代後半、大学生だったコガさんは、4ヵ月間インドを放浪する旅をしました。
そこで、ものすごくインドを愛するようになったんだそうです。


コガさん曰く、インドの魅力はなんでもあること。
なんでもあって、なんでもアリの国、それがインドなんだとか。
なんでもあるという国は結構ありそうですけど、なんでもアリの国は難しいかもしれません。
日本は違いますもんね。


そういう自由なところに、コガさんはインドの虜になってしまったそうです。


過去インドに滞在していたこともあるコガさんは、過去に50~60回インドに渡っています。
先週もインドに行っていたというほど、今でもインド愛が溢れています。

 

大手出版会社勤めのエリート 頭の中はインドのみ

大学卒業後、講談社に入社したコガさん。
インド愛が凄すぎて、出世よりもインドということで、雑誌に隙あらばインドの記事をぶち込んでいきました。
たとえば、『クーリエ・ジャポン』でインド特集を組むという風な感じです。
当時コガさんは『クーリエ・ジャポン』の編集長で、その権限でインド企画ばかりを行っていたそうです。


あまりのインド愛で社内でも有名になり、「もうお前部署変わって、自由にやれ」と言われ、挙句に海外事業部へと異動されました。

 

奇跡の化学反応 インド好き×巨人の星

コガさんは、インドのムンバイというスラム街を取材していた時に、クリケットで遊ぶ少年たちを見て、「巨人の星」みたいだな、と懐かしく感じました。
「巨人の星」に出てくる長屋の生活に似ていて、アニメの場面が重なったんだそう。


そして、インドでクリケット版『巨人の星』のアイデアが浮かびます。

 

インド版『巨人の星』のアニメ化への道

アニメ制作をするにあたり、4つの問題点があります。

  1. クリケットに関して無知
  2. 権利関係
  3. スポンサー集め
  4. インド人 感情豊かすぎ

 

回答

▽ 

  1. クリケットを知るためにわざわざインドで草クリケットに乱入し、覚える
  2. 作画の川崎のぼる先生と、原作の梶原一騎先生の奥様に許可を取る
  3. 日本のアニメ制作会社やある大企業のウツノミヤさんという方と共に、スポンサー集めをした結果、アニメにスポンサーを登場させるということになります。(これがハンパなく面白いですw)
    その企業は5社:ANA(全日空)、スズキ、コクヨ、ダイキン工業、日清食品
  4. 「巨人の星」にある挫折とか葛藤というのを描かれず、ドンチャン騒ぎのシーンを入れてこられて困ったらしいです。

f:id:nukonyan131:20180717032606j:plain


 アニメ化に際し、NGだったことをの解決策

  • 大リーグボール妖精ギプスNG:金属の部分が拷問で使用した拘束具を連想させるため、自転車のチューブに変更した。
  • 母親不在NG:インドでは母親は家族の拠り所で影響力が絶大のため他界しているのは困るとのこと。しかし、母親が生きていると明子姉さんの役割がなくなってしまう。そこで、母親の遺影を常に出し、亡霊として主人公と会話することになった。
  • ちゃぶ台返しNG:食べ物を粗末にするのはダメなため、お水の入ったグラスでごまかした。
  • 超難しい穴通し:壁の穴から庭の木にぶつける穴通しは、クリケットではワンバウンド投球のため、超難易度トレーニングと化した。
  • ライバル花形の運転NG:インドではお金持ちが自分で運転するのはNGのため、助手席だったり、後部座席だったりと変えている。


面白すぎて、お腹がよじれます(笑)。
インド版『巨人の星』、めちゃくちゃ見たい!!


こうしてインドで放送された『巨人の星』は、絶大な人気となったそうです。

 

現在のコガさんのお仕事は絵本

コガさんは、現在もしっかりとインド愛溢れるお仕事をされています。
日本の絵本をインドで翻訳して出版しているそうです。

例として、『もったいないばあさん』のヒンディ語版が表示されてました。


今でも、インドとの繋がりを大事にされてらっしゃるコガさんでした!

 

ラベリングは「ピュアなバッツマンの人」(激レアさん No.54)でした。


ちなみに、クリケットで投手のことをボーラー、打者をバッツマンと言います。

 

おまけ:若林正恭と弘中綾香アナの面白トーク


(星飛雄馬の声が登場)

 実はクリケットのことを全然知らないんだ!
若林 え、これは?ご本人?(小声)
 若井おさむです!
若林 ふざけんなよ!あ、ふざけんなよって言っちゃった。若井さん、すみません!今のはいい間で来たから、反射的に言っちゃっただけで。
弘中 反射的に言っちゃっただけ。そうなんですね。
若林 声がそうなのか!
弘中 そうです!
若林 アムロ・レイの声が…
弘中 星飛雄馬の声優さん、古谷徹さんという方で一緒なんですけども、大御所なのでウチは若井さんで頼んだって言う(笑)。
若林 ルパン三世の声を栗田貫一さんがやるやつね。
弘中 そうですそうです!


(ホワイトボードをひっくり返すのを忘れて)

弘中 あ、やべっ!
若林 「あ、やべ」って。
弘中 忘れてました、コレ。
若林 アナウンサーがやべって…。
弘中 忘れてください。ヤバイヤバイ。
若林 それもダメだよ!
弘中 はい(笑)。

弘中アナが可愛くて癒されるし、若林さんの愛あるツッコミがいいですね。

 

▽こちらの記事もどうぞ▽

『激レアさんを連れてきた。』2018年6月25日 まとめ 大仏見富士 フランス外国人部隊を経験