2018年11月29日放送の『プレバト才能ランキング』のまとめで、今回は「俳句・水彩画」の査定でした。
注目は、久しぶりの梅沢さんとキスマイ北山さん!
梅沢さんは久しぶりのプレバトですね。
前はいつも出ていたので最近寂しかったです。
前回キスマイの二階堂さんは「いけばな」でやっていくと俳句は切り捨て発言でしたが、北山さんは俳句に賭けることは変わりないようです。
▶『プレバト!!』2018年11月22日「俳句・いけばな」独身女性の結婚式の俳句 二階堂高嗣はいけばなでやっていく! - 今日も暇です。
北山さんは特待生への期待もかかりますが、どうなるのでしょうか?
キスマイの人たちと浜ちゃんのやり取りが痛快なので、個人的にはこのままのポジションが面白いのです。
でも、番組途中で「特待生昇格フラグ」が立ってましたね(笑)。
夏井先生のおっしゃるとおり、次回初の転落だとそれも面白い。北山さんと浜ちゃんのやり取りが楽しみです。
あと「水彩画」が凄かった回ですね。
こんなことあるのという、神回!
俳句の査定ランキング
◆俳句のお題:「冬のスーパー」
◆査定される人
増田惠子さん、筧利夫さん、北山宏光さん(Kis-My-Ft2)、岡本玲さん、松尾駿さん(チョコレートプラネット)
名人10段 梅沢富美男さん
名人8段 村上健志さん(フルーツポンチ)
◆俳句の先生 夏井いつき先生
最下位5位(才能なし)「松尾駿」10点
冬の鍋
店の顔にも
パックかな
(冬になるとパックの鍋が売り出されるが、店の顔となる店先に出てくる。冬には、顔にパックをするといういろんなものにかかっている、という句)
◆夏井先生の添削後
店頭の
スープパックや
冬は鍋
◆夏井先生の添削
お店の光景に戻ってみる。「店頭」にするだけでわかりやすくなる。パックも顔じゃないとするしかない。こうすればスーパーのキャッチコピー(ポップ)にはなる。
4位(凡人)「岡本玲」50点
冬野菜
ずしりとカゴに
母の愛
(冬に1人で買い物をしていたら冬野菜は重いと気づく。お母さんはそういうのをたくさん買ってくれてのは、これって愛情だったんだな、という句)
◆夏井先生の添削後
ずっしりと
冬の野菜と
母の愛
◆夏井先生の添削
今日の「KING OF THE 凡人」はこの句です。母の愛を活かす方法を今回は考える。「冬野菜」と「母の愛」を並列にする。
3位(凡人)「筧利夫」60点
大晦日
一息ついた
午後三時
(大回転した後のホッと一息ついた午後3時。大晦日はその後閉店になる。そんな大回転した後のカゴの気持ちを詠った句)
◆夏井先生の添削後
客足一息
大晦日(おおつごもり)の
午後三時
◆夏井先生の添削
「カゴってあんた!(笑)」。これ自体は成立してはいる。カゴと発想する人は好き。俳人としての小さな素質の欠片はあるが、この句からは感じられない。せめて店先とわかる言葉を入れるべき。言葉の使い方を覚えれば、この人面白いことをしてくれるかもしれない。
2位(凡人)「増田惠子」68点
あかぎれの
レジ打つ手先
赤きマニュキア
(スーパーのレジ係があかぎれの手だけど、真っ赤なマニュキアを塗って、気分を上げてオシャレを楽しむ女である自己主張を赤きマニュキアに込めた、という句)
◆夏井先生の添削後
あかぎれに
レジ打つ赤き
マニュキアぞ
◆夏井先生の添削
映像だけをおさえていこうとしているのは確かな実力。「手先」はいらない。「赤きマニュキア」の字余りがキレが悪い。ハッとした瞬間を書きたいのに、ダラダラとした終わり方がもったいない。「あかぎれの」の「の」にしたため「手先」が出てきた。ここを「に」変える。
1位(才能アリ)「北山宏光」73点
手袋を
外して撫でる
猫の喉
(猫が出てくる。手袋を外して可愛いなと思って触っている、という句)
◆夏井先生の添削後
添削なし
◆夏井先生の添削
「素晴らしい、あなたなんですね!」本当にビックリさせられる、この子には。本当にいい句。いきなり外すと猫を撫でて、喉を撫でているのでアップが出てくる。これは褒める。ダメな時を全然信用していないけど、特待生にあがっても引き戻せるから1度上がってみようか。
浜ちゃんと北山さんの面白トーク
(出演者紹介時)
豊崎アナ 最近Kis-My-Ft2のイメンバーの中で俳句に関して大きな動きがあったそうで?
浜田 どうされましたか?
北山 二階堂高嗣なんですけど、俳句終わって後ですね、落ち込んでたんでしょうね。「ボクはいけばなで行く!」って言ってました。
浜田 (爆笑)
北山 だから僕もねちょっとね、今回俳人として覚悟を決めていきたいな、と。
浜田 きみはこっちでいくんや。向こう(二階堂)は逃げたんだからね。
北山 逃げました。僕はしがみついて、離さなず!
浜田 なるほど!
(俳句発表直後)
浜田 あれ、お前…
北山 先に言いますけど、ボク作りましたからね!
浜田 (笑)
北山 僕ですからね!
浜田 いいよ!
梅沢 めちゃくちゃいい!
浜田 ほんまか?お前…
北山 そうですよ。
(夏井先生の添削後)
浜田 才能アリ7回目?
豊崎アナ はい、7回目です。
浜田 7回目なんですよ、先生。
夏井先生 7回も取ってるの?(笑)
浜田 どうしますか?
夏井先生 北山さん、最初は「僕ムサシ」からじゃなかった?
北山 黒歴史を今!
浜田 懐かしいですね。
夏井先生 そこからここまでよくきたね。とはいえ、私あんたのダメな時を全然信用してないのね。
浜田 (爆笑)
夏井先生 全然信用してないんだけど、特待生はね1回あげても引きずり下ろせるから…
浜田 そうか!
夏井先生 1回あがってみるか!
北山 え?
浜田 特待生昇格ーー!
◆順位まとめ◆
1位(才能アリ)「北山宏光」73点
2位(凡人)「増田惠子」68点
3位(凡人)「筧利夫」60点
4位(凡人)「岡本玲」50点
最下位5位(才能なし)「松尾駿」10点
特待生昇格試験
名人8段「村上健志」現状維持
縄跳びの
子に反応す
自動ドア
(お母さんの買い物を外で待っている。子どもが縄跳びをするたびに自動ドアがいちいち反応している、という句)
◆夏井先生の添削後
縄跳びの
子に自動ドア
開く閉じる
◆昇格試験のポイント
「反応す」←説明するな!
褒めたいことはいっぱいある。あの写真から縄跳びを想像できるのがリアリティがある。名人の視線がある。もったいないのは「反応す」。
なにを見たから自動ドアが反応していると分かったのか。俳句で大事なのは、自分の眼球がどんな映像を見たから反応したと感じたのかということ。これを書かないとダメ。
◆ここがポイント!
説明しない
永世名人への道
永世名人への道「梅沢富美男」現状維持
関東炊き
竹輪麩足して
待つ帰り
(関西では関東炊きという。だけどちくわぶだけは関西にはない。関東の旦那さんが好きなちくわぶを足して、待つ帰り。ここは本当は「夫(つま)を待つ」にすればよかった、という句)
◆夏井先生の添削後
竹輪麩を
足して夫待つ
雪の夕
◆昇格試験のポイント
上五「関東抱き」←読者を信用せよ
やろうとしたことはわるくはない。「竹輪麩足して」とあれば大体おでんで、関東のおでん。それくらいは読み手はわかる。読者をバカにしている。季語はなんでもいいが「雪の夕」にしてみる。10段ですからこれぐらいやらないと。
水彩画の査定ランキング
◆査定される人
筧利夫さん、北山宏光さん(Kis-My-Ft2)、岡本玲さん、長田庄平さん(チョコレートプラネット)
特待生4級 六平直政
◆水彩画の先生 野村重存先生
最下位4位(才能アリ)「筧利夫」25点
◆作品タイトル「THE 北澤八幡宮」
東京・世田谷区 北澤八幡宮
◆野村先生の評価
絵としてはグラフィックなイラスト調。自然な奥行き、空間の広がりの平べったい感じが惜しい。奥行きがない。丁寧に描き上げている。
◆野村先生のお手本ありました。
3位(才能アリ)「北山宏光」26点
◆作品タイトル「秋のバス停」
東京・八王子市 高尾駅前ロータリー
◆野村先生の評価
下からの構図が丁寧。ただ目線が集まる部分が空白。
◆野村先生のお手本ありました。
2位(才能アリ)「長田庄平」27点
◆作品タイトル「思い出の公園」
東京・吉祥寺
◆野村先生の評価
よく描けている。木の葉、光と影、木漏れ日も描いている。この人も上手になりそう。色が生々しい。
◆野村先生のお手本ありました。
1位(才能アリ)「岡本玲」29点
◆作品タイトル「初心にかえる場所」
東京・台東区 上野桜木の交差点
◆野村先生の評価
これは上手。水彩画らしい色遣い。
◆順位まとめ◆
1位(才能アリ)「岡本玲」29点
2位(才能アリ)「長田庄平」27点
3位(才能アリ)「北山宏光」26点
最下位4位(才能アリ)「筧利夫」25点
今回最下位まで「才能アリ」という快挙でした!
浜ちゃんが「こんなんある?最下位でも才能アリよ?OAせんでええんちゃうの。やらんでよかったやん!」と笑わせてました(笑)。
俳句でコレだったらビックリかも!
特待生5級「六平直政」2ランク昇格!⇒【特待生3級】
◆お題「巣鴨地蔵通りの塩大福」
東京・巣鴨の地蔵通り商店街
◆野村先生の評価
面白い。人の形や動作が完璧。服の皺感とか動きがさすが。六平さん本気で絵を描くつもりなのかな?ちょっと大変なことになるんじゃないですか?
発表後、浜ちゃん「なんなん今日?この回!」と驚いてました。
絵だからですかね?
六平さんの2ランク昇格には「凄いね」と褒めてました。
浜ちゃんが最後にも「これOAされるかどうかはちょっと…」とまだ言ってました(笑)。
俳句では絶対にあり得ませんね。
今後査定のどれかで全員「才能なし」という回もあるのかも(笑)。
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