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『プレバト!!』2020年5月21日「俳句・水彩画」昇格SP 鬼才くっきー大爆笑される!富美男のお手本

2020年5月21日放送の『プレバト才能ランキング』は、「俳句・水彩画」の査定でした。
俳句は「名人・特待生昇格降格査定スペシャル」。
水彩画は「特待生候補一斉査定スペシャル」でした。

  

俳句も水彩画も昇格査定スペシャルの回です。


夏井先生は松山市に先生が建てた伊月庵からのリモート査定でした。
87歳までローンを組んでいるそうです。
いずれにせよ、先生すごいなぁ。

 

『プレバト』はNHK・民放の番組から選出される「放送人グランプリ2020企画賞」を受賞したそうです。
そういえば、ネットニュースでチラッと見たような。
『ドリームマッチ2020』がギャラクシー賞を受賞したのはバッチリ覚えてました。
浜ちゃん、強いなぁ。
いい企画で仕事をしているということですね。

 

しかし、出演者が偏ってますよね。
自粛だから仕方がないけど、鈴木光ちゃんは出ないし。
中田さんもあまり出ない。
志らくさんばかり毎週見る(笑)。『グッとラック!』の視聴率あげるためなのかな、と深読みw
ノンスタ石田さんはもう出ないのだろうか。

 

俳句名人・特待生昇格査定

◆俳句のお題:「デリバリー」

 

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◆査定される人

特待生2級 岩永徹也さん
特待生3級 皆藤愛子さん
特待生5級 北山宏光(Kis-My-Ft2)


名人4段 横尾渉さん(Kis-My-Ft2)
名人初段 千原ジュニアさん
名人初段 立川志らくさん


永世名人 梅沢富美男さん


◆俳句の先生 夏井いつき先生

 

 

 

特待生5級「北山宏光(Kis-My-Ft2)」1ランク昇格⇒【特待生4級】

出前機の
 揺れと鼻唄
  交じる初夏

(出前機はバイクの後ろで揺れてもこぼれない。初夏という気持ちのいい時、気分が良くなって出前機の揺れと鼻唄が交じる、という句。)


◆夏井先生の添削後

添削なし


◆夏井先生の添削

【昇格試験ポイント】→言葉の選択が的確


なるほどなと思った。
出前機の揺れと鼻唄が気持ちよく入り交じっている。
初夏を象徴するものとして感じられた。
素直に作ったところが良い。


◆◇◆ ◆◇◆


北山さんは2018年の昇格以来、1年半ぶりの昇格となりました。
おめでとうございます!

 

 

特待生3級「皆藤愛子」現状維持

ダービー馬
 ハナ差差し切る
      芝静か

(競馬は今無観客競馬が続いている。静かな芝のコースを走っている様子を、自宅のTVの前で観戦している、という句。)


◆夏井先生の添削後

ハナ差差し切る
   ダービーの
      芝静か

 

◆夏井先生の添削

【昇格試験ポイント】
「ダービー馬」と「ハナ差」の関係の是非→1文字惜しい


「ダービー」で「馬」はすぐ浮かぶ。
「ハナ差」と言われたら馬以外思いようがない。
しかし季語としてダービーを立てないといけない。
(添削後)「ハナ差差し切るダービー」と句またがりにすると、競馬場のゴールのアップのハナ差が出てくる。
観客の声が思い浮かぶ。それを読者の脳に思い浮かばせて、観衆の中芝だけが静か。
2020年ならひょっとして無観客かもなと想像させる。

 

 

特待生2級「岩永徹也」現状維持

梔子の残り香
 不在票の無言

(不在票がポストにある時、無言の主張を感じる。それが気になる。梔子の残り香と取り合わせた、という句)


◆夏井先生の添削後

不在票あり
 梔子の香の
     夕べ


◆夏井先生の添削

【昇格試験ポイント】
「残り香」と「無言」の関係の是非→ちょっとクドイ!


くちなしは特徴として香りがある。
くちなしの香りといえば、十分残り香の気分は伝わる。
「残り香」だと余韻を押し付けられる。
「不在票」のアップからいく。

 

 

 

名人初段「千原ジュニア」現状維持

裸子や
 インターフォンに
      踊り出す

(僕本当にずっと家にいる。こんなことない。家にいる2歳の子どもがなんとなくおかしいなと感じている。インターフォンが鳴ると新しい風が吹くのか、めっちゃテンションあがって踊り出す。それを素直に詠んだ句)


◆夏井先生の添削後

インターフォンに
   裸子踊り出す
        玄関


ピザ届く
 裸子踊り出す
      玄関


母戻る
 裸子踊り出す
      玄関

 

◆夏井先生の添削

【昇格試験ポイント】
上五「裸子や」から始まる展開の是非→ささやかな欲求不満


読んだ時にちょっとだけ欲求不満を感じる。
私たちは兼題写真を見ているので、何かデリバリーで届いたのかなと分かる。
預けられていて、お母ちゃんが迎えに来たとか、そういうことかもしれない。
読み手に小さな負担をかける。不満を残る。
「裸子や」で始まり、「踊り出す」で終わるため、小さな欲求不満が残る。
「裸子や」をもっと生き生きする方法が1つある。
とても簡単なこと。語順を変えるだけ。
(添削後)こうすると裸子の動き、動線が見えてくる。
具体的に書きたかったら、「インターフォン」を「ピザ届く」や「母戻る」でもよい。

 

 

名人初段「立川志らく」1ランク昇格⇒【名人2段】

ねずみもちの花溢れ
    宅配ピザ乱れ

(たくさんのねずみもちの花と宅配で崩れたピザ。本当は花乱れでピザ溢すがいいんだけど、詩的に変えた方が粋になるんじゃないかと思いこうした、という句)


◆夏井先生の添削後

 添削なし


◆夏井先生の添削

【昇格試験ポイント】
「ねずみもちの花」と「宅配ピザ」取り合わせの是非


「ねずみもちの花」と「宅配ピザ」は意味は全然関係ない。
2つあればなんか似合っている気がするという、つかず離れずの感覚に挑戦しようとしている。
「溢れ」はプラスのイメージ、「乱れ」はマイナスのイメージ。
これもさりげなく対比させて韻を踏む。
娘さんに伝えてね。「お父さん頑張ってるよ」

 

 

 

名人4段「横尾渉(Kis-My-Ft2)」現状維持

玄関ドアに
 貼る「ありがとう」
       夕立晴

(雨が降っていたので出前をしようと思った。今この状況だから「ありがとう」と言えない。紙に書いて貼って感謝を伝える。そしたら外は晴れていて、晴れ晴れしている気持ち、という句)


◆夏井先生の添削後

夕立は
 晴れドアに貼る
   「ありがとう」


◆夏井先生の添削

【昇格試験ポイント】
上五「玄関ドア」の是非→季語が生かしきれていない!


兼題写真から今の情勢を素直に優しさを持って描くのは、良い!
もったいないのは、季語をどの位置にどう置いて映像を作っていくのが、季語にとって1番幸せなのか最後の気遣い。
最初に「玄関ドア」から始まるのはちょっと損。
「夕立晴」からいったほうがより効果的。
(添削後)こうすれば、注文した時は大雨だったが、雨の中持って来てくれる人に感謝を伝えたい。書いてドアを開けたら、「あら晴れているじゃない」。
今日は本当に上がって欲しかったと思う。


◆◇◆ ◆◇◆


横尾さん、残念でしたね
先生の期待も高いですし、次はぜひ!
夏井先生はキスマイの皆さんを応援されてます。
夏井先生のYouTube動画でぜひ見てください。

 

 

永世名人 富美男のお手本

◆50句までの現在の状況:18句(残り32句)

半夏生
 宅配ピザの
   Mサイズ


(半夏生は夏の真ん中。初夏ではない。大昔「半夏生」の間は5日間外に出てはいけないというお触れがあった時代があった。今の時期とソックリ。Mサイズのピザが残る、という句)


◆夏井先生の添削後

(季語は探す)
ピザのMサイズ
   持て余す


◆掲載の判定⇒ボツ!


「半夏生」の季語の説明が非常に雑だった。
七十二候の中の1つ。
夏至から11日目、もしくはその日から5日間のこと。
この時期はカラスビシャクという植物が生えてくる頃。カラスビシャクが生える頃までに田植えを終わらせるという目安。
「半夏生」は田植えを終えた体を家で休める時期。体を休めるという人間の知恵。
それをただ家にこもってりゃいいぐらいの軽い使い方をしている。
これは季語に対して申し訳ない!
(梅沢さんが歳時記に書いてなかったとぼやく)書いてなかった?もっといい歳時記を買いなさい!
もう1つ気に入らないところがある。
「宅配ピザのMサイズ」の書き方があまりにも芸がない。
Mサイズのピザが余っちゃうことが大事。ここが1番年齢が出る大事なところ。


◆◇◆ ◆◇◆


2週連続で残念でした。
夏井先生も12年付き合うと言って下さってますから、いい俳句を気長に待ってます。

 

 

 

水彩画の才能 特待生候補一斉査定スペシャル

◆査定される人

  • 岩永徹也さん
  • 松田悟志さん
  • 渋谷飛鳥さん
  • くっきー!さん(野性爆弾)


◆水彩画の先生 野村重存先生

 

 

「岩永徹也」⇒不合格

◆お題:国立競技場


◆作品名:2020+


◆先生のお手本ありました


◆野村先生の評価

【昇格試験ポイント】→国立競技場はいいのに…

柱がよく描けている。柱の間隔を狭めて遠近感を表現。形が変化していくところが描けないと競技場らしさが出てこない。
大成功!
しかし下半分がなきゃいい。上の国立競技場だけでいい。歩道を含めた道路の傾斜がそれぞれ強すぎる。
ちょっと違和感がある。

 

 

「松田悟志」特待生昇格

◆お題:体育館


◆作品名:青春


◆先生のお手本ありました


◆野村先生の評価

窓・壁の切り取りが体育館の広がり、空気感が伝わる。
大きな窓から差す光の描写が良い。自然光になっている。秀逸。
反射光の明暗で独特の広さを表現。
人を描いて躍動感がプラスされている。
アンミカさん、辻元さん、鈴木砂羽さんのあの辺の人たちにはまだ届かない。

 

 

「渋谷飛鳥」⇒特待生昇格

◆お題:お花屋さん


◆作品名:シャル・ウィ・ダンス


◆野村先生の評価

今までもいろんな人が花を描いているが、この人は繊細さ美しさではかなり上。
丁寧でいい絵。

 

 

「くっきー!(野性爆弾)」」⇒特待生昇格

◆お題:美容室


◆作品名:毛狩(もうきゃる)


◆先生のお手本ありました


◆野村先生の評価

【昇格試験ポイント】→ちゃんと上手


(見た瞬間大爆笑)
もう誰だかわかるんですけど。くっきー!さんでしょ?
最初はキャラクターの強さと絵の面白さから驚くが、ちゃんと上手なんです。
室内の遠近法、正確な空間の描写ができている。全く違和感がない。
天井の細やかな明暗を表現している。
非常に自然な空間の構図。
よく見れば見るほど、「この人、芯はしっかり真面目」ちゃんと配慮できる人って感じる。


◆◇◆ ◆◇◆


さすがくっきーさん!
昇格をしていくとそのうちちゃんとした絵を描く時があるでしょうから、それを楽しみにしたいです。


浜ちゃんを「ダーハマ」と言ってイジるくっきーさん、本当に面白い。
芸人さんはお笑いにストイックですから、芸には真面目でしょう。
特に、昨今はね、世間の目の厳しいですから。

 

▽前回のプレバトです▽

『プレバト!!』5月14日 永世名人・梅沢富美男SPなのにけちょんけちょん 永世名人初の俳句にまさかのシュレッダー! - 今日も暇です。