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『プレバト!!』5月13日「俳句・水彩画」ニッチェ江上が特待生&小宮璃央が最低点!ぼる塾田辺リベンジ!

2021年5月13日放送の『プレバト才能ランキング』は「俳句・水彩画」の査定でした。

 
今回水彩画で特待生が誕生しましたが、野村先生が大絶賛でした!
今の名人たちにも相当するくらいの才能とか。


あとぼる塾の田辺さんがめちゃくちゃ頑張ってました。
夏井先生の本を購入して勉強した成果だとか。
頑張ったんですね。

 

 

 

俳句の査定ランキング

 

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◆俳句のお題:「シューズ売り場」

 

◆査定される人

  • 的場浩司
  • 髙田万由子
  • 本田望結
  • 小宮璃央
  • 田辺智加(ぼる塾)


永世名人 梅沢富美男
名人6段 横尾渉(Kis-My-Ft2)


◆俳句の先生 夏井いつき先生

 

 

 

最下位5位(凡人)「小宮璃央」55点

夏の夜
 言葉交わさず
    下駄の音

(思い出。地元の夏祭りに気になる人と行って、緊張して何も喋れず下駄の音が響いていた、という句)


◆夏井先生の添削後

夜店の灯
 言葉交わさず
    下駄の音


◆夏井先生の添削

発想があまりにもよくあるタイプ。
こういうタイプの句は「キング・オブ・ザ・凡人」と言っている。
特に「言葉交わさず下駄の音」がありがち。
ただこの部分は作者の気持ちなので、季語を変える。
季語を勉強したらいろんなことが掴めるようになる。

 

4位(凡人)「的場浩司」60点

靴の中
 ギラリちび蜘蛛
     我が家ぞ

(実体験。買ったばかりの靴を履こうとしたら、小さな蜘蛛がいた。逃げないでずっとこっちを見てる。この蜘蛛のお家なんだな、という句)


◆夏井先生の添削後

新品の
 靴よりちび蜘蛛の
       ギラリ


◆夏井先生の添削

俳句を作ろうとした時に、こういう小さな発見を切り取るのはとても良い姿勢。
惜しいのはおっちゃんの言うとおり。「我が家ぞ」という擬人化を使わなくても良い。
17音満たすには十分な材料がある。 

 

 

3位(凡人)「髙田万由子」62点

白靴や
 並びし吾子の
    父超えて

(息子の靴と主人の靴が脱いであった。息子の靴が大きかった。大きくなったな、という句)


◆夏井先生の添削後

並べある
 父より大きなる
       白靴


◆夏井先生の添削

これを読んだ時に背丈かと思った。
説明を聞いて、靴の大きさであれば、物がちゃんと見えてくる。
(添削後)これが実現していたら、今日はこれが1位になっていた。

 

2位(凡人)「本田望結」65点

夏夕焼
 波打ち際の
  ペアシューズ

(高校2年生になってキュンと来ることを想像したくなる年頃。自分の靴を選んだ時に、憧れの人と波打ち際を走る未来を想像。バックは夕日。波打ち際にペアシューズが並んでいる、という句)


◆夏井先生の添削後

 


◆夏井先生の添削

「夏」も「夕焼」も季語。認識が薄い。
また中七・下五がちょっと歌謡曲っぽい。
ただちゃんと映像は描けている。

 

 

1位(才能アリ)「田辺智加(ぼる塾)」70点

泥靴や
 頑張る君の
    夏近し

(教室からグラウンドを見てた。好きな彼のことを見ながら。彼の靴が泥だらけ。「夏の大会が近いな頑張れ」と教室から見ていた、という句)


◆夏井先生の添削後

添削なし


◆夏井先生の添削

これはちょっと難しいタイプの型を使っている。
上五に季語ではない普通の名詞「泥靴」を置いて、「や」で詠嘆。
下五に「夏近し」という季語を入れて、それが綺麗に成功している。
これを1番褒めないといけない。
作者がわかって、うっかり成功することがあるのかなと思った。
「頑張る君」も泥臭くて難しいフレーズだが、「夏近し」の季語に託している。
季語の選択も良い。
甲子園?インターハイ?と想像できる。

 


◆◇◆ ◆◇◆


田辺さんが1位になった時のあんりさんの一言。「私たちが田辺さんの才能見たのは初めてなんですよ!」「私も初めて」と田辺さん!

 

そんな田辺さんの放送後のツイートです。

 


テレビ見ていて、こちらも「田辺さんスゴイ!」って声が出ました(笑)。
前回才能ナシの最下位ですもんね。
すごい下克上!

 

 

◆順位まとめ◆

1位(才能アリ)「田辺智加(ぼる塾)」70点
2位(凡人)「本田望結」65点
3位(凡人)「髙田万由子」62点
4位(凡人)「的場浩司」60点
最下位5位(凡人)「小宮璃央」55点

 

 

 

名人・特待生昇格試験

名人6段「横尾渉(Kis-My-Ft2)」現状維持

披露宴
 白靴の
  スタッズ眩し

(友人の披露宴に行った時に気合を入れてスタッズが付いている靴を履いて行った。場違いで恥ずかしいな、という句)


◆夏井先生の添削後

婚祝う
 白靴の
  スタッズ眩し


◆昇格試験のポイント

上五「披露宴」の是非←主人公は誰?


良いところまではいっている。
季語「白靴」に対して、「スタッズ」の具体化が良い。
さらに「眩し」と描写する。
この安定感はさすが。
問題は「披露宴。たくさんの人が出席している。
ひょっとしたらカジュアルな友達だけで、新郎自身がこういう白靴を履いているかもしれないというのが否定できない。
「婚祝う」とすれば、あなたの位置づけが明確になる。
あとは言葉探しだけ。
むしろ中七・下五「白靴のスタッズ眩し」を褒めたい。

 

 

永世名人 富美男のお手本

◆50句までの現在の状況:30句(残り20句)

帰国の日
 アガシの白い
   ハイヒール

(若い時にソウルに遊びに行った。ロッテデパートの女の子と付き合うチャンスができた。その後お金を貯めて何回も彼女に会いに行った。最後に彼女にプレゼントした。韓国では靴のプレゼントはお別れの印。そして泣かれた。泣きながらハイヒールでお見送りに来た。どうしても「白いハイヒールにしたかった」、という句)


◆夏井先生の添削後

(切ない帰国の場合)

帰国の日
 アガシの白靴のい
        悲し

(晴れやかな帰国の場合)

帰国の日
 アガシの白靴のい
        眩し


◆掲載の判定⇒ボツ!

【ボツの理由】想いが足りない

チャレンジしたと思う。
17音でドラマを描くのは難しい。
それは良しとする。
「白いハイヒール」問題。季語は「白靴」。ただこの問題は小さな問題。
問題は、これを読んだ時に、この帰国が晴れやかなものなのか、切ないものなのかのヒントが書かれていない。
おっちゃんの話を聞いてなおさら思った。そんな悲恋をしてたのか。
それをちゃんと書かないとお嬢さんに対して申し訳ない。

 


◆50句までの現在の状況:30句(残り20句)

  • 1月の成績:2勝1敗(掲載:1/7・1/28、ボツ:1/21)
  • 2月の成績:1勝1敗(掲載:2/4、ボツ:2/11)
  • 3月の成績:1勝1敗(掲載:3/4、ボツ:3/18)
  • 4月の成績:1勝3敗(掲載:4/29、ボツ:4/8、4/15、4/22)
  • 5月の成績:0勝2敗(ボツ:5/6、5/13)

 

 

 

水彩画の査定ランキング

◆査定される人

  • 安藤美姫
  • 小宮璃央
  • 江上敬子(ニッチェ)
  • あんり(ぼる塾)

名人2段 土屋伸之(ナイツ)


◆採点

  • 切り取り方:10点
  • 正しい描写:10点
  • 明暗:10点
  • 合計:30点

◆水彩画の先生 野村重存先生

 

 

最下位4位(才能なし)「小宮璃央」2点

◆作品名:思い出の地、東京スカイツリー
題材:東京スカイツリー


◆採点

  • 切り取り方:2点
  • 正しい描写:0点
  • 明暗:0点
  • 合計:2点


◆先生のお手本ありました


◆野村先生の評価

(作品を見た瞬間頭を抱えて)これはまた来たね…。
はっきり言って過去最低!
これはヒドイ!
グレー、青、オレンジ、緑の絵具が塗ってあるだけ。
(オレンジのところが)これはなんだかさっぱりわからない。何ですかね?燃えてんの?
かつてのトランポリン(河合郁人さん作で3点)に匹敵する。もっと低いかもしれない。
自分の描いたものと実際の景色を見比べてないから、自分の固定概念そのまんまで、空や水は青、土手は緑と決めつけた色で塗っている。
見ているようで全然見ていない。
本当だと気がついたら、すぐに良くなる。

 

 

3位(才能なし)「あんり(ぼる塾)」5点

◆作品名:私たちの青春
題材:東京・江戸川区にある土手


◆採点

  • 切り取り方:2点
  • 正しい描写:1点
  • 明暗:2点
  • 合計:5点


◆先生のお手本ありました


◆野村先生の評価

そもそも場所がわからない。
頭の中で整理されて、単純化された図が描けちゃってる。
風景をハートに入れるアイデアは別にしても、頭は丸、胴体は四角と頭の中のイメージを図形にしてしまっている。
今時こんなゆるキャラもいないぐらいバランス悪い顔。
水彩画の初心者は顔の表情を描くのに、どうしても顔がデカくなりがち。

 

 

2位(才能アリ)「安藤美姫」25点

◆作品名:都会の春”桜”2021
題材:目黒川

 

◆採点

  • 切り取り方:9点
  • 正しい描写:8点
  • 明暗:8点
  • 合計:25点


◆先生のお手本ありました


◆野村先生の評価

綺麗。
情緒があって良い感じ。
桜のグラデーションも綺麗。自然。
細かいところが描写されているわけではないが、この緩い感じが春らしい雰囲気を演出している。
遠いところを弱く描き、近いところを強く描くというセオリー通り。
残念な点は、桜が上の方まで広がっているともっと満開になった。

 

 

1位(才能アリ)「江上敬子(ニッチェ)」30点⇒特待生昇格!

◆作品名:私の青春
題材:稽古場(日本映画大学)

 
◆採点

  • 切り取り方:10点
  • 正しい描写:10点
  • 明暗:10点
  • 合計:30点


◆お手本なし


◆野村先生の評価

センス良い!
構図の切り取り方が良い。
がらんとした雰囲気が良く出ている。
上手いと思うのが、スタジオ特有のポカンと空いた壁面。触ったら硬い、冷たい質感、雰囲気が滲ませたり、シミ状に作ったり、水彩絵具の効果を良く使っている。
こちらの人は特待生で良いと思う!
これはね、上の人危ないよ。

 


◆順位まとめ◆

1位(才能アリ)「江上敬子(ニッチェ)」30点⇒特待生昇格!
2位(才能アリ)「安藤美姫」25点
3位(才能なし)「あんり(ぼる塾)」5点
最下位4位(才能なし)「小宮璃央」2点

 

 

特待生昇格試験

名人2段「土屋伸之(ナイツ)」1ランク昇格!⇒【名人3段】

◆お題:都心のビル群(虎ノ門)


◆作品名:ラスボスの待つ巨塔


◆先生のお手本なし!


◆昇格試験のポイント⇒新境地に驚いた!


◆野村先生の評価

ちょっと雰囲気作ってきた。
すごくドラマチックな絵。
空はなかなかのもの。
テクニックがないとできない。大したもの。
木は実際にはそんなに茂ってないがボリュームを出して、手前の存在感を強めた。
奥のビルに本当にラスボスが登場するような不気味なストーリーが見えてくる。
タイトル通りの見事な表現力!

 

◆◇◆ ◆◇◆

めちゃくちゃ素敵でした。
土屋さんの絵ってドラマがありますよね。
もっと見てみたいです。


江上さんも素晴らしい絵の才能でした。
まだまだ埋もれている才能の持ち主が出てきそうなので、楽しみです。

 

▽前回の水彩画コンクールもどうぞ▽

『プレバト!!』4月29日「俳句・春の水彩画コンクール2021」辻元vs光宗vsHGvsアンミカが100点満点!東国原が永世名人に! - 今日も暇です。