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『プレバト!!』11月4日「俳句・色鉛筆」梅沢久しぶりの掲載決定 鷲見玲奈の色鉛筆

2021年11月4日放送の『プレバト才能ランキング』は「俳句・色鉛筆」の査定でした。

 

久しぶりの色鉛筆査定です。
前回が8月26日でしたので約2ヵ月ぶりでしょうか。
金秋戦があったり、新たな査定もありましたのでお待たせという感じがしますね。

 

キスマイからは二階堂さんが30回目の挑戦!
プレバトの癒しキャラポジションの二階堂さんですけど、ぜひ頑張って欲しいです。

 

俳句コーナーの冒頭で、夏井先生が「俳句は季語を通して環境を観察したり考えたり、SDGsな文芸」と言ってました。
なるほどです。

 

俳句の査定ランキング

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◆俳句のお題:「富士と紅葉」

 

◆査定される人

  • 菊池桃子
  • 瀧川鯉斗
  • 二階堂高嗣(Kis-My-Ft2)
  • 津田篤宏(ダイアン)


永世名人 梅沢富美男
名人2段 ミッツ・マングローブ
特待生1級 岩永徹也

 

◆俳句の先生 夏井いつき先生

 

 

 

最下位4位(才能なし)「二階堂高嗣(Kis-My-Ft2)」15点

テントから
 白い息出し
    長月や

(去年の11月に初めてキャンプに行った時、ものすごく寒かった。テントの中に入ってテントから顔出して空を見たら月がすごく綺麗に見えた、という句)


◆夏井先生の添削後

富士は夜や
 テントに秋の
     息白し


◆夏井先生の添削

(季語が3つ入っているという)おっちゃんに指摘されるまでもなく気付いて欲しい。
あなたの描きたかったことを全部入れてみましょう。
どういう場所かを入れるべき。
(添削後)あんたの言いたいことを全力で達成した!


◆◇◆ ◆◇◆


添削後に30回目も最下位となり、浜ちゃんにイジられてました。
1回お休みすると言った二階堂さんですけど、ある種のプレバトのマスコット的存在ですから心折れずに頑張って欲しいです。
夏井先生も二階堂さんの逆襲を楽しみにされていることでしょう。

 

 

3位(才能なし)「津田篤宏(ダイアン)」35点

鏡富士
 悪戯するよ
    紅葉舟

(池に映っている富士山、鏡富士。それを見ている時に落ち葉が入ってきて、景色を邪魔する悪戯のようにしてくる、という句)


◆夏井先生の添削後

鏡富士
 ゆるがせ紅葉舟
      よぎる


◆夏井先生の添削

鏡のように水面に映る鏡富士。
船のように浮かぶ紅葉。
どっちも見立て。
見立てが2つ入って、真ん中の「悪戯するよ」で擬人化。
これはですね、何かやった気になってるタイプの才能ナシ。
3つやるのは無理。
見立て2つを活かす方法にする。
水面のことだけを描写する。
難しいことをやろうとしたのがアウトです。

 

 

2位(凡人)「菊池桃子」55点

照葉麗し
 画角には
  富士遺産

(紅葉を照らす光を見るのが大好き。あの一帯が湖含めて遺産。良い景色を見ると良い構図を探す、という句)


◆夏井先生の添削後

照葉麗し
 画角に
  世界富士遺産


◆夏井先生の添削

季語「照葉」の後の「麗し」がなくても十分麗しいが、これを付けたいというのが作者の感動。
問題は「富士遺産」。
これだと富士そのものが遺産みたいに取れる。
「世界遺産富士」が良い。
小さなミス、とてももったいなかった。

 

 

1位(才能アリ)「瀧川鯉斗」70点

アクセルを
 回し飛び込む
     秋の色

(僕バイクが好きで富士に行く時にアクセルを回している時の秋の光景が目に入ってくる。そういう表現をしたという句)


◆夏井先生の添削後

アクセルを回し
    秋色へと
     飛び込む


◆夏井先生の添削

「秋色」という季語の傍題が「秋の色」。
今時な素材に乗っけて上手く使っている。
「アクセルを回し」で車ではなくバイクだとわかる。
「飛び込む」という勢い。
特待生を目指すなら、さらなる勢いをつける方法がある。
(添削後)方向が先いあって飛び込む動作でてくるので、勢いがかなりつく。
そうすると「アクセルを回し」の部分にバイクの様子がさらに見えてくる。

 

◆順位まとめ◆

1位(才能アリ)「瀧川鯉斗」70点
2位(凡人)「菊池桃子」55点
3位(才能なし)「津田篤宏(ダイアン)」35点
最下位4位(才能なし)「二階堂高嗣(Kis-My-Ft2)」15点

 

 

 

名人・特待生昇格試験

特待生1級「岩永徹也」1ランク昇格⇒【名人初段】

秋暁の富士へ
  遊覧飛行船

(富士山のご来光を見に行くツアーに乗ってみたいと思っている。秋の日の出に富士に向かうスケールの大きいのが浮かんで来て今回のお題で作った、という句)


◆夏井先生の添削後

添削なし


◆昇格試験のポイント

助詞「の」「へ」を選択した是非←季語を主役にする工夫!


語順としてはこれが良い。
「秋暁」で季節と時間が出てくる。
一番褒めないといけないのは「へ」。
「秋暁の富士」で大きな光景・空間ができているので「へ」が効いてくる。
「遊覧飛行船」が入ってくることで、「秋暁」もゆっくりと明るさを増してそこにある。
季語「秋暁」が一番主役に立っている。
これができだしたら、あなた名人ですよ。

 

 

名人2段「ミッツ・マングローブ」現状維持

マニキュアの深き
    雨冷の霊園

(徳光家の墓が富士の山麓にあり、ご先祖様のお墓参りをする時にうっかり赤いマニキュアを塗って行ってしまった。秋雨が場の空気を冷やすところと紅葉とマニキュアの赤、という句)


◆夏井先生の添削後

マニキュアの深し
    雨冷の霊園


マニキュアや
    雨冷深き
      霊園に


◆昇格試験のポイント

中七「深き」の是非←書き方が曖昧!


「マニキュアの深き」で連体形。
「深き」が「雨冷」にかかるのか、「深し」と言いたいのか曖昧。
どっちなのかわかるようなもう一工夫が必要。
「マニキュア」にもってきたいなら「深し」。
もう一つは「マニキュアや」で切るとマニキュアのアップからくる。
最後の押さえが大事。
「霊園に」と「に」をつける。
「に」よってマニキュアの人物がそこに佇んでいる。

 

 

永世名人 富美男のお手本

◆50句までの現在の状況:37句(残り13句)

冷ややかや
 湖畔に肺の
   晒されて

(個人的な意見で申し訳ないが私が行った時爽やかで爽やかで、今まで吸っていた空気はなんて汚れていたんだろう。吸っていたものがあまりにもサーっと入ってきたので肺が口から飛び出して、肺までキレイにしてもらったという爽やかな感じを思い出した、という句)


◆夏井先生の添削後

添削なし

 

◆掲載の判定⇒掲載決定!

【掲載決定の理由】余韻も良い!


「冷ややか」は皮膚感に訴える秋の季語。具体的な映像は持たない。
「湖畔」という場所でリアルに分かってくる。
具体的に想像ができる。
「肺」の肉体と皮膚の「冷ややか」が響き合う。
「晒される」で肺が清らかになっていくというのがわかる。
最後は余韻をあえて作っている。
余韻で読み手ももう一度肺に吸い込む。
良い句だった。


◆50句までの現在の状況:37句(残り13句)

  • 1月の成績:2勝1敗(掲載:1/7・1/28、ボツ:1/21)
  • 2月の成績:1勝1敗(掲載:2/4、ボツ:2/11)
  • 3月の成績:1勝1敗(掲載:3/4、ボツ:3/18)
  • 4月の成績:1勝3敗(掲載:4/29、ボツ:4/8、4/15、4/22)
  • 5月の成績:1勝2敗(掲載:5/20、ボツ:5/6、5/13)
  • 6月の成績:2勝1敗(掲載:6/17・6/24、ボツ:6/10)
  • 7月の成績:2勝1敗(掲載:7/8・7/15、ボツ:7/1)
  • 8月の成績:1勝3敗(掲載:8/19、ボツ:8/5、8/12、8/26)
  • 10月の成績:0勝1敗(ボツ:10/28)
  • 11月の成績:1勝0敗(掲載:11/4)

 

 

 

色鉛筆の査定ランキング

◆査定される人

  • 鈴木亜美
  • 瀧川鯉斗
  • 二階堂高嗣(Kis-My-Ft2)
  • ユースケ(ダイアン)


特待生4級 鷲見玲奈


◆色鉛筆の先生 三上詩絵先生


◆採点

  • 色選び:10点
  • 塗り方:10点
  • 明暗:10点
  • 合計:30点満点

 

最下位4位(凡人)「二階堂高嗣(Kis-My-Ft2)」22点

◆お題:焼き芋


◆採点

  • 色選び:9点
  • 塗り方:6点
  • 明暗:8点
  • 合計:22点


◆先生のお手本ありました


◆三上先生の評価

(見た瞬間上になるのがわからず)こうが正解ですか?
サツマイモ自体の陰影がないので、上下がわからなくなる。
下側の影がない。
明暗の描き分けが上手くできていない。

 

 

3位(凡人)「鈴木亜美」23点

◆お題:はさみ


◆採点

  • 色選び:8点
  • 塗り方:6点
  • 明暗:9点
  • 合計:23点

 

◆先生のお手本ありました


◆三上先生の評価

丁寧でちゃんとグラデーションで塗ったり、持ち手のところの厚みや丸みがとても立体的。
なんとなく子どもっぽい絵に見える。
それは輪郭をしっかり描き過ぎちゃったから。
刃の部分も全部線で囲っちゃった。
イラストっぽい。
はさみの刃のステンレス感が感じられない。
光と写り込みが描かれていない。

 

 

2位(才能アリ)「瀧川鯉斗」25点

◆お題:赤ワイン


◆採点

  • 色選び:7点
  • 塗り方:9点
  • 明暗:9点
  • 合計:25点


◆先生のお手本ありました


◆三上先生の評価

グラスの脚の部分が透明感がある。
柄水映り込んでいる光の反射やいろんなところに光る部分が見えるが、丁寧に色を落として表現している。
ワインの色がちょっと薄い。

 

 

1位(才能アリ)「ユースケ(ダイアン)」28点

◆お題:柿ピー


◆採点

  • 色選び:9点
  • 塗り方:9点
  • 明暗:10点
  • 合計:28点


◆先生のお手本なし


◆三上先生の評価

とてもよく描けています。
特徴を捉えて一つ一つよく描けている。
ピーナッツの形も良い。
陰影も出来ていて丸いピーナッツと分かる。
柿の種の膨らみの表現がよく描けている。

 


◆順位まとめ◆

1位(才能アリ)「ユースケ(ダイアン)」28点
2位(才能アリ)「瀧川鯉斗」25点
3位(凡人)「鈴木亜美」23点
最下位4位(凡人)「二階堂高嗣(Kis-My-Ft2)」22点

 

名人・特待生昇格試験

特待生4級「鷲見玲奈」1ランク昇格⇒【特待生3級】

◆お題:みかん

 

◆三上先生の評価

評価のポイント:筆圧の強弱で質感を見事に表現


みかんの色が透けて見える。
本当に上手に描かれている。
濃淡で立体感を表現。
みかんの皮の外側の光り具合とかブツブツした感じや皮の厚みもちゃんと描いている。
筆圧の強弱で質感・陰影を表現しているのが素晴らしい。

 

◆◇◆ ◆◇◆


鷲見さんがバナナアートもスプレーアートも最下位だったので、「私には色鉛筆しかない」と言ってましたけど、本当に素晴らしい色鉛筆画でした。
すごく美味しそうだったのでよかったと思います。

 

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