2024年1月25日放送の『プレバト才能ランキング』は「俳句・スクラッチアート」の査定でした。
アート系では初めての査定がありました。
それがスクラッチアートです。
黒いシートを竹串などで作品を作り出すアートとのこと。
そういえば小さい頃にやったことあります。
そして俳句ではアインシュタインの河井さんがついに特待生昇格です。
しかもめっちゃ高得点!
ここ近年ではめっちゃ高い得点でした。
俳句の査定ランキング
◆俳句のお題:「美容院」
◆査定される人
- 君島十和子
- 武尊
- 研ナオコ
- 柏木由紀(AKB48)
- 河井ゆずる(アインシュタイン)
特別永世名人 梅沢富美男
名人7段 森口瑤子
◆俳句の先生 夏井いつき先生
最下位5位(才能なし)「武尊」25点
金に染め
宙舞う一月
勝ち儀式
(僕にはジンクスがある。髪を金髪に変え、コスチュームも金。KO勝ちした後にバク宙。それは勝ち儀式、という句)
◆夏井先生の添削後
金髪に
変え一月の
ゴング待つ
◆夏井先生の添削
兼題写真を見てない人は何を染めるのか、何に勝つのか、そういうことが伝わらない。
森口さんがおっしゃったように、ワンポイントだけ書けばいい。
「金髪」にし、試合の前に色を変えると言ったことを書けばいい。
格闘技と分かるように。
(添削後)これ自分で変えましたがとても良い句になりましたね。
4位(才能なし)「君島十和子」38点
先駆けて
切り揃えし
春待ちの朝
(春から新しく生活を始めるのに区切りをつけてパツッと切って、新しい生活に全てを賭ける、という句)
◆夏井先生の添削後
髪を切り
揃えて
春待ちの朝
◆夏井先生の添削
私たちは兼題の写真を共有しているので、読めば「髪」のこととわかる。
それがない時に読むとわかりにくい。
「先駆けて」も季語「春待ち」を信じていれば書かなくても伝わる。
3位(凡人)「研ナオコ」45点
早いかな
襟足すっきり
春近し
(寒い時には首元に毛があると暖かい。早く暖かくなって欲しくて、襟足を切っておけば春がすぐ来るのでないか、という句)
◆夏井先生の添削後
襟足を
すっきり
春近き鏡
◆夏井先生の添削
おっちゃんの指摘のとおり、「早いかな」は自分の気持ちを説明した言葉になっている。
(添削後)こういう風に整ええると才能アリになる。
2位(凡人)「柏木由紀(AKB48)」55点
ほっとする
パーマのヒーター
冬の朝
(サロンでパーマを当てる時の丸いのを、特に冬の朝は暖かいヒーターを目的に行っている、という句)
◆夏井先生の添削後
ほのほのと
パーマーヒーター
冬の朝
◆夏井先生の添削
言いたいことはちゃんと伝わる。
「ほっとする」は自分の気持ちを説明。
暖かい「ほっ」をかけたのかなという気もする。
それはとてもつまらない工夫。
1位(才能アリ)「河井ゆずる(アインシュタイン)」74点⇒特待生昇格!
待春の病室
祖母に巻く
ロッド
(中3の時にばあちゃんが亡くなった。生前美容師さんに病院に来てもらって、髪を切ってもらったりロッド巻いて綺麗にセットしてもらったりしているのをばあちゃんが嬉しそうにしてたな、という句)
◆夏井先生の添削後
添削なし
◆夏井先生の添削
俳句でできることがちゃんと分かっているのがこちらにもわかる。
春を待つ光が病室に満ちている。
カットが切り替わって、祖母という人物が出てくる。
ここから考えている。
「祖母に巻くロッド」と物に焦点を絞ると、横で嬉しそうに眺めている。
良くなって欲しいという思いが映像を持たない季語「待春」に押し出される。
「良くなってねおばあちゃん」って書かなくても伝わる。
上手になってきたね。
◆順位まとめ◆
1位(才能アリ)「河井ゆずる(アインシュタイン)」74点⇒特待生昇格!
2位(凡人)「柏木由紀(AKB48)」55点
3位(凡人)「研ナオコ」45点
4位(才能なし)「君島十和子」38点
最下位5位(才能なし)「武尊」25点
◆◇◆ ◆◇◆
河井さん、特待生昇格おめでとうございます!
人との繋がりを大事にする河井さんらしい俳句でしたね。
今のプレバトで74点での昇格はかなりの好成績での昇格ですから、今後のご活躍を期待したいです。
名人・特待生昇格試験
名人7段「森口瑤子」現状維持
就活の黒髪は
艶失せて冬
(就活を始める時に黒髪に染めて、意気揚々とキラキラしながら就活を始めるが、内定が決まらないと気持ち的に落ち込んで、キラキラもなくなって冬に突入してしまった、という句)
◆夏井先生の添削後
就活の黒髪
木枯に束ぬ
◆昇格試験のポイント
「艶失せて」の表現の是非←理屈が見えるのが惜しい
「は艶失せて」が本当に惜しい。
冬になっても内定が出ていないのが「冬」でわかるのに、「は艶失せて」は理屈になってしまう。
俳句は理屈や説明を嫌う。
俳句は映像を描写する。
(添削後)髪を束ねようとしても風の強さで上手くいかない。
就活はまだまだ続く。
特別永世名人 梅沢富美男の締めのお手本
髪の毛の
挟まる雑誌
四温かな
(私たちの時代は美容院に雑誌がいっぱいあった。どのページにも髪の毛が挟まっている。三寒四温の穏やかな日だな、という句)
◆夏井先生の添削後
切り髪の
挟まる雑誌
四温晴
◆「締め」に相応しくない⇒ガッカリ…
【相応しくないの理由】前回も「かな」でしたね
「かな」が嫌いなわけではない。
下手な「かな」が嫌い。
「髪の毛の挟まる」で電車のドアにでも挟まっているのかと思ったので、「切り髪」がいい。
おっちゃんは成功体験に甘えるタイプ。
コロコロの時の句で「四温」を褒めた。
今回も「四温」をつけときゃいいくらいに感じる。
いい加減に「かな」をちょんとつけるのは見破られる。
スクラッチアートの才能査定ランキング
◆査定される人
- 君島十和子
- 佐野岳
- 神谷健太(THE RAMPAGE)
- 加藤史帆(日向坂46)
- 稲田直樹(アインシュタイン)
◆スクラッチアーティストの先生:アカダチアキ(スクラッチアーティスト)
◆採点ポイント 30点満点
- 削り方:10点
- デザイン:10点
- 下地の生かし方:10点
最下位5位(才能なし)「佐野岳」14点
◆作品タイトル「COWOS」
◆採点ポイント
- 削り方:7点
- デザイン:6点
- 下地の生かし方:1点
- 合計:14点
◆アカダ先生のお手本ありました。
◆アカダ先生の評価
- ×:下地とモチーフが合ってない。足の部分が切れているので、血が滴っているよう。めっちゃホラー。
4位(才能アリ)「稲田直樹(アインシュタイン)」26点
◆作品タイトル「走馬灯」
◆採点ポイント
- 削り方:7点
- デザイン:9点
- 下地の生かし方:10点
- 合計:26点
◆アカダ先生のお手本ありました。
◆アカダ先生の評価
- 〇:カラフルな色により夢の中みたい。それはスクラッチアートでしか出ない。すごく上手。左下のおじいちゃんに目が行く。(稲田の老後を伝える)ああ!だからか!画角に入らないアゴ…。
- ×:一本の線が多いので、どこに目をやっていいか迷う。もっと太い線やたくさんの削り方があってもいいのかな。
3位(才能アリ)「加藤史帆(日向坂46)」27点
◆作品タイトル「ハッピーオーラ」
◆採点ポイント
- 削り方:9点
- デザイン:9点
- 下地の生かし方:9点
- 合計:27点
◆アカダ先生のお手本ありました。
◆アカダ先生の評価
- 〇:色の印象とモチーフの印象が良いハーモニー。
- ×:主役の太陽が黒の印象が効いている。黒にならない方がより良くなる。
2位(才能アリ)「君島十和子」28点
◆作品タイトル「束ね熨斗・龍」
◆採点ポイント
- 削り方:10点
- デザイン:8点
- 下地の生かし方:10点
- 合計:28点
◆お手本なし
◆アカダ先生の評価
- 〇:背景が黒なので、余白を残していて広がりが出た。出た色で模様を変えている。上手。これ私飾りたい!
1位(才能アリ)「神谷健太(THE RAMPAGE)」30点⇒特待生昇格!
◆作品タイトル「夢のステージ」
◆採点ポイント
- 削り方:10点
- デザイン:10点
- 下地の生かし方:10点
- 合計:30点
◆お手本なし
◆アカダ先生の評価
- 〇:上の部分削り、ビルのシルエットで黒を残し、空との境目を付けている。粗い感じがより遠くの風景に感じる。この人にしか書けないアイデア。(ステージ上では)こういう風に見えるのかもと教えてくれるのは面白い。特待生でいいと思う。
◆順位まとめ◆
1位(才能アリ)「神谷健太(THE RAMPAGE)」30点⇒特待生昇格!
2位(才能アリ)「君島十和子」28点
3位(才能アリ)「加藤史帆(日向坂46)」27点
4位(才能アリ)「稲田直樹(アインシュタイン)」26点
最下位5位(才能なし)「佐野岳」14点
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