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『プレバト!!』6月25日 ベスト1俳句はどれ?夏井先生が選んだ歴代俳句ベスト50

2020年6月25日放送の『プレバト才能ランキング』は「夏井先生が厳選!歴代俳句ベスト50」でした。

 

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『プレバト』は2012年から放送されてますが、そこから詠まれた俳句は全部で1719句だそうです。
塵も積もれば山となる、ではないですけど、8年という年月でそれだけの俳句が誕生したということです。


前回はダメ出しワースト3が発表されました。

『プレバト!!』6月18日 俳句・水彩画・消しゴムはんこワーストSP「跡形もなくなった衝撃のお手本ランキング」 - 今日も暇です。


夏井先生が選ぶ傑作は誰のどの俳句なんでしょうか。
東国原英夫さんやフルポン村上さんあたりかな。
特大ホームランを打ったキスマイの千賀さんのあの句かもしれません。

  

▽目次です▽

  

歴代俳句ランキングも俳句の世界観で

今回は俳句のランキング形式となります

  • 1位:天1句
  • 2位:地1句
  • 3位:人3句
  • 秀逸句:15句
  • 優秀句:30句


俳句の世界では特に素晴らしい句に「天・地・人」の階級を使用することがあるんだとか。
そこで1位や2位ではなく、「天・地・人」を用いたとのこと。
響きがカッコイイですね。


順位は放送された順にしました。


◆俳句の先生 夏井いつき先生

 

 

 

夏井先生が選ぶ歴代俳句・優秀30句

1「梅沢富美男」

花粉来て
 獺の祭りのごと
      ちり紙

(マネージャーが花粉症。鼻をかんではちり紙を置いていく。「獺の祭り」のようだった。カワウソが魚を岸にに並べる様子で先祖の祭りをしていると見立てたもの。それにようだ、という句)


◆夏井先生の評価

この句と出会った時、微かな尊敬の念を抱いた。


2「梅沢富美男」

水やりは
 シジミ蝶
  起こさぬように

 


3「梅沢富美男」

鮭やはらかに
 喜雨に水輪の
   十重二十重

 

4「梅沢富美男」

花束の
 出来る工程
    春探し

  


5「石田明(NON STYLE)」


紅葉ふる
 コントラバスを
    弾くはやさ

(紅葉が降ってる動きを想像すると、弦楽器を弾いているような動きのよう。その中でもよりゆったり、速くなったりというのがコントラバス、という句)


◆夏井先生の評価

ここからこの人、さらに何か違ったものになる気がした。
動きの対比がさり気なく出ている。

 

6「石田明(NON STYLE)」

喧騒の
 溽暑走り抜け
      潮騒

 

7「武田鉄矢」

あじさいや
 三日続けて
   昼は蕎麦

(梅雨時のアジサイ。ちょっと胃がもたれるので今日も蕎麦屋。蕎麦屋の庭にアジサイがあって、アジサイ見ながら蕎麦食うか、という句)


◆夏井先生の評価

俳句の型をきちんと押さえている。
肩の力がどこにも入ってない。

 


8「立川志らく」

色変えぬ
   松や
    渋沢栄一像


◆夏井先生の評価

覚悟と意思を持って、2つのものを取り合わせる。
まさにこれが俳句の基本。

 

 

9「東国原英夫」

紅葉燃ゆ
 石見銀山
   処刑場

 


10「東国原英夫」

春探し
 象舎の壁の
    罅長く

 

11「東国原英夫」

信号の
 点滅は稲妻への
       合図

 

12「藤本敏史」

1DK
 八重桜まで
   徒歩二分


13「村上健志」

給茶機の
 上の軋めく
    扇風機

 

14「村上健志」

サイフォンの
   潰れる炎
     花の雨

 

15「村上健志」

抜型を
 重ねて
  仕事納めかな

 

16「村上健志」

観覧車の
 列に春ショールの
        教師

 

17「横尾渉(Kis-My-Ft2)」

許されて
 寺の笹切る
     星祭

 

18「横尾渉(Kis-My-Ft2)」

籐椅子の
 脚もとにある
     水平線

 

19「横尾渉(Kis-My-Ft2)」

ひまわりや
 配線沿いの
  ラーメン屋

 

20「千賀健永(Kis-My-Ft2)」

黒き地の
 正体は海
   揚花火

 

21「中田嘉子」

光束ねるごと
   日焼子ら
      走る

 

22「中田嘉子」

「とき」発車
  旅憂わしき
     花追風

 

23「千原ジュニア」

御出席の
 葉書投函
   秋日和

 

24「千原ジュニア」

ヘビメタの
 担ぐギターと
   破魔矢かな

 

25「筒井真理子」

向日葵の
 波に逆らひ
   兄逝きぬ

 

26「藤井隆」

6の次
 7の菜の花

 

27「松岡充」

山笑う
 赤ちゃん象に
     哺乳瓶

 

28「ミッツマングローブ」

吊り革の師走
 遠心力に耐へ

 


29「三遊亭円楽」

町会長
 犬を預かる
    盆踊り

 

30「北山宏光(Kis-My-Ft2)」

手袋を
 外して撫でる
     猫の喉

(猫が出て来て、手袋を外してカワイイなと思って撫でる、という句)


◆夏井先生の評価

なんといっても場面が良い。
この子は何か掴んでくれたなと思いました。
北山くん、あんたの句もちゃんと選ばれてましたよ。
力つけてきてるよ。

 


◆夏井先生が選ぶ歴代俳句・優秀30句

  • 梅沢富美男:4
  • 村上健志:4
  • 東国原英夫:3
  • 横尾渉:3
  • 石田明:2
  • 中田嘉子:2
  • 千原ジュニア:2
  • 藤本敏史:1
  • 武田鉄矢:1
  • 立川志らく:1
  • 千賀健永:1
  • 筒井真理子:1
  • 藤井隆:1
  • 松岡充:1
  • ミッツマングローブ:1
  • 三遊亭円楽:1
  • 北山宏光:1

 

 

夏井先生が選ぶ歴代俳句・秀逸15句

1「横尾渉(Kis-My-Ft2)」

包丁始め
  都心は
   計画運休

(都心に雪が降って計画運休で電車が動かない。予定がなくなって何やろうかなと思った時に、久しぶりに料理でもしてみようかな、という句)


◆夏井先生の評価

「計画運休」という詩になりそうもないものを取り合わせて、ちゃんと詩にしていく。
これが名人ですね。

 

2「千賀健永(Kis-My-Ft2)」

雪原や
 星を指す
  大樹の骸

(「雪原や」でお昼のイメージ。その後に「星」がくる。夜のイメージ。雪の中に大樹があるという2つの発想を飛ばした、という句)


◆夏井先生の評価

本当にいつこんな句ができる子になったんだろうと思って驚きました。

 


3「柴田理恵」

もてなしの
 豆腐ぶら下げ
     風の盃

 

4「東国原英夫」

野良犬の
 吠える沼尻
     花筏

 

5「東国原英夫」

凍蠅よ
 生産性の
  我にあるや

 

6「東国原英夫」

まるでシンバル
   移り来し街
       余寒

 

7「村上健志(フルーツポンチ)」

テーブルに
 君の丸みの
  マスクかな

 

8「村上健志(フルーツポンチ)」

行間に
 次頁の影
   夕立晴

 


9「藤本敏史(FUJIWARA)」

羊群の
 最後はすすき
    持つ少年

 

10「藤本敏史(FUJIWARA)」

セイウチの
 麻酔の効き目
     夏の空


11「梅沢富美男」

早星
 ラジオは余震
   しらせおり

 

12「梅沢富美男」

廃村の
 ポストに小鳥
   来て夜明け


13「鈴木光」

道化師の
 ギャロップのごと
        牧開

(牧開の季節になると馬屋から閉じ込められた動物が一気に駆けていく。それが組曲「道化師」のギャロップの蹄を連想させる音と重なる。春のイメージの句)


◆夏井先生の評価

洋画のような感じで見えてくる。
大した子が出てきたなとこれは思いましたね。

 

14「春風亭昇吉」

万緑に
 掲げて遺品の
      紙袋


◆夏井先生の評価

季語と物とで勝負してくる。
本物が来たと思った。

 


15「中田嘉子」

連覇のさきぶれ
 沸き立つ初電車

(正月に秩父宮ラグビー場で準決勝があった。もしかしたら勝つかもしれないという一団に、地下鉄で会ったことがある。それを俳句にした)


◆夏井先生の評価

この人に関しては、私は毎回関心します。
たぶん俳句が生活の中に完全に入っている、生きているんだと思います。

 


◆夏井先生が選ぶ歴代俳句・秀逸15句

  • 東国原英夫:3
  • 村上健志:2
  • 藤本敏史:2
  • 梅沢富美男:2
  • 横尾渉:1
  • 千賀健永:1
  • 柴田理恵:1
  • 鈴木光:1
  • 春風亭昇吉:1
  • 中田嘉子:1

 

 

 

オマケ:夏井先生が選ぶ逸材の俳句

1「的場浩司」

職質を
 するもされるも
     着膨れて


◆夏井先生の評価

これも面白かった。
実体験だからこの生々しい現場が書けた。

 

2「鈴木亮平&竹内涼真」

雑煮の香
 雨の銀座の
    生中継

 

 

 

夏井先生が選ぶ歴代俳句・人3句

1「村上健志(フルーツポンチ)」

エルメスの
   騎士像
    翳りゆき驟雨

(銀座のエルメスのビルの上に騎士像がいる。そこに行くと見上げちゃう。急に雲がかかって陰ってきて雨が降り出す、という句)


◆夏井先生の評価

映像の切り取り方を完全に掴んだ実感があった。
この句に出会った時、すごく嬉しかったです。
エルメスの像が陰っていって何かと思えば、驟雨。この季語が出てくる。
見上げる視線が映像として確保されている。
大事な俳人としてのポイントになる句。

 


2「藤本敏史(FUJIWARA)」

マンモスの
 滅んだ理由
   ソーダ水

(夏休みの宿題の自由研究を何にしようかとなり、マンモスについて勉強しようとなった。博物館に行って、マンモスが地球上からいなくなった理由を知った。それを家に帰ってまとめている。一息ついた時に炭酸水を飲んでいる、という句)


◆夏井先生の評価

メモリアルな一句。
藤本さんはここからさらにどんどん成長した。
大した男だよ。

 

3「皆藤愛子」

右肩に
 枯野の冷気
     7号車


◆夏井先生の評価

描き方が五感に訴えてくる。
五感を再生してくれる力を持った句。

 

 

 

夏井先生が選ぶ歴代俳句・地1句

2位「梅沢富美男」

銀盤の
 弧の凍りゆく
    明けの星

(昼間はスケートで遊んでいる。星が残っている明け方にスケートリンクをパッと見ると跡が残っている、という句)


◆夏井先生の評価

これも見事なドキュメンタリーの映像。
それをたった17音で表現している。

 

 

夏井先生が選ぶ歴代俳句・天1句


1位「東国原英夫」

花震ふ
 富士山
  火山性微動

(富士山は霊山で火山。活火山で何百年に1回は噴火している。それを守っているのが浅間神社。祀られているのは木花之佐久夜毘売命。この佐久夜が「さくら」になった。さくらが富士山を護っている。住民たちを護っている。その桜が「もうすぐ富士山が爆発するかも」いつ爆発してもおかしくないよと火山性微動で教えてくれている。「震ふ」にしたのは歴史的な流れがあるから旧仮名遣いにした。、という句)


◆夏井先生の評価

素晴らしい句です!

 

夏井先生が選ぶ「歴代俳句ベスト50」ランキング 上位ベスト5

◆歴代俳句ベスト5

  • 天(1位)東国原英夫
  • 地(2位)梅沢富美男
  • 人(3位)村上健志(フルーツポンチ)
  • 人(3位)藤本敏史(FUJIWARA)
  • 人(3位)皆藤愛子

 


◆◇◆ ◆◇◆


やっぱり東国原さんか。
梅沢さんではないなと思ってましたけど、しっかり2位の地に選ばれてましたね。
フルポン村上さんも、フジモンさんも3位です。
村上さんや皆藤さんはこれからっていう感じでしょうか。

 

▽前回の『プレバト』ワーストランキングの記事もどうぞ▽

『プレバト!!』6月18日 俳句・水彩画・消しゴムはんこワーストSP「跡形もなくなった衝撃のお手本ランキング」 - 今日も暇です。