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『相棒17』第10話「ディーバ」 右京さんの推理が冴える! 大地真央の圧倒的な存在感 青木の異動

『相棒17』』第10話「ディーバ」の感想です。

 

予告で神戸さん社さんの姿が見れたので、どんな話なのかなと視聴を楽しみにしていました。
お正月SPという感じの派手さはありませんでしたけど、最後の方は見応えがありました。ちょっと登場人物多かったかなぁ。

 

監督は権野元さん、脚本は太田愛さんでした。


▽目次です▽

  

神戸さんと社さんの登場は本当に特別出演クラス(笑)

今回1番の楽しみだった神戸さんと社さんですけど、2人ともそんなにガッツリでもなかったので、ちょっと拍子抜けしてしまいました。
視聴者へのお年玉くらいに思えばありがたいかな。テレビに映されるとテンションあがりますからね!


ただ神戸さんと右京さんとの絡みがもっと観たかった。
それでも、「はい。正月休みに入った神戸です!」と右京さんの呼び出しにすぐに応じる神戸さんはツボでした。
及川さん、ちょっと鼻声でしたけど風邪ひいてたのかな?お大事になさって欲しいです。もうとっくに治ってるでしょうけど。


社さんは最後に花の里で再会シーンがあってよかったですけど、話の内容はシビア。さすがは社さん!カッコいいです。


お2人ともガッツリ組んだ回が観たいですね。

 

 

大地真央さんが素晴らしかった!

今回の回は、とにかく大地真央さんが素晴らしかったです。
演技はもちろんですが、華やかさ、オーラ、そして歌までも素敵すぎ。
大地真央さんのちょっと冷たい美しさを堪能できました。


登場シーンから少しして、「ああ、この人が犯人なんだろうなぁ」というのは丸わかりでした。
ただその後の展開を全部推理するまでにはいかず。
大地さんの演じた神崎瞳子の動機や、背景、そして結末は面白かったと思います。


塩酸事件の女性もやり直していたところもよかったかな。


しかし、大地さんって62歳なんですか?
嘘でしょ??
こんな綺麗な還暦を迎えた人って。。。相当努力されているんでしょうね。
しかも、若作りをしていないところが好感を持てます。白髪のおばあちゃまを演じても可愛くなりそうです。

 

 

話は面白かったが、ちょっとごちゃごちゃしすぎてたのが残念

今回は少し大風呂敷を広げちゃった感もありました。
あんなに登場人物を出して賑やかになってましたけど、その分ごちゃごちゃしてしまって、誰が誰で、どういう役割かがすんなりと頭に入って来ず。結構飽和状態になりかけました。


たぶん2時間のSPではなく、通常の1時間枠で暴力団の場面とかG案件とか大袈裟にしなければ、普通にいい回だったと思うのです。
ごちゃごちゃしたのがもったいなかったかな。
G案件(Gentleman's Social Club)は大事な伏線なのかもしれませんけど。悪い繋がりですもんね(笑)。
日下部事務次官も顔出ししているので、冠城さんとの対立が見れそうですから。
衣笠副総監はお約束。
甲斐さんはお声掛らずというのも、今の甲斐さんの立場を表してますけど、そうじゃなかったら参加しているのかな?ちょっと疑問。


そういう脇道の情報が多くて、肝心な本筋の流れが分かりづらかったです。それがもったいなかったです。


せっかく命を懸けてまで娘を守ろうと自身の正義を貫いた貴巳さんが、報われたのかどうか。
まぁ闇は暴かれ、敦盛劉造は地に落ち、政治生命が絶たれたので良しとしたいところ。


私は槙さんの父親は、てっきり市原幸雄さんなのかと思ってました。
まさかの、でした。
しかも表面上は近親〇〇ですよね。さらに、少女をって。。。救いようのないクズっぷりに吐き気が。
正統な子孫を残したかったというためだけにって。時代錯誤も甚だしい。


救いは槙さんが母性に目覚めていて、息子を愛していることと、周りの4人もたつきちゃんに愛情があったことがよかったかな。貴巳さんは亡くなってしまったのが残念でした。


ところで、登場人物の名前が覚えづらかったな(笑)。
小説だったらすんなり読めたんでしょうけど、耳から入る情報だと男女がわからなくなるという。慣れるのが大変でした。

 

 

右京さんの推理はお見事でした!冠城さんもカッコよかった!

暴力団の場面の必要性って、冠城さんの活躍するところなので、そういう意味では大事でした。
本当にアクションがカッコいいし、武闘派としてもイケてるというのがわかる場面です。女性を見捨てず、そのせいで掴まってしまうところも冠城さんらしい。
神戸さんとのタッグもよかったです。


正義の味方な右京さん。
今回の右京さんは穏やかさの中に鋭さを隠していて、とても右京さんらしかったです。
最後のシーンで、神崎瞳子にハンカチを差し出すところもジェントルな右京さんらしい。


事件を暴く右京さんの場面は、グッときました。太田さんらしさの出た場面ではないでしょうか。悲哀と愛情が背中合わせになっているというか。やるせなさを感じてしまうんですけど、悪は倒したという。


しかし、洗脳の3大要素がまとまっていて、なるほどねーと思いました。

  1. 隔離された場所で衣食住を制限
  2. 体を衰弱させる
  3. 罵倒による人格否定を繰り返す


右京さんの説明です。怖い怖い。

 

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青木くんがまさかの特命係卒業!

今回1番驚いたのが、拗らせ青木くんが特命係からサイバーセキュリティ対策本部に戻ったこと!
これって青木くん、特命係にいた意味ってあったんでしょうか?
青木くんが拗らせながらも特命係の一員として活躍する日がくるのかと思いきや、何もないまま出戻るという(笑)。


そんな青木くんは女性が苦手でだそうで。
特に、綺麗で目つきが鋭くて強気なタイプが苦手とのこと。社さんのこと苦手そうですもんね。


ごちゃごちゃしてましたけど、なんだかんだと面白かったです。最後のところではジーンとしましたし。
でももっと焦点を絞って、普通の回でよかったかなと思います。
大地さんを普通の回じゃもったいですけどね。カッコよかったし!
相棒に出てくる女性は、本当に魅力的だなぁ。

 

 

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