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『相棒17』第15話「99%の女」 右京さんが倉田映子とタッグで後味よしの良作!

『相棒17』』第15話「99%の女」の感想です。

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今回は鶴田真由さん演じる倉田映子が再び登場する回でした。


倉田映子が登場する前回は「100%の女」というタイトルでした。今回は「99%の女」です。1%の差となっていますけど、前回とどのようにリンクされているのか、あるいは全く別な展開になるのかすごく楽しみにしていました。


監督は内片輝さん、脚本は金井寛さんでした。


▽目次です▽

 

ヤメ検弁護士の倉田映子

前回の最後に検事を辞めるとなっていたので、やっぱり辞めていたんですね。
そして、今度は弁護士として第二の人生を歩まれてました。
前回は後味の悪い感じの最後になってしまったのが悔やまれてましたけど、今回はいい終わり方でよかったです。


途中までは「あれ?倉田弁護士堕落しちゃったの?」感もありつつ、興味を持たせた演出もよかったですね。


倉田弁護士が正義をしっかり持っていてくれたのが素直に嬉しかった。
しかも右京さんの能力を見極めていて、利用するところもよかったです。きっと右京さんにはバレることはわかっていました。「保険」ですもんね、保険!


やはり右京さんってスゴイ人なんですよね。元「100%の女」に認められるんですから。


最後の冤罪を生んでしまったことをずっと悔やんでいたことを話し、すっきりした表情の倉田弁護士が素敵でした。
やってしまったことは消えませんけど、ご自身が貫く名誉は回復したのではないかなと思ってます。それも右京さんあって。
右京さんは厳しいこと言いますけど、やり直そうとする人に対してはきちんと認める人ですから、またいつか倉田弁護士との回があるといいなと思います。

 

事件は複雑すぎずちょうどよかった

今回も大きな事件っぽい臭いを感じさせつつも、1本筋が通っていてごちゃごちゃにならなかったのがよかったです。
3年前の事件と関連のある殺人事件。それと倉田弁護士の検事時代も上手に絡み合ってました。


事件の鍵となる猫の画像の2次元コード。
なるほどです。右京さんはあの一瞬見た猫画像を見逃さないのはさすが!
そして、特命係にパソコンを調べさせるように誘導した倉田弁護士もさすが!!
この辺りの頭脳の駆け引きというか、お互いの能力を分かり合っているからこそというか、緊張感を漂わせながらの面白い演出だったと思います。


案の定、右京さんは猫の画像からおかしな点を見つけ出します。
すごいですよね、右京さん。
私には違いはさっぱりわかりませんでした。拡大する前からおかしいと気づいたのは右京さんですから!

 

鍵となった音声再現技術

事件の鍵というよりも、その音声技術がスゴイと思いました(笑)。
本来は、声を失った方が自分の声でコミュニケーションをとるために開発された技術とのこと。
でも、結果としてこういう悪用がされてしまうということですね。


アリバイとかに使えそうですし、技術の発展は素晴らしいですけど怖い面でもあります。相棒の話から外れますけど、単純にそう思ってしまったのでした。

 

今回の相棒

拗らせ青木くんが猫の2次元コードを見つけ出すのかと思いきや、フリー画像の猫ちゃんだったというところまででしたね。
今回も冠城さんにナデナデされていて、気が逆立った猫のような青木くんでした。
そして、右京さんと冠城さんの間に挟まれるというのももはや定番化?
青木くんが右京さんに心を開く日は来るんでしょうかね。恨みばかりが募ってそうですけど。闇は深しってところでしょうか。


暇課長がいいヒントを出してましたね。相棒の癒し担当なので、出てくるとホッとします。


倉田弁護士がいい雰囲気でのラストだったので、またいつか相棒に出てくれると嬉しいです。
相棒における女性はカッコいいですな。

 


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