2019年12月18日放送『そろそろ にちようチャップリン』の「お笑い統一王座GP2019 グランドチャンピオン大会」です。
結果と審査員の感想です。
例年より1週間早いですね。
いつもは『M-1』の後ですけど、今年は『M-1』が遅いのでその前に行われました。
『にちようチャップリン』は漫才、コント、ピン芸、男女という全部込み込みの大会です。
賞金は200万円と、副賞は冠番組!
昨年の覇者はやさしいズでした。
ウッチャンが久しぶりに『にちようチャップリン』に戻ってきました。
どういう評価をされるのか楽しみ。
ウッチャン、茶髪になったとイジられて、黒髪に変えると返してました。どうなるのかな?(笑)
◆MC
内村光良さん、千鳥
◆特別審査員
土田晃之さん、ハリセンボン・はるかさん、井戸田潤さん、田中卓志さん
◆ゲスト審査員
小西真奈美さん
◆審査方法
観客195名と井戸田さん、田中さん、小西さんの投票。
決勝は、どちらか面白いと思った1組に投票。201点満点で引き分けなし。
◆グランドチャンピオン出場者
からし蓮根
プラス・マイナス
ネルソンズ
かが屋
ジェラードン
たくろう
アインシュタイン
しゃもじ
ラフレクラン
しずる
コウテイ
Gパンパンダ(敗者復活)
▽目次です▽
- 「お笑い王決定戦2019 グランドチャンピオン大会」1stステージと決勝の結果
- しゃもじ
- しずる
- アインシュタイン
- ネルソンズ
- からし蓮根
- コウテイ
- ジェラードン
- たくろう
- プラス・マイナス
- Gパンパンダ
- かが屋
- ラフレクラン
- 決勝ステージ
- 感想
「お笑い王決定戦2019 グランドチャンピオン大会」1stステージと決勝の結果
◆1stステージ「Aブロック」結果
1位 しゃもじ(186点)
2位 アインシュタイン(173点)
3位 しずる(170点)
3位 ネルソンズ(170点)
5位 からし蓮根(160点)
5位 コウテイ(160点)
◆1stステージ「Bブロック」結果
1位 かが屋(178点)
1位 ラフレクラン(178点)
3位 プラス・マイナス(173点)
4位 ジェラードン(164点)
5位 たくろう(150点)
5位 Gパンパンダ(150点)
◆1stステージの総合順位◆
1位 しゃもじ(186点)
2位 かが屋(178点)
2位 ラフレクラン(178点)
4位 アインシュタイン(173点)
4位 プラス・マイナス(173点)
6位 しずる(170点)
6位 ネルソンズ(170点)
8位 ジェラードン(164点)
9位 からし蓮根(160点)
9位 コウテイ(160点)
11位 たくろう(150点)
11位 Gパンパンダ(150点)
◆決勝の結果◆
1位 ラフレクラン(87点)
2位 かが屋(82点)
3位 しゃもじ(32点)
しゃもじ
◆ネタ「元嫁カフェ」
◆審査員の感想
小西:最初から面白すぎて涙出て来ちゃうくらい最高でした。
井戸田:(大悟に「井戸田さんは思うことがありましたよね」とツッコまれ)言葉1つ1つが全部刺さるんですよ。
しずる
◆ネタ「突入」
◆審査員の感想
田中:カッコ良い所作があってのコントだからね。タバコの吸い方もいい。全部大事なんですよ、ホント。あれが効いてないと他が笑えない。
土田:しずるの名作のひとつ。しずるのネタを見てたんですけど、気になるのは僕の横にご両親がいらっしゃるんで。
アインシュタイン
◆ネタ「寿司屋の大将」
◆審査員の感想
内村:この番組面白いね。すごいレベル高い。これ台本に起こしたら全然つまんないよね。
小西:もう最高ですね。たまに入る関西弁とか江戸っ子とか。「あ?」とか「ん?」が可愛くて。見た目も面白いです。
ネルソンズ
◆ネタ「うんこ」
◆審査員の感想
井戸田:教育上にもいい。病んでいる学生が乗り越える勇気を与えられたんじゃないですかね。
ネルソンズ・和田:内村さんにこのネタを見てもらいたかった。賛否両論あると思った。
からし蓮根
◆ネタ「上司」
◆審査員の感想
はるか:2人のちょっと温度感が違う感じが面白い。バランスが良い。動きがちょっと気持ち悪いのが面白い。
内村:まだ20代ですからね。どんどん上手くなっていくと思います。「女を縁取るな」が好きですね。
コウテイ
◆ネタ「デート」
◆審査員の感想
田中:ボケがどっからくるのか本当に予想がつかない。見ていて、たまに追いつかない時がある。見たことない漫才。
ジェラードン
◆ネタ「パワーリフティング」
◆審査員の感想
井戸田:腹の底から応援した。上がれと思った。審判が見てない時、「ナイス審判」って思った。
内村:海外のコメディアンみたい。動きで見せて、世界で通用すると思う。
たくろう
◆ネタ「謝罪」
◆審査員の感想
小西:謝罪会見をもっと聞いていたくなるような。クセになる。すごく面白かった。
プラス・マイナス
◆ネタ「街づくり」
◆審査員の感想
土田:さすが。台本にしたときに他のコンビがしてもおもしろくなるんじゃなくて、2人だけのオンリーワンの漫才。見ていて純粋に足を組ながら笑っていた。自然と笑っちゃう感じ。
Gパンパンダ
◆ネタ「データボクシング」
◆審査員の感想
田中:凄い。こんな設定見たことない。それぞれOノート、Qノートといろいろ用意してたら最後それがぐちゃぐちゃになる。ここだよね。ここがないと手前を作っても意味がない。ちゃんとネタとして成立しているのは素晴らしい。
かが屋
◆ネタ「イヤホン」
◆審査員の感想
小西:人生って感じ。焦点を小さく見ると切なくて悲しいけど、見方を変えると喜劇みたいな。切なくなっていい話と思ったらすごく笑わせていただいて楽しかった。
内村:こういうネタを作られると嫉妬さえ感じる。これもしかが屋いっちゃうとマセキ、マセキになっちゃって、俺がスタッフに圧力かけているみたい。
ラフレクラン
◆ネタ「未来」
◆審査員の感想
はるか:説明がいるところも全部笑いにして、ちゃんとおもしろくしていっている。ネタの作り方が上手。
決勝ステージ
◆ラフレクラン
ネタ「誘拐」
◆しゃもじ
ネタ「助けてください」
はるか:女性の役が本当に上手い。「だきしめとかなきゃダメなんだよ」って私も言えばよかった。
◆かが屋
ネタ「自転車」
井戸田:セリフの量もほとんどなくて、感情と表情で表現していくのがスピードワゴンには1つもないので、憧れすら感じました。
内村:(全体の総評)これはね、本当に好みだよね。本当に好みだと思う。わかんない。
(ラフレクラン優勝後)
田中:決勝もかが屋の自転車の鍵が「カン」と鳴る音。あんなのを笑いにするヤツ、初めて見た。しゃもじの1本目のやつ、今日の中で1番いいぐらいネタだったと思う。結局印象に残ったのは、うんこマンみたいな。
春菜:(ずっとリポートしていたので)お客さん、こんなにいたんだ。こんなにライト眩しいなんて。
内村:本当にいい大会でしたね。本当にみんな拮抗してました。最後3組とも見たいと思ったんですよね。(じゃんけんじゃなく)ネタで勝負して欲しいと思ったんでね。よかったなと思いました。
感想
決勝3組は全部面白かったですけど、1番面白かったネタは、しゃもじさんの1本目「元嫁カフェ」でした。
決勝のネタは3組とも全部コントで、結構ハートフルコントが多かったですね。
漫才で1組くらいは残って欲しかったです。
プラスマイナスさんの最後がちょっと「あれ?」って感じだったのが気になりました。それまで最高に面白かったんですけど。
個人的に応援しているネルソンズさんは「うんこ」ネタで来ましたけど、これって確かキングオブコントの2本目にやるって言ってたのですよね?(笑)
本当かどうかは知りませんけど、『有田ジェネレーション』でのキングオブコント敗退のコメント時に言ってましたっけ。
でも、うんこマンは最高のキャラでしたけど、ネタとしてはちょっと弱かったかなぁ。
かが屋さんは「笑い」という部分では決勝ネタの方が断然よかったですけど、1本目の「イヤホン」は秀逸!
お笑いのショーレースでは難しいかもしれませんけど、コント師としてはこのまま大成していきそうです。将来的にライブで埋めれる東京03さんを系統になりそう。
ウッチャンの粋な計らいで、3組の決勝になってよかったですね。
大きな大会ではないからこそのアットホーム感がさすが『チャップリン』でした。
M-1決勝にいったからし蓮根さんがそこまで爆発しなかったですけど、その分M-1で爆発する可能性がありますね。
楽しみにしています。
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