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『プレバト!!』まとめ 2018年7月19日 「俳句・和紙ちぎり絵」梅沢ついに10段!特待生も誕生

2018年7月19日放送の『プレバト才能ランキング』では、「俳句・和紙ちぎり絵」の査定でした。
俳句では、前回「ほぼ10段」の梅沢さんが、いよいよ本当の10段になるのかが最大の見どころです!
また、俳句の特待生も誕生しました!!

 

◆俳句のお題:砂浜


◆査定される人
林家木久扇さん、立川志らくさん、ISSAさん(DA PUMP)、筒井真理子さん、白石糸さん


特待生9段 梅沢富美男さん
特待生3段 横尾渉さん(Kis-My-Ft2)


◆俳句の先生 夏井いつき先生

 

◆オープニング

(木久扇と話ながら)

志らく 一言いいたいことがあります。
浜田 言うください。
志らく 息子の木久蔵っているんですけど、私のところにこの間、落語を教えてくださいって来たんですよ。
浜田 へぇ。
志らく 落語を教えてあげたら、私のカミさんを口説いたんです。
浜田 (笑)いやいやいや。
志らく とんでもないですよ。人のところに稽古をつけてもらって、カミさんに今度合コンやろうって来たんですよ。(木久扇に向かって)とんでもないですよ、師匠。
木久扇 知らなかった。


浜田 ISSAくん、ご結婚おめでとうございます。
ISSA すみません、ありがとうございました。
浜田 やっと落ち着きましたよ。
ISSA ええ、なんとか。
浜田 過去のヤツ、全部知ってますけどね。一緒に飯を食うたこともありますしね。


ISSAさんは、小林一茶から命名されたんだそうです。
ご本名は、邊土名一茶さん(へんとないっさ)。

 

俳句の査定ランキング

最下位5位(凡人)「白石糸」55点

暑き日の
 想ひ出残す
  サンオイル


◆夏井先生の添削後


暑き日の
 想ひ出匂ふ
  サンオイル


◆夏井先生の添削

発想としては普通の句。「想ひ出」を歴史的仮名遣いの「ひ」とすると、やった気になるのが凡人。残らない想い出があるなら持って来い、ということ。想い出は残すから想い出。こういうところに気がつくのがとても大事。「想ひ出」と「サンオイル」を誌的な言い方をして、イメージではなく嗅覚で繋ぐ。


◆ここがポイント!

必要な言葉か吟味する

4位(凡人)「林家木久扇」57点

夏の夕
 砂浜の城
  くずれさり

(子どもたちがはしゃいで立派な城を砂で作った。夕方になると潮が満ちて、砂の城が濡れてなくなっていく風景、という句)


◆夏井先生の添削後

砂の城
 くずれて夏の
     浜の夕


◆夏井先生の添削

写真そのものをそのまま描写するというやり方もあるが、発想そのものがが凡人中の凡人。「砂浜の城」は「砂の城」、「くずれさり」は「くずれ」でいいのでは。

 

3位(凡人)「筒井真理子」65点

晩夏光
 トマト色した
   継母の指輪

(母の継母がとても優しかったということと、一緒に遊んでもらった時にトマト色の指輪があったことを詠んだ。トマトは色にすると季語じゃないので、イメージの落ちない季語を探した渾身の一作)


◆夏井先生の添削後

トマト真赤
 継母の指輪の
   色とおもふ


◆夏井先生の添削

何かを表現しようと意図と意志がしっかりあり、核としてはとても良い。「晩夏光」という季語が付けたしになっている。トマトから攻めて行けばよかった。トマトを現実的な季語にするだけ。「おもふ」と歴史的仮名遣いを使うと奥行が出る。


◆ここがポイント!

ふさわしい季語を選ぶ

 

2位(才能アリ)「ISSA」70点

堂々と
 熱砂蹴散らす
   オスプレイ

(沖縄でオスプレイが堂々と飛んでいる姿。よく思ってない人もいたり、様々な人がいる中で、自分たちがよく感じる光景だったので、沖縄出身としては、その気持ちをそのまま詠んだ。熱砂という季語は、自分の名前と近かったので使った。)

 

◆夏井先生の添削後

夕映えや
 熱砂蹴散らす
   オスプレイ


シュピレヒコール
 熱砂蹴散らす
   オスプレイ


◆夏井先生の添削

描写が出来ている。熱砂を調べたのはえらい。語順もよく考えている。素朴な疑問、率直な批判も入っている「堂々と」でもいいが、頭の五音でなんでもできる。初回でこれできたら、大したもん!

 

1位(特待生昇格)「立川志らく」72点

ガンジーのような
    足が出る
     砂日傘

(砂日傘はパラソルなので、砂浜はわかる。いろんな足が出ている中、男とも女とも思えない足が出ている。それを見て微笑ましく、平和に感じた。ガンジーが寝ているように見えたという思い。五七五も考えたが、一気にいってしまおうと思った)


◆夏井先生の添削後

ガンジーの
ような足が出る
     砂日傘


◆夏井先生の添削

発想の良さは、比喩が素晴らしいということ。「ガンジーのような足」で、痩せた日焼けした年輪を刻んだような足が出てくる。砂日傘という季語が出てくると、カラフルな砂日傘がいくつもある夏の浜が浮かぶ。そこにそぐわないような妙な足に目が行ったという、作者の視点もいかにも俳人。五七五にするのは案外簡単。どちらでもいいので、作者が選ぶべき。今まで美しい光景を楚々と詠む作風だったが、こういう飄々としたのが出てくると、特待生でも十分出来る。

 

◆順位まとめ◆

1位(特待生昇格)「立川志らく」72点
2位(才能アリ)「ISSA」70点
3位(凡人)「筒井真理子」65点
4位(凡人)「林家木久扇」57点
最下位5位(凡人)「白石糸」55点

 

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特待生昇格試験

名人3段「横尾渉」現状維持

スパイクや
グローブ置いて
夏の海

(写真だけ見ると遊んでいるように思えるが、海には違う人も来ている。野球部が合宿で海に来てランニングをしているのが浮かんだ。スパイクだけだとサッカー部とも思われるので、グローブを入れた)


◆夏井先生の添削後

スパイクもグローブも
      置き夏浜の
       ランニング


◆昇格試験のポイント
『上五の「や」』←助詞の使い方が曖昧

スパイク、グローブという物で野球部を表現するのはいい。語順もよく考えられている。もったいないのが「や」。畳み掛けるほうがいい。

 

◆トーク

(俳句発表前)

浜田 横尾くんもええ加減、3段3段言うてる場合ちゃうよね。
横尾 はい。
浜田 上行けるよね。
横尾 ライブがあったんですけど、ウチワで「昇格おめでとう」とあったんで、ここはもうテンポよく行きたいです。
浜田 そりゃそうですよ。いつまで3段…あれ、散髪したて?
横尾 (笑)ライブがあってんで、切りました。最近よくツッコまれます。

 

名人9段「梅沢富美男」1ランク昇格⇒【名人10段】

嬰児の
 寝息の熱し
    砂日傘

(嬰児はお芝居で言う乳飲み子と同じ。まだ産まれたばかりの赤ちゃん。海ではお兄ちゃんたちが遊んでいて、お母さんと2人で砂日傘の中で抱っこされながら寝ている。こんな暑い日でもお母さんに抱かれていると安心して寝ている。赤ちゃんを抱くと熱いのも表現した句)


◆夏井先生の添削後

添削なし


◆昇格試験のポイント
『中七「熱し」』←季語に持たせた意外性

「嬰児」「寝息」「熱し」を伏線にして、最後に季語「砂日傘」が出てくる。砂浜、海、熱い太陽と一気に広がる。当たり前の句が、いきなり当たり前じゃなくなる。場所の熱さ、夏という季節も感じ、その息を近くで感じていないと熱さは感じないので、お母さんが抱っこしているのかなと思う。全部の光景が17音の中に入っている。

「これは10段おめでとう!」

 


◆トーク

(前回「現状維持」査定だと説明されて)

豊崎アナ 夏井先生から「ほぼ10段」という一言が出ました。
浜田 せやせやせや(笑)。ほぼやったら上げろよって、ずっと言うてましたからね。
梅沢 そうですよ。ホント、あのババアふざけやがって。
浜田 ババアって言うな!
梅沢 今日は半端じゃなく調子が良いですからね。
浜田 そうですよね。
梅沢 はい。
浜田 ここまでの間は俺、調子いいと思ってます。

梅沢 今日はジュニア(横尾さん)も横にきていただけ…(もごもご)
浜田 え、え、え?何、何?
梅沢 いや、ジュニアが横にいらっしゃるので(苦笑)
浜田 そこやん!そこピシッと言わないと。そこまでよかったのに、ごちゃごちゃっとなって…。

浜ちゃんのツッコミ、最高でした。
梅沢さん、緊張していたのかな。


(10段昇格後)

浜田 一人抜けました。
梅沢 はい。やっとね、やっと抜きましたよ。

 

名人10段 梅沢への新たな試練「永世名人への道」!

梅沢さんは見事10段になりました!
そこで、次回からは新たに「永世名人」に挑戦していくことになりました。


「永世名人」は名人の頂点!
将棋界などでは大きな大会での連勝や、圧倒的な勝利に与えられるという名誉ある称号です。


「永世名人への道」

  • 5段階で達成
  • ここからの夏井先生の査定は激厳となる
  • 一つでも添削があれば、即降格!

 

◆トーク

梅沢 約束が違うじゃん!
浜田 (約束なんて)なんもしてないがな。
梅沢 名人の上は師範か…
浜田 永世名人になりたいんだろ?
梅沢 なりたいです!
浜田 だったらやれよ!
梅沢 やりますよ。
浜田 先生、これは厳しそうですけど仕方がないですよね。
夏井先生 そりゃね、10段以上になると、今までと一緒というわけにはいかないじゃないですか。
浜田 そりゃそうです。
夏井 ますますハードルは高くなりますし、私もますます真剣勝負させていただきます。
梅沢 受けて立とうじゃないの!

 


フジモンや東国原さんも10段になったら、常に上下しての争いが見られそうですから、ますます目が離せません!

 

和紙ちぎり絵査定ランキング


◆査定される人
林家木久扇さん、立川志らくさん、ISSAさん、筒井真理子さん、白石糸さん


◆和紙ちぎり絵の先生 辻井華洲先生

 

最下位5位(才能なし)「立川志らく」11点

◆ヒマワリの女
「頭山」という落語から


◆辻井先生の評価
ビックリした。モチーフの発想はよかったが、ちぎり方・貼り方が雑。

 

4位(凡人)「ISSA」20点

◆U.S.A.
ヒット祈願で買ったU.S.A.柄のサングラス


◆辻井先生の評価
和紙選びはよかったが、貼り方が減点。サングラスをメインにするのであれば、遠くにある薄茶色とグリーンの木立が無い方が、サングラスをはっきり見せることが出来た。

 

3位(凡人)「林家木久扇」21点

◆カッパは楽し
カッパ(妖怪)


◆辻井先生の評価
色使いが爽やかで、綺麗に貼れている。カッパの首と顎の境目をちゃんと出した方がいい。

 

2位(才能アリ)「白石糸」28点

◆青い夏
ラムネの瓶


◆辻井先生の評価
影の感じを出すために、毛羽をを出した方がいい。

 

1位(才能アリ)「筒井真理子」29点

◆にぎやかなお盆
精霊馬とホオズキ


◆辻井先生の評価
紙選びがベスト。キュウリとホオズキの光った部分を出すために、和紙を重ね張りしているのは効果的。これからのお盆に飾っていただく良い作品。

 

◆順位まとめ◆
1位(才能アリ)「筒井真理子」29点
2位(才能アリ)「白石糸」28点
3位(凡人)「林家木久扇」21点
4位(凡人)「ISSA」20点
最下位5位(才能なし)「立川志らく」11点

 

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