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『プレバト!!』まとめ 2019年2月14日 「俳句・いけばな」鈴木光が2回目で最速特待生!関根勤のおもしろ句

2019年2月14日放送の『プレバト才能ランキング』は、「俳句・いけばな」の査定でした。

 


俳句は「冬の冬麗戦」で、大活躍だった鈴木光さんが再登場!

『プレバト!!』2019年1月3日「冬の冬麗戦」優勝は名人10段から?鈴木光が凄い! - 今日も暇です。


鈴木さんの前回の句が素晴らし過ぎたので、結果は観なくても1位とわかるような回でした(笑)。
でも、それに応えるというのは難しいことなので、どれだけ努力されたのでしょうか。
その真面目さが垣間見れた回でした。
しかし、頭良し、謙虚で清楚で可愛い…なんて天は何物与えるんでしょうね?


永世名人といけばな昇格に挑戦するのは、自称ミスター・プレバトの梅沢富美男さん。
相変わらず番組を盛り上げてくれるので面白かったです。浜ちゃんや夏井先生とのやり取り最高!

 


◆俳句のお題:「東京から見る富士山」


◆査定される人
関根勤さん、草刈民代さん、高橋真麻さん、鈴木光さん、飯尾和樹さん(ずん)


名人10段 梅沢富美男
特待生5級 北山宏光さん(Kis-My-Ft2)


◆俳句の先生 夏井いつき先生

 

 

俳句の査定ランキング

最下位5位(凡人)「関根勤」40点

春の富士
 ヒマラヤの事
   どうおもう

(人と自分の事を比べてしまう。ふとした時に、「富士山は他の山と自分を比べてどう思う?」と聞いたら、たぶん富士は「ヒマラヤはヒマラヤとして頑張る。僕は僕、富士山として私はいます」。富士山のように人と比べないで頑張ろう、ということを富士から学んだ、という句)


◆夏井先生の添削後

添削不可


◆夏井先生の添削

話を聞いて非常に納得。これは作者の人生訓。俳句というよりは、トイレに掛けてある格言カレンダー。俳句として添削しろと言われても、手の施しようがない。「関根勤の日めくり人生訓」みたいな製品を作ったらどうですか?
それ以外アドバイスできません。


◆ここがポイント!

散文を17音におしこめない

 


この句が発表された時、浜ちゃんが大爆笑してました。
梅沢さんも「普通の言葉で固めているだけ。俳句になってない」と言っていて、浜ちゃんさらに大爆笑。
夏井先生の添削を含めて、1番面白くて楽しい句でした! 

 

4位(凡人)「飯尾和樹」45点

春の街
 バニラアイスが
    呼んでいる

(富士山がバニラアイスに見えた。呼んでいるというのは、春の街は都会なので、ちょっと疲れたら故郷に帰っておいでという静岡県人、山梨県人限定の句)


◆夏井先生の添削後

街は春
 バニラアイスの
    ごとく富士


◆夏井先生の添削

「春の街」という季語が可愛い擬人化になっているので、可愛い女の子の句だと思った。バニラアイスが富士山とはわからない。バニラアイスを比喩にすると季語としての力が弱まり、綺麗な富士だなと勝手に思ってちょうだい、となる。


◆ここがポイント!

比喩であることを明確に

 

3位(凡人)「草刈民代」55点

初稽古
 ふと見た窓に
    白き富士

(年はじめのお稽古でバレエを踊ってましたが、息が上がって苦しくなった時に窓辺から見える富士山を見て、「今年もがんばろう」という気持ちになった句)


◆夏井先生の添削後

初稽古の
 息や窓なる
   白き富士


◆夏井先生の添削

「初稽古」の「初」にめでたさと緊張感がある。構成はいい。「ふと見た」がもったいない。初稽古の息が上がるという説明があったが、それを描写した方がいい。


◆ここがポイント!

季語を主役にする

 

2位(才能アリ)「高橋真麻」70点

風邪ふたり
 新居の窓の
  富士はるか

(風邪はネガティブなワードだが、旦那と一緒であればハッピーになれる。新居の窓から富士山が見える、という句)


◆夏井先生の添削後

添削なし


◆夏井先生の添削

綺麗に出来ている。「風邪」が冬の季語。「ふたり」と「新居」が効いている。新居の窓に新しい光景が広がってくると思ったら、「富士」が出てくる。なんて素敵なところに新居を構えたんだろう、という広々とした感じが前途洋々な気分にする。
パッと見たときに俳句を結構勉強している人かな、と思う。よくお勉強なさった。結婚すると女はやるね!

 

1位(才能アリ)「鈴木光」72点

教室の
 わたしを富士へ
      白き梅

(教室で授業中に黒板を見ていると、ふと梅の香りがして外をみてみると、そこで初めて富士山があったと気づいた、という句)


◆夏井先生の添削後


教室の
 わたしを富士へ
      風の

 

◆夏井先生の添削

とても気持ちの良い句。「わたし」をあえて書かないといけないケースはそんなにないが、明確に「わたし」を出す。「富士へ」で止めていることがいい。外の「白き梅」に切り替わる。助詞の「を」「へ」の意味が分かっている。その跡の動詞については読み手が解釈してくれる。
今後のためのアドバイスとしては、「白き梅」もやり方がある。「朝の梅」や「風の梅」でもできる。
これだけのものが2回目でできるのは、目ん玉でんぐり返える。
光る物があるのは間違いない。
まだ未知数のところがありますが、若い才能を上に送りこんで、今トロトロしている特待生の尻を叩きますか!


鈴木光さん、特待生昇格です。
はにかんで喜ぶ鈴木さんが可愛かった。これからどんどんごぼう抜きしていきそうで面白そうです!壁にぶち当たることあるのかな?


鈴木光さんは『有田哲平の夢なら醒めないで』の「頭良すぎてついていけない!東大美女SP」でも健気で可愛かったです。

夢なら醒めないで 拗らせ全開の山口真由が面白すぎ!鈴木光が可愛い! - 今日も暇です。

 

 

◆順位まとめ◆
1位(才能アリ)「鈴木光」72点
2位(才能アリ)「高橋真麻」70点
3位(凡人)「草刈民代」55点
4位(凡人)「飯尾和樹」45点
最下位5位(凡人)「関根勤」40点

 

 

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特待生昇格試験

特待生5級「北山宏光」現状維持

春光や
 富士の淡緑
   目に優し

(新緑に春の光が当たって緑が目に優しく感じるという春の句)


◆夏井先生の添削後

目に優しきは
    淡緑の
     春の富士


◆昇格試験のポイント
「目に」の是非←中途半端!


ちょっと中途半端。「春光」という季語は春の光景・景色のこと。それをちゃんとわかった上で作っている。問題の「目に」は、あえて入れたかったというのであれば、「目に」から始めるべき。「春光」という季語に頼る必要もない。

 

◆ここがポイント!
敢えて「目に」を入れる時


◆浜ちゃんとのトーク

(鈴木光さんが特待生になって)

浜田 北山ヤバイぞ!
北山 全然納得していない。


浜田 バシッといっとかな、(鈴木さんが)もう来るで!
北山 背中見られてる。
浜田 もう来るよ!ヤバい。
北山 ちょっと上に行かないと。
浜田 ほんまやで。


夏井先生 これが難しいというのであれば、次は降格ですね。
浜田 降格しましょう、今!
北山 いやいやいや。梅沢さんも「いける」って言ってたから。
梅沢 いけますよ。これいい句なのに。
夏井 おっちゃんも一緒に降格したらええのに。
梅沢 誰に口利いてんだ、お前?紅白に出れたらのは誰のおかげだ?俺のおかげだぞ!
浜田 (梅沢の席に行ってどつく)口が悪い!なんやねんな、もう。

 

 

永世名人への道

永世名人への道「梅沢富美男」⇒現状維持

ビル街や
 窓にあまたの
     山笑ふ

(ビル街に窓がいっぱいある。ビル窓に富士山がいっぱい映っている、という句)


◆夏井先生の添削後

添削なし


◆昇格試験のポイント
「や」の位置←物足りない


「や」というのはすぐ上の言葉を強調する。この場合は「ビル街や」で一度切れる。ここの位置に「や」は正しい。そこは強く褒めたい。
問題点はたった1つ。俳句の世界には、「窓に映る山」「窓に映る光」とかそういう発想のような句が案外あるから、物足りない。それだけのこと。

 

 

いけばなの査定ランキング

◆今回のテーマ:梅
生ける器は自由に選択


◆査定される人
関根勤さん、草刈民代さん、高橋真麻さん、飯尾和樹さん(ずん)


特待生3級 梅沢富美男さん


◆いけばなの先生:假屋崎省吾先生

 

最下位4位(才能なし)「飯尾和樹」

◆作品名『春の芸人の声』


◆手直し不可


◆假屋崎先生の評価
梅は空間が大事なのに、やたらめったら入っている。中心が寂しい。どこも良いところが出てこないというのが、画期的。

 

3位(凡人)「草刈民代」

◆作品名『花満ちる』


◆手直しあり


◆假屋崎先生の評価
剣山が丸見え。ストックの花が後ろだけに生けられているのがよくない。

 

2位(凡人)「関根勤」

◆作品名『紅大臣 白大臣』


◆手直しあり


◆假屋崎先生の評価
パッと見はいいが、平面になっている。前面に立体感がない。


◆いけばなの鉄則

前への広がりも意識する

 

1位(才能アリ)「高橋真麻」

◆作品名『新婚梅』


◆手直しあり


◆假屋崎先生の評価
メリハリが効いている。後ろのデルフィニウムが重なってしまっていて、前面が物足りない。

 

 

◆順位まとめ◆
1位(才能アリ)「高橋真麻」
2位(凡人)「関根勤」
3位(凡人)「草刈民代」
最下位4位(才能なし)「飯尾和樹」

 

 

特待生3級「梅沢富美男」1ランク昇格⇒【特待生2級】

◆作品名『梅・ザ・ワールド』


◆假屋崎先生の評価
優美華麗。品格があって、艶やかさ、紅白の梅の良さが際立っている。器選びと器の見せ方もいい。100点満点。

 


梅沢さんはいけばなの発表前に、「私は俳句で失敗してますけど、お花は名人目指してトントントン…。今回が2階級昇格ですよ!」といけばなに賭けてました。
そして、1ランク昇格後「夏井、見たか!!」と吠えてました(笑)。テレビ的にお見事ですし、最高です。

 

 


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