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『プレバト!!』7月4日「俳句・和紙ちぎり絵」鈴木光尊敬のフルポン村上の俳句 しずちゃんにご褒美!?

2019年7月4日放送の『プレバト才能ランキング』は、「俳句・和紙ちぎり絵」の査定でした。

  

フルポン村上さんが登場。
名人までの昇格率がなんと70%なんだとか!スゴイ。
ロンハーでフルボッコな村上さんは、俳句では非凡なる才能を発揮!ある意味貴公子。
今回もどんな俳句なのか楽しみでした。

 


「和紙ちぎり絵」では、特待生が誕生と予告で言ってましたので、誰なのかワクワクします。
ようやくの特待生誕生ですからね。
出来れば、意外な人がいいなぁ。。。と思ってますけど。
今回は出てませんけど、正直、岩永徹也さんでもいいような。。。?


…と思っていたら、しずちゃん登場!!!
今日は『ダウンタウンDX』にも出演ですから、しずちゃんデー♪


しずちゃんは手先がめちゃくちゃ器用だから期待したいです。

 

 

俳句の査定ランキング

◆俳句のお題:「梅雨明けの銀座」

 

◆査定される人
前田吟さん、志尊淳さん、有村藍里さん、グローバーさん、小籔千豊さん


特待生3級 立川志らく
名人10段 村上健志さん(フルーツポンチ)


◆俳句の先生 夏井いつき先生

 

 

 

最下位5位(凡人)「グローバー」45点

夏服に
 腹出る四十と
   なりにけり

(梅雨明けの銀座にTシャツを着て出かけたら、若いつもりでいたけど「腹が出てきたな」「俺も40歳になったな」としみじみとした気持ちを詠んだ句)


◆夏井先生の添削後

夏服の
 腹や四十と
   なりにける


◆夏井先生の添削

普通の文章のような語順になっている。
「腹出る」の「出る」を使わなくても腹が出ていることは表現できる。
「夏服の」にすると「腹」に続くため、「出る」はいらない。「や」で強調する。映像も腹へのアップになる。
「四十と」でこの腹が「どのくらいの腹か」読む人は想像できる。
(グローバーが直されたのを見て難しいと言う)これで難しいと言っていたら、あんた将来ないよ!

 

 

4位(凡人)「志尊淳」55点

雲の峰
 見上げ飲み干す
    大ジョッキ

(昨年銀座の近くのビアガーデンに行った。都心で昼間から飲める優越感と、みんなを見ながら飲める優越感を大ジョッキにたとえて、飲み干している優越感を表現した、という句)


◆夏井先生の添削後

雲の峰まぶし
    掲ぐる
     大ジョッキ


◆夏井先生の添削

この句が今回のギングオブザ凡人。凡人が書きそうなところが全部揃っている。
全体的が散文的。
「雲の峰」は見上げるものなので、「見上げ」がいらない。この3音を「雲の峰」の描写に使う。
「大ジョッキ」と響き合わせてみる。「真っ白な入道雲」のなんとまぶしいことか。背後には青空も見える。「ガラス」と「まぶし」が響き合う。
「飲み干す」も変えるといかようにも展開できる。
乾杯するなら「掲ぐる」だとジョッキで乾杯している様が映像で見える。乾杯とやった「まぶし」とジョッキのまぶしさが一致する。
才能アリを目指すなら、ここまでやって欲しい。


◆ここがポイント!

映像で表現する

 

 

3位(凡人)「有村藍里」60点

銀座での
 買い物終わり
     夕凪へ

(昼間の銀座は荒波のように人が行きかっていて、ワイワイガヤガヤしている。夕方になると凪のように静まっている。その時間までたっぷり買い物を楽しんだ、という句)


◆夏井先生の添削後

買い物終わる
    銀座は
    夕凪のごとく


◆夏井先生の添削

文字通りに読むと「銀座での買い物を終えて夕凪が見える海岸へ行きました」という意味になる。
「夕凪」は季語。比喩になっている。人波が凪いで来ると言いたかったのであれば、比喩だとわかるように書かないといけない。
上五は字余りの上五にする。
なにが夕凪か、それは銀座。
こうするとあなたの言いたいことは、文字面に全部入ってきます。


◆ここがポイント!

比喩であることを明確に

 

 

2位(才能アリ)「前田吟」70点

銀ぶらや
 踏まれし靴と
   麻のシャツ

(おしゃれして銀座を歩こうとしたら、日曜日はものすごく混んでいる。靴は踏まれるし、麻のシャツはシワだらけになる、という句)


◆夏井先生の添削後

銀ブラや
 踏まれし靴と
   麻シャツと


◆夏井先生の添削

軽やかな一句。
「銀ぶら」は「銀ブラ」はどちらでもいい。ブラジルコーヒー説ならカタカナで、ぶらぶらするならどちらでもいい。
ただ俳句は一行で書くので、「銀ブラ」の方が読み手が迷わなくていいかもしれない。
軽やかな感じをあと1音変えるといいかもしれない。
「麻シャツと」と韻を踏む。「と」のリズムができて、その上さらに「と」の先にまだ出来事があるような感じも出てくる。
小さなハプニングを切り取れるというのは、ちゃんとした実力がある証拠!

 

 

1位(才能アリ)「小籔千豊」71点

畳まれる
 マダムの日傘
     三越前

(前先生にボロカスに言われた時に「段々わかっていけ」と言われた。「畳まれる」で「は?」と思う。「マダムの日傘」で「ああそういうことか。どこやねん」。「三越前」で「お~銀座かい」みたいな。それを守ろうとした、という句)


◆夏井先生の添削後

添削なし


◆夏井先生の添削

非常によく勉強してくださったんだなと思う。
語順がさすがです。
「畳まれる」でなんだろう。「マダムの日傘」で映像がほぼ見える。
カットが変わって「三越前」で場所が広がってくる。ここが見事。
女性の言い方はいろいろある。「女」「婦人」など。女性の呼び方によって日傘が変わってくる。さりげない配慮で人物と日傘も映像化している。
作者が分かってビックリでした!

 

 

◆順位まとめ◆
1位(才能アリ)「小籔千豊」71点
2位(才能アリ)「前田吟」70点
3位(凡人)「有村藍里」60点
4位(凡人)「志尊淳」55点
最下位5位(凡人)「グローバー」45点

 

 

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特待生昇格試験

特待生3級「立川志らく」1ランク昇格!⇒【特待生2級】

梅雨明けや
 モジリアーニの
      歩く街

(銀座を出さずに銀座を表現しようとした。雨の間は買い物も楽しくできない。梅雨明けでいいお天気になって、颯爽と歩く人がどんな風に見えるのか。モジリアーニの絵のように首の長いピシっとした人がたくさん歩いている。ヨーロッパだとパリだが、日本だったら銀座を思い浮かべる、という句)


◆夏井先生の添削後

添削なし


◆昇格試験のポイント
季語「梅雨明け」と比喩「モジリアーニの歩く街」取り合わせの是非←絶妙な距離感!


季語を上五に持ってきて「や」で切る。基本中な基本の型。堅実な攻め方。
「モジリアーニの歩く街」はモジリアーニという画家が描いた人たちが歩いている。比喩としてはすっと受け入れられる。
モジリアーニが描く人物像を思った時に、都会のオシャレな感じと、都会の憂鬱の表情にも見える。
取り合わせのイメージの距離感が丁寧に上手にできている。
この字面は、本人が表現したかったことをちゃんと実現している。

 

 

永世名人への道

永世名人への道【5つ前進】「村上健志(フルーツポンチ)」1つ前進! ⇒【4つ前進】

エルメスの
   騎士像
   翳りゆき驟雨

(銀座のエルメスのビルの上に騎士像がある。そこに行くと見上げちゃう。急に雲がかかって陰ってきた。驟雨というのはにわか雨。銀座はにわか雨が降る前と降った後では、銀座ならではっていう、という句)


説明が村上節で悦に入っていました(笑)。


◆夏井先生の添削後

 添削なし


◆昇格試験のポイント
「翳りゆき」の是非←季語を生かす描写が素晴らしい


「エルメスの騎士像」知っている人は銀座のビルのあそこにあると、前半の言葉だけで映像を思い浮かべてくれる。
騎士像がクローズアップされる。その後に「翳りゆき」。「騎士像が翳りゆき」と疑問に思うと、最後に季語「驟雨」が出てくる。
「翳りゆき」とすると、短い時間を映像として描写してくれる。この言葉の特徴。
夕立を連れてくる黒い雲が近づいてくる、雨の匂いもしてくる。そう思った瞬間に「驟雨」が騎士像の方から自分の方に降ってくる。
短い時間の映像・距離・皮膚感、全部伝えてます。
「翳りゆく」ではなく、「翳りゆき」とすることで、時間が滑らかに季語に流れ込んでいく。
これはいろいろよく考えて丁寧に作ってます!
(終始「してやったり顔」の村上に対して)その顔は本当にイラつくけど…。


◆◇◆ ◆◇◆


梅沢さんの昇格率は41%(19/46)なのに対して、フルポン村上さんは70%(14/20)なんだそうです。
ある意味天才肌なんですね。


浜ちゃんはやたらと「その顔腹立つわ~」とツッコんでいて、最後も「お前の顔、ホンマ腹立つわ~」とダメ押しされてました(笑)。
浜ちゃんに言われても、「スゴイよ、全部お見通しなんだな。やっぱり」と悦に入る村上さんに、小籔さんも「イラ立ちと感心って共存するんやな」と指摘されてました。


そういう村上さんのクズさは俳句でも変わらず。そこが面白いんですけど。


なんにせよ、村上さんはなにを言われようが、鈴木光さんの俳句の王子様ですからね!
次回の俳句も楽しみにしております。

 

 

 

和紙ちぎり絵査定ランキング

◆査定される人
しずちゃん(南海キャンディーズ)、前田吟さん、有村藍里さん、グローバーさん


◆和紙ちぎり絵の先生 辻井華洲先生

 

最下位4位(才能なし)「有村藍里」12点

◆作品名:メロンクリームソーダ大使になりたいな
メロンクリームソーダ


◆お手本ありました。
凄かったです。


◆辻井先生の評価

おかしいと思います。
ちぎり絵は毛羽が出ればいいというわけではない。硬いはずのグラスの表現が出来ていない。
質感に合わせて、毛羽の処理をすることが重要。

 

 

3位(凡人)「前田吟」18点

◆作品名:おーい スイカ切ったよ
奥様へ。スイカ。


◆お手本ありました。


◆辻井先生の評価

夏らしい題材。スイカの種が本物のように丁寧。
とても力を入れて作っているが、スイカの切り実がダメ。スイカのみずみずしさを損ねている。美味しそうに見えない。和紙選びが間違えている。(前田さん)もみ紙を選んでいるが、乾いた質感の紙なので合わない。
板締め紙と使うといい。

 

 

2位(才能アリ)「グローバー」25点

◆作品名:風鈴姉妹
風鈴


◆お手本ありました。


◆辻井先生の評価

バックの空の貼り方がいい。こういう貼り方もあるのかと思った。
遠近感が違ってくるので、とても工夫されている。
ふうりんが手前に感じられ、一目を引く。
風鈴の下の丸みが惜しい。平面的で立体感が足りない。

 

 

1位(才能アリ)「しずちゃん(南海キャンディーズ)」30点⇒特待生昇格

◆作品名:抜けたその先に…
セミの抜け殻


◆お手本なし


◆辻井先生の評価

スゴイの一言!
丁寧な貼り方。濃淡をつけて貼っている。耳だけで8種類の紙を使用している。
立体感とリアルが追及した丁寧な貼り方を評価。
セミの抜け殻を1つ1つ丁寧に、丁寧に貼っていて…感心してます…。


(誰の作品か発表する時に)楽しみです。なんとなくもしかしてという予感はあります。
(しずちゃんと判明)やっぱり!
今まで拝見してきた中で、ズバ抜けた作品を作ってらっしゃるので、特待生でいいと思います。

 

 

◆順位まとめ◆
1位(才能アリ)「しずちゃん(南海キャンディーズ)」30点⇒特待生昇格
2位(才能アリ)「グローバー」25点
3位(凡人)「前田吟」18点
最下位4位(才能なし)「有村藍里」12点

 


◆◇◆ ◆◇◆


しずちゃん、おめでとうございます!
ご褒美ですね♪


しずちゃんのセミのちぎり絵は、まるで絵のような凄い出来映えでした。


しずちゃんは紹介時に、「ちぎったりちぎらせたりするのが好き。夫婦の絆を相方に契らせたとか…」と言ってました。
浜ちゃんも大笑い。
特待生昇格が決まると、「どうしましょ。ちぎり続けて調子に乗ってる相方の髪の毛もちぎってやりたい!」とボケてました。
不毛な冬の時代を乗り越え、仲良しな南海キャンディーズに乾杯!


得意の風景画でも、天才肌の六平さんに近づいて欲しいです!!
鬼才しずちゃん頑張って!!


◆◇◆ ◆◇◆


梅沢さん最近お忙しいのでしょうか?
やっぱりいないと物足りないです。
代わりが志らくさんなのかな?志らくさん押しがスゴイ。。。
もう少し特待生のバランスがあるといいのに。ノンスタ石田さん出て欲しいです。

 

あとキスマイの方がいないのも寂しい。。。

 

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