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『プレバト!!』5月20日「俳句・消しゴムはんこ」北乃きいが両方に挑戦!ジュニア絶好調&ユースケの俳句

2021年5月20日放送の『プレバト才能ランキング』は「俳句・消しゴムはんこ」の査定でした。

  

「消しゴムはんこ」と「俳句」に共に北乃きいさんがチャレンジしていますが、めちゃくちゃ面白かったです。
特に消しゴムはんこはなかなかの迷作!


ダイアン・ユースケさんの消しゴムはんこもよかったです。 

 

俳句の査定ランキング 

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◆俳句のお題:「ケーキ」

 


◆査定される人

  • IKKO
  • かたせ梨乃
  • 北乃きい
  • 塚田僚一(A.B.C-Z)
  • 津田篤宏(ダイアン)


永世名人 梅沢富美男
名人4段 千原ジュニア


◆俳句の先生 夏井いつき先生

 

 

 

最下位5位(才能なし)「北乃きい」37点

ケーキ家で
 浮かぶあの笑み
      夏の宵

(実家に帰る時に兄弟にスイーツを買って行く。1人1人に何がいいかなというのを詠んでみた。津田さんに似ちゃった、という句)


◆夏井先生の添削後

おみやげの
 ケーキを選ぶ
     夏の宵


◆夏井先生の添削

意味がわからないというタイプではないが、小さな問題があちこちにある。
「ケーキ家で」の「で」が散文的。
「浮かぶ」が分かりにくい。笑みが浮かぶなのか、誰かの笑顔が思う浮かぶのか。
「あの笑み」の「あの」も分かりにくい。不敵な笑みとも取れる。あのってどの?
おみやげならそれを書く。目的がわかる。
(添削後)こうすればあなたの言いたいことに寄ってくる。
ただこうやってもとても普通の句。

 

 

4位(凡人)「津田篤宏(ダイアン)」45点

夏の夕
 5色のケーキ
    持ち帰る

(今単身赴任で東京にいる。5人家族で、たまに帰る時に1人ずつの好みのケーキを買って帰るのを楽しみにしている、という句)


◆夏井先生の添削後

ケーキ五色
 家族五人の
    夏の夕


◆夏井先生の添削

(ジュニアさんに「普通。フツフツフー」といじられ)本当に普通。
何がもったいないかと言うと、「夏の夕」という季語から始まって、ケーキが出てくる。
買って帰るかなというのは、ある程度想像がつく。
(浜ちゃんが「持ち帰るはいらない」と指摘)その通り!
お宅のおうちらしさを入れないと、凡人から永遠に出ることはできない。
「ケーキ」のアップからいく。
(添削後)五色の意味が家族五人だとわかる。
少しずつ具体的な要素を入れていく。
そうしたら、5年後ぐらいには才能アリが見えるんじゃないかしら?←「長っ!50歳になってますわ!」と津田さん。

 

 

3位(凡人)「かたせ梨乃」60点

紫陽花の女子会
     今日は
      バスチーを

(紫陽花が咲いているテラスで女子会。今流行りのバスクチーズケーキを食べているが、この前はショートケーキ。なぜかといえば、紫陽花の花言葉は「移り気」。女性は移り気だからケーキもコロコロ変わっていく、という句)


◆夏井先生の添削後

紫陽花が奇麗ね
     今日は
      バスチーを


◆夏井先生の添削

本当に惜しい。
この句が惜しいのは材料がちょっと多すぎる。
俳句は17音しかない。
季語が1つとあともう1つの要素があれば、ゆったりと17音の器を満たせる。
女子会という要素が少し邪魔。
だから季語「紫陽花」を殺してしまう。
女子会でお喋りしている感を出す。
(添削後)紫陽花の色合いとバスチーの色合いも出る。
こうしていたら今日は間違いなく才能アリだった。

 

 

2位(才能アリ)「塚田僚一(A.B.C-Z)」70点

ホールケーキを
  籠にギア上げ
       青嵐

(小学生頃の実体験。妹の誕生日が8月。自転車のカゴにケーキを入れて風を感じている。ウキウキしているというのを表現した、という句)


◆夏井先生の添削後

ホールケーキ
  籠にギア上げ
       青嵐


◆夏井先生の添削

作者わかって本当にビックリしている。
あなた学びましたね!素晴らしい!
(「先生のおかげです」と塚田さんが言うと)そうだろうとは思いますが、素晴らしい!
「ホールケーキ」と具体的にいうことで、大きさもわかる。
自転車のこともどうのこうのではなく、「ギア上げ」だけにした。これでいい。
季語「青嵐」もよく勉強した。
青葉の頃に吹き渡るやや強い風に向かって、ギアをあげて走り出す。
あなたの気持ちは季語で表現できる。
「ホールケーキを」の「を」はいらない。
省略できる助詞を省略したら、勢いが出る!
でも、私は感激しました!
(「夏井先生は怒るイメージしかないけど、褒めることもできる方なんですね」と塚田さん)素直に学ぶ子は好きです!

 

1位(才能アリ)「IKKO」72点

住み込みの
 夜のケーキの
     苺かな

(美容師になった住み込み時代、すごい大失敗をした。その日ショートケーキをまとめ買いして、バカ食いして「もういいか」と気持ちがちょっと安らいだ、という句)


◆夏井先生の添削後

 添削なし

 

◆夏井先生の添削

これは本当に良い句。
「苺」は初夏の季語。5・6月は露地ものなら甘くなる。
この句で1番褒めないといけないのは、「住み込み」。
この「住み込み」という言葉の経済効率が素晴らしい。
どういう状況で働いているかもわかる。
「夜」という時間帯がすぐに出てくる。
一生懸命働いた後の夜とわかる。
どういう経緯のケーキかはいろいろ想像できる。
最後の「苺かな」の詠嘆。
1番上の大きな苺をしみじみと見て食べる。
甘いか酸っぱいかでも意味が変わってくる。
もう素晴らしいです!よく学ばれた!

 

 

 

◆順位まとめ◆

1位(才能アリ)「IKKO」72点
2位(才能アリ)「塚田僚一(A.B.C-Z)」70点
3位(凡人)「かたせ梨乃」60点
4位(凡人)「津田篤宏(ダイアン)」45点
最下位5位(才能なし)「北乃きい」37点

 

 

 

名人・特待生昇格試験

名人4段「千原ジュニア」1ランク昇格!⇒【名人5段】

とぅるとぅるの
 求肥に透けている
        苺

(奥さんがいちご大福を買ってきた。それがとぅるっとぅる!苺がグンと出てくるくらい。夏を感じるな、という句)


◆夏井先生の添削後

添削なし 


◆昇格試験のポイント

「とぅるとぅる」というオノマトペの是非←地道に真面目に観察している


このオノマトペを見つけたのも良い感覚。
オノマトペから始めるのが大事な語順。
俳句の3分の1を使って謎の言葉から入る。
そして「求肥」が出て来て、なるほどこの感触が「とぅるとぅる」とわかる。
「透けている」と映像が絞られていく。
透けているのは何か?
最後に季語「苺」がゆっくりと出現。
観察をしてそれを言葉に変換するというのが、俳句ではとても難しい。
根気よく地道にやっている。
すごく褒めないといけない。
こうように苺大福を詠んだ句はないわけではないが、オノマトペの自分なりの工夫や語順で丁寧に描写しているところは褒めておきましょう!

 

 

永世名人 富美男のお手本

◆50句までの現在の状況:30句(残り20句)

夏立ちぬ
 バタークリーム
      強情で

(バタークリームと昭和の男を重ね合わせた。私たちの時代はケーキといえばバタークリーム。冷蔵庫に入れるとカチンカチンになる。それでもバターの香りはする。それと昭和の男は強情。「バタークリームも強情だな」というのを重ねた、という句)


◆夏井先生の添削後

添削なし


◆掲載の判定⇒掲載決定!

【掲載決定の理由】やっと擬人化がわかりかけてきた


擬人化を成功させるポイントとして、擬人化によって映像が見えたり音が聞こえたり、皮膚の感触などがちゃんと映像や音にならないとただの空虚な擬人化で終わる。
今回は「強情で」が擬人化だが、バタークリームらしさが出ている。
感触としてわかるのが「強情で」で素直に書かれている。
選んだ季語が「夏立ちぬ」。夏が来たと勢いがある。
バタークリームの濃厚な舌触りやバターの匂いがくる感じ。
その生命感も季語と付かず離れずで良い。
おっちゃん、「やってやった」と思わない方が良い句ができますね!

 


◆50句までの現在の状況:31句(残り19句)

  • 1月の成績:2勝1敗(掲載:1/7・1/28、ボツ:1/21)
  • 2月の成績:1勝1敗(掲載:2/4、ボツ:2/11)
  • 3月の成績:1勝1敗(掲載:3/4、ボツ:3/18)
  • 4月の成績:1勝3敗(掲載:4/29、ボツ:4/8、4/15、4/22)
  • 5月の成績:1勝2敗(掲載:5/20、ボツ:5/6、5/13)


 

 

 

消しゴムはんこの才能査定ランキング

◆査定される人

  • かたせ梨乃
  • 北乃きい
  • 塚田僚一(A.B.C-Z)
  • ユースケ(ダイアン)

特待生級 くっきー!(野性爆弾)


◆消しゴムはんこの先生:田口奈津子先生


◆採点ポイント 30点満点

  • 彫り方:10点
  • 押すセンス:10点
  • デザイン:10点
  • 合計:30点

 

最下位4位(凡人)「塚田僚一(A.B.C-Z)」?点

◆作品タイトル「塚宮バーベキュー」
キスマイの宮田俊哉さんへ。


◆採点ポイント 

  • 彫り方:?点
  • 押すセンス:?点
  • デザイン:?点
  • 合計:?点

 

◆田口先生のお手本ありました。


◆田口先生の評価

少し動きがない。
焼いている手を入れると動きが出るし、楽しそうな感じを表現しやすい。←「網だけやもんな」と浜ちゃんのツッコミ。

 

 

3位(凡人)「北乃きい」17点

◆作品タイトル「初夏のかんちがい」
鈴木杏さんへ。


◆採点ポイント 

  • 彫り方:7点
  • 押すセンス:6点
  • デザイン:4点
  • 合計:17点


◆田口先生のお手本ありました。


◆田口先生の評価

(一目見て)これは…どういう…作品ですか?
それぞれのパーツはキレイにできている。
ただ、好きなものを入れたみたいな自己満足の作品。
デザインに統一感がない。
とても抽象的なテーマなので、これを分かってもらおうとするのは難しい。←「そうでしょうね…」と浜ちゃん。

 

 

 

2位(才能アリ)「ユースケ(ダイアン)」26点

◆作品タイトル「初夏の漫才」
相方・津田篤宏さんへ(お世話にはなっていない。お世話している。)


◆採点ポイント 

  • 彫り方:10点
  • 押すセンス:9点
  • デザイン:7点
  • 合計:26点


◆田口先生のお手本ありました。


◆田口先生の評価

蚊取り線香の表現が良く、ちゃんと影がついていて立体感が出ている。
リアルに出来ている。
構図が面白い。
蚊取り線香は少し大きめに、奥の人物は本来よりも小さく描いており、すごく遠近感を感じる。
人物の描き込みが足りない。
動きが欲しかった。

 

 

1位(才能アリ)「かたせ梨乃」27点

◆作品タイトル「やっぱり夏が好き」
岩下志麻さんへ。


◆採点ポイント 

  • 彫り方:8点
  • 押すセンス:10点
  • デザイン:9点
  • 合計:27点


◆お手本なし


◆田口先生の評価

(一目見て「はぁ…」とため息をつき)素晴らしいです!
こんな表現は初めて見た。
氷の部分の表現が小さいはんこを何回も押して表現しているが、ちゃんと削った氷に見えるし、表面の凸凹が良く伝わる。
周りの波がよりかき氷を引き立てていて、良い役割を持っている。


◆◇◆ ◆◇◆


かたせさん曰く、先生が指摘された「波」は東映のオープニングの「波」を取り入れたとのこと。
実はこだわっていたんですね!

 

 

◆順位まとめ◆

1位(才能アリ)「かたせ梨乃」27点
2位(才能アリ)「ユースケ(ダイアン)」26点
3位(凡人)「北乃きい」17点
最下位4位(凡人)「塚田僚一(A.B.C-Z)」?点

 

 

 

名人・特待生昇格試験

特待生3級「くっきー!(野性爆弾)」現状維持

◆作品タイトル「断捨離」
先輩・たむらけんじさんへ。


◆田口先生のお手本ありました。
新幹線の車内で前髪を切る作品に。
上京というストーリーも含まれている。←「これ、くーちゃんならやりそう」と浜ちゃん。


◆田口先生の評価

なんですか、これは…。たむけんさんですか?
(前髪を)切っちゃうんですか?えー(笑)。
1つのはんこでも出来たが、はんこを分けて色をこれだけ分けて対比ができている。
すごく成功している。
残念なのは、背景の入れ方が効果的ではない。
面を埋めればいいというのではなく、奥行きを出して欲しい。

 


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