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『プレバト!!』1月19日「俳句・水彩画」千原ジュニア超最速での永世名人へ!津田寛治が俳句と水彩画で大活躍

2023年1月19日放送の『プレバト才能ランキング』は「俳句・水彩画」の査定でした。

 

今回の目玉は千原ジュニアさんが永世名人になるかという予告でしたけど、お見事でした。


津田寛治さんが俳句と水彩画で大活躍でした。
それで、中野サンプラザが閉館なのも思い出しちゃいました。

 

俳句の査定ランキング

 

◆俳句のお題:「おでん」


◆査定される人

  • 津田寛治
  • 大久保佳代子
  • 安藤美姫
  • 西村真二(コットン)

永世名人 梅沢富美男

名人10段 千原ジュニア

名人10段 横尾渉(Kis-My-Ft2)

 

◆俳句の先生 夏井いつき先生

 

 

 

最下位4位(才能なし)「西村真二(コットン)」38点

おでん取り
 浮かぶ顔見て
    肩揺らす
 
(お皿におでんのタネを取っていったら、こんにゃくとか玉子が顔に見えて。顔見たいじゃんと言って笑い合う、という句)


◆夏井先生の添削後

皿に取るおでん
 誰かの顔に似て 


◆夏井先生の添削

一読、何を言いたいのか全くわかりません。
「おでん取り」からの「浮かぶ」ではおでん鍋に何かが浮いているのかと思う。
しかも浮かんでいるのは「顔」。
怖ろしい感じになる。
これで表現した気になっているのは驚く。

 

3位(凡人)「大久保佳代子」50点

日向ぼこ
 面取り眺める
    シロの鼻
 
(冬寒いが、昼間の暖かいお日様が当たる時、寒い夜に向けておでんの仕込みで、大根の面取りをする。それをしてるとシロという白い犬が寄ってきてクンクン匂いを嗅いでいる、という句)


◆夏井先生の添削後

大根の面取り
 シロの来て眺む


◆夏井先生の添削

この句は中心にしたいことの整理ができていない。
あなたは大根と何回も言っているが、俳句には大根という情報がない。

 

2位(凡人)「安藤美姫」60点

湯気越しに
  父の面影
    冬の蝶

(小さい頃に父を亡くして、うちの家族は大家族でおっきいお鍋で冬はおでんをみんなで食べて、湯気越しに父の影が見える。父が亡くなってから季節問わずに黒い蝶が家に来る。その感じを蝶で表した、という句)


◆夏井先生の添削後

面影の父よ
  冬蝶くる
     家よ


◆夏井先生の添削

今話を聞いて、なるほどと納得はした。
この字面だけを見ると、お風呂や温泉の湯気と思う。
おでんならおでんと書くしかない。
だけど、「おでん」は季語になるため「冬の蝶」が使えなくなる。
どちらかを選ぶ。
蝶のエピソードの方が詩がある。
(添削後)(安藤の俳句が)相当いい感じになってきた。

 

1位(才能アリ)「津田寛治」70点

バクダンと
 叫ぶ屋台の
     年男

(まだ僕が鳴かず飛ばずで俳優として食えていなくて、バイトしながらの冬。屋台で酒飲んで、酔っぱらっちゃった。今年は年男だから日本映画界にニトログリセリンを持って爪痕を残しに行く、とすごい大ぼらを吹いていた。その勢いで「おやっさん、バクダン!」と叫んだ記憶がある、という句)


◆夏井先生の添削後

添削なし


◆夏井先生の添削

いきなり「バクダン」と来て、その後に「屋台」。
玉子のことだとわかる。
「叫ぶ」という動詞が生きてくる。
季語「年男」は新年の季語。
新年の門松を立てたり、神棚を掃除したり、そういうのが年男。
そういうことをしないといけないのに、屋台で飲んでいる。
そういう新年の句としての面白みもある。

 


◆順位まとめ◆

1位(才能アリ)「津田寛治」70点
2位(凡人)「安藤美姫」60点
3位(凡人)「大久保佳代子」50点
最下位4位(才能なし)「西村真二(コットン)」38点


◆◇◆ ◆◇◆


津田さん、1位になって大喜びの大ジャンプをしてました(笑)。
浜ちゃんもツッコんでましたよ。
津田さん俳句を見て、バクダンが食べたくなりました。

 

 

 

永世名人への道

永世名人への道【星2】「横尾渉(Kis-My-Ft2)」1つ前進【星3】

ガード下
 シメのおでんは
    クミンの香

(おでんでガード下を思い浮かべた。いろんな料理が国同士のコラボをする。クミンの香と言えばカレーとわかってもらえるかな、という句)


◆夏井先生の添削後

添削なし


◆昇格試験のポイント

下五「クミンの香」を選択した是非←新しい型へのチャレンジ

5音の季語+12音は、上五か下五に季語が入る。
この句は中七に「おでん」という季語を入れて。バランスとって成立させている。
新しい型をマスターなさった。
最後に「クミンの香」を持ってきて、空気が変わる。
従来のおでんのイメージとは違うものを持ってくる。
ここからも楽しみです。

 

永世名人への道【星4】「千原ジュニア」1つ前進【星5】

おでん屋の
 一皿は先ず
    神棚へ

(おでんで何かないかなとふと思い出した。開店と同時に入ったおでん屋さんがおでんをまず神棚に置いていた。ここからおでん屋さんが始まるというのを見たのを思い出して、この状況を詠みたい、という句)


◆夏井先生の添削後

添削なし


◆昇格試験のポイント

「の」「は」「へ」助詞の是非←助詞オタクの集大成


「一皿は」は「を」でもいいが、それだとおでん屋さんが持っているお皿を思う。
でも「一皿は」だとその一皿はどうするんだろう。
第三者として見ている。
ジュニアさんが入って見たという第三者の視線を表現できている。
「先ず」があるのでその日の最初のひと皿が保証される。
最後の「へ」は「神棚へ供える」と方向と動きが出てくる。
これが助詞オタクの集大成の意味。
芸人さんは言葉を使って、いろんなことを覚えていく。
ジュニアさんはその力の上に、俳句を勉強して、こういう細やかなニュアンスまで使える。
素晴らしい。

 

千原ジュニアはわずか7回で最速での永世名人!きっと記録は破られない

今回、千原ジュニアさんが永世名人になるかという予告でしたけど、お見事でした。
ジュニアさん信じられないスピードでサックサク上がってましたよね。
東国原さんですら、もっとかかってましたのに。
1年以上みんなかけての永世名人が、千原ジュニアさんは1年未満どころか、わずか数か月で達成!
俳句の申し子はジュニアさんなのでは、という回でした。


あまりに気になったのでSNSをチェックしたらこんなツイートを発見しました。

 

 

たった7回!
すっごく短いと思ってましたけど、その通りなんですよね。
にゃん吉も毎週チェックしているのでよくわかります。

 

これ、記録破る人いないですよね。
そもそも出演をたくさんしないといけませんし。
志らくさんがすごく出演するので、志らくさんならあり得るかもしれませんが、とにかくサクサク上がる必要があります。

 

ジュニアさん、凄すぎ!
さすが大喜利王(違うw)
でも、言葉を扱うという点ではそういうのに長けた才能があるということですよね。
素晴らしい!

 

ちなみにですが、夏井先生はジュニアさんが特待生にあがるまではけちょんけちょんだったんですよ(笑)。
「あの男は信じられない」と言ってました。
それが今や最速で永世名人ですからね。
新たなプレバトの顔(永世名人)でいいでしょう。

 

永世名人 梅沢富美男のお手本

◆50句までの現在の状況:49句(残り1句)

練り物の
 蓋持ち上げて
    おでん鍋

(蓋をしておでんを煮てると練り物が大きくなる。蓋を開けた時にビックリ仰天、という句)


◆夏井先生の添削後

蓋持ち上げて
   おでんの
    練り物は膨る


◆掲載の判定⇒ボツ!

【ボツの理由】また語順!

 

光景はわかるが、「練り物」から始まる語順が完全に失敗。
(梅沢「今気がつきました」)今気づいたの(笑)。
ちょっと遅かったですね。
読者の脳に映像が浮かんでくる、そういう語順にしてあげるべき。
「練り物」と「おでん」の位置が離れているからわかりにくくなっている。
これは「蓋」から。
直したところで、普通の句です←「永世名人の句じゃないってことですね」と浜ちゃん。

 

◆50句までの現在の状況:49句(残り1句)

【2021年】

  • 1月の成績:2勝1敗(掲載:1/7・1/28、ボツ:1/21)
  • 2月の成績:1勝1敗(掲載:2/4、ボツ:2/11)
  • 3月の成績:1勝1敗(掲載:3/4、ボツ:3/18)
  • 4月の成績:1勝3敗(掲載:4/29、ボツ:4/8、4/15、4/22)
  • 5月の成績:1勝2敗(掲載:5/20、ボツ:5/6、5/13)
  • 6月の成績:2勝1敗(掲載:6/17・6/24、ボツ:6/10)
  • 7月の成績:2勝1敗(掲載:7/8・7/15、ボツ:7/1)
  • 8月の成績:1勝3敗(掲載:8/19、ボツ:8/5、8/12、8/26)
  • 10月の成績:0勝1敗(ボツ:10/28)
  • 11月の成績:2勝1敗(掲載:11/4・11/18、ボツ:11/25)
  • 12月の成績:1勝2敗(掲載:12/9、ボツ:12/2、12/16)

【2022年】

  • 1月の成績:1勝0敗(掲載:1/6)
  • 3月の成績:1勝1敗(掲載:3/24、ボツ:3/3)
  • 4月の成績:1勝2敗(掲載:4/21、ボツ:4/14、4/28)
  • 5月の成績:1勝3敗(掲載:5/4、ボツ:5/12、5/19、5/26)
  • 6月の成績:1勝2敗(掲載:6/16、ボツ:6/2、6/9)
  • 10月の成績:2勝0敗(掲載:10/6・10/27)
  • 11月の成績:0勝2敗(ボツ:11/3、11/10)
  • 12月の成績:1勝1敗(掲載:12/22、ボツ:12/1)

【2023年】

  • 1月の成績:0勝1敗(ボツ:1/19)


◆◇◆ ◆◇◆


梅沢さん、またまた持ち越しちゃいましたね。
途中で結果を悟った梅沢さんのやり取りが面白かったです。


梅沢さんは「辞める」と言い張ってますけど、プレバトの華ですからね。
継続で出演でしょうけど、どういう立ち位置になるのかが楽しみです。

 

 

 

水彩画の査定ランキング

◆査定される人

  • 津田寛治
  • AYA
  • 安藤美姫
  • きょん(コットン)

名人6段 HG(レイザーラモン)


◆採点

  • 切り取り方:10点
  • 正しい描写:10点
  • 明暗:10点
  • 合計:30点

◆水彩画の先生 野村重存先生

 

最下位4位(凡人)「きょん(コットン)」17点

◆作品名:落ちた物件
題材:目黒川


◆採点

  • 切り取り方:7点
  • 正しい描写:3点
  • 明暗:7点
  • 合計:17点


◆先生のお手本ありました


◆野村先生の評価

木の輪郭がグネグネと縁取られている。
木というよりはアメーバに見える。

 

3位(才能アリ)「AYA」26点

◆作品名:いつものランニングコースの景色
題材:レインボーブリッジ

 

◆採点

  • 切り取り方:10点
  • 正しい描写:9点
  • 明暗:7点
  • 合計:26点


◆先生のお手本ありました


◆野村先生の評価

パッとみて綺麗なのは海。
コントラストが綺麗に出ていて光って見える。
すごく自然に描けている。
吊り橋のワイヤーやビルがとても丁寧。
優しい絵。
空の雲がちょっと黒々している。

 

2位(才能アリ)「安藤美姫」28点

◆作品名:World Championships 2007 in Tokyo
題材:東京体育館

 


◆採点

  • 切り取り方:10点
  • 正しい描写:8点
  • 明暗:10点
  • 合計:28点


◆お手本なし


◆野村先生の評価

よくこんな風に描けたものですね。
驚きです。
水彩絵の具が綺麗。
グレー一色の景色だが、微妙に色を変えてある。
単調さと無機質さがない。
温かみのある建物に見える。
靴を入れたのは構図的に大成功。
入れたことで絵に物語が出る。
建築物に対する尊敬が感じられる。
元スケート選手が描いたんでしょうね。

 

1位(才能アリ)「津田寛治」30点⇒特待生昇格!

◆作品名:中野サンプラザ
題材:中野サンプラザ


◆採点

  • 切り取り方:10点
  • 正しい描写:10点
  • 明暗:10点
  • 合計:30点


◆お手本なし


◆野村先生の評価

(一目見て)これはカッコいいね!
青空に白く光る建物がそびえる構図がカッコいい。
白い雲をモクモクちと浮かしてて憎い。
ドラマチックな感じすら感じさせる。
青の空と白の建物の色のコントラスト、色調の綺麗さ、目が覚める。
これは迫力です。
今まで初登場でいきなり特待生になった人のレベル。
特待生昇格です!

 


◆順位まとめ◆

1位(才能アリ)「津田寛治」30点⇒特待生昇格!
2位(才能アリ)「安藤美姫」28点
3位(才能アリ)「AYA」26点
最下位4位(凡人)「きょん(コットン)」17点

 

 

特待生昇格試験

名人6段「HG(レイザーラモン)」1ランク昇格!⇒【名人7段】

◆お題:海釣りの風景


◆作品名:朝焼けフォー!

 


◆先生のお手本なし!


◆野村先生の評価⇒海のお手本はこれ!

(一目見て)(笑)。まあな…。
上手過ぎる。
この空の雲をこんな風に描ける人はなかなかいない。
いろんなテクニックを駆使している。
雲もこんな風になかなか描けない。
この空の青空から移り変わっていく光の色が綺麗に出来ている。
海を描くならこう描きましょう、というこれがお手本。
光が反射している海面もものすごく微妙にコントロールされている。
とても自然。
何も言うことがありません。
これが答えです!

 

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