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『プレバト!!』11月30日「俳句・水彩画」辻元舞がついに名人10段!平美乃理が3ランク昇格

2023年11月30日放送の『プレバト才能ランキング』は「俳句・水彩画」で、名人・特待生の査定スペシャルでした。

 

前回の「俳句・水彩画」の名人・特待生の査定は6月29日でしたので、5ヵ月ぶりです。
俳句のメンバーは前回と同じでした。
森口さんが2段昇格してます。

 

水彩画で気になるのは名人10段昇格が足止めされている辻元舞さん。
ここで10段になればプレバト絵画展に間に合うという状況でした。

 

俳句の名人・特待生の査定


◆俳句のお題:「万国旗」


◆査定される人

  • 永世名人 村上健志(フルーツポンチ)
  • 名人7段 森口瑤子
  • 特待生3級 森迫永依

 

◆俳句の先生 夏井いつき先生

 

 

 

名人・特待生昇格試験

特待生3級「森迫永依」1ランク昇格⇒【特待生2級】

万国旗
 小春の影を
  落としけり

(万国旗で思い浮かべたのが和平・心が穏やかなイメージがあった。地面に万国旗の形の影が小春のように暖かくなる、という句)


◆夏井先生の添削後

添削なし


◆昇格試験のポイント

下五「落としけり」の是非←よく勉強してますね


「小春の影」という言い方が良い。
今の世界情勢を考えてみると、「落としけり」は必要だったのかなと読んだ。
「けり」を正しく使えている。
今ハッと気づいた、その感動が「けり」。

 

名人7段「森口瑤子」現状維持

冬虹の
 かけらとなった
      万国旗

(冬に出る虹が大好き。褪せているような万国旗が結構たくさんあって、冬の虹とリンクして吸い取られたのかな、という句)


◆夏井先生の添削後

冬虹に溶けて
 万国旗の残像


◆昇格試験のポイント

「かけらとなった」の是非←ちょっとぼんやりしている


イメージはとても美しい。
「冬虹」と「万国旗」の詩としての要素がいっぱい。
読んだ時に消化不良になったのは、「かけらとなった」の表現。
色彩のイメージを消化しきれない。
なんとなく綺麗で終わってしまう。
(添削後)あなたの感覚は素晴らしいので、いくつか作ってみたらいいんじゃないでしょうか
素敵な詩をお持ちの方だと思います。

 

永世名人 フルポン村上のお手本

◆50句までの現在の状況:33句(残り17句)

万国旗
 隠し持つ手の
     如き鵠(くぐい)

(手品で手から万国旗が出てくる。その出す前の手。ただの手と万国旗を隠す手は美しさが違う。白鳥も飛び立つ時の華やかさが手品の手と同じ美しさがあるんじゃないか、という句)


◆夏井先生の添削後

万国旗抱くか
   白鳥の羽撃(はたたき)


◆掲載の判定⇒ボツ!

【ボツの理由】ちょっと逃げた?


作者の意図が読み取りにくいところがあり、何か表現したい核はある。
ものすごく興味を持つ。
逃げたというのは「鵠(くぐい)」。
万国旗であれば、「白鳥」でいい。
白じゃなければ万国旗も生きない。
(添削後)悪いけどこの句に相当時間がかかった。
そのかかった時間は私にとって素敵な楽しい時間だったので、ありがとうと伝えたい。

 

◆50句までの現在の状況:33句(残り17句)

【2023年】

  • 3月の成績:0勝1敗(ボツ:3/23)
  • 4月の成績:0勝1敗(ボツ:4/23)
  • 5月の成績:1勝1敗(掲載:5/25、ボツ:5/18)
  • 6月の成績:1勝0敗(掲載:6/29)
  • 8月の成績:1勝0敗(掲載:8/10)
  • 9月の成績:1勝0敗(掲載:9/21)
  • 11月の成績:1勝1敗(掲載:11/2、ボツ:11/30)

 

 

 

水彩画「名人・特待生一斉査定スペシャル」

◆テーマ:クセのある風景


◆査定される人

  • 名人9段 辻元舞
  • 名人3段 くっきー!(野性爆弾)
  • 特待生1級 中村嶺亜(7 MEN 侍)
  • 特待生3級 平美乃理
  • 特待生3級 馬場典子
  • 特待生5級 とよた真帆
  • 特待生5級 黒崎レイナ

 

特待生5級「黒崎レイナ」2ランク昇格⇒【特待生3級】

◆お題:ドン・キホーテ→様々な物がある店内を根気強く表現


◆作品名:宝探し

 


◆お手本あり。(名人への飛び級のため)


◆野村先生の評価⇒?

これはスゴイ。ビックリ!
いろんな諸条件は全部クリア!
ポップコーン1粒1粒に明暗をつけた。
色味に統一感がある。
なかなか傑作。

 

特待生5級「とよた真帆」現状維持

◆お題:タワーマンションと運河


◆作品名:令和の江戸の水辺


◆お手本あり。


◆野村先生の評価⇒?

  • 〇:すごいすごい。上手上手。上手く描けています。ここは複雑な構図。見上げる景色と見下ろす景色があり、いろんなものがいろんな角度で見える。遠近法的な角度も間違いない。感心する。
  • ×:惜しいのは、手前に映っているマンションが描けていない。

 

特待生3級「馬場典子」1ランク昇格⇒【特待生2級】

◆お題:ハート型の猪目窓


◆作品名:秋映し

 


◆お手本なし


◆野村先生の評価⇒見事な映り込みの表現

上手に描いた。
床であるとわかる。
ススキは実物と床の反射はちょっとだけ反射をボカしている。実景と映り込みを描き分けている。
ズレのない上下対称も違和感ない。

 

特待生3級「平美乃理」3ランク昇格⇒【名人初段】

◆お題:オフィスビル「the SOHO」→奥行きが無く遠近感が出せない。


◆作品名:おしゃんなオフィス

 


◆お手本なし


◆野村先生の評価⇒?

見事ですよ。これがお手本ですよ。
整然と単調な形が並んでいるだけ。
よく見ると細かくいろんなものが違う。
手すりに当たっている光具合を全部変えている。
今19歳でしょ?
これは恐ろしいよ。
上の3人は危うい。

 

特待生1級「中村嶺亜(7 MEN 侍)」現状維持

◆お題:特撮の爆破


◆作品名:海誓山盟


◆お手本あり。


◆野村先生の評価⇒?

  • 〇:彼は上手。非常に力がある。人物が良く描けている。背景の森や岩が自然。色分け、濃淡も綺麗。
  • ×:爆破の炎が何かの塊に見える。名人の人たちは炎をちゃんと描く。

 

名人3段「くっきー!(野性爆弾)」1ランク昇格⇒【名人4段】

◆お題:飲み屋街「浅草横丁」


◆作品名:密会


◆お手本あり。(「明るさ」のコントラストで)


◆野村先生の評価⇒自分の良さを知っている


くっきーさん、やっぱ上手。
エレベーターを開いた空間をメインにしようとは普通思わない。
くっきーさんは立体感は得意。
コントラストが綺麗。
あえて黒をベースに描いていて、ちゃんと色が見える。
コントラストを出すには「明るさ」か「暗さ」の2択だが、くっきーさんは「暗さ」を強調するのが得意。
自分の得意なところをわかっている。

 

名人9段「辻元舞」1ランク昇格⇒【名人10段】

◆お題:彫刻の森美術館「ステンドグラスの塔」


◆作品名:採光

 


◆お手本なし。


◆野村先生の評価⇒辻元作品の完成形


僕も何度か行ってるが、実際より綺麗。
描いているところを見てみたい。
何より絵が綺麗。
1枚1枚ステンドグラスのガラスをはめるように描いている。
細かいだけではなく、大きな空間が見える。

 

◆◇◆ ◆◇◆


辻元さんおめでとうございます!
辻元さんは水彩画の初期ではないですが、中期ちょっと前くらいの参加をされて、そこからずっと水彩画の女王として頑張ってきてましたよね。
いつの間にか名人10段の3人目になってしまいましたが、ここまでの苦難な道のりを知っているだけに感無量です。
次は水彩画コンクールで久しぶりに優勝して欲しいです。

 

これでプレバト展に間に合いましたね。
にゃん吉も生の絵を見に行こうと思います。

 


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