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『プレバト!!』3月7日「俳句・水彩画」ナイツ土屋と久保田裕之が飛び級昇格!中田喜子がついに名人10段に

2024年3月7日放送の『プレバト才能ランキング』は「俳句・水彩画」で、名人・特待生の査定スペシャルでした。

 

久しぶりの一斉査定です。
俳句も水彩画も特待生や名人がたくさんいますので、昇格できる貴重な回。

 

水彩画の注目は久保田裕之さんでしょうか。
HGさんも上がってほしいですけど、水彩画は女王トリオで置いておきたい感がありますよね(笑)。
そこに食い込めるのかどうか。


あとJRAで馬の絵が飾られているナイツ土田さんにも期待です。
中京競馬場だけではなく、東京競馬場からもオファーが来て飾ってもらっています。

 

俳句の名人・特待生の査定

◆俳句のお題:「北陸新幹線」


◆査定される人

  • 特別永世名人 梅沢富美男
  • 永世名人 村上健志(フルーツポンチ)
  • 名人9段 中田喜子
  • 特待生2級 森迫永依
  • 特待生3級 犬山紙子
  • 特待生4級 的場浩司
  • 特待生5級 勝村政信


◆俳句の先生 夏井いつき先生

 

 

 

特待生5級「勝村政信」1ランク昇格⇒【特待生4級】

終点は
 天空の城
   春の雷

(北陸に天空の城と言われる大野城があるのは知っていた。あえて有名どころを入れた、という句)


◆夏井先生の添削後

添削なし


◆昇格試験のポイント
?⇒意外な広がり


上五中七をそのまま読むと、終点が天空の城。
最後に季語の「春の雷」がくると現実からファンタジー。不思議な効果を持っていた。
天空の城という独特な光景、その背後に春の雷が鳴る。
例えば銀河鉄道のような乗り物が降りてきたとも思える。
ちゃんと真っ当になってきた。

 

特待生4級「的場浩司」現状維持

別れ雪
 古城を抱きて
   そっと消ゆ

(停車駅の金沢駅で、金沢城に行った時別れ雪が降って、それが残ることなくすっと消えていく姿、という句)


◆夏井先生の添削後

古城抱く
 雪あえかなる
     別れ雪


◆昇格試験のポイント

下五「そっと消ゆ」の是非←言葉の無駄づかい


もったいないのが「そっと消ゆ」。
季語「別れ雪」の中にこの情報は入っている。
他のことに音数を使える。
古城という映像から始めた方が得。

 

特待生3級「犬山紙子」現状維持

長野駅
 見送る義母の
   春ショール

(夫のお義母さんが帰りに見送りにきてくれる。手を振る時に春ショールが揺れるのがすごく綺麗だった、という句)


◆夏井先生の添削後

義母の立つ
 ホームや風の
   春ショール


◆昇格試験のポイント

「長野駅」と「見送る」具体的な言葉の是非←?


書きたい気持ちはわかる。
お義母様が住んでいるのが長野。
見送ってくださっているという動作を書きたいのもわかる。
ただ俳句は17音しかない。
言葉の優先順位がある。
1位は季語「春ショール」。
2位は人物の「義母」。

 

特待生2級「森迫永依」現状維持

旗源平の
 賽奔放に
   春満月

(友人と旅行に行った際の光景。ワクワク・ワイワイした気持ちを「奔放に」や季語に込めた、という句)


◆夏井先生の添削後

加賀・旗源平
春満月よ
 賽の目は
   奔放に


◆昇格試験のポイント

「旗源平」と具体的に書いたことの是非←意欲作だけど


行事の季語だったり、特別な遊びを俳句の17音で描くのは難しい。
「旗源平」って何だろうで1回止まる。
1番シンプルなやり方は前書きで外に出す。
(添削後)こういう特殊な遊びはいろんなところに心を使わないと、成功するのが難しい。

 

 

 

名人9段「中田喜子」1ランク昇格⇒【名人10段】

旅ひとり
 「はくたか」を追ふ
        百千鳥

(北陸新幹線「はくたか」で一人旅をしてる。途中の駅で減速すると鳥たちが追うように飛んでいた。「ひとり」と「百」を意識して詠んだ句)


◆夏井先生の添削後

添削なし


◆昇格試験のポイント

「?」の是非←10段にふさわしいみずみずしい感覚


良い句でしたね。
「はくたか」で今回のテーマと真っ向勝負。
「百千鳥」は春の季語だが、種類や数を特定しないで鳥たちが動く光と影というニュアンスの季語。
これを見た瞬間に「わぁ10段になっていただきたい」と心から思いました。


◆◇◆ ◆◇◆


中田さん、おめでとうございます!
次は永世名人への道ですね。

 

永世名人 フルポン村上のお手本

◆50句までの現在の状況:34句(残り16句)

校印の
 長閑なかすれ
     学割証

(新幹線に乗る時「学割」があり、それには学割証が必要。そこには学校の印を押してもらう。押された印鑑がかすれている。それが長閑だな、という句)


◆夏井先生の添削後

添削なし

 

◆掲載の判定⇒掲載決定!

【掲載決定の理由】⇒季語の置き方も巧み


季語「長閑」を中七に置けるのは上手い。
時候の季語に「かすれ」という映像を持ってくる。
ここまで書くと詩になる。
「学割証」だけで季語が表現できるのは、やっぱりこれは上手いと褒めましょう。

 

◆50句までの現在の状況:35句(残り15句)

【2023年】

  • 3月の成績:0勝1敗(ボツ:3/23)
  • 4月の成績:0勝1敗(ボツ:4/23)
  • 5月の成績:1勝1敗(掲載:5/25、ボツ:5/18)
  • 6月の成績:1勝0敗(掲載:6/29)
  • 8月の成績:1勝0敗(掲載:8/10)
  • 9月の成績:1勝0敗(掲載:9/21)
  • 11月の成績:1勝1敗(掲載:11/2、ボツ:11/30)
  • 12月の成績:0勝1敗(ボツ:12/14)

【2024年】

  • 2月の成績:1勝0敗(掲載:2/8)
  • 3月の成績:1勝0敗(掲載:3/7)

 

特別永世名人 梅沢富美男の締めのお手本

車窓行く
 「北陸ロマン」
      春の雪

(「北陸ロマン」が流れる。それを聞くと北陸に行くという気持ちになる、という句)


◆夏井先生の添削後

車窓には春雪
 「北陸ロマン」流る


◆「締め」に相応しくない⇒ガッカリ

【相応しくないの理由】行くって何?


(フルポン村上が「車窓行くって何?」と指摘していた)「行く」って何ですよ。
車窓が行くの?
車窓の向こう側に何かが行くの?
春の雪が降っていて、社内には「北陸ロマン」が流れている。
そう書いてくれるだけですべてが解決。
こんなに毎回お互いギスギスしなくてすむ。

 

 

 

水彩画「名人・特待生一斉査定スペシャル」

◆テーマ:描きがいのある大集合の風景


◆査定される人

  • 名人8段 HG(レイザーラモン)
  • 名人3段 土屋伸之(ナイツ)
  • 特待生5級 久保田裕之
  • 特待生5級 松田悟志
  • 特待生5級 倉中るな

 

特待生5級「久保田裕之」5ランク昇格⇒【名人初段】

◆お題:吊るし雛と雛人形


◆作品名:祭雛

 

◆お手本なし。


◆野村先生の評価⇒構図が良い。3つの理由で効果的!


すごい!ちょっと今背中に鳥肌立った。
水彩画らしい優しくて淡い色使いがとても綺麗。
画面構成がカッコいい。背景の黒と色のコントラスト。
黒があることでどうなっているか分かる。

 

特待生5級「松田悟志」1ランク昇格⇒【特待生4級】

◆お題:フラミンゴの大群


◆作品名:早春に羽ばたく


◆お手本あり。


◆野村先生の評価⇒余計な物を描かなければ飛び級だったのに…

  • 〇:上手。上手です。このフラミンゴ、1羽ごとに全部形が違う。色も綺麗でよく描けている。木が上手。バサバサっと自然な描き方。
  • ×:フラミンゴが目立たない。背景の壁がムラのある塗り方でフラミンゴの輪郭がボヤけている。右側の柱がいらなかった。これがなければ、まさしくフラミンゴ大集合だった。

 

特待生5級「倉中るな」2ランク昇格⇒【特待生3級】

◆お題:駄菓子屋さん


◆作品名:”わたしの”駄菓子屋さん

 

◆お手本あり。


◆野村先生の評価⇒絵の具使いが上手。でも…もったいない

  • 〇:絵の具使いが上手い。とても器用な人。(すもも漬けを絵の具として使用)なんか匂ってる。細部までの描写が人並み外れてます。
  • ×:非常に緻密でよく考えて描いていますが、離して見ると絵が平板。奥行きが出ていない。全体の構図からすると文字ばかりが目立つ。説明的になっている。字を描くことが悪いことではない。ただよく見ると「描いてある」という順番で見る。字を変えることを楽しんだかな。

 

名人3段「土屋伸之(ナイツ)」3ランク昇格⇒【名人6段】

◆お題:スニーカーショップ


◆作品名:伝説の一足

 

◆お手本なし。


◆野村先生の評価⇒靴への愛情と緻密な計算


すごいよ、これ。すごすぎるよ。
丁寧に質感まで描いている。
ナイキのマークも爪で引っ掛けたら取れそうだし、紐もソフトな素材に見える。
デザインも描き分けている。
後ろは控え目に、最小限の要素に留めているのが技。
形の特徴、色、棚がきちんと描かれている。
それ以上細かいところに踏み込んでいない。
構図も斜めのライン延長線上に人がいるので奥行きを感じる。
愛があるんだよ!すごく愛情を感じます。
完璧だよ。


浜ちゃん「スニーカーに愛情なんてないでしょ」土屋「浜田さんに貰ったスニーカーに愛へで描いたんですから!」

 

名人8段「HG(レイザーラモン)」現状維持

◆お題:東京スカイツリーからの夕景


◆作品名:夕焼けフォ焼け


◆お手本あり。


◆野村先生の評価⇒あと1分頑張れば10段!

  • 〇:密集した建物大集合は見事。夕日が当たりながら、キラキラと輪郭が光ってくる。影があって濃淡も様々。細かく自然。雲の描写がとても綺麗。
  • ×:太陽のふちがキッパリとしすぎ。光の広がりに見えない。白い円盤が残ったみたい。マスキングした場合境目に絵の具が集まる。綿棒濡らしてふやかして拭き取るだけ。今からでもボカしたらいいのに。もっと広い画角にすればよかった。


◆◇◆ ◆◇◆


野村先生厳しい(笑)。
HGさんも指摘してましたけど、9段でいいでしょうね。
ただお手本の先生の絵が凄すぎたので現状維持は仕方がないでしょう。

 


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