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『プレバト!!』3月28日「春光戦 2024」制したのはキスマイ千賀!初のM-1式で上位3名が決戦で2本目の俳句披露

2024年3月28日放送の『プレバト才能ランキング』を見ました。
今回は第7回「春の春光戦」の決戦です。

 

丸太アートと黒板アートの才能ランキングはこちらです。

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今回の春光戦はルールが変更しました。
全員が同じお題で2句詠んで上位3人が2つ目の句で決勝を戦う新ルール。
そうです。
M-1形式となりました(笑)

 

また夏の炎帝戦の募集要項のアナウンスがありませんでした。

 

俳句「春光戦 2024」ファーストステージランキング


◆俳句のお題:「桜」


◆決勝参加者

  • 永世名人 梅沢富美男
  • 永世名人 村上健志(フルーツポンチ)
  • 永世名人 千原ジュニア
  • 永世名人 横尾渉(Kis-My-Ft2)
  • 名人10段 中田喜子
  • 名人9段 千賀健永(Kis-My-Ft2)
  • 名人9段 森口瑤子
  • 特待生2級 森迫永依
  • 特待生3級 犬山紙子
  • 特待生4級 的場浩司

 

 

 

最下位10位「的場浩司」(特待生4級)

我が運命
 夜櫻に問う
   生も死も

(桜が1番好き。夜桜見ると今年も桜を見られた喜び、あと何回桜が見られるのだろうと考える。これは実体験なので、ビリになってもいいからこれにしたい、という句)


◆夏井先生の添削後

満開の
 夜櫻に我が
   生を問う


◆夏井先生の添削

気持ちは本当に良くわかる。
ただ全体が観念的になってしまった。
和製ハムレットみたいな感じになってしまっているのが俳句としては損。
「に問う生も死も」があるので「運命」を問うてるのはわかる。
俳句は季語を主役にして季語を立てて、季語に思いを託すのが基本。
「夜櫻」の描写にする。
(添削後)あなたの姿勢はいつも感心する。
自分が表現したいものを絶対にやるというのは大事。
貫きましょう。

 

9位「森迫永依」(特待生2級)

花月夜
 学童終わりの
  チャンバラ戦

(昔住んでいたマンションの光景。綺麗な桜が咲くような夜、友だちがチャンバラをやっているのが綺麗な情景だと思い出したという句)


◆夏井先生の添削後

チャンバラの
  続く団地や
     花月夜


◆夏井先生の添削

光景も賑やかさもわかる。
一番気になったのは美しい季語「花月夜」の後に「学童終わり」だと夕方に学童が終わるイメージを持つ人が多い。
そうすると時間が逆行するような説明になってしまう。
時間ではなく場所の情報を入れたら整う。

 

8位「村上健志(フルーツポンチ)」(永世名人)

花曇
 昼夜の区別なき
       赤子(こども)

(生まれたばかりの赤ちゃんは昼夜がわからない。花曇は養花天。その曇り空が桜を育てるという意味があるので、生まれたばかりの赤ちゃんと相性が良いと思ったが、どうやらダメみたい…という句)


◆夏井先生の添削後

花ぐもり
 夜を泣き昼を泣く
        赤子


◆夏井先生の添削

「花曇」と「赤子」の取り合わせは良い。
「昼夜の区別なき」は客観的に説明をしている。
これをちゃんと映像として動かしてあげないといけない。
(添削後)これぐらいしてくれたら作品としては整う。
作者がわかったから言いますが、村上さんには兼題の「桜」を真っ直ぐ直球で格闘して欲しかった。

 

7位「中田喜子」(名人10段)

濠の端の
 羽音走りて
     初桜

(皇居のお濠沿いの桜の木があり、咲き始めの桜を愛でながら歩くのが好き。お濠の水鳥たちがせわしなく動き出して初桜を楽しんでいるんだ、という句)


◆夏井先生の添削後

濠の端を
 羽音走れり
     初桜


◆夏井先生の添削

美しい光景。
「羽音」の音の情報をここで出すのもいい。
「は」の韻もいい。
ただ小さな損をしている。
それは「濠の端の」は「を」。
(添削後)「を」と「れり」にしていれば、ベスト3に入っていた。

 

6位「犬山紙子」(特待生3級)

さくらさくら
   むすめの
    たましいのいろ

(桜の川沿いに住んでいた時、小さい娘と桜の下を歩いていると、満開の桜が多幸感に包まれる空間で、小さな娘の魂はこんな色なんだと感動した記憶を詠った句)


◆夏井先生の添削後

さくらさくら
 子のたましいの
     さくら色


◆夏井先生の添削

魂の色という感じ方そのものが詩になっている。
素敵な一句。
もったいないのは「むすめ」。
作者自身の娘だとわかっているが、こういう発想の詩の場合はあえて限定しない。
その方が広がる。

 

 

 

5位「森口瑤子」(名人9段)

束の間を
 正気の母と
    花の道

(母が闘病の最後は薬の副作用もあって、普通じゃない母がたくさん見え隠れした時があった。昔通りの明るい母も束の間あった。母は桜が大好き。桜も束の間。桜の道を一緒に散歩している、という句)


◆夏井先生の添削後

添削なし


◆夏井先生の添削

「束の間」と「母」と「道」はめちゃくちゃ普通の句。
ところが「正気の」をこの位置に入れるだけで光景・状況がぐっと変わってくる。
この位置に入れたのを褒めたい。
この句の悩ましいところは「道」を許容するかどうか。作者も悩んだのでは?
作者にとっては「母と桜の道」の記憶が重要。
あえて触れずにいた方が良いという結論。

 

4位「横尾渉(Kis-My-Ft2)」(永世名人)

花月夜
 冒険譚に
   挿す栞

(長編の小説を読んでいて夜になる。目を外に逸らしたら綺麗な桜が咲いていて1回休憩しようと栞を挿した、という句)


◆夏井先生の添削後

添削なし


◆夏井先生の添削

基本形をきっちり使ってきた。
「冒険譚」でファンタジーっぽい味わいもある。
悩むのは「挿す栞」か「栞挿す」。
私は「挿す栞」でいいと思う。
「栞挿す」だと「挿す」がいらない。

 

3位「千賀健永(Kis-My-Ft2)」(名人9段)

幽谷の
 ロッジの夜明け
     白き飛花

(好きな画家に東山魁夷がいてそれを俳句にしたかった。深い谷の中にロッジがあって、白い花びらが舞ってる情景、という句)


◆夏井先生の添削後

幽谷のロッジ
   夜明けの
    飛花白し


◆夏井先生の添削

それぞれの言葉が邪魔しないように、きちんとパーツが入っていく。
どうやったら1位を目指せたか。
「飛花白し」にすると飛んでいく花びらの印象が白く残る。
あともう一つは「ロッジ」でカットを切る。
(添削後)こうするとさらに上に行けたかも。

 

2位「千原ジュニア」(永世名人)

刑務所を
 囲む桜の
   仄白き

(ある刑務所の周りの桜が綺麗なんだが、普段見ている桜より白い。「ちょっと色薄ない?」と思ったことがあった、という句)


◆夏井先生の添削後

添削なし


◆夏井先生の添削

「刑務所」という言葉には情報量が多い。
ここで1番褒めないといけないのは、塀などの言葉を入れないで「を囲む」で言えてしまう。
この技術的な点を褒めたい。
「仄白き」の「き」で余韻を持たしている。
異様に発光している桜の白を思った。
ジュニアさん、お上手になられましたね!

 

1位「梅沢富美男」(永世名人)

苗代の桜や
 鬼の住まいする

(プロモーションビデオの撮影に岐阜県の苗代桜へ行った。素晴らしい桜。桜が散った時に「鬼が住んでいるのかな?」という思いの句)


◆夏井先生の添削後

添削なし


◆夏井先生の添削

「苗代桜」を知っている人はそれを思うし、知らない人も苗代の近くにある大きな桜に違いないと読む人もいる。
「苗代の桜や」でカットが切り替わり、急に異世界、異界へ飛び込む。
桜と鬼を取り合わせるのはかなり難しい。
ちゃんと季語を主役にして寄り添ってバランスを作るのはさすが。

 


◆「2024春光戦」ファーストステージ順位◆

1位「梅沢富美男」(永世名人)
2位「千原ジュニア」(永世名人)
3位「千賀健永(Kis-My-Ft2)」(名人9段)
4位「横尾渉(Kis-My-Ft2)」(永世名人)
5位「森口瑤子」(名人9段)
6位「犬山紙子」(特待生3級)
7位「中田喜子」(名人10段)
8位「村上健志(フルーツポンチ)」(永世名人)
9位「森迫永依」(特待生2級)
最下位10位「的場浩司」(特待生4級)

※3位までが決戦へ。

 

 

 

俳句「春光戦 2024」決戦

①「千賀健永(Kis-My-Ft2)」(名人9段)

出郷の
 車窓を叩く
   飛花落花

(東京に上京する時に新幹線に乗っていて、落ちていく花びらが窓を叩くように当たってくる。涙のようにも感じるし、決意のようにも感じる、という句)


◆夏井先生の添削後

添削なし


◆夏井先生の添削

ふるさとを詠むのは難しいけど、「出郷」だけでポンっと打ち出した。
「叩く」で見送りの人、別れを惜しんでいる人と思う。
でも叩くのは「飛花落花」。
映画のワンシーンのよう。
作者の思い通りに言葉を紡いで、読者をその場所に連れていく。

 

②「千原ジュニア」(永世名人)

青光りせり
  750ccに
    花吹雪

(天気のいい日にTBS向かう時、青山墓地をバイクでよく通る。青いバイクのタンクに花吹雪が舞い、テンションもあがって仕事も楽しく、という句)


◆夏井先生の添削後

添削なし


◆夏井先生の添削

750ccの車体でありつつ、花吹雪の光の印象と重なってくる。

 

③「梅沢富美男」(永世名人)

風吹かば
 花の色なる
    城下町

(私のルーツである弘前城の桜が最高。大輪の桜の花が散る。周りの城下町が桜の色になる、という句)


◆夏井先生の添削後

夕風や
 花の色なる
    城下町


◆夏井先生の添削

「吹かば」がいらない。

 

「春光戦 2024」の優勝

◆「春光戦 2024」の決戦結果

1位 「千賀健永(Kis-My-Ft2)」(名人9段)
2位 「千原ジュニア」(永世名人)
3位 「梅沢富美男」(永世名人)

 

決勝用の句で傑作だったのは?

◆「的場浩司」(特待生4級)

祖父逝きて
 今朝の櫻の
    寒き色


◆◇◆ ◆◇◆


夏井先生曰く、これをファーストステージで出していたら決勝に残っていたと話してました。
でももう1句が10位なので優勝が難しかったですよね?
千賀さんの俳句すごく良かったですから。


◆◇◆ ◆◇◆


今回はM-1形式で初の試みで2句詠むという大会でした。
面白かったです。

 

しかも梅沢さんが『アメトーーク!』の企画「賞レース2本目やっちゃった芸人」でした(笑)。
ファーストステージ1位⇒決戦3位ですから。

 

そこも楽しかったです。


個人的にはフルポン村上さんの2本目は見たかったですけど、夏井先生に良い句と選ばれたのは的場さんでしたので、こちらも優勝は出来なかったでしょう。

 

そして炎帝戦のルール説明はなかったですけど、また変えてきますかね?
それとも昨年のルールのままでしょうか。
次回は夏です。

 

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