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『THE W 2023』結果 審査員の入れた芸人とコメント 紅しょうがが悲願達成!今年は各ブロック圧勝勝ち抜き

 

2023年12月9日放送の『女芸人No.1決定戦 THE W 2023』です。
6人の審査員の入れた芸人とコメントをまとめました。

 

Aブロック、Bブロック、Cブロックでそれぞれ勝ち抜いた勝者を決定。
各ブロックで暫定1位とそのブロックの対戦者を国民投票という視聴者のデータ放送での対決する投票で勝ち残りノックアウト方式を採用。

 

◆審査員

  1. 塚地武雅(ドランクドラゴン)
  2. 川島明(麒麟)
  3. 田中卓志(アンガールズ)
  4. 哲夫(笑い飯)
  5. 友近
  6. 野田クリスタル(マヂカルラブリー)

 

◆Aブロック出場者

  1. まいあんつ
  2. はるかぜに告ぐ
  3. スパイク
  4. やす子


◆Bブロック出場者

  1. ハイツ友の会
  2. 紅しょうが
  3. 変ホ長調
  4. 梵天


◆Cブロック出場者

  1. ゆりやんレトリィバァ
  2. あぁ~しらき
  3. ぼる塾
  4. エルフ

 

▽目次です▽

 

Aブロック① まいあんつvsはるかぜに告ぐ

◆結果

  • まいあんつ⇒哲夫、友近、野田
  • はるかぜに告ぐ⇒視聴者、塚地、川島、田中

 

◆審査員のコメント

  • 塚地:僕もギャグをたしなむ人間ですので、ギャガーの気持ちはすごくわかって。そういう意味じゃ、発想・メロディー・ジェスチャー、三位一体になっていて、面白いんですがネタに落とし込むというのが連発系になっちゃうので、ストーリー性と言う意味ではやっぱり漫才の方がという風に見えちゃった。後半にかけての残り方という意味で「はるかぜに告ぐ」にしました。「まいあんつ」は新しいものを見つけてくれるとは思いました。

 

  • 川島:まさか1回戦からひょうきん対暴言になるとは思いませんでした。非常に「まいあんつ」は19:09~13分の間は世界一ボケた女やと思います。ただ「はるかぜに告ぐ」がよく1年目でここまでキャラクターを全面に押し出して。もう岸和田に行くことは諦めはったんやな。とんずさんの方がパーソナルな魅力をバッと出したネタで、コントに一切はいらなかったので、そのストイックがほんのわずかの差で「はるかぜに告ぐ」に入れせていただきました。

 

  • 友近:(まいあんつ)リズムがすごく心地よかったというか、見れば見るほどアホやなと思わせてくれた。そのくだらなさはいいなと思いました。「はるかぜに告ぐ」さんも1年目でこの仕上がりだったら、それまでどういう風な練習をしてきたの?とか、どんな感じのやり取りしてたんだろうとか気になってしまいました。

 

 

 

Aブロック② はるかぜに告ぐvsスパイク

  • はるかぜに告ぐ⇒なし
  • スパイク⇒視聴者、野田、友近、哲夫、田中、川島、塚地

 

◆審査員のコメント

  • 田中:(スパイク)もうベテランっていう感じでここはもうストーリーの展開とか猟奇的な演技もそうなんだけど、途中で「泣くな」とか見えてないものを見せるような展開もよかったし、全部見た後に最初に食い気味に喋っていたこととかもだんだん怖くなってくるみたいな。すごいいいネタだと思います。

 

  • 哲夫:僕、今までのところ3組ともほぼ同点なんですよ。「はるかぜに告ぐ」は漫才で、「スパイク」はコントで。漫才というのは物を使わずに表現をして、コントは物を使って表現なんですけど、その早い段階でサンドバッグが上司に見えてたんですよね。そこでサンドバッグというのを変えて、ないところからも表現していくところで「スパイク」にさせてもらいました。

 

Aブロック③ スパイクvsやす子

  • スパイク⇒視聴者、野田、友近、哲夫、田中、川島、塚地
  • やす子⇒なし


Aブロック勝者:スパイク


◆審査員のコメント

  • 友近:やす子ちゃんらしいというか、自分のさじ加減一つでどうにでもなる回文というか。すごい最後まで清々しいなと思ってみてたんですけど。やっぱり確かに「スパイク」は出てきたときからの安定感が最後まで裏切らなかったなというのがやっぱりあったので「スパイク」にしました。

 

  • 野田:(やす子)ハンガーラックでフリップネタをする人を見たことがないんで、どういうつもりなのって。見てみたらやりやすいようになってたなって。あのネタをやるための試行錯誤だったんだなって。相当忙しい中、ネタを叩いたんだなと思ったんですけど、ちょっと「スパイク」のネタが強すぎる。問答無用で強すぎて、やす子がどうとかじゃなくて、スパイクが強すぎたです、今回は。

 

 

 

Bブロック① ハイツ友の会vs紅しょうが

  • ハイツ友の会⇒なし
  • 紅しょうが⇒視聴者、野田、友近、哲夫、田中、川島、塚地


◆審査員のコメント

  • 塚地:「ハイツ友の会」のネタ秀逸やし、めちゃくちゃ良い世界観で。「なんで結婚できるんですか」を途中で入れたりとか最後に内田呼びをツッコむとか新しくてめちゃくちゃいいんですけど、「紅しょうが」の気迫勝ちというか。もうマンパワーというか。自分たちが叫んでいるようなところにやられた感じですかね。人間にやられた感じがしました。

 

  • 田中:俺も「ハイツ友の会」のネタ、めちゃくちゃ好きで。ローテーションでウケさせるのは本当セリフのキレ味とかめちゃくちゃ大事ですごく出来てたんですけど、「紅しょうが」のわかりやすさ、ど頭からガッと掴んでケツまでずっと離さず行くっていう力強さがずっとネタにあったんで、これは「紅しょうが」かなと思って入れました。

 

Bブロック② 紅しょうがvs変ホ長調

  • 紅しょうが⇒視聴者、野田、友近、哲夫、田中、川島、塚地
  • 変ホ長調⇒なし


◆審査員のコメント

  • 川島:「変ホ長調」は我々がM-1出た時に一緒に戦った仲間で、それが新世代と戦うってお笑い界の『葬送のフリーレン』ですよ。「紅しょうが」は特にボケてなくてもずっと面白い空気がBGMに漂っていて、なんかクセになったなというのもあるんですけど。「変ホ長調」があの時よりレベルを上げているのはとんでもないことだと思いますが、勢いで「紅しょうが」の方に入れせていただきました。

 

  • 哲夫:(変ホ長調)本当にM-1で一緒に漫才させてもうて。17年ぶりなんですよ。ご無沙汰しております。2006年のあの時点やったら、なかったアベノマスクであるとかメルカリとか、あの当時からあった花畑牧場を入れるというあたりがすごくセンスを感じましたし。ガーゼのところでカイワレ大根を育てるってね(笑)。めちゃめちゃ面白いでしょ。想像してみてくださいよ、あのガーゼでね。すごいセンスがおありの方であの当時からも思ってたんですけど、「紅しょうが」は女の子が相撲に行くという。なかなか土俵に上がりにくい相撲というので、女の子がネタのところで土俵にあがってあんだけ笑かせてすごいな思います。あとサインがめちゃ面白かったです。

 

Bブロック③ 紅しょうがvs梵天

  • 紅しょうが⇒視聴者、野田、友近、哲夫、田中、川島、塚地
  • 梵天⇒なし


Bブロック勝者:紅しょうが


◆審査員のコメント

  • 友近:梵天さん、2年目ですからやっぱり感心しながら見させていただいたんですけど、お姉ちゃんの出てきた時から「ああ?なんか文句あんのか?」っていう表情がそれがまずおかしくて、ちょっと引き込まれたという感じはあって。でもやり取りはすごく面白かったですけど、「紅しょうが」のパワープレイというか、稲田さんが履いているスカートの長さなんですけどね、普段から短い短パンを履いてるんですよね。(稲田が立ち上がってポーズ)いいです、もう座ってください。なんか全て面白く感じちゃうんですよね。本当に(笑)。

 

  • 野田:『THE W』って本当に難しいと思いましたね。2年目の漫才師があんなコントと戦えって言われてもなかなか難しいし。1年目、2年目、さっきの「はるかぜに告ぐ」もそうですけど、いいスクールが良くなったのかなって思いましたね。(お笑いのレベルが)めちゃめちゃ上がったんだなって思いました。俺らこれまで何をやってたっていう。スゴイですよ。レベルの上がり具合が。

 

 

 

Cブロック① ゆりやんレトリィバァvsあぁ~しらき

  • ゆりやんレトリィバァ⇒友近、川島
  • あぁ~しらき⇒視聴者、野田、哲夫、田中、塚地


◆審査員のコメント

  • 田中:まだまとまってないんですけど、僕は「しらき」さんに入れたんですけど、散々誰なんでしょうと考えさせられた後出てくるっていうこの流れは本当に良かったなとは、ジャンジャンで感覚で笑ったぐらいのことなんですけど。「ゆりやん」のも完成されているとは思うんですけど、こういう大会においてもうちょっとだけ取っ掛かり?見ている人が。あったらよかったかなとちょっと思いましたね。

 

  • 川島:僕は「ゆりやん」に入れてるんですけど、「あぁ~しらき」さんも人生賭けて来たとは思えないネタだったんで。全くダンスも、(カツラを)外すタイミングも全く仕上がってはいなかったと思うんです。ほんまに練習しましたか?本当に練習しましたか?ゆりやんワールドが僕は好きだったんで。僅差でした。

 

  • 塚地:マジで両方、何を見せてくれてんねんって言う話ですけども。でもショーアップされているかいないかだけで、結構似たようなテイストような気もして。僕は「あぁ~しらき」さんに入れたんですけど、いないハムスターよりも本物の角刈りというこの1点で入れた感じになりますかね。両方とも好きなことやってて、素晴らしいなとは思いましたけど。

 

Cブロック② あぁ~しらきvsぼる塾

  • あぁ~しらき⇒野田、友近、哲夫
  • ぼる塾⇒視聴者、田中、川島、塚地


◆審査員のコメント

  • 友近:自分が「あぁ~しらき」さんに入れたことにビックリしてるんですけど、恋しくなってきたというか「あぁ~しらき」さんが。あのくだらなさをもう一度見てみたいなって今ちょっと思っちゃったっていうのがあったんですけど。「ぼる塾」は4人体制は久々?初めてか。すごく新鮮でこれからもっともっと良くなっていくんだろうなっていう期待をもっとしたいっていう感じで、今回は「あぁ~しらき」さんにしました。

 

  • 塚地:(投票結果の順番で)最後俺が決めたみたいになってますけど、誰から行ってもですからね。「ぼる塾」は3人のイメージが強かったので、こうなってどうなるんだろうと酒寄さんが、と思いましたけど、ちゃんと役割がはっきりよりした気がして。4人でいることに「あ、素晴らしいな」と思ったのが入れたポイントになってます。「あぁ~しらき」さんは本当に素晴らしいと思いますが。

 

  • 川島:「ぼる塾」の酒寄さんは初めましてですけど、いつもの「ぼる塾」の漫才がバニラみたいな平和な空気なんですけど、酒寄さんという塩が入ることによって塩バニラみたいな奥深さが出たなっていう。漫才としてもすごい展開、動きがあってんで全く地味に見えなかったんで「ぼる塾」とさせていただきました。実質Cブロックのトップバッターですからね。

 

Cブロック③ ぼる塾vsエルフ

  • ぼる塾⇒なし
  • エルフ⇒視聴者、塚地、川島、田中、哲夫、友近、野田


Cブロック勝者:エルフ


◆審査員のコメント

  • 野田:「エルフ」って普段ギャル感がすごいですけども、ネタだけ見るとめちゃめちゃ構成がしっかりしてて、1個目のボケで必ず笑いを取って、必ず飽きさせないような演出があって。全然ギャルっぽくないですよね、ネタだけ見たら。真面目というか、しっかりしているというか。このネタがしっかり見れるようになったのは「あぁ~しらき」さんからの空気を戻した「ぼる塾」だと思うんで。

 

  • 田中:(エルフ)2つの空間を分けて、それをスマホで覗き見れるというこの構造をすごく活かされたネタで凄かったし、ここを行き来できるのがギャルっていう、他のコンビにマネできないこの作り、これはすごい素晴らしいコンビだなと思って面白かったです。

 

 

 

決勝 スパイクvs紅しょうがvsエルフ

  • ネタの順番は抽選で決定:スパイク→エルフ→紅しょうが
  • 最終決戦は2つ目のネタのみで投票。
  • 3対3対1に分かれた場合は、3票を獲得した2組で再度決戦投票し決定する。
  • 3対3対1の1票が国民投票だった場合、国民投票の総数で決定。⇒今回スパイクのネタ中に音声トラブルがあり、投票の公正のため国民投票は中止。スタジオの観客の投票に切り替え。


◆結果

  • スパイク⇒なし
  • 紅しょうが⇒塚地、川島、哲夫、友近
  • エルフ⇒田中、野田


優勝:紅しょうが

 

◆審査員のコメント

  • 川島:エルフもスパイクも完璧だったんですけど、紅しょうががどう転ぶかわからないストーリー展開で、最後まで飽きずに見させていただきました。全員本当に面白かったですけど、唯一面白くなかったのが司会のピンチヒッターの山ちゃんがうますぎるっていうことです。


◆◇◆ ◆◇◆


決勝戦は紅しょうがかエルフという感じでしたけど、紅しょうがでしたね。
ずっと悔しい思いをしてきたので、本当に嬉しかったと思います。
熊元さんが「今日がクリスマスです」と言われてましたけど、そのとおりかな。
少し早いクリスマスプレゼントですね。
おめでとうございます!

 

エルフは惜しかったです。
1本目の方が面白かったので、ちょっと弱く感じちゃったようにも思います。
また、スパイクさんも1本目がずば抜けてたので期待値があがってしまったようにも思います。
音声トラブルはこういう大会では勘弁してあげて欲しいですけど。
1本目はいいネタでした。

 

ピンポイント賞はあぁ~しらきさんとぼる塾かな。
酒寄さん入れての御披露目を『THE W』にしたというのがぼる塾らしいですよね。
全国の人が見てくれる中で、4人目をしっかりアピールする。
つくづくいいチームだと感じました。
あぁ~しらきさんは本当最高のキャラだと思います。
『水曜日のダウンタウン』であの姿でコメンテーターの仕事が来るというドッキリが忘れられないです(笑)。
ずっと注目しているので、これからもその素晴らしいキャラクターを貫いて欲しいです。

 

しかし、M-1はKOCとは違って、1年目や2年目で決勝に行ける芸人さんがいくつも出るというのが『THE W』ですね。
たまに出てくるのはわかりますけど、そうではないですもんね。
レベルがあがってきているのは間違いないでしょうけど、M-1やKOCの決勝への出場者が毎年出てくるようになれば本物になっていくのでしょうけど、まだ時間はかかるような気もします。


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