『グッドワイフ』第9話「堕ちた正義」の感想です。
いやぁ～怒涛の展開でした！
しんみりする場面もありましたけど、絶対的にスピーディな展開なのであっという間の1時間！
そして、待望の「裏切り者」も早々にわかりましたね！
前回、あれだけヤキモキしたのが嘘のように、すぐにわかりました！(笑)
▽目次です▽
裏切り者判明！
今回のイチオシの見どころと思われた、壮一郎を嵌めた裏切り者が判明します。
予想通りの佐々木検事でしたね。
驚くほどの捻りのなさに、むしろポカーン( ﾟдﾟ)！
僕は2週に渡って、佐々木検事怪しい説を言ってましたけど、そうであったら当たり前すぎてつまんないよね、と話しました。
▶『グッドワイフ』第7話「消された真実」 杏子さんは揺らぎ！壮一郎vs多田先生と怪しい3人 - 今日も暇です。
▶『グッドワイフ』第8話「裏切り者」 裏切り者は誰？杏子さんにとっても意外な人物なのか？ - 今日も暇です。
その結果、捻りのないままに佐々木検事だったというオチ。
引っ張るほどではなかったような…？
そんな気がしないでもないです。
しかも、あれだけ壮大な雰囲気を漂わせた壮一郎側の話も一気に解決してて、そのスピーディさもビックリでした。
南原もあっさり逮捕！
そういえば、遠山亜紀さんの容態ってどうなっちゃったんでしょう？
壮一郎がクズすぎ！
前にも話しましたけど、私は『グッドワイフ』の感想で壮一郎を「さん」付けしてません(笑)。
全然共感できないからというのが理由です。
今回ますます心の壁ができました！
佐々木検事との場面はさすがにグッときましたけど、壮一郎が強いのか、内面的な弱さはなかったですよね。
大事な部下が自殺しても、あんなにあっさりするかね？
私なら、ウツになりそうですよ。目の前で、たとえ自分が正義を貫いていたとしても、自分のせいで自殺するわけですから。
ある意味、ものすごーくハートが強い人間であるわけです。
でも一方で、結局不倫をした壮一郎。
遠山さんの件は嘘だったのに、まさかの円香さんとそういう関係を一度でも持っていたとは！
それで、自分は杏子さんに嫉妬してスマホを勝手に聞いて、録音も消すという。
しかも、多田先生を許すまじとばかりに追い込んでいく…。
壮一郎、圧倒的にクソだな。
あ、品のない言葉で申し訳ありません。本当にすみません！（平謝り）
杏子さんが壮一郎から気持ちが冷めていくのもわかるよ。
お子さんは心の傷になりそうですけどね。離婚も止む無しの状況になりましたから。
予告でも、妻vs夫、というまさかの史上最悪な醜い夫婦ゲンカの展開の予感に。
杏子さんが大勝利を収めるとは思うけど、何をもってして大勝利になるのかが次回の楽しみではあります。
多田先生の胸に飛び込むというのが勝利とは思えませんから。
題名の「グッドワイフ」関係なくなるし。
多田先生も黒かったという事実
杏子さんや弁護士事務所には、柔和で温厚そうな多田先生でしたけど、ここのところの展開で腹黒さが見え隠れしてました。
そして、裁判でも不正をしていたとの疑惑から、賄賂で逮捕されてしまいました。
杏子さんの思い出の多田先生、思い返す多田先生は素敵なジェントルマンですけど、テレビで見ている分にはなかなかの策士です。
だから、壮一郎ほどでもないですが、多田先生へも感情移入はあまりなかったかな。
腹黒さが全くなかったら、「頑張れ、多田先生！」と応援できたんですけど、そうではなかったので割と冷めてみてました。
むしろ壮一郎となんとかしてくれと思っていたので、多田先生はなぁ、のような気持ち。
でも、壮一郎がクズすぎてドン引き状態なので、誰にも感情移入できないです(笑)。
このモヤモヤが解消されるのかも含めて、次回かな。
杏子さんと円香さんが切なかった
まずは円香さん。
そういうことだったのか。
まさかDV夫の悩みの果ての壮一郎との不倫とは思わず。なにか大きなことを仕出かしたのだとばかり思ってました。
それだけに、杏子さんと円香さんの場面は切なかった。
あの場面だけはグッときました。
ずっと孤独だった円香さんと、壮一郎の事件後に心を許せる人がいなかった杏子さん。
ようやく2人の間に友情が芽生えたと思ったのに。
ドラマだから、2人の想いを感じ取れますけど、もし自分が杏子さんの立場だった時に、回想シーンのように円香さんのいい面を綺麗な思い出として思い出せるかな？
負の感情が邪魔して無理だよ。
円香さんもどういう思いで今まで杏子さんに接していたのでしょうか。
常に負い目があったのかなぁ。
杏子さんが泣き崩れるシーンは、悲しすぎて見ていられなかったです。
佳恵さんと朝飛先生
佳恵さんは最後まで、事務所の人間としてでしか杏子さんを見ていなかった感じに終わるのかな。
この2人こそ、女の友情で結ばれて欲しかったんですけど、あくまでもビジネスで、という垣根は越えられなかったかな。ちょっと残念です。
それでも、「検事正の妻」の肩書抜きでも、杏子さんの手腕を認めてくれているのだけはよかったかな。採用は、「検事正の妻」だからですけど、弁護士としての腕は朝飛先生と甲乙つけがたいところまで、評価があがったわけですからね。
朝飛先生は単なる子供だなぁ(笑)。
それに尽きます。
ものすごく努力をしているのはわかるし、自分でもそれを自負しているんでしょうけど、思い通りに行かなくなったらあっさり事務所を辞める。
そして、憂さ晴らしに多田先生に仕返ししようと、脇坂検事に手を貸す。
前回、3番目の裏切り者候補にあげた自分が恥ずかしい(笑)。
単に大人になりきれていない僕ちゃんだったんですな。
朝飛先生は好きなキャラクターだったので、次回どこかで挽回してくれたらいいんですけど。
最終回で、そんなに詰め込めるのかなぁ？
杏子さんが不憫すぎ…
き、杏子たん…
杏子たんが可哀想すぎ！( ﾉД`)
あらゆる面でお美しかったので、心は奪われっぱなしでしたが！←
壮一郎が嵌められなければ、きっと幸せな人生が続いてたんでしょうに。
16年の夫婦生活、4人の家族生活がこんなにも脆いとは。
人間の人生、一寸先は闇とはよく言いますけど、その闇を自らの力で切り開いていく強さが杏子さんにはあります。
だから、「頑張れ！」って応援したくなるんですよね。
決して、常盤貴子さんが美しいからではありません！
いや、嘘です(笑)。
常盤貴子さんが杏子さんだからっていうのは、かなりポイント高いのは事実ですけど、でも蓮見杏子という女性の生き方は素敵だと思う。
初回のおっとりした主婦から、見事に弁護士として返り咲いた杏子さん。
夫の無実を証明し、壮一郎と対等に戦い、一方で変わらず母であり続ける杏子さんはとても魅力的です。
だからこそ、幸せになって欲しい！
あやうく多田先生とキスしそうになってましたけど、しなくてよかった。
するなら、壮一郎と離婚してからね！
あの時キスを拒否したのは、どうしてなんだろう…。
さぁて、いよいよ次回は最終回です！
こんなに大風呂敷広げて、すっきり終われるんでしょうか？
蓮見家が無事なら、『グッドワイフ』をシリーズ化してもいい気がします。アメリカってシーズン重ねてるんですよね？
あー、杏子たんが見れるのもあと1回か。寂しい。。。
今回の名言はこれで。
「蓮見さん見せてください！あなたが作る強い検察を！」
でも壮一郎がクソだから、強い検察の意味をはき違えてるのよ、佐々木検事！
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