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『ワイドナショー』2018年12月9日 松本人志のM-1後騒動の見解トーク

2018年12月9日放送の『ワイドナショー』です。
今回は平成最後のM-1後にまさかの大失態と大炎上になってしまったとろサーモンとスーパーマラドーナの2組についての部分のみ、まとめます。

 

かなり長いのでお好きな項目を選んでお読みください。


◆ゲストコメンテーター
青山テルマさん、石原良純さん、土屋礼央さん(RAG FAIR)

 


▽目次です▽

 

オープニング M-1終了後の騒動の説明と松ちゃん泣いてない

M-1グランプリの概要の説明後

東野 霜降り明星がスタンバイしてますけど、霜降り明星が来る前にちょっといろいろな問題が、
(松ちゃん苦笑い)
東野 霜降り明星が優勝が決まった後から、
松本 はいはいそうですね。
東野 いろんな問題が出ておりまして。問題の発端は、M-1終了後の打ち上げでございます。前回王者のとろサーモン久保田くんと今年のファイナリスト・スーパーマラドーナの武智くんが、酒に酔った勢いでインスタライブの動画で審査員の上沼恵美子さんの審査姿勢について暴言を吐き、ネットが大炎上した。翌日、上沼恵美子さんがラジオで、M-1の審査員からの引退を宣言しましたが、暴言についてはそれ以降に知ったとみられるんですけども。
松本 (大きく頷く)
東野 その後、2人の所属する吉本興業はすぐさま謝罪、そして吉本興業の先輩芸人の皆さまも相次ぎ謝罪するという騒動になっておりまして…。
松本 あー…。
東野 はたして松本人志さんは一体何をおっしゃるのかというところで、なんとなくみなさんが注目しているんですけれども。
青山 はい。

 


松本 あのね、いや僕、でもね1番言いたいのはエンディングで俺泣いてねーしということですね。
東野 (失笑)
松本 そこですよ。
東野 いや、違いますよ。
松本 論点はココですよね。
東野 そこじゃないです。それじゃないっちゅーの!
松本 泣きそうやって言うただけやのに、「松本泣いた」って。泣いたヤツは1番泣きそうなんて言わないですから!
東野 泣く寸前やったって話なんですけども。
松本 ええ、ええ。
東野 そこじゃねーし。
松本 以上を持ってM-1の話は終わらせていただいて。
東野 以上じゃないですよ!
松本 ああそうなんですか。
東野 あの…。久保田くんと武智くんの暴言、動画はご覧になりましたか?


松本 動画は観てないです!でもまぁ、いろいろ、否応がにも耳には入ってくるので、「まぁまぁそっか」っていうことですけどね。まぁなんか簡単に言うと、ハロウィンで騒いでいた若者たちと変わらないことを彼らはやってるんですよ。うん。ただ違うのは、彼らも40のオッサンだし、上沼さんは軽トラじゃねーし、ってことですよね。これでもう終わりにさせていただいていいですか?
東野 もう少し喋ってもらっていいですか。
松本 ははは(笑)。

 

青山テルマさんのM-1炎上の感想

東野 なかなか言いづらいと思うんですけど、青山テルマさんはM-1、ご覧になってました?
青山 M-1は最初の復活のところから全部見てましたね。めちゃくちゃ好きなので。
東野 今回も本当に楽しい3時間半の番組で。
青山 凄く良かったし。
東野 ただでも、そのニュースで盛り上がって、「霜降りおめでとう」ってならずに、今本当にネットニュースを見てると、その後の騒動ばっかりがニュースにあがっているのを見ると寂しいというか。
青山 やっぱり人間ってちょっとネガティブなことに惹かれるというか、そっちの方が盛り上がりやすいというか。みんながTwitterとかSNSで、あーだこーだと言いやすいネタっちゃ言いやすいネタじゃないですか。なのでそれが、ま、だけど、SNSってやっぱ怖いなって改めてこの記事を見て思いましたし。


松本 (笑顔が消え真顔になる)
青山 あとなんかちょっと自分が思い通りに行かないことなんてクソほどあるじゃないですか。けどそれを歯を食いしばってみんな頑張ってるし。
東野 ご自身はアーティストとかで売れる前とかでも、なんかオーディションとか。
青山 ありますよ。落とされることの方が多かったですし。


松本 (青山さんの話を聞きながら、さらに真顔で考えている風)
青山 M-1もそうなんですけど、ライブと一緒でお客さんもその日に決まるし、審査員の気持ちだったりとかネタだったりとか、その場面の出来事じゃないですか。ライブも毎回違いますし、そういう意味ではすごく悔しいこともあるんですけど、それをSNSで言うのはちょっとダサいなって思っちゃいました。

 

オープニングで笑わせていた松ちゃんですけど、急に真顔になってました。
言うことを考えていたのか、整理していたのか、言おうと覚悟を決めたとこなのか。。。
松ちゃんを纏っていた空気がガラリと変わってました。

 

土屋礼央さんのM-1炎上の感想

東野 土屋さんはいかがですか?
土屋 あの落語とかって、クローズドなところって結構ヒドイような言葉で笑いを取ったりとかしてて、
松本 (土屋さんの話を真剣に聞く)
土屋 芸人さんってやっぱ若い人は上の先輩方に歯向かってって、立ち向かってって、そこに対してなんか批判的な言葉を言うってことで、どんどん入れ替わっていくっていうのがあったから…。確かに言葉は良くないし、人としてどうかとも思うけども、これを問題化して芸人さんを…、これでいいのかなってちょっと伺いたくて、その…。


東野 どういうことですか?伺いたいって言うのは。
土屋 いやだから、これでダメってことで、もちろんダメなんですけど、これでいうとどんどんコメントは言えなくなると。なんか松本さんもコンテストで先輩の審査員に対して、「お前に何がわかるんだよ、ボケ!」って言ったって聞いたんですけど。
松本 (頷く)
東野 本にも書いてますし、ご本人もおっしゃってますし。

 

松ちゃんの過去話とM-1炎上について

松本 そうですね。ありました、ありました。僕も若い頃はその審査員に生放送で立てついたこともあるんですけど。でも僕はお酒に任せて言ったことはないし、本人に直接言ってきたし。またその人はお笑いに全く関係ない審査員がすごく偉そうに言ったんで、僕もちょっと途中でキレちゃったんですが。やっぱり彼らは、何よりも勉強不足ですよ。上沼さんという人がどれだけの人か、本当にわかっていない。勉強不足だし、勉強不足、勉強が不足していることすら勉強出来ていないと思いますよ。やっぱ、あの人のやってきた功績を考えたら、凄いし。それから、吉本ではない人で、女性目線で、僕より先輩で、当然尊敬できる人で、あのポジションに座れる女性は、あの人しかいないので。そこを言われてしまうと、いや俺はキツイな、と。で、正直これね、おそらく上沼さんのことだけを言うてるじゃないんやと思うんですよ。これたぶん僕のことも含まれてるんやろな。審査員に対するなにかこう鬱憤みたいなものは溜まってるんやなって思うんですよ。聞いたことあるんですよ。そりゃ。「あなたたち偉そうなこと言って、現役で漫才やってないでしょ」っていう。彼らがそう思ってるかはどうかは知らないですよ。そう思っている出場者の人たちもいると思うんですよね。それはまぁ、わからんでもないと。うん、それを言われたらもうしょうがないね。だからまぁ、上沼さんと来年あたり男女コンビで初の優勝を狙うかって話ですよね。

 


東野 (大笑い)言ってましたよ、上沼さん。
松本 ええ。
東野 次は出る側に回ろうかなって。
松本 ええ。
東野 松ちゃんえみちゃんで。
松本 ただどっちもボケたい方だから、ガタガタってなるね。
東野 ダメですね(笑)。お互いボケを譲らない。
松本 ボケ譲らないから(笑)。
東野 じゃ解散ですね。

 

松ちゃんが話している時、話すテンポが早くて、言いたいことをしっかり言っていました。
言葉の影響力を知っているので、松ちゃんは言葉をすごく選んでますけど、表現できる範囲できっちり言ったという印象です。
周りも一切口を挟まず、松ちゃんの話に聞き入っていたという感じでした。

 

松ちゃんのM-1審査員に対する見解

松本 だからその、なんつーのかな。審査員を一般の人にしたらいいんじゃないかって、ずっと言われていることですけどね。でもそれを僕はなぜ違うのかなって思うのは、どうしてもプロが見ているっていう緊張感の中で、エンターテイメントってすごく向上していくので、一般の人に向けての笑いばっかりやってると、絶対クオリティが下がっていくと思うんですよね。だからと言って、俺が審査員をやりたいってわけじゃないよ!
東野 そうですよね。
松本 うん。
東野 漫才界のために、漫才を盛り上げるために、みなさんそれぞれ、だから誰もがやりたいわけじゃなくて、盛り上げるために…。


松本 だからそれは、10年前に紳助さんに「お前はやる義務があるんや」と。「お前に憧れてきたやつがいっぱいおんねんから、そりゃやらなあかん」って言われて、そうなのかなってそん時思ったんですけど、今考えたら僕に憧れているヤツ、そんなにいないですから。
東野 (苦笑い)そんなことないですから。そんなことないでしょ。
松本 僕がやっててもそんなに意味ないのかなって。

 

松ちゃんの最後の言葉は重いですよね。
いつかはそういう日が来るでしょうけど、それはこんなゴタゴタの顛末の果てというのは違うんじゃないかな、と思うんですけど、松ちゃんは義理を重んじてますからね。
来年どうなるのかな。

 

石原良純さんのM-1炎上の感想

土屋 すみません。議論が起こるということが、結果みんなお笑いとか、僕らまでもなんかそうやって言い合えるというか。そういうところまでが…。だって他局の番組でこうなるのって、紅白とM-1くらいの感じがする…。


良純 やっぱりいろんなのを見ると、M-1グランプリに賭けてる?みなさん。真剣なんだっていうのは伝わってくるんですね。そうすると、こういう戦いの中で1年間やって、ここを目指している人がいて、そういうもんなんだ。じゃあ来年見ようとかね。土屋さんが言ったように話題というかね、新しい驚きというかね。僕はまずそういうのが驚いたのと、テルマさんが言った通り、2つ目はSNSの使い方の怖さみたいなのがあって、酒飲んでやって、僕わかんないんだけど、ライブチャットって言うの?


青山 インスタライブですね。フォロワーに見えるですね。
良純 インスタライブをやるっていうことの…
東野 リアルタイムに皆さんに伝わりますから。
良純 それはやっぱり、その辺の使い方を勘違いしているってかね。危機感がないっていうかね。

 

松ちゃんのお酒は飲んでいても本音だろうという話

(前述の良純さんの話を受けて)

松本 (真剣に)そうなんですよ。で、まぁお酒飲んでるせいにすんなってみんな言うんですけど、それはそれでみんな変な庇い方だなって思って。いくらお酒飲もうが全く思ってないことは言わないですからね。そこは僕は、ごまかしてはいけないなぁって思いますけど。


東野 どこかで思っていることがあったから…。
松本 なんでしょう。
東野 お酒飲んで…。
松本 しょうがない。これをまた、僕が怒ってもしょうがない。そう思っていることを怒ってもしょうがないんでね。
東野 あー、なるほど。
松本 ただ、スーパーでサーモンは買わないですけど。
(爆笑)
東野 とろは?
松本 とろも買わない。しばらくは買わない。
東野 しばらくは買わない…そうですか。

 

松ちゃんさすが!
スーパーととろサーモンを掛けているんですね。
重苦しい雰囲気を一蹴するような笑いにしてました。

 

石原良純さんのM-1審査員って凄いんだという話

東野 あともう1つなんですけど、審査員の立川志らく師匠でございますが…(と説明)


良純 審査員ってスゴイですね、その。こういうのってないじゃないですか。フィギュアだって芸術点をつけるんだけど、たとえば名前では背負ってないじゃないですか。国でっていうのならわかるけど、名前を背負って審査をしているって芸術点をつけるっていうのは、審査員の覚悟っていうか…。
東野 もっと評価して欲しなと僕は思うんですけど。
良純 凄いことだと思いますよ。

 

M-1自体をよくわかっていない良純さんでしたが、審査員がこんなにも影響があることに驚いてました。

 

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松ちゃん、「怪傑えみちゃんねる」に出演する可能性大な話

東野 あともう1つ個人的に聞きたいのは、松本さん、「(怪傑)えみちゃんねる」出演するんですか?
松本 (笑)。
東野 それが1番ビックリして。
松本 だからまぁ。今回の…今回のことがあるからな!
東野 そうです!
松本 そうなのよ!
東野 だから絶対に断れない感じになってるでしょ?
松本 俺関係ないのにな!
東野 はい。
松本 俺がちょっと、1回やっぱり上沼さんのところに挨拶に行かないといけないと思うんですよ。
良純 凄いな、それ。
東野 結果的に久保田くんと武智くんの暴言によって、松本さんが「えみちゃんねる」に出演するという。
松本 非常に断りにくい状況よね。
東野 はい。
松本 だから本当、俺はスーパーでサーモン買わないっしょ。


良純 その時って「えみちゃんねる」に他のゲスト呼ぶんですかね?
東野 わかんないですけど。
良純 マンツーマンでしょ?凄いなぁ。
東野 もしかしたら近々オンエアされるかもわかりませんけども。
松本 それをね、なんかね、本番前に言われたのよ。ちょっと1回出てもらいたいって。
東野 どう、どういう状況で?近づいてきて?
松本 関係あらへんけど、得点の説明があんねん。毎年あるんですけど。それが終わった時に「ところでえみちゃんねる出てくれへん?」って言われて。
東野 大先輩ですから。
松本 今?ってなって。
(大爆笑)


東野 大先輩ですし、逃げられないように。
松本 今?ってなって、で「それはダウンタウンとしてオファーしてんのか、僕1人で言うてんのかって言うたら。はっきり言いましたね。「浜ちゃんはいらん!」
東野 はは(笑)。絶対ない!!それはないわ!それは言うてない!
松本 あー、なるほど!(手パチン)
東野 ガテンいってるわけがない。
松本 巨人さんとかみんな100点押しましたもん。
東野 全員聞いてるんですか?
松本 (頷く)全員おる時やで!塙も100点押してたし。
東野 なるほどね。近々そういうこともあるという楽しみが。お笑いファンとしては楽しみが1つ増えたということで。
青山 楽しみです、それは!

 

絶対観ます!
元々毎週見てますし。

 

松ちゃんの浜ちゃんいじり(貴ノ岩の暴力の話から)

松本 土俵の中では張り手はしてもね。浜田ですら、オンエア以外のところでは僕を叩かないですからね。
東野 そうですね。ちゃんと線引きしてますから(笑)。

 

ダウンタウンのことなので、記録を残します。

 

エンディングトーク 松ちゃんは上沼さんがいないと審査員を降りるか考える

東野 松本さん、今日はいかがでしたか?
松本 今日本当は僕、休みたかったですよ。
東野 ありがとうございます。
松本 僕本当に、来年はちょこちょこ休ませてもらいますからね。
東野 いやいやいや。
松本 お願いしますよ!
佐々木アナ それとこれとは。
東野 久保田と武智が悪いだけで、我々はなんも関係ないですから。

 


松本 東野はどう思おてんねや?
東野 僕ですか?久保田君と武智君ですか?
松本 そう。
東野 いやもう。絶対悪いと思うんですよ、あいつらが。悪いと思うんですけど、でも、あれが久保田の面白さであったり、僕が好きなところでもあるんです。でも…。だから…。ほんと…。
松本 お前全然あげみざわじゃないな。あげみざわじゃないわー。
佐々木 言葉に窮してしまって。
東野 本当、難しいと思うんですよ。だから今後、とろサーモンの久保田のキレとかあんな感じが出てこおへんのかなとか。そこの心配もあるんすけど。でも、上沼さんさからしたら知ったこっちゃない話やし。
松本 そうね…。
東野 なんやそれっていうところもありますし。だから吉本としては謝るしかないって言う。
松本 上沼さんいなくなったら、俺もちょっと考えるからね!
佐々木 それぐらいの存在だってことですか…。
松本 いや、やっぱりちょっとね。
東野 浜田さんは?
松本 いや、あいつ漫才見る目なんかどこにもないやんか。
東野 ありますよ!めちゃめちゃありますよ。めちゃクソありますよ(笑)。
松本 (笑)。

 

2019年のM-1の審査員、どうなるんでしょうね。
松ちゃんがきっちり本音を言ってくれたので、とりあえずようやく霜降り明星が目立つようになったのがよかったです。THE MANZAIでもフレッシュさを武器に頑張ってましたね。
松ちゃんじゃないですけど、伸びしろがたくさんあって今後の活躍が楽しみです。ハナコといい、霜降り明星といい、若い世代が引っ張っていくのも面白いです。

 


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