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『相棒22』第9話「男の花道」内村刑事部長が元に戻る回 鋭い右京さんの見立て通りの推理展開だった

 

『相棒22』第9話「男の花道」の感想です。

 

先週の予告から内村部長に何かが起こるのはわかってましたので、もしかしたら元に戻るのではないかと思ってました。
話はその内村部長と懇意にしていたヤクザの桑田が出てくるという内容でした。

 

監督は橋本一さん、脚本は輿水泰弘さんでした。

 


▽目次です▽

 

犯人の怪しさはドンピシャリでそれをどう崩していくのかという回

今回は最初の起こったヤクザの死について、殺人なのか正当防衛なのかが不明のまま進むストーリーでした。
だいたいこのような場合は、生き残った方が犯人になる展開なので、弓生崇智をどう右京さんの推理で追い詰めるのだろうかというところが興味がありました。

 

記憶が本当に曖昧だったのか、ただの虚言なのか…。
右京さんには最初から見抜いてましたよね。
ずっと弓生が怪しいという風に睨んでいたように思います。

 

その謎は最後の最後で明かされました。
正当防衛の主張を見事に崩す右京さんはさすがです。

 

ヤクザに対して思い入れが全くないので、一市民としてはいい感情がないです。
彼らも必死に生きてはいるのでしょうけど、結局はあこぎな手を使って市民を苦しめるわけですよね。
引っ掛かった弓生もどうしようもないのでしょうけど、気がつかなかったというのはちょっと気の毒。

 

そして、組長がサブタイトルのとおり「男の花道」を飾るべく自ら報復するという流れはちょっと驚きましたし、このあたりの展開はスリリングでした。
捜一トリオとの連携もバッチリでしたし、カッコよかったです。
みんなの命も守れたましたし、後味スッキリ。

 

ただヤクザの解散式がメインテーマですかね。
任侠ものに全く興味がないのでそこはふーんという感じでした。

 

 

 

予想通り内村刑事長は元に戻る

デュー・プロセスな綺麗な内村刑事部長に変貌をとげて特命係ともいい関係でしたけど、ここに来て戻しちゃいましたね。
先週の予告を見たら、絶対部長は元に戻るのだろうと思ってました。

 

前回の時はまさか死んじゃうのかと心配してましたけど、今回階段から転げ落ちた時には何も心配せず。
頭の打ちどころが悪くて、元に戻るんだなと理解してましたので。
結果その通りになりましたね。
ラストでは特命に厳しい内村刑事部長として戻ってました。

 

しかし、なんで正義の味方の内村部長にしちゃったんですかね?
元に戻すくらいならそのままの部長でよかったのに。
ストーリーとしては扱いづらかったのでしょうか?

 

それとも今後の伏線として、悪い内村部長にしておいた方が都合がいいんですかね?
そのあたりは疑問に感じました。

 

そもそも前回内村刑事部長が正義の味方になっちゃった時も唖然とした記憶が蘇ります。
あの時もビックリしましたっけ。

 

内村部長がメインだったらもっとよかったのにとは思いました。

 

今回の相棒

今回の相棒はヤクザ系ではありますけど、お話の展開としては面白かったです。
最初からしっかりと右京さんが怪しさを見抜いてました。
そこもよかったです。

 

あと美和子さんはさすがに肝が据わってますよね。
ジャーナリストとして、ヤクザに怯むことなく果敢に取材をしていました。
きっと亀山さんの方が心配しちゃいますよね。

 

あと捜一との連携もよかったですし、久しぶりに拳銃を撃てたという伊丹さんも面白かったです。
出雲さんの三人いれば誰かは当たるというのもよかった。
いいトリオですよね。

 

次回はいよいよ元旦ということで、2024年の幕があがります。
今シューズの相棒も半分消化ということで春が近づいていきますね。
その正月回は甲斐さん一家がメインのようで、悦子さんが久しぶりに登場。
カイトくんも出演できたらいいのに。


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