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『激レアさんを連れてきた。』2018年9月17日 三浦由紀江 パートのおばさんが所長に!

 2018年9月17日放送の『激レアさんを連れてきた。』のまとめです。
一度も働いたことが無かったのに44歳から駅弁販売のパートを始め、わずか数年で時給800円から年商10億円の営業所を束ねるカリスマ所長になった伝説のパートさんという、ミウラさん(三浦由紀江さん)です。

 

すでに激レアさんの説明だけでワクワクするような回です。
働いたこともないおばちゃんが、44歳でパートとして社会人デビュー!
その挙句に所長にまで昇りつめるというサクセスストーリーですからね!!


激レアさんって、意外とおばさんが頑張ってますよね。
人生いつでもチャンスがある、という感じがして勇気が出ます!


◆ゲスト:浅香航大さん、若槻千夏さん


▽目次です▽

 

若林正恭と弘中綾香アナのオープニング

弘中 以前激レアさんで「余命1年と宣告されたけどバックギャモンで頂点に立ったヤザワさん」を覚えてます?
若林 覚えてますよ。
弘中 あのヤザワさん、放送から2週間経たないうちに、世界選手権大会で2度目の優勝をされたそうです!(拍手)
若林 えー!また優勝したの、あの人?
弘中 そうなんですよ!
若林 優勝しまくってるんだね、あの人!
弘中 しまくってるんです!そんなヤザワさんからコメントをいただきましたので、読ませていただきます。


ヤザワさんのコメント

みなさんお久しぶりです。
世界選手権2度目の優勝は日本人初、また女性世界初という「お初達成」です。
今年は激レアさんでバラエティ番組に初出演したので、すでにお初8個達成しています。(年間10個、新しいことをしないと気が済まない)


若林 お初は全部やらないといけないルールなんだよね?
弘中 そうです。
若林 年間10個だっけ?
弘中 年間10個です。
若林 あと2個なんだね。いけそうだね、このペースだと。
弘中 いけそうですね♪


世界選手権優勝なんて、ヤザワさん凄いですね!
バックギャモンを日本でもっと広めたいという熱い思いがある方なんですよね。
日本での競技人口が増えるといいです。


そんなヤザワさんの激レア記事です。
『激レアさんを連れてきた。』2018年7月23日 まとめ 矢澤亜希子 バックギャモンで世界一と癌克服

 

パートを始めるまでのミウラさん

 


44歳になるまで1度も仕事をしたことがなかったというミウラさん。
どんなキッカケで仕事をすることになったのでしょうか。
時系列はこんな感じでした。

  • 21歳の時、学生結婚をする。
  • 旦那さん、一男二女の5人家族。
  • 一番下の子どもが中学生になると時間を持て余すようになる。
  • 大学生になった長女から「お母さん、空いてる時間に働いたら?」
  • 娘さんが選んだ仕事が上野駅構内のお弁当販売。
  • 年齢40歳くらいまでの募集にドキドキし、一旦は放置。
  • 娘さんが無理やり電話をかけ、面接を笑顔で乗り切り即合格。
  • 23年間専業主婦で、44歳の時に初めて駅弁販売のパートをする。
  • 初日レジ打ちが上手く出来ず、お客様を待たせた。


スーパーパートさんなミウラさんですけど、初日は何も出来なかったと言ってました。
ちょっとホッとしますよね(笑)。
スーパーパートさんでも最初は普通の人だったので。

 

ミウラさんのスーパーパートさんぶりはお客様視点

初日で失敗するも、その後は自分でできることをやろうと切り替えたそうです。
主婦であったミウラさんの得意なことは、整理整頓
まずは、店舗内での整理整頓をしまくっていました。


それと、商品知識がないために、「全弁当を試食」したんだとか!


これってなかなかできることじゃないですよね。
自腹でしょうし。
でも、商品を知ることってとても大事なこと
もしかしたら、純粋に「どんなお弁当かな」くらいの好奇心から始まったのかもしれませんが、こういうところがミウラさんの凄いところだと思います。


ミウラさんは全試食をしたことで、美味しいお弁当と美味しくないお弁当を知ることが出来たのです!
そこで、お客様には美味しいお弁当を自信を持ってオススメできるようになり、お弁当屋では珍しく常連客ができたんだそう。


ミウラさん自身が実食しているからこその信頼のあるオススメですからね。
そこからお店のファンが出来るのも納得です。


「親身になって接客するのがミウラスタイル」と言ってました。


ここまでのお話は、わずか1ヵ月内のことです。

 

パートの立場で職場改革⇒そして店長に!でもパートさん

ミウラさんはパートの立場でありながら、おかしいなと感じたことを積極的に改善していきました。
当然店舗内での圧力はあったそうですけど、気にせずガンガン突っ走ります。


具体例であがったのが、2つ。

  • 弁当の発注ミスを防ぐ。売れている商品(売りたい商品)の数と不人気商品の数が同等で、無駄が多かったとのこと。
  • ギリギリのパン最前列に並べるのをやめるため、古いパンを廃棄。


この2つの事例って、そもそもの発注ミスです。
パンが売れ残ってしまい、最前列に並び替えて売るようにするのも、発注が多いからです。


ミウラさんは本社に直談判し、発注業務を任されるようになったんだそうです。
わずか2~3ヵ月のパートさんが大企業の部長に直談判!
ミウラさん曰く「会社の常識を知らなかったから言えた」と言ってました。


発注業務を任された三浦さんは、売り上げをどんどん伸ばして2年で店長になったそうです。
でも、立場はパートさんのまま
パートさんで店長って凄いけど、会社によっては普通のことなんでしょうか?
店舗系会社に勤めたことがないので、こういう事情はちょっとわかりません。
普通に考えたら、社員かせめて契約者ではないかと思うのですが。

 

ミウラさん、パートから正社員になるもいきなり所長に!

ミウラさんはパートの立場で店長を務めながら、さらに職場改革をします。

  • 発注ノート作成:発注ミスが減り利益アップ
  • 開店時間を1時間繰り上げ:朝6時半からだったが新幹線の始発に乗るお客さんのために繰り上げた。朝の1時間で約10万円
  • シフト変更で人件費削減:平日昼間の暇な時を1人にした。月々18万円利益


この改革で、年間売上が前年比22%アップで、3300万円増を達成したんだとか!


おそるべし、スーパーパートタイマー・ミウラさんです!


結果、パートの立場で8店舗の統轄店長を務めるまでに成り上がりました。
番組で若林さんも驚いてましたけど、「パートで8店舗任されてんの?」という疑問はごもっともだと思います。
上記でも触れてますけど、すでに社員並みの働きだと思うんですけど。。。


以降ミウラさんの出世です。

  • 46歳 店長
  • 49歳 契約社員
  • 52歳 正社員


8店舗の統轄店長時代に契約社員になったのでしょう。
で、大転機は52歳で正社員になった時です。


ミウラさんが8年間慣れ親しんだ上野支店から、大宮支店への異動が決まります。
しかも今度は所長という立場に昇進します。
44歳という年齢からよくぞここまで出世しましたよね。
主婦だったため、才能が眠っていたということでしょうか。

 

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大変だった大宮所長時代

ミウラさんが大宮の所長を務めることになったのは、社長直々の抜擢だったんだそうです。
当時、大宮支店は唯一大赤字だったため、ミウラさんに改革を期待していたんだとか。


社長以外の上層部は、パート上がりのミウラさんの抜擢には、懐疑的だったそうです。
無理もありませんよね。
いくら実績があるとはいえ、パートのおばさんがどう改革するかなんて、オジサンたちには想像出来ないでしょうし。


ミウラさんでも大宮支店の立て直しは相当苦労したようです。
全然上手くいかず、必死に努力するも業績はあがらない日々でした。
また、スタッフからも相手にされず、孤立状態だったとか。


元気いっぱいでやる気満々なミウラさんも、寝るときには泣いていた日々だったそうです。
人生は、いいことばかりではないですもんね。
思い出すのは、「楽しい上野時代」でした。泣ける。


そんな大宮支店の問題点は、「スタッフ意識低い問題」「発注ミス&過剰在庫」でした。


ここでも発注ミスなんですね。
これを上手にコントロールするだけで、無駄がだいぶ減るということがわかります。

 


諦めかけた時、ミウラさんはやり方をかえてスタッフに接するようにしたところ、上手くいくようになりました。
高圧的な態度から低姿勢な態度で接することにしたんだそうです。
いつの間にか本来のミウラさんではなくなっていたんですね。
上野時代でやってきたことが素直に出来るようになった、ことが大宮支店を変えたようです。


そしてついに大宮営業所の所長に就任して、わずか1年で年間売上を5000万円アップし、黒字化に成功します。
最終的には、年商10億円を達成したんだとか。

 

ミウラさんの現在はパートさん!

現在64歳というミウラさん。
定年退職を迎えた今、新宿駅南口で駅弁販売しているそうです。
立場はパートさん!


ミウラさん、面白いなぁ。
本来であれば、相談役的な立場になってもおかしくないでしょうし、そういう依頼もくるでしょう。
でも、パートさんなんですね。


ミウラさんは、職場改革や業務改革をして業績アップ出来たことを、こう語ってました。
「一番大きいのは、働く人たちが楽しく元気よく働いた、っていうのが一番大きい」


これがミウラさんの働く原点なんでしょう。


ラベリングは「南口のゲバラ」(激レアさん No.62)でした。

 

 

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