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『プレバト!!』9月2日「俳句」金秋戦の予選組み合わせ決定!かまいたち山内がまた夏井先生から指摘!

2021年9月2日放送の『プレバト才能ランキング』は「俳句」の査定のみでした。
そして、俳句のタイトル戦「金秋戦」の予選の組み合わせも発表されました。

 

今回は珍しく梅沢さんが出ておらず、東国原さんが出ていました。
そして、前回に引き続き、フルポン村上さんが登場。
東国原さんと村上さんの俳句は大好きなので、どんな俳句か楽しみでした。


予選の組み合わせも浜ちゃんの神の手がいい組み合わせにしてました。
しかし、タイトル戦に出てくるメンバーがほぼ固定なので、10段はいいとしてもう少し別な人を入れてもいい気もします。
だからこその前回の炎帝戦だったのでしょうね。

 

 

俳句の査定ランキング

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◆俳句のお題:「実家の柱」

 


◆査定される人

  • 和田アキ子
  • 貴島明日香
  • 村上佳菜子
  • 山内健司(かまいたち)
  • 濱家隆一(かまいたち)


永世名人 東国原英夫
名人10段 村上健志(フルーツポンチ)
名人7段 横尾渉(Kis-My-Ft2)

 

◆俳句の先生 夏井いつき先生

 

 

 

最下位5位(才能なし)「村上佳菜子」15点

疲れたなぁ
 追い込む季節
      冬隣

(冬からフィギュアスケートのシーズンが始まる。秋は1番追い込んでいる季節。そのままの気持ちを詠んだ句)


◆夏井先生の添削後

練習終え
 スケートシーズンは
         間近

 

◆夏井先生の添削

この句は日本語としてはそれぞれ意味はわかるが、具体的に何1つ書かれていない。
将来性のない才能ナシ。
こういう句は「添削しろ」と言われると本当に困る。
少しでも具体性を盛り込まないと、この流れだと日本国民全員に当てはまる。
(「スケートって書いとったらよかった」と浜ちゃんの指摘)そうです。さっさと書けよ、ですよね!
なんで疲れるのかを書く。
添削やってみたら、全部文字が消えてます。
久しぶりに全部消すという荒業に出ました。

 

 

4位(才能なし)「山内健司(かまいたち)」30点

盆休み
 久々の足の
    指の敵

(久しぶりに実家に帰った時、昔柱に足をぶつけて痛い思いをしたのを思い出した。「お前に過去やられてたけどもうやられないぞ」と柱に注意している気持ちを詠んだ句)


◆夏井先生の添削後

また指を
 ぶつける柱
    盆の家


◆夏井先生の添削

これも本当にどうしたもんだか…。
東さんと同じで「久々の足の指の敵」で「水虫が再発したんだ」と思った。
写真・お題は作品とは別物で、俳句は17音だけの勝負。
これだけの勝負でいくと、かなりの人はこの敵は水虫と思う人は多い。
(添削後)こうすればぶつける指はほとんどの人が「足」だと思ってくれる。
これなら今日、あなたの相方に勝っていたかもしれない。

 

 

3位(凡人)「和田アキ子」50点

今年酒
 我が膝さする
    小さき母

(実家のリビングに丸い大きな柱がある。16年前に他界した母が生きている時、いつも実家に帰ると柱越しに庭が見える。庭の花を見ながらお酒につきあってくれる。オカンが私の膝とかさすって「あんた頑張りや」と励ましてくれた、という句)


◆夏井先生の添削後

吾の膝を
 さする母の手
     今年酒


◆夏井先生の添削

お母さんとの思い出を率直に書こうとしているのはとても良い。
惜しいのが読んでいくと、お母さんが自分の膝をさすりながらお酒の飲んでいるのか、とそこがハッキリしない。
そこだけが引っ掛かる。
「我が膝」の「我が」が誤解を招く可能性がある。
同じ我の意味で「吾(あ)」というのがあり、「私」の意味。
「吾の膝」とすれば、読む人は作者の膝とわかる。

 

 

2位(凡人)「濱家隆一(かまいたち)」67点

明日急かし
 日めくり揺らす
     秋の初風

(秋になりかけの夏の暖かみの残った風が部屋の中に入ってきて、柱に刺さっている日めくりカレンダーを揺らしている。めくろうとしているのが「早く本格的な秋へ行きたい」という風にイメージ、という句)


◆夏井先生の添削後

日めくりを
 揺らして秋の
     初風は


◆夏井先生の添削

季語「秋の初風」、これによく目を留めた。
勉強する気がないと見つからない。
ここは褒めましょう。
惜しいのは上五の「明日急かし」が説明になっている。
これは読者のためにとっておいてあげないといけない大事な感想・鑑賞の部分。
これを自分が先に言ってしまうと、読者が感じることを先取りにして損。
俳句は日めくりのアップからでいい。

 

 

1位(才能アリ)「貴島明日香」70点

秋の日に
 母の枕香
  薄れゆく

(大黒柱の母のことを詠んだ。秋になると空気が冷たくなって湿度が下がっていくと共に、香りが薄くなってくる。母のベッドが大好きで昔から潜り込んでいた。秋になるとその匂いが段々薄れていくのが寂しい、という句)


◆夏井先生の添削後

秋の日や
 母の枕香
  うすれゆく


◆夏井先生の添削

枕香は枕の残り香のこと。
読んだ時にお母様が亡くなっているのか、病院や施設で暮らしているのか、などある程度の年齢の方の句かなと思った。
そういう落ち着いたしみじみとした空気が一句の中にある。
生きているお母様の香りでも全然OK。
「薄れゆく」はある程度の時間の幅が表現できる。
もったいないのが、「枕香」と「薄れゆく」で漢字が続くので、「うすれゆく」とひらがなにすると良い。
「秋の日に」では散文的になるので「や」とはっきりさせる。

 

 

◆順位まとめ◆

1位(才能アリ)「貴島明日香」70点
2位(凡人)「濱家隆一(かまいたち)」67点
3位(凡人)「和田アキ子」50点
4位(才能なし)「山内健司(かまいたち)」30点
最下位5位(才能なし)「村上佳菜子」15点

 

 

名人・特待生昇格試験

名人7段「横尾渉(Kis-My-Ft2)」現状維持

父からの返球
 身に入(し)む黄昏

(「身に入む」という季語をどうしても入れたかった。父は言葉で教えるという人ではなかった。父とキャッチボールを人生で1回しかしたことがない。その1球1球にどんどん力が入ってきて、そこに何かを教えてくれてるんじゃないか。言葉ではなく自分の体に入れていけという父との思い出の句)


◆夏井先生の添削後

返球の
 身に入む
  黄昏に父は


◆昇格試験のポイント

助詞「から」の効果の是非←もっと映像を描くべき


読んだ時に(フルポン)村上さんが語ったような読み方をした。(⇒子どもの頃よりも大人になってキャッチボールをしたら父の力が弱まっていると感じたと思った、と村上さん)
「身に入む」という季語と「黄昏」があるから、父の衰えを返球に感じ取っていると受け止めた。
このままでも成立はしているが、1番もったいないのは「父から」の助詞「から」を選んだところ。
「返球」があるので「から」はいらない。
(添削後)こういうことができるようになってくると10段に向け、エンジンがかかってくる。


◆◇◆ ◆◇◆


横尾さんは、プレバトに出た藤ヶ谷さんから「あの番組すごいな。そこに出てるお前スゴイな。がんばってんな」と言ってくれたそうです。
「すげぇ頑張りたいと思います!」と横尾さんが誓ってました。

 

 

永世名人への道

永世名人への道【星2】「村上健志(フルーツポンチ)」現状維持

車庫入れの
  誘導は父
    秋日和

(夏休みに免許を取って、父親に車を借りて練習したりする。自分の家の駐車場に車庫入れする時に父が誘導。あまり話さなくなった父が「運転に関してはオレの方が先輩」という感じで威厳を取り戻している様子。それが「秋日和」と相性がいい、という句)


◆夏井先生の添削後

添削なし


◆昇格試験のポイント

季語「秋日和」の是非←季語が印象に残らない


これは上五・中七はやっぱり巧い!
これだけのことで状況が全部わかる。
お父さんの車を借りて、一生懸命車庫入れの練習をしているというご本人が思っている通りの映像を生き生きと書いている。
さすが10段!
そうなると、季語「秋日和」の評価になる。
これは決して悪くはない。可もなく不可もなく良い。
マイナスはないが、主役となる季語としては少し弱い。
10段じゃなかったら上五・中七が巧くいっているでいいが、そこは10段ですからやっていただくしかない。
(添削なしと言われ)「じゃあ季語は何がベストって正解がないのが難しい」と村上さん。

 

 

 

永世名人 東国原英夫のお手本

◆50句までの現在の状況:29句(残り21句)

秋暑し
 柱は饐えた
   父の臭い

(実家の30~40年経った柱の臭いを嗅ぐと酸っぱい臭いがする。加齢臭みたいな腐ったような臭いがする。夏の暑さを越えるとその臭いが際立つ。それが親父の労働の後のような臭い。父は30~40年大黒柱として家族を支えてきた。柱は家を支えてきた。それをシンクロさせて「饐えた臭い」で表現してみた、という句)


◆夏井先生の添削後

添削なし


◆掲載の判定⇒掲載決定!

【掲載決定の理由】時候の季語を主役に立てている!


「柱は饐えた父の臭い」でどこにも実家と書いていないけど、実家の柱であることが否応なくわかる。
「饐えた」と強烈な言い方をして柱の臭いを表現。
それが老いていく父と≠である、というここの実感も非常に生々しい。
「父の臭い」と断定して詩を発生させる。
そこら辺もよくわかってやってらっしゃる。
1番褒めないといけないのが、「秋暑し」の季語を主役に押し上げている。
柱が饐えた臭いを放つ、そんな時期が「秋暑し」の頃。
季語がちゃんと立っている。
ここが逆村上なんです。
今回の名人は3人とも「父」を詠んで、時候の季語を取り合わせた。
その中で時候の季語を主役に立てることができていたのが、この一句。
さすが永世名人!


◆50句までの現在の状況:30句(残り20句)

  • 7月の成績:1勝0敗(掲載:7/15)
  • 8月の成績:1勝0敗(掲載:8/12)
  • 9月の成績:1勝0敗(掲載:9/2)


◆◇◆ ◆◇◆


梅沢さんよりもハイペースで掲載決定になる東国原さんはさすがですね。
お手本になってから、これまで全部掲載決定です。
浜ちゃんが「梅沢さんを抜きそう」と言ってましたが、梅沢さんあっての番組ですから、梅沢さん待ちでしょうね。
両方の句集完成楽しみです。

 

 

「金秋戦」の予選組み合わせ抽選会

今回は浜ちゃんが抽選するということで収録を放送。
予選免除のシード権持ちは、梅沢さん、東国原さん、プルポン村上さん、千原ジュニアさん、横尾さんの5人です。
10名での戦いなので、残り5枠を15名の候補から抽選されました。


神の手浜ちゃん健在!(笑)


決定した出場者

【予選Aブロック】

  • 名人10段 中田喜子
  • 名人初段 森口瑤子
  • 特待生1級 岩永徹也
  • 特待生2級 パックン
  • 特待生5級 春風亭昇吉

 

【予選Bブロック】

  • 名人10段 藤本敏史(FUJIWARA)
  • 名人4段 立川志らく
  • 名人初段 三遊亭円楽
  • 特待生3級 筒井真理子
  • 特待生5級 向井慧(パンサー)

 

【予選Cブロック】

  • 名人4段 千賀健永(Kis-My-Ft2)
  • 名人2段 ミッツ・マングローブ
  • 特待生2級 松岡充
  • 特待生3級 北山宏光(Kis-My-Ft2)
  • 特待生4級 馬場典子

 

 

▽前回の大波乱の炎帝戦もどうぞ▽

『プレバト!!』7月22日 第5回「夏の炎帝戦」特待生ではない犬山紙子が出場で大大波乱! - 今日も暇です。