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『プレバト!!』9月21日「俳句・一筆書きアート」一筆書きでしずちゃんとジュニアが特待生!ゆうちゃみが令和俳句ギャル

2023年9月21日放送の『プレバト才能ランキング』は「俳句・一筆書きアート」の査定でした。

 

今回のアート系は新しいのが登場しました。
「一筆書きアート」です。
これはなかなか興味深いのですが、凄い絵が出てくるんですかね?
とても楽しみでした。

 

俳句では、結婚後のフルポン村上さんが1ヵ月ぶりの登場の回でした。

 

俳句の査定ランキング

 

◆俳句のお題:「お蕎麦屋さん」

 

◆査定される人

  • 浅野ゆう子
  • 酒井美紀
  • 二階堂高嗣(Kis-My-Ft2)
  • ゆうちゃみ

特別永世名人 梅沢富美男

永世名人 村上健志(フルーツポンチ)

名人5段 皆藤愛子


◆俳句の先生 夏井いつき先生

 

 

 

最下位4位(凡人)「二階堂高嗣(Kis-My-Ft2)」65点

台本見ながら
    4人で
     新蕎麦

(舞祭組4人でドラマを撮っていた時期があった。撮影場所の隣がお蕎麦屋さんで4人でお蕎麦屋さんで台本を読みながらお蕎麦を食べていた、という句)


◆夏井先生の添削後

台本置いて
 四人で食う
    新蕎麦


◆夏井先生の添削

素材はとても面白い。
「台本」で演劇・ドラマ・映画に関わっている人物と想定できる。
4人という数詞も具体的。
数字は漢数字。何回も言っている。
「見ながら」だと「新蕎麦」が弱くなるので、「置いて」にする。

 

3位(凡人)「酒井美紀」66点

望月や
 蕎麦と肴の
    箸休め
 
(お酒を飲みながらつまんだりお蕎麦を食べている時、ふと見上げたらすごく美しい満月。お箸も止まってしまう、箸休めのように美しい月、という句)


◆夏井先生の添削後

新蕎麦や
 出でくる月が
     箸休め


◆夏井先生の添削

季語+フレーズの基本の形に見えるが、蕎麦の箸休めとして何かの肴がある。
話を聞くと季語「望月」が全然主役になっていない。
別な季語を立てて作り直していくのがいい。

 

2位(凡人)「浅野ゆう子」67点

CMのオファー来
  老舗の新蕎麦を

(新蕎麦の季節に大きいCMの仕事のお声をかけていただき、新蕎麦を食べながら頑張るぞと気合いを入れる気持ちを込めた句)


◆夏井先生の添削後

CMのオファー
 新蕎麦かぐわしき


◆夏井先生の添削

とても惜しい句。
「老舗」はこの句の中では必要度がとても低い。
そうすれば「新蕎麦」を少し表現できる。
(添削後)これであれば今日はコレがということになる。

 

1位(才能アリ)「ゆうちゃみ」71点

秋風の駅や
 立ち食い鴨南蛮

(秋風が冷たくなってきて駅のホームになるお蕎麦屋さんを見つけると、鴨南蛮食べたい、恋しくなるな、という句)


◆夏井先生の添削後

添削なし


◆夏井先生の添削

「や」の使い方が上手。
「秋風の駅」の詠嘆は秋風が吹き渡っていくのが映像として立ち上がって来る。
「立ち食い」で光景がポンっと切り替わる。
そして「鴨南蛮」でグッとアップで寄っていく。
カメラワークが上手い。
立ち食いで時間、秋風で季節の気分も味わえる。
季語「秋風」が主役として認識される。
立派なもんです。

 


◆順位まとめ◆

1位(才能アリ)「ゆうちゃみ」71点
2位(凡人)「浅野ゆう子」67点
3位(凡人)「酒井美紀」66点
最下位4位(凡人)「二階堂高嗣(Kis-My-Ft2)」65点


◆◇◆ ◆◇◆


ゆうちゃみさんすごい!
令和の俳句ギャルって番組でテロップが出てましたけど、その通りですね。
見た目と俳句が繋がらないギャップが最高です。
勉強して上を目指して欲しいですね。
いい俳句でした。

 

二階堂さんは37回目の俳句挑戦と言ってましたよ。

 

 

 

名人・特待生昇格試験

名人5段「皆藤愛子」現状維持

七味の蓋
 差し直し
  初蕎麦待つ

(蕎麦を注文して、待っている間に目の前の七味をいじったりしながらワクワク待っている、という句)


◆夏井先生の添削後

新蕎麦待つ
 七味の蓋を
   差し直し


◆昇格試験のポイント

「七味」から始まり「待つ」で終わる語順の是非←もったいない


目の付け所がとても良い。
どういう状況でこれをやっているかは先に出した方が動作の意味がスッと入る。
おっちゃんが何か納得できないと感じていたのは、この内容は575の調べに近づけた方が味わいがちゃんと発揮できる。
これは本当にもったいなかった。


◆◇◆ ◆◇◆


これはわかります。
最近みなさん、破調とは言いませんが、五七五のリズムじゃない俳句が多いですよね。
梅沢さんのように五七五にこだわってみるのもいいのかもしれません。
皆藤さんの俳句はリズムが悪いせいか、ぶつ切りのような感じで耳に入ってきたので本当に残念でした。
いつもの切れ味がないというか。
次回期待したいです。

 

永世名人 フルポン村上のお手本

◆50句までの現在の状況:31句(残り19句)

蕎麦猪口の
  藍に濃淡
    水の秋

(いろんな柄のある蕎麦猪口。藍色に染められた蕎麦猪口が1色ではなくて濃淡がある。秋の澄んだ水を「秋の水」ではなく「水の秋」として秋をクローズアップ、という句)


◆夏井先生の添削後

添削なし

 

◆掲載の判定⇒掲載決定!

【掲載決定の理由】?


蕎麦猪口のアップから始まる。
藍という色のアップにぐっと寄る。
藍色が美しいとすると普通に終わってしまうが、「濃淡」があると丁寧に書く。
カットが切り替わって季語「水の秋」で、大きな光景が広がる。
「水の秋」は傍題なので、「秋の水」とどっちにするかで成否を分ける選択になる。
「秋の水」だと水に軸足がかかる。
水だと藍や濃淡と繋がるが、蕎麦とも寄り添わないといけない。
「水の秋」で秋という季節に軸足が傾く。
秋の水の美しさと新蕎麦を味わう季節の味わいも補強していく。
さすがですねこれは、健志さん(笑)。

 

◆50句までの現在の状況:31句(残り19句)

【2023年】

  • 3月の成績:0勝1敗(ボツ:3/23)
  • 4月の成績:0勝1敗(ボツ:4/23)
  • 5月の成績:1勝1敗(掲載:5/25、ボツ:5/18)
  • 6月の成績:1勝0敗(掲載:6/29)
  • 8月の成績:1勝0敗(掲載:8/10)
  • 9月の成績:1勝0敗(掲載:9/21)

 

特別永世名人 梅沢富美男の締めのお手本

梁太き山家
 色濃き走り蕎麦

(山小屋風に作ってあるお蕎麦屋さんで柱が太い。ちょっと色が濃いお蕎麦。白いお蕎麦もいいが、色の濃いお蕎麦もオツなもの、という句)


◆夏井先生の添削後

添削なし


◆「締め」に相応しいか判定⇒お見事!

【相応しいの理由】普通だけどお見事


こういう光景を書いた句がないとは言わないが、自分が書きたい光景が言葉の過不足なく書けている。
技術がしっかりとしている。
そこがお見事。
「走り蕎麦」の走りは先取する粋、勢いを表現している。
ちゃんと計算されて自分の思い通りのところに読者を引っ張っていく。
おっちゃんはこの技術は全部身につけている。
普通にお見事です!

 

 

 

一筆書きアートの才能査定ランキング

◆査定される人

  • 雛形あきこ
  • 酒井美紀
  • 二階堂高嗣(Kis-My-Ft2)
  • 千原ジュニア
  • しずちゃん

 

◆一筆書きアートの先生:YUIHALF先生(ひとふでがきイラストレーター)

YUIHALF先生の作品です。

 

凄すぎます。
アートという意味がわかりました。

 

◆採点ポイント 30点満点

  • 線の運び方:10点
  • 描写力:10点
  • アイデア:10点


◆ランキングで流れる曲:サザエさんの日常、サザエさんメドレーOP&ED(1位)

 

最下位5位(才能なし)「二階堂高嗣(Kis-My-Ft2)」7点

◆作品タイトル「スニーカー」
黒い紙・白いペン

 

◆採点ポイント 

  • 線の運び方:1点
  • 描写力:2点
  • アイデア:4点
  • 合計:7点


◆YUIHALF先生のお手本ありました。


◆YUIHALF先生の評価

  • ×:パッと見て何を描いたかわからなかった。無駄な線が多い。

 

4位(才能なし)「酒井美紀」13点

◆作品タイトル「電車」
黒の紙・白ペン


◆採点ポイント 

  • 線の運び方:5点
  • 描写力:5点
  • アイデア:3点
  • 合計:13点


◆YUIHALF先生のお手本ありました。


◆YUIHALF先生の評価

  • 〇:正面からではなく躍動感や動きを見せるということでは構成がすごく素敵。
  • ×:電車に必要なものが足りない。バスに見える人もいる。

 

3位(才能アリ)「雛形あきこ」25点

◆作品タイトル「パンダ」
黒い紙・白いペン


◆採点ポイント 

  • 線の運び方:8点
  • 描写力:8点
  • アイデア:9点
  • 合計:25点


◆YUIHALF先生のお手本ありました。


◆YUIHALF先生の評価

  • 〇:笹を描いたのが大正解。シルエットだけだと熊と同じ。顔の輪郭・目・鼻のバランスがすごくよかった。

 

2位(才能アリ)「千原ジュニア」29点⇒特待生昇格!

◆作品タイトル「コーヒーカップ」
茶色の紙と黒いペン

 


◆採点ポイント 

  • 線の運び方:10点
  • 描写力:9点
  • アイデア:10点
  • 合計:29点


◆YUIHALF先生のお手本ありました。


◆YUIHALF先生の評価

一筆書きの特徴を活かしきったアイデア。
一筆書きは一本の線で繋がっていることが大事。
香りで繋がって文字も入れつつ、入れてもらっている人の表情まで伝わる描き方。

 

1位(才能アリ)「しずちゃん(南海キャンディーズ)」30点⇒特待生昇格!

◆作品タイトル「2人の人物」
南海キャンディーズをモチーフ
薄い黄色の紙と黒いペン


◆採点ポイント 

  • 線の運び方:10点
  • 描写力:10点
  • アイデア:10点
  • 合計:30点


◆YUIHALF先生のお手本ありました。


◆YUIHALF先生の評価

感情まで伝わる作品。
誰がどんな感情でどういうことをしているかが誰が見てもすぐわかる。
細かいところもかなりこだわっている。
メガネが飛び出て、髪が乱れているのも躍動感がある。
グローブも正確。

 


◆順位まとめ◆

1位(才能アリ)「しずちゃん(南海キャンディーズ)」30点⇒特待生昇格!
2位(才能アリ)「千原ジュニア」29点⇒特待生昇格!
3位(才能アリ)「雛形あきこ」25点
4位(才能なし)「酒井美紀」13点
最下位5位(才能なし)「二階堂高嗣(Kis-My-Ft2)」7点


◆◇◆ ◆◇◆


一本の線で描かれるため、線がごちゃごちゃすると何を描かれているのかわかりづらいです。
色も一色なのでなかなかシビアな感じですね。
でも一筆書きって線が重なっちゃダメなんだと思って、今日これを見て目から鱗でした。
線が重なっちゃダメってただの迷路ですもんね(笑)。

 

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