2024年2月1日放送の『プレバト才能ランキング』は「俳句・バナナアート」の査定でした。
今回の俳句は加藤ローサさん以外、これまで凡人以下の査定の人ばかりを集めた回です。
バナナアートは久しぶりですね。
しずちゃんが面白い作品を作ってました。
俳句の査定ランキング
◆俳句のお題:「鍋つゆ売り場」
◆査定される人
- 勝俣州和
- 高橋真麻
- 加藤ローサ
- 宮田俊哉(Kis-My-Ft2)
- ナダル(コロコロチキチキペッパーズ)
特別永世名人 梅沢富美男
特待生2級 森迫永依
◆俳句の先生 夏井いつき先生
最下位5位(才能なし)「加藤ローサ」20点
よーいドン
おしくらまんじゅう
鍋の夜
(家族が鍋大好きで、鍋の夜はみんなよーいドンでぎゅうぎゅうになって食べている、という句)
◆夏井先生の添削後
おしくらまんじゅうみたいに
寄せ鍋を囲む
◆夏井先生の添削
4位の句もそうだが、「鍋」を季語と勘違いしているのでは?
鍋だけだと季語にはならない。
何鍋で初めて季語になる。
この句は季語がある。それが「おしくらまんじゅう」
ただこの句の場合は、「おしくらまんじゅう」は何かを比喩している。
季語としての鮮度は低くなる。
(添削後)直したところで凡人。
4位(才能なし)「ナダル(コロコロチキチキペッパーズ)」25点
鍋囲う
笑顔思いて
出汁選び
(この出汁選んだら喜ぶ、辛いのだったら娘が泣くと思いながら出汁を選ぶ。そういしたらほっこりした気持ちになった、という句)
◆夏井先生の添削後
鍋の出汁
選ぶ売り場や
冬の夕
◆夏井先生の添削
今日の句の中で、一番プレバト見てないなと思う。
「鍋囲う」「笑顔思いて」など散々痛い目にあっている。
過去の番組見て学んでない。
時間軸もズラされていて、場面がぐちゃぐちゃになっている。.
(添削後)今までのプレバトのオンエア、全部ちゃんと見なさい!
3位(才能なし)「宮田俊哉(Kis-My-Ft2)」55点
牛鍋の
〆のおうどん
捜索隊
(子どもの頃の記憶ですき焼きの後、つゆの色でうどんが見えなくてお箸で探していた。それが捜索隊。おうどんで子どもが探している、という句)
◆夏井先生の添削後
牛鍋の
〆のうどんを
さぐる箸
◆夏井先生の添削
気持ちはわかる。
最後の捜索隊の工夫も面白いと思ってくれる人も多少はいるかもしれない。
だが、最後の擬人化の表現が肝心の季語「牛鍋」よりも悪目立ちしてしまう。
2位(凡人)「勝俣州和」60点
無事願い
かかあと待ってる
三平汁
(北海道を訪れた時に漁師のお母さんたちが三平汁を作ってくれて、とても美味しかった。冬の海に出ている旦那さんの無事を願いながら美味しい三平汁を食べさせたい、という句)
◆夏井先生の添削後
無事帰港
願うかかあの
三平汁
◆夏井先生の添削
問題点はかかあと誰が待っているのか?
これが面倒くさい。
一番は「と待ってる」がいらない。
かかあが誰を待っているのか書くと映像にしやすい。
「帰港」と入るだけでかかあがどういう人を待っているのかクリアになり、季語「三平汁」にも伝わる。
1位(才能アリ)「高橋真麻」70点
片言の
子の猫舌と
鱈の鍋
(3歳の娘がまだ片言。猫舌なので一緒にフーフーしながら鱈の鍋を食べる、という句)
◆夏井先生の添削後
(例)
片言の
子の猫舌と
鱈鍋と
◆夏井先生の添削
片言の赤ちゃんと季語「鱈」との取り合わせがミスマッチな味わいもあって良い。
上五・中七でシンプルな書き方をしているが、必要なことは全部言えてる・
最後は名詞止めだが動きがあってもよい。
◆順位まとめ◆
1位(才能アリ)「高橋真麻」70点
2位(凡人)「勝俣州和」60点
3位(才能なし)「宮田俊哉(Kis-My-Ft2)」55点
4位(才能なし)「ナダル(コロコロチキチキペッパーズ)」25点
最下位5位(才能なし)「加藤ローサ」20点
名人・特待生昇格試験
特待生2級「森迫永依」現状維持
商談の
中華テーブル
窓凍てる
(結構発想を飛ばしてしまった。鍋つゆ売り場→鍋を囲む→中華テーブル。飲食店でバイトしていた時にビジネスマンの商談の姿を見ていて、商談の緊張感を季語に込めた、という句)
◆夏井先生の添削後
窓凍つや
商談中の
中華卓
◆昇格試験のポイント
下五「窓凍てる」と置いたことの是非←季語を真正面から使って欲しい
「凍てる」をうまくいっていない緊張感、感情的な表現として使おうとした。
それが損してる。
時候の季語を心情として託す使い方はするが、この句の場合は「窓」という映像がはっきりある。
季語を真正面から取り組むというのは、上を狙うには大事なトレーニング。
特別永世名人 梅沢富美男の締めのお手本
ちゃぶ台に
干支の過ぎたる
祝箸
(毎年45畳ほどのリビングでおせちをふるまう。お箸も多めに用意。干支が入っていて来年は使えない。12年待たないと。お正月が終わると奥さんがこれを使っちゃいましょうと毎回出されるのを詠んだ句)
◆夏井先生の添削後
かしましや
干支の過ぎたる
祝箸
◆「締め」に相応しくない
【相応しくないの理由】⇒いい発想をドブに捨てた
中七・下五は素晴らしい。
祝箸の句として、この中七は素晴らしい!
これを「ちゃぶ台」でぶっ壊している。
45畳あるんでしょ?
そこにちゃぶ台を置いてらっしゃるの?
「ちゃぶ台」は(リビングの)広さ関係なくもったいない。
光景が平たいものになる。
バナナアートの才能査定ランキング
◆査定される人
- 浅利陽介
- 加藤ローサ
- 宮田俊哉(Kis-My-Ft2)
- 西野創人(コロコロチキチキペッパーズ)
特待生5級 しずちゃん(南海キャンディーズ)
◆バナナアートの先生:エンドケイプ先生
◆採点ポイント 30点満点
- バナナの使い方:10点
- オリジナリティー:10点
- デザイン:10点
最下位4位(凡人)「浅利陽介」14点
◆作品タイトル「ぽっこりお腹の龍」
◆採点ポイント
- バナナの使い方:3点
- オリジナリティー:6点
- デザイン:5点
- 合計:14点
◆お手本あり
◆エンドケイプ先生の評価
- 〇:絵はカワイイ。
- ×:バナナに巻きつく構図が残念。裏側を使うならもうちょっと効果的に龍が飛んでいるように見せる方がいい。
3位(凡人)「宮田俊哉(Kis-My-Ft2)」20点
◆作品タイトル「バナナソード」
◆採点ポイント
- バナナの使い方:8点
- オリジナリティー:7点
- デザイン:5点
- 合計:20点
◆お手本あり
◆エンドケイプ先生の評価
査定ポイント⇒もう少し彫って欲しい
- 〇:バナナの形を最大限に生かして刀にしていて素晴らしい。皮をツバに見立てて面白い。ツカの部分もいい。
- ×:バナナアートは点描画で表現が大事で、そこが大味。デザイン性が足りない。
2位(才能アリ)「西野創人(コロコロチキチキペッパーズ)」28点
◆作品タイトル「ムキ剥きバナナ浜ちゃん」
◆採点ポイント
- バナナの使い方:9点
- オリジナリティー:10点
- デザイン:9点
- 合計:28点
◆お手本あり
◆エンドケイプ先生の評価
査定ポイント⇒皮をめくったアイデア
僕はとても好き。
シンプルな技法でポージングを表現している。
穴の彫り方が大きい。それが筋肉と合っている。
バナナ1本に人全体を描くのは難しいがムキムキがテーマなのもよかった。
1位(才能アリ)「加藤ローサ」29点
◆作品タイトル「ロゴ01」
◆採点ポイント
- バナナの使い方:10点
- オリジナリティー:9点
- デザイン:10点
- 合計:29点
◆お手本あり
◆エンドケイプ先生の評価
査定ポイント⇒立体感溢れるデザイン
全体的なアイデア・立体感が良い。
バナナを硬いものとさせた素材を変化させた表現が良い。
緻密で綺麗に彫られている。
◆順位まとめ◆
1位(才能アリ)「加藤ローサ」29点
2位(才能アリ)「西野創人(コロコロチキチキペッパーズ)」28点
3位(凡人)「宮田俊哉(Kis-My-Ft2)」20点
最下位4位(凡人)「浅利陽介」14点
名人・特待生昇格試験
特待生5級「しずちゃん(南海キャンディーズ)」2ランク昇格!⇒【特待生3級】
◆作品タイトル「女芸人の塊」
◆お手本あり
◆エンドケイプ先生の評価
ストッキングを被る芸人さんのアイデアはしずちゃんだからこそ思いつく。
感動した。
4本という房を使うというのは難しい。そのチャレンジが素晴らしい。
引っ張られている顔の表現もいい。
言うことがない。
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