2022年8月12日放送の『テレビ千鳥』を見ました。
企画は「第3回 心に響く言葉選手権」です。
過去2回の「心に響く言葉選手権」です。
①『テレビ千鳥』大悟が意外とよくて中岡が冷や汗!「心に響く言葉選手権」 - 今日も暇です。
②『テレビ千鳥』大悟と中岡がまさかの下着で被り!川島とは塾のSクラス仲間「心に響く言葉選手権 2」 - 今日も暇です。
前回より1年5ヵ月ぶりとなる「心に響く言葉選手権」も3回目となりました。
意外と大悟さんがいいんですよね。
意外とというのは失礼ですが。
大悟さんは割りと人の心を読む力だったり、人を見る力があるので、さらにそれを言葉にするのが長けているということだと思います。
そして、今回はスピードワゴン小沢さんが参戦!
めっちゃ楽しみです。
別な意味でロバート秋山さんも楽しみですが(笑)。
連続出場はロッチ中岡さんです。
川島さんはさすがに多忙すぎてなのか欠席です。
残念。
忙しすぎますもんね。
又吉さんは審査員から見届人になりました。
◆ゲスト
- 小沢一敬(スピードワゴン)
- 秋山竜次(ロバート)
- 中岡創一(ロッチ)
- 平井まさあき(男性ブランコ)
◆見届け人(解説者)
- 又吉直樹(ピース)
▽目次です▽
- 「心に響く言葉」短文①
- 「心に響く言葉」短文②
- 「心に響く言葉」短文③
- 「心に響く言葉」短文④
- 「心に響く言葉」短文⑤
- 「心に響く言葉」長文①
- 「心に響く言葉」長文②
- 「心に響く言葉」長文③
- 「心に響く言葉」長文④
- 「心に響く言葉」長文⑤
「心に響く言葉」短文①
◆短文①「上を向いて歩こう 上を向いて歩く人に出会えるから」(大悟)
- ノブ:大悟のような気がした
- 大悟の解説:名曲「上を向いて歩こう」の涙がこぼれないようにの人ではない。下を見ている人は人の嫌なところばかり言ったり見つけたりする。そういう人間になりたくない。上向いて歩くは、人の素敵なところを見つけられる人間。そういうことをすればそういう人と出会える。人の嫌なことを探している人間とは会わない。いい生き方ができる!
- 又吉先生:素晴らしい!みんな「涙がこぼれないように」を1回想像する。その先をちゃんと描いている。あれは「ひとりぼっちの夜」に続く。それは耐えるだけの夜から人との出会いという次のことに転じている。
- 小沢:上を向いて歩こうではなく、「下を向いていいのはお気に入りの靴を履いた時だけ」とか。⇒大絶賛!⇒大悟はようは上を向いて歩こうってこと。
「心に響く言葉」短文②
◆短文②「銀のお皿で食べるカレーは美味しそうだなぁ」(中岡)
- ノブ:相田みつをさんですかね?
- 平井:これは深くないと意味がわかんない。意味が絶対ある。
- 結果は中岡作と判明。⇒脇汗がスゴい。
- 中岡の解説:ディスプレイで白いお皿に入れるカレーと、銀のお皿とでは銀の皿の方が美味しそう。⇒「何もない!」とツッコむノブ。
- 大悟:カレー見た時の感想?
- 中岡:僕が言いたいことは又吉先生が言ってくれる!⇒「それは卑怯」とノブ。
- 又吉先生:言葉を書くとその人が出やすい。たとえば「高級なお皿で食べるカレーは美味しそう」だと嫌な奴になる。これは中岡らしい。値段とか価値基準じゃなく、子どもの頃から好きだったなどの本質を捉えている。
- ノブは又吉の解説を聞いて、「あなたスゴいですね。どういう芸風?」と絶賛。
- 小沢:さっきの上を向いて歩こうはメロディーが聴こえてきたが、これはカチンカチンという幸せが向かってくる音が聞こえる。
- 平井:字面が音楽。
- ノブ:みんな又吉のポジションに行ってる。
「心に響く言葉」短文③
◆短文③「うんちって世界一有名なペースト 世界一有名な匂い 踏んだって光栄」(秋山)
- ノブ:うんちをペーストというセンス。
- 大悟:これ短い?
- 秋山:短文ってどういう文字数のルール?⇒秋山作と判明!
- 秋山の解説:うんちのことを嫌嫌いう。汚いとか。でも冷静に考えたらこんなに世界共通で有名なやつはうんちぐらい。ペーストの中で一番!踏んで嫌がる人がいるが、スゴい人と会ったのと一緒!
- 又吉先生:うんちを「世界一有名なペースト」と言った瞬間にうんちが別な物に見えてくる。うんちは排泄物なので、人間のいらなくなった余計な物。失敗や自分が恥ずかしかったことの比喩になっていて、それを踏んで光栄というのは、そんなことはみんなしている。失敗なんてみんなしてるんやからいいんやで!
「心に響く言葉」短文④
◆短文④「自美知(じびち)」(平井)
- 大悟:自分の美しさを知る?
- ノブ:資生堂の化粧水の匂いがする。⇒「青い瓶でね」と大悟。
- 平井と判明!
- 平井の解説:自分を美しいと知って欲しいと伝えたかった。これをある種のおまじないとして使って欲しい。心で唱えて欲しい。何か言われてショック受けた時に「自美知」とすぐに言えるように。
- 小沢:回復の呪文?⇒「そうです」と平井。「ホイミ」
- 中岡:これは短文なの?
- 又吉先生:中岡の疑問は正しい。違和感をあえて出している。自分を美しいと知ってだと普通。「自美知」だとちょっと不思議。どんな自分でも美しいと知っていいという説得力に繋がる。それぞれの固有の美しさがあるはず。
「心に響く言葉」短文⑤
◆短文⑤「君にウィンクするのは半分くらいは目をつぶるってこと」(小沢)
- 大悟:これは最後じゃなくても小沢とわかった。
- 小沢の解説:ウィンクという行動は好きな子や気になる子にする。何でするんだろう。君は特別だよ、君の失敗、君の悪い所は君だけは半分は許せるよ。
- 又吉先生:半分くらいは目を瞑るよという意味を知って、でも半分の目ではちゃんと相手を見てる。無条件に全部許しているわけではなくて、半分はちゃんと見ているからというのも面白い。
「心に響く言葉」長文①
◆長文① 平井
そんなに誰かの好きを否定しないで、
君の好きを教えてよ。
僕はそっちの話が聞きたいな。
- 平井の解説:コントのセリフで考えていた。全員に言っているというよりは目の前にいる人に語りかけている。
「心に響く言葉」長文②
◆長文② 大悟
嬉し涙は甘い、悔し涙は苦いと言う。
本当かどうかわからないが、
大人になると苦い食い物が旨く感じることがある。
- 発表され一同感嘆!
- 大悟の解説:聞いたことがある。誰かが泣いた時、うれし涙は甘くて、悔し涙は苦いらしいと。嬉し涙を流した方がいいと説教していた。本当にそうかな?悔し涙は大事。大人になったからわかる、あの時悔しい思いをしたからこれがある。
「心に響く言葉」長文③
◆長文③ 小沢
人の人生の折り返し地点なんて、
人は時々口にするけど、
折り返して戻るつもりはないよ。
まっすぐ行くだけさ。
- 小沢の解説:このぐらいの年になるとみんな言ってくる。なんで俺を勝手に返らすの?返らないよ、行くんだよ。
- 又吉先生:うちの相方に読ませてあげたい。
「心に響く言葉」長文④
◆長文④ 中岡
俺しょんべんのキレ悪くなったよ
俺は残尿感すごいよ
俺は頻尿だよ
きゃははー
健康的だなぁ
- ノブ:複数人で会話してる。
- 大悟:NGKのロビー。師匠たちの会話。
- 中岡の解説:これは外食していた時に後ろのおじさんたちが会話してた。病気を笑い飛ばしていて最高。
- 又吉先生:最後は笑い声を一行足しても面白かった。「きゃははー、ワハハハー」とか。文章を読んでいって笑いながら終わるというのが健康的。
「心に響く言葉」長文⑤
◆長文⑤ 秋山
ほっ みえないなぁ
あやしいなぁ
ほっ うすいなぁ
なんだかなぁ
っておもったしごとは
ぜんぶじゃないけどだいたいやばい
ほっ ほらみたことか
ほっ ちょっかんってだいじだなぁ
- 大悟:ほってなんやねん。
- 秋山の解説:長文に「ほっ」は付く。「ほっ」は呼吸みたいなもの。うすいなぁと思ってやるとやっぱりヤバい。ほらみたことかというパターンが多い。
- 又吉先生:仕事のことを言っていると思うが、あえて全部ひらがな。漢字じゃなくてひらがな。子どもの頃のコアな感覚。少年の頃の感覚で見るとひらがなの感覚。「ほっ」は秋山が子どもの頃から持っているもので、みんなから何って言われるもの。それでリズムを作って最後に「ほっ ほらみたことか」と「ほ」が重なる。気持ちがいい。「ほっ ちょっかんってだいじだなぁ」がすごく際立つシステム。
みんなが又吉の解説待ちで、解説に頷く。
気づけば「又吉 乗っかり選手権」になっていた。
◆◇◆ ◆◇◆
大悟さんの長文は名言ですね!
いい言葉だと思いました。
あと呪文の自美知もよかったなぁ。
ツライことがあった時の呪文というのも粋。
しかし又吉さんの才能が爆発する企画ですよね。
さすが文章の才能が溢れているだけあります。
しかも芸人さんなので、トークの組み立ても上手なので、説得力もハンパないという。
小沢さんがふつうに素敵な言葉を連発されていたので、また出て欲しいです!
秋山さんは文句なしに最高のキャラでした。
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