2021年9月12日放送の『テレビ千鳥』を見ました。
企画は「歌がヘタでも感動させられるんじゃ!!」です。
大悟さん曰く「歌は歌唱力ではない。本気で歌ったら気持ちは動く」とのこと。
音痴の度合にもよるような気もしますけど、言いたいことはちょっとわかるかな。
今回は歌下手メンバーを集めて思いっきり歌うという企画。
以前のノブさんの「Lemon」熱唱の回です。
▶テレビ千鳥SP ノブが米津玄師「Lemon」でMステを目指す!?大悟の服選び「配管マン」 - 今日も暇です。
◆歌下手芸人
- ノブ
- 博多大吉(博多華丸・大吉)
- 飯尾和樹(ずん)
▽目次です▽
今回の企画は歌下手に思いっきり歌ってもらう
- 歌が大好きなノブだが下手だから歌えない。
- 大悟はノブに思いっきり人の心を動かす感動歌を歌ってもらいたい。
- ノブの歌下手仲間に大吉と飯尾を招集。
- 気持ちを出して歌えば世の中に届く、と言い切る大悟。
挑戦者① 博多大吉
- 大吉の選んだ曲⇒GReeeeN「星影のエール」
- 昨年の朝ドラの主題歌。
- 『あさイチ』を担当している大吉は放送されていた8ヵ月毎日聴いていた。
- 『あさイチ』で出演していた山崎育三郎がゲストに来て、歌指導を受けた。
- 「これならさすがにイケる」と思っている大吉。
- 大悟から「音程ではなく気持ちで歌って欲しい」とエール。
- 一生懸命歌う大吉⇒「そこまで!もっと聴きたいけどホントに無理だ!」とストップをかける大悟。
- 「思った以上だった…」と衝撃のダメっぷりに思わず止めてしまったという大悟。
- 声がか細い。「ストローから出してます?」
- とにかく気持ちを乗せて欲しいと大悟。
- 2回目はサビを聞こう⇒サビまで聞くが大悟ストップ。
- 気持ちは1回目より入っていたというノブ。⇒大悟も同意。
- 「星影のエール」は難しいので他に歌いたい曲はある?
- 大吉のもう1曲の候補⇒エレファントカシマシ「今宵の月のように」
- ここでノブが気づく。「1人2曲行くん?」⇒「大吉先生は今伸び盛りだから」
- 2曲目歌い出しすぐに「止め止め、しゃらくせぇ!」とストップかける大悟。
- 大悟の提案⇒大吉の歌にピッタリの映像を付ければどんな人でも心にグッとくる。
- 映像タイトル「働いている全てのお父さんへ」⇒働く男性のカットが数枚流れる⇒「ちょっと聴けるかも」とノブ。
- 静止画から5GAPクボケン、TAIGAとおなじみのお涙頂戴映像が続く。
- 最後はかなり苦しそうに音程を外すも、それがいいと大悟。「感動しました!」
◆◇◆ ◆◇◆
家族愛が強いと、こういう映像はグッときますね。
お父さんが一生懸命働いているんだなと思うと心に響きました。
大吉先生の歌は全然耳に入っては来ず、映像を自分の中で落とし込んで感動してしまいました。
大悟さんの狙い通り!(笑)
挑戦者② ずん飯尾
- 飯尾の選んだ曲⇒小田和正「たしかなこと」
- ウドとカラオケに行くと終盤で歌う、飯尾におっては十八番の曲。
- 「この歌に上手い下手はない。気持ちで歌うもの」と大悟。
- 歌い始めから音程をおお外しの飯尾。←「ギャグやん」とノブのツッコミ。
- 歌ではなくしゃべっている、武田鉄矢風と大笑い。
- ついに大悟がストップ。「やめくさらせ!」⇒岡山弁で「やめて腐れ」の意味。
- 飯尾は大吉のパートを見て声を出した。⇒「声は出てます。朗読してます」と大悟が指摘。
- 飯尾への映像⇒タイトル「柴犬エミーと娘の10年間」
- 歌い終わった飯尾に大悟が拍手。「和正より和正じゃん!」
- 途中フィリピンパブの常連客な部分もあるが、音程気にせず気持ちよく歌う回なので大成功だと大悟。
◆◇◆ ◆◇◆
柴犬のエミーちゃんは16歳。
人間でいえばおばあちゃんです。
なので、もしかしたら他界してしまっているのかもと思ったら、最初から号泣でした。
お元気そうなのでよかったです。
こういう家族ほのぼの系は弱い。
挑戦者③ ノブ
- 大吉と飯尾が超ど級の下手さ故に「わしの方がうまいよ」とノブ。
- ノブの選んだ曲⇒RADWIMPS「愛にできることはまだあるかい」
- ノブは『天気の子』がすごい好き。その主題歌。
- 以前の「Lemon」の回ではトラウマになるくらい緊張した。⇒今回はなんの緊張もない。⇒大吉&飯尾のおかげで緊張がほぐれた。
- 出だしから驚くような音痴ぶりに思わずノブ本人も吹き出す⇒「やめぇ!もうお前にできることはありゃせん!」と嘆く大悟。
- 大吉と飯尾は一生懸命に歌って「あんなもんじゃい」と暴言を吐く大悟。
- 気を取り直して2回目。サビを歌い終わった瞬間「やめやめ!恥さらしよるのがわかりゃせんのかい!」と大悟がストップ。
- ノブへの映像⇒千鳥の高校生の写真「岡山の高校で出会った」⇒タイトル「千鳥26年の軌跡」
千鳥26年の軌跡
- 学校一の人気者、笑わせるのが好きだった。
- 卒業後は別の道へ。
- 大悟はノブを誘うためこんな嘘をついた「大阪で俺はピン芸人として売れた。だから俺と一緒に漫才した売れるだけやで」
- 2000年、千鳥結成。「親友」から「相方」へ。
- 2003年、結成3年でM-1決勝へ。しかし屈辱の最下位。
- 大阪で力を蓄え、念願の東京進出!!
- しかし…「帰ろうか…千鳥」(アメトーーク)
- 簡単じゃないのう東京は…。でもいつか売れると信じとるんじゃ。
- 2019年、念願の冠番組『テレビ千鳥』スタート。
- おい!!ノブよ!!これからも一緒に笑おうや。大悟
◆◇◆ ◆◇◆
お笑い好きにはグッと来ますね。
今でこそ大人気の千鳥ですけど、ここまでの苦労は当然ありますし、運もある。
大悟さんと出会ったというのがノブさんの最高の奇跡ですし、大悟さんにとってもノブさんに高校で出会ったのが奇跡。
1年でも違ったら、他県で育っていたら千鳥は結成されませんでした。
そういう運命的なものにもシンパシーを感じて、余計に感動したVTRです。
当然歌は全く耳に入って来ず(笑)。
ノブの2曲目のVTRはまさかの華丸大吉
- 歌い終わったノブに大悟の叫び「千鳥にできることはまだまだあるどー!」
- 面白くはなかったが歌はよかったと大悟。
- 大吉が「よかったけど、ノブのこれをやりたかったんなら2人でやればいい」とツッコむ。
- 飯尾も「2人で感動して絆を深める」と指摘。
- 大悟からノブの2曲目を聞かれる。「ノブも2?」と困惑するノブ。
- ノブの選んだ2曲目⇒Mr.Children「しるし」
- この曲にも映像を用意しているという大悟。⇒「一応大吉先生も熱くなったら…」ということでなぜかマイクを渡される大吉。
- ノブへの映像⇒タイトル「博多華丸・大吉 32年の軌跡」
- ノブが歌い終わった時の大吉の一言。「葬式やってんの?」⇒「華丸死んだ?」⇒「華丸は生きています!」と大悟⇒「淺井企画を代表して座っております」と飯尾。
- いろいろ言ったが、飯尾も大吉も「今までの歌系では一番楽しかった」
◆◇◆ ◆◇◆
これは面白かったです。
映像がいいとそちらに気持ちが入り込むので、歌なんて耳に入って来ないんですよ。
『水曜日のダウンタウン』で検証して欲しいくらい(笑)。
いかに映像って印象に残り、そして心にダイレクトに響くんだなと感じた回でした。
ちなみに冷静に聴き直すと、3人ともとんでもなく歌が下手でした。
それでも気にならないので映像と企画の勝利ですね。
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