2020年9月3日の『アメトーーク!』を見ました。
今回のテーマは「進撃の巨人芸人」。
漫画芸人は久しぶりですね。
前回は「ろくでなしBLUES芸人」でした。
▶アメトーーク 2月21日「ろくでなしBLUES芸人」サンドウィッチマン かまいたち - 今日も暇です。
実は漫画は普通に読むんですけど、「進撃の巨人」は読んでないんですよね。
残酷な描写が苦手でちょっと怖いというイメージが先行してしまって、ブームに乗りはぐれた口です。
今回のアメトークで俄然興味が出ました♪
和牛の水田さんがアメトークは珍しい。
しかもリーダー!
◆進撃の巨人芸人
- 水田信二さん(和牛)
- 川島明さん(麒麟)
- 土田晃之さん
- 板倉俊之さん(インパルス)
- 稲田直樹さん(アインシュタイン)
- 井上裕介さん(NON STYLE)
◆ゲスト
- ケンドーコバヤシさん
- 田中卓志さん(アンガールズ)
▽目次です▽
- オープニングトーク マンガ好きのケンコバがゲスト
- 「進撃の巨人」は複雑なストーリーのため離脱者が意外と多い
- 「進撃の巨人」とは?
- 「進撃の巨人」の魅力 ハマるポイント
- 伏線と謎の仕掛けと回収が絶妙
- オマケ 諌山先生
オープニングトーク マンガ好きのケンコバがゲスト
- 水田の今日の髪形はリヴァイ。←「板倉の方がリヴァイっぽい」とケンコバにツッコまれる。
- 蛍原の三種の神器は、ゴルフ・野球・競馬。←それでは進撃の巨人は喩えられないと嘆く土田。
- 「進撃の巨人」は全世界で大人気のマンガ。
- 「よだきぃ」はサシャの方言と言うメンバーに、「チョコレートの?」と紗々を間違える蛍原。
- マンガと言えば、ケンコバ。なのに今回はゲスト。過去のケンコバ「北斗の拳芸人」「魁!男塾芸人」「キン肉マン芸人」「キングダム芸人」
- ケンコバは10巻まで読んでいた。読んでいた喫茶店が潰れてしまい読めなくなった。←「買うてください!」とメンバー全員からツッコまれる。
- ケンコバ曰く、いずれは全部読む作品と言い訳。現在31巻発売中。
◆◇◆ ◆◇◆
ケンコバさんは漫画系は本当に参加率高いですもんね。
珍しいです。
でも、この収録後読んでいそう。
「進撃の巨人」は複雑なストーリーのため離脱者が意外と多い
- 「進撃の巨人」は内容が複雑すぎて、実は途中で離れた人も多い。10巻あたりでの離脱者が多い。
- 複雑さが結び始めており、離れた人ももう1度戻ってきて欲しい。「今めちゃくちゃ面白い!」
- 「進撃の巨人」は今クライマックスで完結が見えている。終わると断言されている。
- 田中は「進撃の巨人」のモノマネをしていたし、好きで15巻まで買っていた。15巻読んだときに間が空いているため前の話がわからなくなり、14巻を確認。そこでも忘れていて13巻へ。それで離脱した。
- 田中曰く、人間vs巨人の構図だったはず。それがそうじゃなくなって、求めていたのと違うと思ってしまったのが離脱の原因。
- 13巻、14巻は巨人が出てこない。そのため読者の評価が低かった、と諌山先生が言っている。(by井上)
- ネタバレはどこまで大丈夫かと諌山先生に相談したら、22巻まではOK。
- 22巻までネタバレしても、23巻以降(現在31巻)を楽しませる自信が先生にはある。
- 今回はファンが多い、オニャンコポンの話はなし!戦鎚も使えない。
- ソーシャルディスタンス用のアクリル板を「俺の前にウォール・マリアがあるぜ」と板倉。「ローゼもシーナもありますよ」と水田。
「進撃の巨人」とは?
- 2009年から別冊少年マガジンで連載のダーク・ファンタジー。
- 作者:諌山創先生
- 単行本:31巻。
- 世界累計発行部数:1億部。
- 最初のストーリー:人を食う巨人がいる世界で、人類の平和は壁で100年間守られていた。そこに壁を上回る身長60mの大型巨人が出現。壁が破られ、巨人が街に入ってくる。主人公はエレン。エレンの母は巨人のせいで家の下敷きになり、巨人に食われてしまう。
- 巨人はかなりデカイ。しかもいろんな巨人がいる。
- 壁は3重あり、人類はその中で生活していた。壁はウォール・マリア(外壁)、ウォール・ローゼ(中壁)、ウォール・シーナ(内壁)と呼ばれている。
- 壁の間は100kmあり、ウォール・マリアを大型巨人が破り、人類はさらに中の壁に入らないといけない。←「東京ドームくらいかと思っていた」という蛍原。
- 中心から内壁ウォール・シーナまで250kmある。東京ー名古屋くらいの距離。
- 金持ちほど中心にいる。←「蛍原さんは真ん中でしょう。ネゴシックスは塀の外」
- エレンがいたのは、巨大な巨人が破った壁のすぐのシガンシナ区。
- お母さんを巨人に食われて絶望したエレンの名台詞。「駆逐してやる!」
- エレンたちは2つ目の壁に逃げる。
- エレンたちは訓練兵になる。巨人を倒せるという希望に満ち溢れていると、突如巨人が現れる。
- 「進撃の巨人」は油断させない展開。
- 現れた巨人にエレンの足が噛まれ、友人の代わりにエレンが犠牲になり巨人に飲み込まれる。ここで1巻が終了。
- 主人公が巨人に飲み込まれて終了という衝撃。
- 少年漫画に限らず、後付けされるストーリーは多いが、「進撃の巨人」は緻密に計算されたストーリーになっている。
- その後、敵である巨人が助けてくれるが、その巨人から死んだはずの主人公が出てくる。
- 巻数が進むと、エレンと同様に巨人を操るキャラクターも登場。それが同期なのに敵だったという展開。
「進撃の巨人」の魅力 ハマるポイント
◆「進撃の巨人」の魅力
- 謎めいた世界観
- 衝撃的展開
- 巨人の気持ち悪さ
- 迫力ある先頭シーン
- 細やかな心理描写
◆ハマったところ
- 画力が怖さを引き立てる。
- 巨人が気持ち悪い。大きさも体形もバラバラ。性別なし。知能なし。
- 諌山先生は巨人をテーマで描こうとしていた時、ネットカフェでアルバイトをしていた。酔っ払いの客が全然コミュニケーションが取れない。それが怖いということに気がついた。モチーフは酔っ払いのため、人の形をしている。
- 田中がマネしていた巨人は、奇行種と言われる気持ち悪い巨人。
- 巨人の弱点はうなじ。それ以外は再生できる。
- 巨人のうなじを攻めるには、立体機動装置で仕留める。
- 土田の息子さんがお誕生日の時にケーキに絵を描いてもらうことにした。その時のリクエストがリヴァイ兵士長。
- ケーキ屋さんがおじいちゃんだったため、「進撃の巨人」を巨人軍と思いジャビット君と勘違いされたが、無事にすごいケーキが出来て、息子さんが喜んだ。
◆◇◆ ◆◇◆
ジャビットくんがウケました(笑)。
でもこのケーキのクオリティは凄かったです。
酔っ払いが巨人のモチーフというのも面白かったです。
こうやっていろんなところからインスピレーションを得ているんですね。
伏線と謎の仕掛けと回収が絶妙
- 重大なストーリー展開で、大きくコマを割いて引っ張ある展開ではなく、コマの端でサラッと重大発表をする。
- 悪役の適役も、罪悪感で二重人格になってしまう。
- ライナー、ベルトルト、アニは読者も感情移入している。それでの裏切りなので物凄く敵意を持つが、その後の展開で彼ら側の視点を読むと、そこでまた新たな感情移入をする。
- ネタバレの巻は23巻以降。
- 土田が衝撃だったのは、巨人から守る壁の中に巨人がいたこと。壁の中全部に巨人がいるってこと!?
- 諌山先生は伏線を散りばめるのが上手く、しかもきちんと回収する。
- 第1巻の1話のサブタイトルが「2千年後の君へ」。9年後に発売された30巻の122話のサブタイトルが「2千年前の君から」。1巻の伏線を30巻で回収すると決めていた。
- 謎を知ると、それまでの見方が変わる。
- カバーの裏表紙ではキャラクターのシルエットが、死んでいく人が陰に変わる。
- カバーを外したコミックスには、読めない文字が書かれているが、逆さまするとカタカナになっている。その巻のあらすじがわかる仕掛け。
- 各所に読者を楽しませる遊びが散りばめられている。
- 漫才でいえば、逆再生でも漫才になっているというもの。諌山先生は天才!(by水田)
◆◇◆ ◆◇◆
これはスゴイ漫画ですね。
ネタバレがされていても、細かいところはさっぱりわからないので、それを回収するためにも読んでみたいという欲が湧き上がってます。
オマケ 諌山先生
- 諌山先生はマガジンに掲載される前に、他の少年誌に持ち込んだが、あまりに過激なため断られた。
- マガジンでも月1の月刊誌ならいいのでは、ということで開始された。
- ケンコバは断った編集者を知っている。いまだに気まずいらしい。「断った編集者は大後悔!」
- 1巻の時点で、諌山先生は最終話は決めていると言っていた。エンディングありきでスタート。
- 「進撃の巨人」は諌山先生のデビュー作。当時23歳。
- 諌山先生は自信の画力を認めており、スピンオフのリヴァイ兵長を主人公にした作品の帯で「こっちのリヴァイはすげぇキレイです!」と書いている。
- 諌山先生は総合格闘技が好き。巨人の戦闘シーンに迫力があるのは、ウルトラマンが総合格闘技をしたら、という発想があった。
◆◇◆ ◆◇◆
諌山先生、本当に申し訳ございません。
こんなに素晴らしい作品ですのに、今まで食わず嫌いでした。
もうこの記事を更新したら、ネットの電子書籍で読みたいです。
早く読みたい!!!
▽前回のナダル・アンビリバボーもどうぞ▽
アメトーーク ナダルよりヤバイのは渡部!悪口が止まらない「ナダル・アンビリバボー」 - 今日も暇です。
▽こちらの記事もどうぞ▽
アメトーーク 芸人が惚れる芸人がこの人たち!納得のいくメンバー「芸人大好き芸人」 - 今日も暇です。